「PSO2 ニュージェネシス」12月大型アップデートのサブタイトルは「砂塵奏でる鎮魂歌（レクイエム）」に！ストーリー2章も同時に配信

今回は11月のアップデート情報を中心に紹介。まずは11月10日から始まるハロウィンイベントの後半として、日替わりでお題が変わるデイリータスクや、追加のウィークリータスクが登場することが告知された。なお、シーズンエネミーが、マグナス山やヴァンフォード研究所跡にも出現する日があるとのこと。

イベント後半のシーズナルポイント交換ショップでは、従来のスタージェムやアクセサリー追加だけでなく、ソール系特殊能力カプセルや追加のスペシャルスクラッチ券とアルファリアクターが追加されて交換できるようになる。

さらに、タスクをクリアすると報酬が手に入るミッションパスの第2弾として、Season2が登場。新たなマグフォルムやスタンプ、アクセサリーなどの報酬のほか、 「マイショップ出店3日」や「N-カラーチェンジパス」など貴重なアイテムも引き続きラインナップされている。「N-ミッションゴールドパス」を使用すれば、より多くの報酬を獲得できるそうだ。

同じく、11月10日から新しいACスクラッチ「メディカルマスターズ」が配信される。メディカルということで、ナースやドクターをモチーフにしたSF風コスチュームが登場する。他にも、待機モーション変更アイテムや「この指とまれ」、「囚われの身」など、ユニークなロビーアクションも配信される。

11月24日にも、新しいACスクラッチ「ミスティカルレヴァリィ」が配信。蝶や鳥、金魚をモチーフにした幻想的なコスチュームなどが登場する。着地、ジャンプ、グライドが内股に変わるモーション変更アイテムや、「しゃがむ4」などのロビーアクションも用意されている。

そして12月1日からは、リバイバルACスクラッチ「オラクルリニューリバイバル5」が配信される。「N-ゼルシウス［Ba］」や「N-マギアセイヴァー［Se］」などの人気アイテムののほか、ロビーアクションや髪型、アクセサリーなども再配信される予定だ。

続いて、前回10月5日の放送で紹介された12月の大型アップデート「リテムリージョン」に関する続報が公開に。「PSO2」ではアップデートごとについていたサブタイトルだが、「PSO2：NGS」では大型アップデートごとに付けられることになった。今回のアップデートタイトルは「砂塵奏でる鎮魂歌（レクイエム）」だ。

リテムリージョンは、砂丘や岩石地帯、峡谷などが広がる砂漠地帯で、エアリオリージョンとは異なる天気や植物など、新たな光景が待ち受けている。

さらにリテムリージョンには、個性的なエネミーたちも登場。「フォートス・ランチャー」と「フォートス・レーザー」は大量の重火器を備えたドールズのボスエネミー。この2体は上部の武装が違っており、「フォートス・ランチャー」はミサイルを、「フォートス・レーザー」はレーザーを発射してくる。

「リゼントス」は恐竜のような見た目をしたドールズのボスエネミー。その凶暴な外見の通り、体を大きく使ったアクションでアークスを追い詰める。

「メティウス」はドールズの大型エネミー。両腕の大きなスピーカーを利用して味方を支援したり、音波での攻撃を行ってくる。

リテムリージョンの配信と同時に、ストーリー2章が配信。クロフォードからの依頼で、アイナやマノンたちとともにリテムリージョンに向かうことになる。リテムリージョンの中心には、リテムのアークスたちが暮らすリテムシティがあり、ここを舞台に、ストーリー2章の物語が展開していく。リテムリージョンに行くには、ストーリー1章をクリアしておく必要があるので注意しよう。

次にストーリー2章に登場する新キャラクターが公開。住民の多くが戦士であり、戦う「武」の力が尊ばれているリテムシティの気高きリーダー「ナーデレフ」は、リテムで最も戦闘に長けたアークスだ。

ストイックな性格のため、自分に常に厳しく研鑽を積み続ける姿が、住民からの圧倒的な支持を得ている。年齢は24歳、種族はヒューマンで、キャラクターボイスは田所あずささんが担当している。

