日本ファルコムが2022年9月29日に発売を予定しているPS5/PS4用ソフト「英雄伝説 黎の軌跡II -CRIMSON SiN-(クリムゾン・シン)」。同作に登場するキャラクターを一挙紹介!

目次
  1. ヴァン・アークライド
  2. アニエス・クローデル
  3. エレイン・オークレール
  4. セリス・オルテシア
  5. リオン・バルタザール
  6. 緋(あか)のアルテラ
  7. グレンデル=ゾルガ
  8. スウィン・アーベル
  9. ナーディア・レイン
  10. レン・ブライト
  11. シズナ・レム・ミスルギ
  12. カシム・アルファイド
  13. メア
  14. グレンデル(魔装鬼)
  15. フェリ・アルファイド
  16. アーロン・ウェイ
  17. リゼット・トワイニング
  18. カトル・サリシオン
  19. ジュディス・ランスター
  20. ニナ・フェンリィ
  21. ドミニク・ランスター
  22. ラトーヤ・ハミルトン
  23. ミラベル・アールトン
  24. ルネ・キンケイド
  25. ジン・ヴァセック
  26. 《破戒》エルロイ・ハーウッド
  27. 《痩せ狼》ヴァルター・クロン
  28. 《黄金蝶》ルクレツィア・イスレ
  29. ツァオ・リー
  30. ギエン・ルウ
  31. ガウラン
  32. アシェン・ルウ
  33. 洸弾のイクス
  34. 影喰(かげはみ)のヨルダ
  35. ガーデンマスター
  36. トワ・ハーシェル
  37. シェリド・アスヴァール
  38. ジータ・アスヴァール
  39. ナージェ・ベルカ
  40. ロイ・グラムハート
  41. カエラ・マクミラン
  42. コーディ・マクミラン

ゼムリア大陸を舞台に、さまざまな英雄たちの活躍を描くストーリーRPG「軌跡シリーズ」。Gamerでは、「軌跡シリーズ」のこれまでのタイトルを網羅した、軌跡シリーズ特設サイトを展開している。

その最新作としていよいよ発売を迎える「英雄伝説 黎の軌跡II -CRIMSON SiN-」。前作で描かれたマフィア組織《アルマータ》の脅威が過ぎ去り、かつての平穏を取り戻したカルバード共和国だったが、首都イーディスの片隅で猟奇的な事件が発生し、“裏解決屋(スプリガン)”ヴァン・アークライドも調査に乗り出す。

惨殺事件を引き起こした人物の目的、そしてアニエスの曾祖父が残した遺産、“第8のゲネシス”の存在は何をもたらすのか――? さまざまな邂逅が物語をさらなる展開へと誘っていく。

ゲームの発売を間近に控えて、本作に登場するキャラクターをまとめて紹介。それぞれの立ち位置もさることながら、ヴァンたちとどのように関わっていくのかに注目だ。

ヴァン・アークライド

年齢:25歳/武器:撃剣(スタンキャリバー)/CV:小野大輔

「ま、さしずめ報酬ゼロの依頼(4spg)ってところか。
 せめてご褒美スイーツくらいは用意するかね。」

首都イーディスで《アークライド解決事務所》の所長を務める青年で、自他共に認めるスイーツ&サウナ&導力車好き。《裏解決屋(スプリガン)》として警察や遊撃士とは異なる“グレー”な依頼をこなしているが、仕事柄表・裏どちらにも顔が広い。

アニエスの依頼で8つの原型導力器《オクト=ゲネシス》を探す中、戦術オーブメントに搭載されたホロウコア《メア》を通じて黎(あおぐろ)き異形の姿《魔装鬼(グレンデル)》へと変身し、各地でマフィア組織《アルマータ》との戦いを繰り広げた。

《ゲネシス》を巡る争いで共和国全土を恐怖に陥れた《アルマータ》が壊滅したことで、事務所メンバーも一時解散することに。すっかり寂しくなった事務所で、一人気ままにハードボイルドな日々(本人談)を過ごしているらしい。

