スクウェア・エニックスが2022年3月4日に発売予定のNintendo Switch用ソフト「トライアングルストラテジー」。本作のストーリーや登場キャラクター、ゲームシステムを紹介する。

目次
  1. HD-2D
  2. ストーリー
  3. キャラクター
  4. システム プレイヤーの選択で変化する仲間たち

「トライアングルストラテジー」は、スクウェア・エニックスが送る完全新作タクティクスRPG。HD-2Dの美しいグラフィックで描かれる重厚なストーリーと、往年のタクティクスを思わせる奥深いバトル。戦乱の大地ノゼリアを舞台に、プレイヤーは困難な決断を迫られる。あなたの正義はどこへ向かうのか……?

HD-2D

本作は「オクトパストラベラー」で採用されたドット絵の進化系「HD-2D」シリーズの完全新作。昔ながらの”ドット絵”に、”3DCG”の画面効果を加えた独特のエフェクトが織りなす幻想的な世界を体験できる。

ストーリー

塩鉄大戦の終結とノゼリア商会設立

塩湖を有し塩の利権を有する「聖ハイサンド大教国」、鉄を産する雪の国「エスフロスト公国」、その狭間にある森の国「グリンブルク王国」の三国は、かつて塩と鉄の利権をめぐる戦い――「塩鉄大戦」と呼ばれるノゼリア全土に渡る大戦争を勃発させた。

終結後、利権の独占に端を発したこの戦いを反省し、国に属さない中立組織「ノゼリア商会」が設立。塩と鉄を平等に交易することでノゼリア復興への一助となった。

しかし、聖ハイサンド大教国の圧力により、高額な塩税が引き続きエスフロスト公国を苦しめた。塩鉄大戦の再来を懸念したグリンブルク王国は、貿易不均衡からくる三国の緊張緩和を狙い、新たな鉄鉱山の三国共同採掘を提案することとなった。

記念式典と武闘大会

塩鉄大戦から三十年目――平和の象徴として行われた三国共同採掘は成功を収め、新たな鉄鉱山が稼働を始めた。グリンブルク王国は、エスフロスト公国と聖ハイサンド大教国の要人を招き、共同採掘の記念式典と、三国の強者が剣を交える武闘大会を催すことになる。

主人公・セレノアが父・シモンから家督を譲り受け、ウォルホート家当主として行う最初の政――それは新当主セレノアの名と力を示すお披露目の場となるが…。

キャラクター

グリンブルク王 レグナ・グリンブルク(CV:藤沼 建人)

当代グリンブルク国王にして、フラニとロランの父。かつての塩鉄大戦を政策によって終結に導いた賢王として名高い。終結後も三国の調整役として、共同採掘を取り仕切っている。

グリンブルク王家 第一王子 フラニ・グリンブルク(CV:佐伯 匠)

グリンブルク王国の第一王子。父王レグナの元で帝王学を学び、王党派貴族を取り仕切る次期王位継承者。国内の人気が高い。性格の違いから弟のロランとは対立しがち。

グリンブルク王家 第一王女 コーデリア・グリンブルク(CV:上田 麗奈)

塩鉄大戦を終結に導いた王レグナの第三子にして、たおやかな気品を漂わせる若き王女。やや神経質なフラニよりも、気風の良いロランによく懐いている。

グリンブルク王家 武術指南役 マクスウェル・トライア(CV:子安 武人)

「仮面の槍聖」の異名を持つ、王国最強の武人。その腕に惚れ込んだレグナ王からグリンブルク軍の武術指南役を任されている。ロラン王子の剣術指南も行っており、師弟としてロラン王子を我が子のように思っている。

グリンブルク大臣 パトリアト・カンザーブ(CV:永野 善一)

グリンブルク王国に古くから名を連ねる貴族。王党派と呼ばれる王家を支える一派の長で、大臣として実質的に国政を司っている。さまざまな権力者の調整役として働いてきたことから交渉術に長け、顔も広い。

エスフロスト軍 将軍 アヴローラ(CV:本田 貴子)

孤児でありながら実力で将軍の地位まで上り詰めた武人。エスフロスト最強と呼ばれ、グスタドルフ総帥もその力量を高く評価している。記念式典とともに開催される武闘大会ではグリンブルクの槍聖マクスウェルと手を合わせることになる。

聖ハイサンド大教国 七聖人 ソルスレイ・エンデ(CV:林 大地)

聖ハイサンド大教国の「七聖人」に名を連ねる塩の番人。教国の富の源である塩湖を一手に仕切っている。

聖ハイサンド大教国 エンデ家 執事 ブッカー・ペイノース(CV:松本 忍)

七聖人ソルスレイ・エンデの腹心。エンデ家が行うさまざまな実務を取り仕切っている。

システム プレイヤーの選択で変化する仲間たち

戦乱のノゼリア大陸を舞台に、プレイヤーは困難な決断を迫られる。ゲーム中のさまざまな選択、行動は「BENEFIT」「MORAL」「FREEDOM」、3つの価値観に基づいた「信念」に密かに蓄積され、ストーリーの分岐だけでなく、加入する仲間も変化する。仲間になったユニットは、プレイヤーの戦略に大きな幅を与える。

町の探索中にも、さまざまな選択肢がプレイヤーの決断を迫る。
時には大きな物語の分岐のきっかけになるかもしれない。
プレイヤーの「信念」に応じて、発生するイベントや、仲間になるキャラクターも変化していく。

グリンブルク王国 ウォルホート家 官吏 ユリオ・ライトマン(CV:駒田 航)

大臣補佐としてグリンブルクに仕えていたが、パトリアトの行動を糾弾した結果、その立場を追われてしまう。

グリンブルク王国の大臣補佐としてパトリアトの補佐をしていた彼は、あるきっかけで要職を離れることとなる。
ターンで貯まるポイント「TP」を仲間に与えたり、敵から奪ったりすることで戦局をコントロールできる。

聖ハイサンド大教国 薬師見習い メディナ・アリウム(CV:三上 枝織)

人を助けたい一心で薬師を目指す少女。聖ハイサンド大教国で、病人・怪我人が運ばれてくる医法院で日々研鑽を積むが医法院の人命に対する考え方に違和感を持ち、国を飛びだすことになる。

医法院は聖ハイサンド大教国の教義を元に人命救助を行う。
その考え方に違和感を持ち、メディナは袂を分かつことになる。
毒や道具の使用に長け「ダブルアイテム」で1ターンに2回アイテムを使用することもできる。
またアイテムの使用範囲も他のキャラクターより広い。

祈祷師 エザナ・クリンカ(CV:清水 理沙)

天候を変える不思議な力を持つ一族の末裔。雨乞いなどをする祈祷師として、苦しむ人々を救うため、自らの力が必要とされる場所を探して旅をしている。

旅先で干ばつに苦しむ人々を救うため、雨ごいをして人を助けている。
雨を降らせて炎上地形を消したり、水たまりに雷を落として一帯を痺れさせることもできる。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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