また、ナーデレフを補佐する歴戦の3勇士として「ハーディー（CV：森田順平）」「ジャリル（CV：谷昌樹）」「モフセン（CV：上田燿司）」の3キャストも公開。ハーディーたち3人は長年に渡りリテムシティを守ってきたベテランのアークスで、いずれも高い戦闘力を誇っており、リーダーであるナーデレフを支えている。

新たなリージョンの解放に合わせ、レベル上限が35まで解放。また各クラスにクラススキルが追加される。今回は追加されるスキルの中から、各クラス1つずつが紹介された。

ハンターの新クラススキルは「ソードアーツチャージアヴェンジ」。ソードのフォトンアーツのチャージが完了後、さらにチャージを行った状態でエネミーの攻撃を受けると、その攻撃に合わせて自動的にフォトンアーツを発動する。クラススキル「ハンターアーツアヴェンジ」等も適用されるため、フォトンアーツの威力を上げながら反撃が可能だ。

ファイターの新クラススキルは「ダガースピンアクセル」。エネミーに一瞬で近づけるツインダガーのクラススキル「アクセルドライブ」が、武器アクション後も可能になる。

レンジャーの新クラススキルは「スプレッドショットワイドレンジ」。アサルトライフル専用スキル「スプレッドショット」が範囲攻撃に変化し、多くのエネミーを巻き込めるようになる。

ガンナーの新クラススキルは「ライジングドライブ」。ツインマシンガンの武器アクション後に通常攻撃を行うことで、上昇しながら攻撃することができる。

フォースの新クラススキルは「テクニックドミネーション」。ダウンしているエネミーに対するテクニックのダメージが上昇する。通常のテクニックに加えて、タリステクニックにも有効なスキルだ。

テクターの新クラススキルは「オーバーエンファシス」。発動時、自分とパーティーメンバーのHPとPPを回復。さらに一定時間最大PPを増加させる。

ブレイバーの新クラススキルは「ブレイブスピリット」。カタナのガードやバレットボウの回避成功後、一定時間通常攻撃と武器アクションカウンター攻撃の威力やPP回復量が増加する。

バウンサーの新クラススキルは「ブレードアーツパリィ」。デュアルブレードのフォトンアーツ中に武器アクションを行うことで、フォトンアーツを中断することなくエネミーの攻撃をガードすることができる。

なお、リテムリージョンにも、複数のトレイニアが点在しており、それらをクリアすることで、スキルポイントを獲得できる。リテムのトレイニアについては、次回放送にて紹介するとのことだ。

次に、新たな3属性、「風」「光」「闇」属性のテクニックも追加に。既存の属性と同じように風、光、闇の3属性のテクニックがそれぞれ2種類ずつ計6種類で、合わせて専用の効果を解放するためのクラススキルが「フォース」「テクター」「バウンサー」に追加される。

風属性は、チャージしていないテクニックを当てることでエネミーに風のエフェクトが発生する。そこにチャージした風属性テクニックを当てると、テクニックによって異なる追撃が発生する。

光属性は、テクニックを複数回エネミーに当てることで、一定時間プレイヤーに強化エフェクトが発生。強化中、光属性テクニックには追撃が発生するようになる。

闇属性は、強化をストックできるようになっている。チャージしていないテクニックをエネミーに当てることでプレイヤーの後ろに最大3つまで、闇のエフェクトがストックされる。チャージした闇属性テクニックを発動する時、そのストックを全て消費してテクニックが強化される。

12月の大型アップデートに合わせ、「称号」システムが配信に。このコンテンツでは、「NGS」での特定エネミーの討伐累計数や、トレイニアのSランククリアなどの過去のプレイ実績によって、さまざまな称号とそれに伴う報酬が得られる。