アニエス・クローデル

年齢:16歳/武器:導力杖(オーバルスタッフ)/CV:伊藤美来

「どうか頼ってください――
 私だって、《裏解決屋》の一員なんですから!」

首都の名門校《アラミス高等学校》で生徒会・庶務を担当している高校1年生。丁寧な言葉遣いと清楚で柔和な雰囲気が特徴的な少女だが、《裏解決屋》としてのグレーな仕事や社会の“闇”を前にしても決して染まることのない強い意志を宿している。

曾祖父の遺産である8つの原型導力器《オクト=ゲネシス》を探す過程でヴァンと出会い、助手として事務所でバイトをしながら遺産探しを続けることになった。

《ゲネシス》が7つ揃った現在は、学藝祭の準備に追われながらも定期的に事務所を手伝いつつ、最後の1つを探し続けている。ヴァンに対しては所長として尊敬しているだけでなく、特別な想いも抱いているようだが……。

エレイン・オークレール

年齢:24歳/武器:騎士剣/CV:斎藤千和

「“貸し逃げ”なんか二度とさせない――
 覚悟しておくことね、ヴァン。」

《剣の乙女(ソードメイデン)》の渾名でエースとして活躍するカルバード共和国のA級遊撃士。達人級の剣術の腕前と凛とした美貌を併せ持つことからメディアの注目の的となっているが、遊撃士協会の広告塔としての取材を除き、写真集や女優といった他業界からのオファーはすべて断っている。

学生時代、恋人として短い青春時代を共に過ごし、ある日何の前触れもなく失踪してしまった幼馴染・ヴァンとは7年の歳月を経て再会。互いに過去のわだかまりを抱えたまま、ギクシャクした関係を続けていたが、《アルマータ》との戦いの中で少しずつ歩み寄っていけるようになった。

――そんな中、首都の片隅でCID(中央情報省)γ中隊が何者かに惨殺されたこと、そして、現場には“紅黎(あかぐろ)い”異形の怪物の姿があったという報せが届くのだが……。

セリス・オルテシア

年齢:27歳/武器:大型法剣/CV:ファイルーズあい

「殊勝なヤローだ、何ならアタシらが
 懺悔でも聞いてやろうか?」

七耀教会・星杯騎士団を束ねる12人の《守護騎士》の一人で、第四位。小柄で幼さの残る顔立ちをしているが、基本的に口が悪く気に入らない相手にはガンを飛ばし、好敵手には獰猛な笑みを浮かべるなどかなり喧嘩っ早い気質を持つ。

身の丈ほどの巨大な法剣(テンプルソード)を扱う特攻スタイルを得意とし、かつてベルガルド・ゼーマンの弟子として戦闘指南を受けた。ベルガルドの“裏弟子”にあたるヴァンには当初懐疑的な目を向けていたが、マフィア組織《アルマータ》や《汎魔化》された首都での闘いを通して一定の理解を示すようになった。

リオン・バルタザール

年齢:25歳/武器:刺突法剣/CV:斉藤壮馬

「お久しぶりですね――どこぞの“獣じみた”
 そっくりさんのせいで手配寸前のヴァンさんも。」

七耀教会・星杯騎士団を束ねる12人の《守護騎士》の一人で、第十一位。爽やかで人当たりの良い好青年に見えるが、戦闘では冷酷非情な一面を垣間見せる。

レイピア型の法剣(テンプルソード)で相手の急所を突く攻撃を得意とし、セリス同様、ベルガルドから指南を受けた弟子の一人。現在はセリスのパートナーとして共和国内で活動を行っており、巡回神父として各地を移動しながら《古代遺物(アーティファクト)》の調査・回収を進めているという。

緋(あか)のアルテラ

CV:???

