フォワードワークスは、「ほんだのげーむ タイトル発表会」を4月20日に東京・時事通信ホールで実施、本田翼さんが製作総指揮を務める新作スマートフォンゲームアプリ「にょろっこ」を発表した。

同発表会では、本田さん自身がゲームのプレゼンテーションを行ったほか、開発をサポートした日本マイクロソフトの米倉規通氏、パブリッシャーを担当するフォワードワークスの川口智基氏も登壇。本作への想いや開発秘話、6か月限定の特別な体験となる理由などが語られた発表会のレポートをお届けしよう。

本田さん自らがプレゼン!6か月限定サービスとなる「にょろっこ」のゲーム内容を紹介

まずは、本作の製作総指揮を務めた本田翼さんが挨拶。PVとともに「にょろっこ」のゲーム内容を紹介した。

本田翼さん

本作は、“ビジター(天使)”2人と“キーパーズ(人間)”6人に分かれて遊ぶ非対称型対戦のサバイバルアクション。人間の魂を吸いつくす天使と、鐘を鳴らして天使を追い払う人間の熱い戦いが繰り広げられる。

「にょろっこ」というタイトルは“にょろにょろ対戦ごっこ”の略で、遊び方や役割を決めず好きなように楽しんでほしい、いろいろなごっこ遊びを見つけてほしい、という思いがこめられているという。また“にょろ”は、“~(波線)”からインスパイアを受けているとのこと。

空と地上を舞台にした協力対戦アクションとして開発されている本作。追いかける側と逃げる側の2つの視点で、子供の頃に遊んだ鬼ごっこをオンライン上で楽しめるようなゲームとなっている。

天使チームは空を飛ぶことができ、上空というアドバンテージ活かしながら、銃や砲弾で人間を追い詰めていく。倒された人間は“魂状態”となり、天使は掃除機で人間の魂を吸い取ることが可能。6人全員の魂を吸い終えるか、制限時間内に7つの鐘が鳴らされるのを阻止できれば勝利だ。

一方人間チームは、追いかけてくる天使の攻撃をかわしながら、ステージの各所にある7つの鐘を鳴らすことが目標となる。上空にいる天使たちから逃れるには、草むらなどに隠れることも重要だという。

またマップにあるコインを拾えば、自動販売機で便利なアイテムと交換可能。花火による目くらましやゴーカートを使った高速移動など、さまざまなアイテムが用意されている。天使を欺きながら勝利を目指そう。

本作は、普段あまりゲームをしない人でも簡単にプレイできるように開発。オンライン上でゲームを遊ぶ楽しさを知ってほしいという願いが込められており、シンプルなゲーム性が追及されているという。

本田さんは本作について、「家族や友人、パートナー、そしてまだ出会ったことのない誰かと一緒にこのゲームを楽しんでいただきたい」と語った。

続いて、本作が6か月限定のサービスとなることが発表。“ゴールがあるから夢中になる、熱くなる”という考えのもと、フィナーレに向けて最大限に楽しめる6か月の特別な体験を共有したいという思いが理由になっているという。

6か月の間には、イベント「にょろっこ祭」も実施予定。天使と人間の人気バトルが6か月を通して行われるほか、七夕・お月見イベントなど毎月違ったテーマのイベントも用意されている。また本田さんによる生配信や新キャラクター追加を含むアップデートも実施するとのこと。

詳細は、本日4月20日にオープンとなった公式サイトやTwitterをチェックしよう。

プレゼンテーションの最後には、本作のサービス開始予定時期が2021年初夏となることも発表。快適に遊んでもらうため、Android端末向けの接続テストが4月23日12時から4月24日23時59分まで行われるとのことだ。

当初の開発は順調ではなかった―本田さんと米倉氏が語る開発秘話

ここからは、日本マイクロソフト ゲーム&エンターテイメント営業本部 本部長の米倉規通氏が登壇。開発工程における打ち合わせ映像とともに、開発秘話などを語った。

米倉規通氏

2019年6月に始まったという本プロジェクト。米倉氏は本田さんを応援したいと思ったきっかけについて、“地球上の全ての個人、すべての組織がより多くのことを達成できるようにする”という日本マイクロソフトの企業ミッションと本田さんの“ゲームを作りたい”という夢が合致したことを挙げ、本田さんを支援することで、ゲーム業界にインパクトを残せると思い支援を決めたと述べた。

本田さんによると、当初の開発は順調ではなく、最初の1年間は「もしかしたらプロジェクトが頓挫してしまうのでは」という不安もあったという。米倉氏は、開発が行き詰った際に本田さんが描いてくれた絵がすべてのスタートだったと振り返った。これにより、提案された企画を本田さんの考えとすり合わせて作っていくのではなく、本田さんが0から発案する形に。製作総指揮・本田翼さんの誕生だ。

また本田さんは、コロナ禍以降は打ち合わせにマイクロソフトのオンライン会議ソフト「Teams」を使うときもあったと述べた。本田さんは“社会人になりたい”という夢も持っており、マイクロソフトのオフィスに実際に出社するという案もあったそうだが、コロナでそれも難しくなってしまったそうだ。

