出演声優の福山潤さん、日笠陽子さんが登壇した「COUNTER: SIDE（カウンターサイド）」発表会レポート

ネクソンは7月10日、同社が2021年冬にiOS/Android/PCで配信を予定している「COUNTER: SIDE（カウンターサイド）」の発表会を実施した。

「COUNTER: SIDE（カウンターサイド）」は、「エルソード」の元開発メンバーなどを中心に設立された、韓国のモバイルゲーム開発会社「Studiobside」が手掛ける、キャラクター育成×戦略×物語×アニメーションが融合した全領域抗戦型RPGだ。韓国を始め、複数の国にてサービスされている。

発表会の冒頭で挨拶したネクソン事業本部本部長朴燦（パク・チャン）氏は、PCオンラインゲームに留まらない、モバイルゲームも含む同社でリリースされているタイトルに言及しつつ、“ネクソンはアップデートする”というキーワードを掲げた。そうした中で今回リリースされるのが、「COUNTER: SIDE」というわけだ。

事業本部鈴木康成氏からは、初公開となるPVの上映とともにキービジュアルを公開し、その上でゲーム概要を説明。ジャンル名である全領域抗戦型RPGにはさまざまなジャンルを複合しているという意味のほか、レッドオーシャンともいえるジャンルに抗戦していくという意味合いも込められているという。

続いて、2044年という近未来で、ノーマルサイドとカウンターサイドの2つの世界が存在するという本作の世界観を説明。さらにタイトルの魅力を、キャラクター・シナリオ・バトル・コンテンツの4つに分けて紹介していった。

ハイクオリティな2Dイラストで表現されるキャラクターは100体以上が登場。声優陣も50名以上が参加しているという。Live2Dによるモーションを実装しているほか、バトル時のキャラやデフォルメキャラ、キャラクタースキンも用意されている。

また、シナリオは25万字を超えるメインストーリーのほか、キャラクターのサイドストーリー、イベントエピソードが用意されている。また、サブシナリオの全てがメインシナリオに連結するという点も特徴的だ。

バトルシステムは、シミュレーション要素にリアルタイムストラテジーの要素が組み合わさったものに。バトル中には、迫力のある戦闘演出やスキルカットインが用意されている。

そのほか、ゲーム内のコンテンツとして、おなじみのものから年俸交渉といった特殊なものまで用意された育成要素、豊富なPvE要素、そしてシーズン制でエンドコンテンツとしても楽しめるPvP要素が盛り込まれているという。

その後は、マーケティング室室長の河本清翔氏が登壇。マーケティングについてはプレβテストの評価を受けて、キャラクター・世界観・作中の雰囲気・音楽の4つを切り口として考えているという。また、ローカライズだけでなく、カルチャライズに注力していく過程で、プロモーションも商品の一部であるという考えのもとで展開していくことにも言及。プロモーション施策で各要素の魅力向上を目指していく。

その上で各領域に展開するにあたって、プロモーション上はイラスト・声優・音楽の3点に注目。イラストレーターによる日本オリジナルのビジュアル施策、多数の人気声優の起用について紹介していった。

ここからは、出演声優の日笠陽子さん（ヒルデ役）、福山潤さん（アキヤマ・シリュウ役）を招いてのトークコーナーに。「COUNTER: SIDE」のPVを見た印象に触れるとともに、自身が演じるキャラクターや収録のエピソードなどの話題にも花を咲かせた。

さらに、ヤナギ・ミナを演じる水樹奈々さんからのビデオメッセージも到着。そのメッセージの中で、本作の主題歌を担当することも明らかになった。

その後はマーケティング部の川辺亮氏より、タイトルが日本では知られていない、そしてネクソンはMMORPGのイメージが強いという認識のもと、サブカルチャー好き＋ゲーム好きのユーザーをターゲットに、コンテンツとしてのプロモーションを展開していくという方針が語られる。

その一環として公式サイトおよび公式Twitter、公式YouTubeチャンネルがオープンしているほか、本発表会翌日の7月11日・12日にはJR秋葉原駅電気街口改札内イベントスペースにて、「COUNTER: SIDE」のオリジナルグッズが抽選で入手できるサンプリングイベントが行われる。本イベントのプロモーションにあたっては、コスプレキャストとして岸洋佑さん、霜月めあさん、池田ショコラさんを起用することも明らかになった。