「喰らい尽くしなさい!
 シャード侵食――悪夢に染まれ(ブート・ザ・グレンデル)!!」

ヴァン専用のホロウコアAI《メア》と酷似した外見を持つ緋(あか)い妖精型のホロウ。メア同様、何故か自由意志を有しているようだがそのパーソナリティはメア以上に傲慢でプライドが高く、人間を見下すような態度を見せる。

コート姿の人物が持つ第八の原型導力器(ゲネシス)と共鳴し、膨大なシャード(霊子装片)を制御することでグレンデル=ゾルガへと変貌させるがメアと同じプロセスによるものかは不明。どうやら、ヴァンのグレンデルとメアに対して強烈な不快感を抱いているようなのだが……?

グレンデル=ゾルガ

黒いコートと帽子で全身を覆った謎の人物がホロウコア《緋のアルテラ》を通じてシャード装甲を纏い、紅黎(あかぐろ)き《魔装鬼(グレンデル)》となった姿。ヴァンのグレンデルよりも一回り大きな体格で、その凶悪な体躯から凄まじい攻撃をくり出す。

CID(中央情報省)γ中隊を惨殺した犯人と目されているがその目的、意図については一切不明。それ以外にも、アニエスが探し求める最後の原型導力器(ゲネシス)と何らかの関わりがあること、専用ホロウコア《アルテラ》と共にいることなどコートの人物に関してはいくつもの不可解な点が見受けられる。

スウィン・アーベル

年齢:17歳/武器:特殊双剣/CV:梶原岳人

「過去を受け入れて前を向き始めた人間の決意――
 それを踏みにじるヤツを、オレたちは決して許さない!」

数年前に暗殺組織《庭園(ガーデン)》から脱走した元暗殺者の少年。戦闘では二振りの剣を合体させて威力を高めたり、斬り込んで“マーキング”した部位を爆破するなど特殊な機構が組み込まれた双剣を使いこなす。

一見ドライで合理主義的な振る舞いを見せるが、決して冷徹な人間ではなく、実際は真っ直ぐな性格をした常識人。《庭園》を抜けた後はしばらくの間、ナーディアと共に追手から逃れつつ、絶対に人の命は奪わないことを誓い、運び屋などで路銀を稼いでいた。

その後、クロスベル自治州~エレボニア帝国の旅を通して縁の出来た仲間と共に、新しい人生を歩んでいたようなのだが……。

ナーディア・レイン

年齢:17歳/武器:針&仕込みぬいぐるみ/CV:石見舞菜香

「なーちゃんは毎日お昼寝で予定表を埋め尽くすような、
 のんびり自堕落ライフを所望します!」

スウィンのパートナーとして共に《庭園》から抜け出した元暗殺者の少女。常人離れした感覚と卓越した計算・予測能力を持ち、感覚を研ぎ澄ますことで戦況や敵の弱点を“解析”出来るのだが、燃費の悪さからか戦闘後すぐに寝たり、だらけてサボることも。

自由気ままな立ち振る舞いやスウィンに甘える姿ばかり目立つが、実際にはスウィンよりも遥かに疑り深いリアリストで、冷徹な思考の持ち主。そんな一面を自覚した上で、本質的には“真っ当な”スウィンに代わり、裏で他者を疑う役目を引き受ける事で彼を支えている。

スウィンと同じく、クロスベル《再事変》以降は新たな仲間と共に第二の人生を送っていた。

レン・ブライト

年齢:17歳/武器:大鎌/CV:悠木碧

「あら、今の私はどこにでもいるような
 ただの美少女生徒会長よ?」

留学生としてリベール王国からやってきた、名門校《アラミス高等学校》の2年生で、同じ学生寮に暮らすアニエスの先輩。あらゆる難題を的確かつ完璧にクリアしてしまう天才的な能力を有しており、学内では無敵の生徒会長としてその名を知られている。

結社《身喰らう蛇》で執行者として活動していた過去を持ち、幼少時から多数の博士論文を発表するなど常人の理解を越えた経歴を持つレンはCIDや大陸各地の技術者、更に裏社会からも一目置かれる存在に。マフィア《アルマータ》絡みの事件ではその実力を活かして解決事務所や遊撃士協会に助力していた。