プロデューサーとして大変だったことを聞かれると、本田さんは「挙げたらキリがない」としつつ、“予算管理”と回答。予算を考慮した上で自分の好きなものをやっていくにはどうすれば良いかといった試行錯誤や、ゲーム性やキャラクターを考える時間をとるのが大変だったと振り返った。

そんなジレンマを抱えている本田さんをどう見ていたかについて米倉氏は、本田さんが本当に0から作っていると強調した上で、きっちりとプロデューサーとして仕事をしたことが素晴らしいと称賛。タイトルロゴのデザインもギリギリまで議論したそうで、かなりのこだわりをもって開発されていることがうかがえた。

フォワードワークスがプロジェクトに参加したきっかけとは?

ここで、本作のパブリッシャーを務めるフォワードワークスのエグゼクティブディレクター 川口智基氏が登壇。さらなる開発秘話が語られた。

川口智基氏

ゲームの運営・パブリッシングに関して、流石に一人では手に負えなかったという本田さん。運営を任せられるパートナーを探している際に米倉氏から紹介されたのが川口氏だ。テレビで本プロジェクトの発表を目にし、可能性を感じたという川口氏。何か自分にも協力できることはないかと思い参加に至ったという。

実は米倉氏と川口氏は、以前は別々のプラットフォーム(XboxとPlayStation)でソフトウェアメーカーを担当する同じ仕事をしており、“完全なライバル関係だった”そう。米倉氏は、いつか二人で何か業界を盛り上げるようなことをやりたいと話していたので、今回初めて一緒に仕事ができて嬉しいと述べた。

ゲーム開発をしようと思ったきっかけについて聞かれると、本田さんは初めは“ゲームを作ってみたい”という漠然とした好奇心があったと語った。そこから実際に開発する決心に至ったのは、ゲームという趣味があまり世間に認知されておらず、“ゲームが好き”とはっきり伝えられない状況を変えたい、万人にゲームというものを知ってほしいという思いがあったからだという。

また開発において苦労したことについて、本田さんは「予算と運営」と回答。米倉氏からは、はじめは本田さん自身がパブリッシングをする案もあったという裏話も飛び出した。

川口氏にパブリッシングをお願いするため、自らプレゼンテーションを行ったという本田さん。川口氏はそのプレゼンテーションを今でも鮮明に覚えていると語り、さまざまな部分がユーザー目線、かつ中身だけではないゲームプレイを通したユーザー体験として考えられており、なによりも熱量の高さを感じたと振り返った。

思い入れのあるキャラクターは?3名によるQ&Aとユーザーへのメッセージ

続いて、Q&A形式の質問へ移行。ノスタルジックなテイストを選んだ理由について、本田さんは自身が団地育ちだったことを明かし、子供の頃に遊んでいた公園にあるものなどをステージに置いていく中で、懐かしさのある昭和テイストにしようと思い至ったという。

思い入れのあるキャラクターは? という質問に対しては、米倉氏は本田さんが最初に描いたキャラクターの中から“ケンタ”、川口氏はかわいらしさと激しい攻撃のギャップが魅力の“天使ちゃん”」を挙げた。そして本田さんは“蚊”と回答。描いた瞬間に「これだ!」と思ったキャラクターと述べ、デザインへの自信をのぞかせた。

本田さん自身はゲーム中に登場するのかという質問には、本田さん自身ではなく本田さんの中の“何か”が登場すると回答。詳細に関しては、プレイしてからのお楽しみとのこと。

最後に、ユーザーへのメッセージが届けられた。米倉氏は「本田さんの夢のお手伝いができたことを嬉しく思っています。さまざまな製品・サービスを通じて、引き続き本田さんのご支援をしていきたいです」と発言。川口氏は、「パブリッシャーとして多くの人にできるだけ早くゲームをお届けできるように準備を進めていきたいと思います。ユーザーや本田さん、マイクロソフトと一緒に『にょろっこ』を盛り上げていきたいです」と述べた。

そして本田さんは、「この場に立って発表をすること自体が貴重な体験だと思います」と発表会を振り返り、「『にょろっこ』を触って、たくさんの世代の方にゲームやオンライン協力プレイの楽しさを知っていただけたらと思っています」と締めくくった。

「ゲームを作りたい」という本田さんの夢が形になった「にょろっこ」。6か月間の体験はどんなものになるのか、リリース後の盛り上がりに期待したい。

にょろっこ

フォワードワークス

MobileアプリiOS

  • 配信日:2021年6月8日
  • 価格:基本無料

    にょろっこ

    フォワードワークス

    MobileアプリAndroid

    • 配信日:2021年6月8日
    • 価格:基本無料

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      (C)Honda Co., Ltd. Published by ForwardWorks

      ※画面は開発中のものです。

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      iOSAndroid
      会社
      フォワードワークス日本マイクロソフト
      ジャンル
      アクション
      システム
      対戦
      公式サイト
      https://nyorokko.com
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