アクティブゲーミングメディアは、インタラクティブノベルアドベンチャーゲーム「Replica」のNintendo Switch版を、本日11月7日より配信開始した。
他人の携帯電話の中にある私生活を覗きみる変態行為が貴方をこの国最高の愛国者にしてくれるはずです。
「Replica(レプリカ)」は、韓国の個人インディーゲームデベロッパーSomi氏の「罪悪感三部作」と称したシリーズの一作目です。ゲームのすべてが“見知らぬ他人の携帯電話の中にある私生活を覗くことで進む”という、一台の携帯電話の画面だけで完結するオリジナリティあふれるゲーム設計と、管理国家によるディストピア的な世界観が高く評価され、PC版リリース時は数々のアワードを受賞およびノミネートされました。
「Replica(レプリカ)」授賞/ノミネートアワード一覧
- Independent Games Festival(IGF)2016 優秀デザイン賞
- 台北ゲームショウ 2017 グランプリ
- IndieCade2016 インパクト賞
- International Mobile Gaming Awards(IMGA) 2017 ノミネート
- BIC Festival 2016 優秀ナラティブ賞、最優秀ナラティブ賞ノミネート
- Indie Stream Fes2016 最優秀ナラティブ賞、最優秀ゲームデザイン賞
その「Replica(レプリカ)」初のコンシューマー版であるNintendo Switch版を2020年11月7日にニンテンドーeショップにてリリースいたしました。UIもNintendo Switchに最適化されており、翻訳も一部修正しています。
「Replica(レプリカ)」ゲーム概要
あなたは見知らぬ場所に拘束され、持ち主の分からない一台の携帯電話を持っています。管理体制下にある国家の強要によって、その携帯電話の中身を覗いて持ち主のテロ容疑の証拠を探して申告しなければなりません。もちろん最初の画面のロックを解除するパスワードすらわかりません。携帯電話に残されたさまざまな手がかり―ショートメッセージなどの記録を覗き見て推理し、ソーシャルメディアアカウントのIDやパスワードを割り出して“持ち主のテロリスト容疑の捜査”を進めていくことになります。
この携帯電話には、国家保安部の謎の人物や持ち主の関係者から電話がかかってきたり、メッセージが届いたりしますが、わかりやすいヒントをくれることはほぼありません。携帯電話に散らばる情報をかき集め自分の頭だけで推理してゲームを進める必要があり、自力で全12エンディングを見るのは至難の業です。もちろんあなたの選択一つで、主人公も、携帯電話の持ち主やその関係者の運命も大きく変わってしまいます。ただし、根気よく推理しゲームを続けることで、このゲームのタイトルの真の意味がわかるエンディングや、物語を根底から覆すエンディングに到達することも可能です。
「他人の携帯電話の中にある私生活を覗きみる変態行為が、アナタをこの国最高の愛国者にしてくれるはずです。」というSomi氏の言葉にふさわしく、管理国家のシニカルな世界観、サスペンスとスリル、そして背徳感-「罪悪感」を味わえる、コンパクトながら濃密な体験ができる稀有なゲームです。
「Replica(レプリカ)」作品情報
タイトル:Replica(レプリカ)
開発元:Somi
発売元:PLAYISM
ジャンル:インタラクティブノベルアドベンチャーゲーム
プラットフォーム:Nintendo Switch ※PSでも後日リリース予定
発売:2020年11月7日(土)
価格:498円(税込)
CERO:B
対応言語:日本語・英語・簡体字・韓国語・イタリア語・スペイン語・トルコ語・ポーランド語・ドイツ語・ロシア語・フランス語・ポルトガル語(ブラジル)
ニンテンドーeショップ
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