「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」に登場するユニットのキャラクター、ひとりひとりの紹介記事を連載にてお届けします。第4回は、はちゃめちゃショーユニット「ワンダーランズ×ショウタイム」の4人をご紹介!
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セガとColorful Paletteより配信中のiOS/Android用アプリゲーム「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」(以下、「プロセカ」)。その1.5周年に合わせ、Gamerでは本作に登場するユニットのキャラクターたち、ひとりひとりの紹介記事を連載形式にて掲載します。第4回で紹介するのは「ワンダーランズ×ショウタイム」(略称は「ワンダショ」)のメンバー、天馬司、鳳えむ、草薙寧々、神代類の4人。
なお、これまでのメインストーリー、イベントストーリーに関する多少のネタバレを含みますので、ご注意ください。
- 天馬司:目指すは世界一のスター!根は真面目で思いやりのある一面も
- 鳳えむ:実はお嬢様!フェニックスワンダーランドを大事に想う元気いっぱいな女の子
- 草薙寧々:毒舌は親しみの表れ?一度は諦めかけたミュージカル俳優の夢にも向き合う
- 神代類:分かり合えない孤独を乗り越え、志をともにした仲間とショーを作り上げる
天馬司:目指すは世界一のスター!根は真面目で思いやりのある一面も
天馬司(てんま つかさ)は、子供の頃に見た劇団のショーに憧れ、世界一のスターを目指す神山高校の2年生。テーマパーク「フェニックスワンダーランド」のキャストのアルバイト面接を受けるも、配属されたのはワンダーステージというさびれたステージでした。そこで、面接の様子を見て採用としたという鳳えむから、ワンダーステージのキャストとして、一緒にショーをしてほしいとお願いされます。
最初は断ろうとしますが、ワンダーランドのセカイでの初音ミクやKAITOと出会い、さらにえむに付き従う着ぐるみからの圧力により、なし崩し的にキャストとなる司。さらなるキャストとして神代類、ネネロボ(草薙寧々)を迎えるも、初めての公演はネネロボの充電切れというアクシデントもあって失敗に。司はその原因を作った寧々を糾弾し、そのままメンバーはバラバラになってしまいます。
再びワンダーランドのセカイへとやってきた司は、その場にいたうさぎのぬいぐるみとの交流を経て、“妹と一緒に見たショーで最高の笑顔をもらった”というスターを志したきっかけを思い出します。そこから一人ひとりと向き合うことで再び集った4人は、再びワンダーステージでショーを披露し、「ワンダーランズ×ショウタイム」として活動していくことを決めるのでした。
その後もフェニックスワンダーランドの経営方針の変更という大きな問題が立ちはだかりますが、イベントストーリー「ワンダーマジカルショウタイム」では、フェニックスステージの青龍院櫻子らの協力を得て、フェニックスワンダーランド全体を使ったショーを成功させ、その危機を乗り越えていきます。その中心には“みんなを笑顔にする”という想いを持つ司がいて、志を取り戻してからの彼のひたむきな姿勢が感じられます。
また、妹である天馬咲希のことを大事に思っていて、それはイベントストーリー「天馬さんちのひな祭り」などのエピソードを通じて感じることができます。咲希の幼なじみで「Leo/need」としてともに活動する星乃一歌、望月穂波、日野森志歩とも面識があるほか、「Vivid BAD SQUAD」の青柳冬弥とも幼い頃からの知り合いで、父からの厳しい教育に悩んでいた冬弥の良き理解者として慕われているなど、ワンダーランズ×ショウタイムの活動以外で見せる面倒見の良い姿も印象的です。
神山高校では変人として名を馳せているように、普段の言動では浮きがちな面もありますが、その裏には、イベントストーリー「怪盗紳士のハラハラ!?ホワイトデー!」のように、アルバイトに対して真摯に向き合う真面目な一面もあります。
彼が目指すのが“世界一のスター”であることを考えると、この先には大きな壁と向き合う機会もありそうです。その時に彼が“みんなを笑顔にする”という自身の信念とともにどのような行動を起こすのかに注目です。