共和国入りした当初の目的である《技術連盟》の取りまとめも目途がつき、学藝祭を目前に控えたレンは一時的にリベール王国へ里帰りしたようだが……。

シズナ・レム・ミスルギ

年齢:24歳/武器:漆黒の大太刀/CV:内田真礼

「ああ、別に断ってくれてもいいよ?
 それならそれで勝手に手伝うだけだから。」

《黒神一刀流》の使い手にして《白銀(しろがね)の剣聖》の異名を持つ最強の侍衆《斑鳩(いかるが)》の副長。長い刀身に細やかな紋様が刻み込まれた漆黒の大太刀を得物としており、その剣術は並居る強者を圧倒するほど。

あどけなさの残る顔立ちや天衣無縫な振る舞いが目につくが、師から授かった《観の眼》で物事の本質を捉え見抜くなど、剣聖の名に相応しい器を備えている。

共和国東部の《イシュガル山脈》に潜伏していたことがきっかけでアークライド解決事務所と接触。その後、《アルマータ》が引き起こした一連の事件にも関わる形で一時的にヴァンたちに助力することとなった。

どうやら共和国政府と何らかの取引を行っているようだが、未だ《斑鳩》としての組織の全貌、活動目的は判明していない。

カシム・アルファイド

年齢:28歳/武器:軍用バスターランス/CV:梅原裕一郎

「お前の“焔”の在り方を決めるのは
 フェリーダ――他でもないお前自身だ。」

《灼飆(カムシン)》の異名を持ち、高位猟兵団《クルガ戦士団》一の戦士と謳われたフェリの実兄。佇まいは自然体で涼しげでありながら一切の隙が無く、巨大な軍用バスターランスを軽々と使いこなすほどの膂力と優れた指揮能力を兼ね備え、戦闘力においては“最強”の一角と目されている。

現在は《マルドゥック総合警備会社》の警備主任を務めており、2年前には戦術教官としてヴァンに撃剣(スタンキャリバー)と零式勁術による戦術を指南した。

クルガ戦士団とは縁を切っており、年の離れた妹・フェリに対しては突き放すでも親しくするでもないが、戦士として、一人の人間として成長しようとするひた向きな妹の姿を遠くから見守っているようにも見える。

メア

年齢:??歳/CV:長縄まりあ

「いつでも行けるわ、ヴァン――!
 “本家”としての意地を見せなさい!」

ヴァンの戦術オーブメント《Xipha(ザイファ)》にインストールされている特別製のホロウコア(支援用AI)で自己主張の激しいタイプ。本来はAIとして設定されたパーソナリティなのだが、原型導力器(オクト=ゲネシス)の共鳴とともにホログラムのような状態で現実世界に顕現し、AIとは思えない“意志”を示す。

膨大なシャード(霊子装片)を自在に制御することができるらしく、ヴァンの全身にシャード装甲を纏わせ、魔装鬼(グレンデル)へと変貌させることで何度も危機を救ってきた。

マフィア組織《アルマータ》との闘いの中で、メア自身が何らかの役目を帯びた存在であること、また、特殊な状況下では人間の意識さえ乗っ取れることが明らかになったが…?

グレンデル(魔装鬼)

CV:小野大輔

妖精型の支援AI「メア」が現実世界に顕現し、全身にシャード装甲を纏うことでヴァン・アークライドが変貌した姿。メアのサポートでグレンデル化することで、ヴァンの身体能力は大幅に引き上げられ、人知を超えた凄まじい戦闘力を発揮する。

共和国首都で発生した猟奇殺人事件の犯人と思われる紅黎き魔装鬼、「グレンデル=ゾルガ」もシャード装甲を纏った姿だが、それがヴァンのグレンデル同様、“枷”としてのものかは不明。事件を追う中で、メアと共に幾度となくグレンデル=ゾルガとその支援AI「緋のアルテラ」と対峙していくことになる。

