Koch MediaとPLAIONは、2022年8月23日に発売予定のPS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/PC用ソフト「Saints Row」の発売直前記念イベント「『セインツロウ』マッスル打ち水フェス2022」を、本日8月22日に渋谷ストリーム稲荷橋広場で開催した。
本作の発売を記念し、パーティー好きなマッチョたちが打ち水を行い、水をかけられた来場者にオリジナルタオルやタコス、映えかき氷の提供が行われた今回のイベント。
その開幕に行われたプレス向けイベントには、まず本作のアシスタントプロジェクトマネージャーを務めるPLAIONの方 敏傑(フォン マンキット)氏が登壇し、本作の魅力を解説した。
方氏によると、本作の舞台となる「サント・イレソ」では3つの勢力が縄張り争いを繰り広げており、様々なミッションをこなして成り上がりを目指していくのが主な目的となる。今回のイベントのステージには、ややビビッドなカラーのパネルや色合いが用いられていたのだが、これは3つの勢力の中の一つである「アイドルズ」をイメージしているためだ。
また方氏は、本作のアピールポイントとして「自由度の高いカスタマイズ」「広大なオープンワールドのフィールド」「アクション初心者でも楽しめる爽快なアクション」の3点を挙げた。中でも前作から高い評価を得ているキャラクターメイキングについては、見た目の変更にお金を必要とせず好きなタイミングで好きな部位を変更できる。より詳細なカスタマイズも可能となっており、新たなモーションも多数実装されているので、ユニークなキャラクターでプレイするシリーズの楽しみがさらにパワーアップしているそうだ。
その後は本イベントのスペシャルゲストとして、3大勢力の1つである「アイドルズ」のスーツに身を包んだなかやまきんに君が登壇。身も心もすっかりアイドルズの一員となったきんに君は「日本中の皆さんをアイドルズに引き込みたい」と意気込みを語る。
またステージでは、本作のキャラクターメイキング機能を用いて、きんに君を再現したアバターを作成するコーナーも実施された。最初の似ても似つかない状態から、次第にそっくりの姿に変化していく工程にきんに君も驚愕。中でも注目していたのはやはり「筋肉」で、ゲーム内でも筋肉の鮮明度や血管の浮き出る様子まで調整できることに感動していた様子だった。
髪型を決定する際には、きんに君のトレードマークでもあるスポーツ刈りについての話題も。普段は理容室を利用しているというきんに君だが、たまにおしゃれな美容院にいってスポーツ刈りを頼むと、美容師に困惑されるという日常のエピソードが明かされていた。
さらに作成したアバターを使って実際にゲームをプレイする映像も公開され、崖から飛び降りる際に悲鳴を上げたり、あまりの映像のリアルさにきんに君が現実とゲームを未間違えるという一幕も。自分そっくりのアバターが動いていることもあわさって「実際に自分が町中を歩いているような気分になれる」と、本作の没入感の高さを評価していた。
その後には、いよいよメインイベントとも言える「マッスル打ち水」の時間に。通常の打ち水は杓子を使って行われるが、今回はバケツ一杯分の水が用意される豪快な形式だ。今回の企画では、打ち水で濡れたお客さんにはオリジナルのタオルがプレゼントされるという仕組みになっていたのだが、発表会の会場はカメラを構えた報道陣が取り囲んでいる状態。さすがのきんに君も、その列に向かって水をかけるわけにはいかず、ステージの壁に向かって打ち水が行われる結果となっていた。
質疑応答のコーナーでは、自身のゲームの腕前について筋肉に質問をするおなじみのネタが披露される一幕も。その際の筋肉(?)の回答によると、実は学生時代や若い頃はゲームの洗礼を受けた直撃世代で、当時はアクションゲームもかなり遊んでいたのだそうで、その腕前に自信を覗かせる。
また約1週間後に開催されるボディビルの全国大会「日本マスターズ選手権大会」に向けての仕上がり具合を尋ねられ、当初はボケで返すか悩みながらも「95%」と真面目に回答。現在は体脂肪をどこまで削るか、どれだけ血管を出すかなど最後の追い込みをかけている非常に難しい段階だという。調整次第で、今までの身体つくりがすべて台無しになってしまう可能性もある一方で、リスクを負って攻めないと今以上の身体を作ることができないと、筋トレについて熱弁する。
また本作のウリでもある自由度の高いキャラクターメイクと育成が、自分の鍛えたい部位を鍛えて身体をデザインしていく筋トレと通じる魅力があるとも語り、「是非(ゲームと)一緒に、筋トレやダイエットにも取り組んでいただければ。パワー!」と、最後まできんに君らしさ全快のコメントでイベントを締めくくっていた。