鳳えむ:実はお嬢様!フェニックスワンダーランドを大事に想う元気いっぱいな女の子
鳳えむ(おおとり えむ)は、宮益坂女子学園に通う高校1年生。底抜けに明るい天真爛漫な性格で、思い立ったらすぐに行動を起こしてしまう彼女は、フェニックスワンダーランドのワンダーステージを復活させるべく、アルバイトの面接で見かけた天馬司をキャストとして強引に迎え入れます。
その後、神代類、草薙寧々を加えて公演を行うことになりますが、そこで劇団名が「ワンダーランズ×ショウタイム」に決まります。そこには、ステージが生み出すワンダーランドで素晴らしい時間を過ごしてほしいというえむの想いが込められています。
初めてのショーでの失敗から一度はバラバラになってしまう4人。そんな中、えむは自身がフェニックスワンダーランドを運営するフェニックスグループの鳳家のお嬢様であること、そして“お別れした”おじいちゃんのステージを守るために動いていたことを司に明かします。その上で一度は諦めようとしますが、えむの想いを知った司からの言葉を受けて再び立ち上がり、見事ステージを守ることに成功するのでした。
ワンダーランズ×ショウタイムの活動は“みんなを笑顔にする”ためのショーを届けるものですが、えむにとってはおじいちゃんのフェニックスワンダーランドを守るという意味もあります。そのため、イベントストーリー「スマイルオブドリーマー」や「ワンダーマジカルショウタイム」を通じて、ライリー・エンターテインメントとの提携を機にフェニックスワンダーランドを変えようと動く兄たちとの確執が描かれることになります。しかし、そこでも彼女とその仲間たちが示したのは“みんなを笑顔にする”ショー。成功を収めたそのショーの結果を経て、考えを改めた兄たちのサポートのもと、フェニックスワンダーランドをより良くするために宣伝大使として活動を始めます。
えむは一見すると考えなしに行動しているように感じられるかもしれませんが、その実自分なりに多くのことを考えている女の子です。ステージを存続させるため、フェニックスワンダーランドを守るため、そしてみんなを笑顔にするため……。そんな彼女の気持ちが表れたエピソードをイベントストーリー「POP IN MY HEART!!」では見ることができます。「わんだほーい!」という口癖とともに、悩みながらも自分ができることを模索していく、そんなひたむきな姿が印象的です。
交友関係としては、クラスメイトである「Leo/need」の望月穂波がえむのお世話をする場面から仲の良さが垣間見えるほか、体育祭や臨海学校などの行事を経て、宮益坂女子学園のキャラクターとも面識を持っています。また、ワンダーランドのセカイでの初音ミクとの元気いっぱいの掛け合いも場を明るくしてくれます。
ちなみに、えむ自身は運動神経抜群な一面も。また、「走れ!体育祭!~実行委員は大忙し~」では「25時、ナイトコードで。」の朝比奈まふゆの笑顔を怖がったりと、直感が優れていることがうかがえます。破天荒だけれどどこか放っておけない、そんな魅力にあふれた女の子です。
草薙寧々:毒舌は親しみの表れ?一度は諦めかけたミュージカル俳優の夢にも向き合う
草薙寧々(くさなぎ ねね)は、人見知りで普段は目立たないように過ごしている女の子。でも実はミュージカルの舞台を夢見ていて、多くの人を魅了する綺麗な歌声を持っています。ワンダーランズ×ショウタイムには幼なじみである神代類の推薦で参加することになりますが、当初はネネロボというロボを操作して、自分の代わりにステージに立たせていました寧々は過去に所属していた劇団の公演での失敗したトラウマを抱えていて、人前に出ることが怖かったのです。
しかしながら、初のショーでネネロボの充電が切れるというアクシデントに見舞われると、司から客の前に立てないことを糾弾されてしまいます。その後、再び向き合ってくれた天馬司と鳳えむとのやり取りから再びショーをやることを決意した寧々は、ワンダーランズ×ショウタイムのみんなとともにステージに立ってショーをやり遂げます。