フェリ・アルファイド

年齢:13歳/武器:突撃銃剣/CV:小倉唯

「お兄ちゃん、わたしも頑張るから……
 ヴァンさんたちと一緒に!」

大陸中東部の高位猟兵団として知られる部族「クルガ戦士団」に所属している少女猟兵。誇りと伝統を重んじるクルガの一人として闘いを必ずしも悪とは考えておらず、父や兄のような一人前の戦士を純粋に尊敬し、幼少期から訓練を積んできた。戦士としての気高さや勇敢さを持つ一方、基本的には純真で素朴な少女で、未知の物や体験に対して年相応に目を輝かせる姿や可愛らしい趣味なども多く見せる。

彼女と個人的な親交があったとある猟兵の捜索を通じてヴァン達と出会い、その後はクルガの外の世界で経験を積むべく、解決事務所に身を置く事に。事務所のメンバーが一時解散した後はクルガの里に帰郷。新年祭で“巫女役”を務め、家族や里の人々に成長ぶりを見せたというが……。

アーロン・ウェイ

年齢:20歳/武器:双星剣/CV:内田雄馬

「ルウ家は関係ねぇ――俺は俺として、
 幼馴染からの頼まれ事(4spg)を片付けに来ただけだ。」

破天荒で血気盛んながら故郷である《煌都》ラングポート・東方人街を深く愛し、《麒麟児》《羅州の小覇王》として人々を惹きつける青年。鮮やかな赤髪が目を引く美青年で、東方華劇の“女形”として人気を得る一方、東方三大拳法の一つ《月華流》の拳法と剣術を修める実力者でもあり、《黒月》からも一目置かれる存在となっている。しかし本人は黒月の一員になるつもりはなく、あくまでも我が道を征くというスタンスを貫いており、そんな中、依頼で煌都を訪れたヴァンたちと出会った。

その後、煌都を揺るがす事件の中で自分自身の真実と黒月の策謀を知り、己の在り方を見直すべく、解決事務所に身を寄せる道を選んだ。一時解散後は故郷に戻り、黒月から一層期待を受けるも自身のペースは崩さず、裏解決屋の仕事で得た知見を活かして独自に活動を行っているという。

リゼット・トワイニング

年齢:20歳/武器:拳銃&ブレードギア/CV:石川由依

「所詮は偽物の身体……
 疑似的な信号が見せる幻想に過ぎませんから。」

《マルドゥック総合警備会社》でサービスコンシェルジュ(SC)を務めるクールビューティーで、人当たりの良い丁寧な物腰とユーモアを兼ね備えた才人。撃剣やホロウコアのテスターとしてマルドゥック社と契約しているヴァンとは、通信越しに3年もの付き合いがあった。しかし、とある事案に対処する中で初めてヴァンの前に姿を現し、以後、解決事務所に“出向”の形で身を置き、卓越した技能で仲間を支える。

彼女の身体は“本来のもの”ではなく、自身に“身体”を与えたマルドゥック社には底知れなさも感じているが、同時に多くの経験や出会いの機会をもたらしてくれた、大切な居場所として受け入れてもいる。事務所メンバーの一時解散後は本社のあるオレド自治州に帰還。身体の定期メンテナンスを受ける傍ら、親しい友人とも会っていたようだ。

カトル・サリシオン

年齢:16歳/武器:パスルガン&導力ドローン/CV:田村睦心

「僕には大切なものがあるって分かってたのに……
 本当に、本当にごめん……」

共和国随一の学術研究機関《バーゼル理科大学》で修士課程を専攻する若き研究者。XEROS(ゼロス)と FIO(フィオ)という、自身が開発に携わった導力ドローンを従えている。少女のようにも見える中性的な容貌が印象的で、理知的で優しい性格ながら、どこか他人と一定の距離を置くような雰囲気もある。ある特殊な出自と過酷な環境で育った過去を持ち、《三高弟》の一人、ハミルトン博士に保護されてからは彼女を実の祖母の様に慕い育ってきた。