「NGS」サービスイン前の情報番組で「称号」の獲得条件となるプレイ実績については、「NGS」サービスイン時からの実績が反映されるようになるとしていたが、「NGS」サービスイン後に発生した重度のラグへの対策のため、内部的な実装の作り直しを行った影響により、「称号」用にカウントしていた実績の一部をリセットする必要が発生したという。そのため、クラスレベル、累計プレイ時間、戦闘力などの既存のプレイヤー情報以外が条件となるプレイ実績は、「称号」システムの実装後に、改めてカウントする仕様に変更となったとのこと。

続く「NGS Operation Report」のコーナーで寄せられた質問と、開発チームや運営チームからの回答は以下の通り。

――一部コスチューム着用時に見た目がおかしくなる不具合はいつ頃修正されますか。

こちらの不具合につきまして、ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありません。また、対応が遅くなってしまったことについてお詫びいたします。「PSO2」で配信したコスチュームを着用した際に、他のユーザーから見た目が変わって見えてしまう不具合について、10月13日のアップデートにて修正を行いました。今後新たな不具合が発覚した際は告知の上、追加で修正対応を進めていきます。

――ラグの発生について改善状況を教えてください。

ラグの発生についてご迷惑をおかけしており申し訳ありません。こちらの現象に対して、9月29日のアップデートにて改善する対応を行いました。しかしながら短い時間のラグについては頻度が低いものの、引き続き発生を確認しているので調査と対応を進めて参ります。

――モーション変更のコスト制が実装されたのはなぜですか。

こちらに関しては事前に告知が出来ておらずご迷惑をおかけしてしまいました、申し訳ありません。将来的にグラフィックが豪華なモーション変更を実装した際に、組み合わせによって、メモリ容量を圧迫し、不具合が発生してしまうことを防ぐための実装を行いました。お客様にはご不便をおかけしますが、ゲームをより快適にプレイしていただく為の実装となりますのでご理解いただけますようお願いいたします。

――PSEバーストのゲージが溜まりにくいので改善してほしいです。

PSEゲージについては、開発側でも、現状のバランスには問題があると考えております。そのため、12月のアップデートにてPSEバーストが発生しやすくなるようなバランス調整を実施いたします。これによりPSEゲージが上昇しやすくなるため、今までよりも高い頻度でPSEバーストを楽しむことができると考えています。

――予告緊急を行う際は、全緊急クエストを予告でやって欲しいです。

10月6日からキャンペーンとして実施した、予告緊急クエストに対して多くの意見をいただいております。予告緊急の継続を希望する意見、希望しない意見の両方がありましたので、今後についても常時予告緊急クエストを実施するのではなく、期間を限定したキャンペーンとして実施させていただきたいと考えております。

また、今後は複数の緊急クエストを組み合わせて予告を実施するキャンペーンも予定しております。実施時期につきましては、プレイヤーズサイト等で 告知させていただきます。

――プレミアムセットの恩恵を増やして欲しいです。

プレミアセットの恩恵が少ないという意見について開発側でも問題と考えております。12月のアップデートにて配信されるミッションパス「NGS Season3」以降におきましては、プレミアム期間中であれば「N-ミッションゴールドパス」を購入した状態になるように対応を進めております。今後もプレミアムセットの充実の検討と対応を進めていきます。

――「PSO2」で実装されていた「アークスカード」を実装して欲しいです。

「NGS」でも「アークスカード」を実装したいと考えております。NGSをより楽しんでいただく為に、どのような仕様にすべきか検討しながら、2021年2月の配信を目標に現在開発を進めています。

その後は各種キャンペーン情報として、現在開催中のAC購入でウェブマネーが当たるお得なプレゼントキャンペーンに加えて、11月24日より行われる、新フィールド「リテム」配信に向けたキャンペーンを紹介。そのほか、11月10日（水）11:00までプレイヤーアンケートを実施中だ。

最後に、「PSO」20周年を記念して開催されたオーケストラコンサート「シンパシー2021」の公演の模様を収録したメモリアルBlu-rayの発売が決定。特典として、オーケストラパートの音源を収録したライブCDと、ゲーム内で使用できるアイテムコードが同梱される。発売日は2022年1月19日だ。