イベントストーリー「聖なる夜に、この歌声を」では、歌を中心としたミュージカルの主演に挑戦。フェニックスステージの青龍院櫻子との歌の表現力の差に直面しつつも、純粋にショーを楽しんでいた幼き日の自分を思い出すことで大きな壁を乗り越えます。その後に描かれたイベントストーリー「マーメイドにあこがれて」では、ミュージカルを志すきっかけとなった憧れの俳優・風祭夕夏との偶然の出会いもあり、ミュージカル俳優になるという自分の未来をより強く意識しつつも、今あるワンダーランズ×ショウタイムでの時間を大事にしていこうと思うのでした。
寧々を語る上で欠かせないのは、やはり歌の存在です。ワンダーランズ×ショウタイムでのエピソードはもちろんのこと、「Leo/need」の星乃一歌とは歌を教える立場として交流を深めていきます。また、イベントストーリー「スクランブル・ファンフェスタ!」では、一歌に加えて、「MORE MORE JUMP!」の花里みのり、「Vivid BAD SQUAD」の小豆沢こはねとともに、ファンフェスタでソロステージに立つなど、チャレンジの幅も広げています。
ちょっと毒舌なところもありますが、寧々にとってそれは仲良くなった証。司とはツッコミ役としての軽快なやり取り、えむとはまるで姉妹のような距離感の近さがあり、言葉の端々にも親しみが感じとれます。そして、幼なじみである類とは、幼い頃に経験した出来事をお互いに知っているからこその、思いやりのある会話が印象的です。
ちなみに、登場した当初はネネロボを自身で操作していましたが、それと関連してゲームが得意という一面も。イベントストーリー「KAMIKOU FESTIVAL!」では、自身が通う神山高校でのゲーム大会で優勝する様子が描かれていて、ゲームにちなんだエピソードにも期待したいところです。
神代類:分かり合えない孤独を乗り越え、志をともにした仲間とショーを作り上げる
フェニックスワンダーランドで、ひとりロボットを使ったショーを行っていた神代類(かみしろ るい)。その姿を見かけた天馬司からの熱烈な勧誘を受けて、ワンダーランズ×ショウタイムに演出家兼役者として参加することになります。
類からの推薦で草薙寧々も加わって活動を行うことになりますが、ショーの失敗を受けた司の独りよがりな言葉に失望した類は、そのまま司たちと距離を取ります。しかしながら、類と一緒にまたショーをやりたい司たちと、ワンダーランドのセカイのKAITOや初音ミクたちが披露したショーにより、“みんなを笑顔にする”という気持ちを共有した類は再びワンダーランズ×ショウタイムとしてともにショーを作り上げるのでした。
自身でロボットや仕掛けを作るなど、マルチな才能を発揮する類ですが、一人でショーを行っていたのには理由があります。イベントストーリー「全力!ワンダーハロウィン!」では、司のケガをきっかけに、自身が無意識に遠慮していたという事実に直面するのですが、それは幼いころに面白い演出を追求するあまり、周囲から煙たがられた過去があったからでした。
類の過去はイベントストーリー「Revival my dream」でも語られていますが、幼なじみである寧々とともに見たショーがきっかけで演出家を志したことなど、より鮮明なエピソードとして描かれます。いずれのエピソードからも感じられるのは、類は決して危険な演出をしたいわけではなく、自分が思う最高の演出を追求するのと同時に一見危なく見える演出にも安全への配慮を欠かしていないということです。また、ユニット間のやり取りの中でも、普段の変人じみた姿とはまた違う、細かい気配りが随所に見えてきます。
ユニット以外の交友関係としては、「25時、ナイトコードで。」の暁山瑞希とは中学時代から親交があり、今でも顔を合わせると気軽に言葉を交わしあう間柄。また、イベントストーリー「純白の貴方へ、誓いの歌を!」では、同じ神山高校に通う「Vivid BAD SQUAD」の東雲彰人、青柳冬弥、白石杏とともに結婚式でのサプライズショーを演出しました。
ショーの演出にかける情熱は凄まじく、だからこそ孤立しがちなところもあった類ですが、自身の演出に最大限の力で応えてくれる司をはじめ、ワンダーランズ×ショウタイムという仲間に出会ったからこその生き生きとした姿が印象的です。今後、フェニックスワンダーランドの宣伝大使としての活動の中で、どんな面白い演出を見せてくれるのかにも期待したいところです。
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