とある事件を通してヴァン達と出会い、同時に技術や学問と改めて向き合う機会を得る事になり、自らの持つ技術を役立てるべく解決事務所に参加。事務所メンバーの一時解散後はバーゼルに戻り、ハミルトン博士や同門の研究者たちと共に過ごしていたようだ。一方で、ヴァンは彼の出自について何か察しているようだが……。

ジュディス・ランスター

年齢:23歳/武器:流星鞭/CV:日笠陽子

「っていうかアタシは違うからね!?
 解決事務所に入った覚えはないんだけど!!」

カルバード共和国の導力映画界で名を馳せる、実力派トップ女優の一人。妥協を許さない高いプロ意識と、明るく気さくな人柄を併せ持つことから多くのファンに慕われ、関係者からも厚い信頼を受けている。一方でその自信からか、どこか抜けている部分を垣間見せてしまうことも。その正体は、共和国内で半ば都市伝説的に語られる義賊《怪盗グリムキャッツ》。女優として活躍する裏でグリムキャッツに“変身”し、自身の持つ正義感に従って弱きを助け強きをくじく行いをしている。

ヴァン達裏解決屋とは女優・怪盗双方の活動の中で何度か遭遇するうちに正体を知られる事になってしまい、なし崩し的に解決業務に協力するようになった。なお、グリムキャッツに“変身”する能力や義賊としての使命は祖母・ドミニクの代から何らかの形で受け継がれてきたものだというが……?

ニナ・フェンリィ

年齢:19歳/CV:上田麗奈

「あのステージは――
 私には、ちょっと眩し過ぎますから。」

東方系のハーフにして、若手ながら天才的な演技力を誇る実力派女優。演技に関しては完全に役になりきってしまう“憑依型”で、その天賦の才能に注目する業界関係者は数知れず。物腰柔らかで謙虚な人柄であり、憑依型と言われる演技の評についても本来の自分を持たないが故に過ぎないと語る事も。一方で女優としてのプロ意識や向上心は確かなもので、理不尽な事に対しては頑固に立ち向かう一面も見せる。

ジュディスとは互いに信頼のおける先輩・後輩であると同時に切磋琢磨するライバル関係。七耀暦1208年に開催された《サルバッド映画祭》では主演女優賞を獲得し、ジュディスを超える事となった。

ドミニク・ランスター

年齢:69歳/CV:斉藤貴美子

「よお、ガキども。ちょいと
 オイタが過ぎるんじゃないかい?」

ジュディスの祖母にして、かつて一世を風靡した伝説のシャンソン歌手。そして、初代《グリムキャッツ》でもある。老齢ながら豪快かつ活動的、そして自他に厳しい性格。身体能力やアーティストとしてのセンスについても未だ衰えを見せていない。

現役を引退した現在も芸能界では多大な影響を誇っており、数々の導力映画や各種イベントにて演技指導・プロデュースで活躍、その尽くを成功へと導いている。孫娘であるジュディスには時に厳しい言葉をかけつつも、当代としてのグリムキャッツの生き様を温かく見守っている。

ちなみに、彼女が如何にして初代グリムキャッツの力を手にしたのかについては、ジュディスも詳しくは知らないようだが……。

ラトーヤ・ハミルトン

年齢:74歳/CV:井上喜久子

「カトル。研究者としても、貴方自身としても……
 どう在りたいかゆっくり考えてみるといいわ。」

《導力革命》の祖、C・エプスタイン博士の直弟子である“三高弟”の一人。共和国の導力化に多大な貢献をし、数年前までバーゼル理科大学の名誉教授やヴェルヌ社の最高顧問を務めていた。最高位の導力学者として聡明な頭脳と膨大な知識を誇る一方、寛大で慈悲深い人格者でもあり、学問や技術を人々のために使う事を是としている。

