日本ファルコムは、2021年9月30日に発売予定のPS4用ソフト「英雄伝説 黎の軌跡」について、《身喰らう蛇》から登場するキャラクターの情報を公開した。
「軌跡シリーズ」を通して暗躍する謎の結社《身喰らう蛇》より、殺人拳の使い手「《痩せ狼》ヴァルター」、かつて暗殺集団に所属していたという妖艶な美女「《黄金蝶》ルクレツィア」、主人公ヴァンの姿を《魔装鬼(グレンデル)》へと変化させる能力を持つ謎の AI「メア」のほか、物語に登場する新たな舞台「クレイユ村」「龍來(ロンライ)」に関する詳細が公開されている。
キャラクター紹介
《痩せ狼》ヴァルター・クロン CV:吉水孝宏
年齢:37歳
「――つれねえことを言うなよ。アークライド先生には前の依頼で世話になってなァ。」
結社《身喰らう蛇》に所属する執行者 No.VIIIで、暴力的な気配を纏う戦闘狂。共和国三大拳法の1つ《泰斗流》の使い手リュウガ・ロウランの一番弟子であり、ジンやキリカにとっては兄弟子にあたる存在だった。
門下生の頃から既に武術の腕は常人の域を超えていたが、それゆえに“力”そのものに魅せられてしまい、師であるリュウガを殺め人を活かす“活人拳”ではなく人の命を奪う“殺人拳”を磨く道へと進んでしまった。
現在は共和国内でとある若者を追跡しているらしく、ヴァンたち《裏解決屋(スプリガン)》とも接触することになるが……。
《黄金蝶》ルクレツィア・イスレ CV:植田佳奈
年齢:29歳
「うふふ……今時の若い子には、どんな“おひねり”が悦んでもらえるやろねぇ?」
《黄金蝶》の異名を持つ、結社《身喰らう蛇》の執行者 No.III。常に素顔をベールで隠しているため表情が伺えない上、はんなりとした雅な言葉遣いが特徴で腹の内を探りきれない独特の雰囲気を持つ。
かつては《月光木馬團》と呼ばれる暗殺組織に所属していたが、結社との抗争に敗れ軍門に下ることとなった。
異形にして長大、バターナイフのような形をした《ダスクグレイブ》を振るい、空間ごと抉り取ってしまう凄まじい攻撃を繰り出す。
メア/Mare CV:長縄まりあ
年齢:??歳
「アタシに任せて! シャード解放――悪夢を纏え(テイク・ザ・グレンデル)!」
ヴァンの戦術オーブメント《Xipha(ザイファ)》にインストールされている特別製のホロウコア(支援用AI)。かなり自己主張の激しいタイプだが、AIとして設定されたパーソナリティであり“自由意志”は存在しない。
普段は他のホロウコア同様、音声ガイドによるサポートを行っているがヴァンの身の回りで“何か”が起こることでホログラムのようなアバターとして現実世界に顕現する。
その際はAIにはあり得ない“意志”を自ら示し、ヴァンの全身を“悪夢を纏った”姿――壮絶な殲滅力を振るう《魔装鬼(グレンデル)》へと変貌させる。
舞台紹介
クレイユ村
カルバード北西、レミフェリアやオレド自治州に通じる田園地帯に位置する人口1,000人程の農村。周辺には美しい田園風景が広がり、北西には遥か遠くのノルド東部へと至る丘陵や山脈が望めるため、首都圏から保養に訪れる者も少なくない。
国境に近いことから猟兵団が食料調達や休息で立ち寄ることもあるが、各方面への宿場町として機能している村で揉め事を起こすのはどの団も禁じているらしく、その点については住民もあまり目くじらを立てていないという。
龍來(ロンライ)
カルバード最東端、天山連峰とイシュガル山脈の狭間に位置する人口約2万の地方小都市。古くから大陸東方への玄関口として行商人が往来していたが、大陸東部の不毛化に伴い年々往来が減少。
しかし、周辺では茶葉の栽培が盛んで、温泉が湧き出ることから保養地・観光地として一定の人気を維持している。
町並みは東方様式だが、ラングポートの東方人街のような派手さはなく、わびさびも感じさせる鄙びた雰囲気。月華流・崑崙流・泰斗流の東方三大拳法を修める者が修練のために訪れる場所としても知られている。
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※画面は開発中のものです。
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