ある特異な環境から保護されたカトルを引き取り、彼に学問の意義をはじめとする多くの事を教えてきたのも彼女である。不毛化の進む大陸東部を救おうと東方の地で研究を行っていたが、工学都市バーゼルで起きた事件がきっかけで再び共和国へと戻ってきた。

ミラベル・アールトン

年齢:22歳/CV:桜木つぐみ

「主任のシゴキはえげつないやろうけど、
 骨は拾ったるさかいあんじょうきばりや!」

クセの強い話し言葉が特徴的な、《マルドゥック総合警備会社》に所属するサービスコンシェルジュ(SC)。鉄火肌な女性でかなり大雑把な面もあるがタイプが真逆の同僚・リゼットとは意外と気が合うらしく、公私にわたって友人関係を築いている。

マルドゥック社が新規事業として立ち上げた導力ネット上の仮想空間サービス《お伽の庭城(メルヒェンガルテン)》のサービスに関わっているらしく、解決事務所にある相談を持ち掛けてくるのだが……。

ルネ・キンケイド

年齢:26歳/武器:軍用拳銃/CV:福山潤

「この建前なら“貸し借り”も発生しまい――
 断る理由などないと思うが?」

CID(中央情報省)の総合分析室に所属する分析官。デキる男のオーラを放つ優秀なエリート官僚であり、省内が派閥争いにある中でも各種の情報収集と現地オペレーションを卒なくこなす。

グラムハート大統領からも一目置かれている一方、彼自身も将来的には政界入りするという野心も抱く。

ヴァンやエレインとは幼馴染にしてアラミス高校時代の先輩後輩という間柄で兄貴分として二人を見守る反面、互いの立場を躊躇なく利用することも。大統領からの信頼が篤く、水面下で進めているという“ある計画”も知る立場にあるが――その中でキンケイドが何を考えているかは定かではない。

ジン・ヴァセック

年齢:36歳/武器:籠手&具足/CV:稲田徹

「俺自身、腹は煮えくり返っている――
 だがこれも“準”で居続けたツケかもしれんな。」

《不動》の異名を轟かせる準S級遊撃士にして、カルバード遊撃士協会の重鎮。東方三大拳法の一つ、《泰斗流》の達人という圧倒的な実力を持ちながら豪放磊落かつ気さくな性格。エースとして活躍するエレインをはじめ、多くの若手遊撃士たちから頼りにされているほか、共和国外での大事件解決にも貢献しており警察、政府組織にも顔が広い。

同門にして兄弟子にあたる結社《身喰らう蛇》の執行者・ヴァルターとは因縁の宿敵として幾度となくぶつかり合ってきたが……。

《破戒》エルロイ・ハーウッド

年齢:47歳/武器:???/CV:黒田崇矢

「俺が仕込んだのは“凶器”と“動機”だけ――
 仕上げには数滴の劇薬(スパイス)が必要ってな。」

結社《身喰らう蛇》の最高幹部である使徒・第四柱で《千の破戒者》の異名を持つ。古今東西のあらゆる犯罪を研究・実践したとされ、己の欲望のためであれば法や倫理に背く事を何とも思わない“犯罪の天才”である。

結社の方針に従って共和国内で勢力を拡大していたマフィア《アルマータ》と暗殺組織《庭園》を潰すため各勢力に接触。間接的に組織を壊滅させるという目的は達成したもののその後、常に行動を共にしていた《黄金蝶》ルクレツィアから何故か距離を置くという不可解な動きを見せている。

《痩せ狼》ヴァルター・クロン

年齢:37歳/CV:吉水孝宏

「拳ってのは――
 こうやって使うんだよぉッ!!!」

《痩せ狼》の異名を持つ、結社《身喰らう蛇》の執行者No.VIII。凶暴な気配を纏う戦闘狂であり、常に強者との戦いを求めている。

元々は《泰斗流》の宗家であるリュウガ・ロウランの一番弟子にして、ジンの兄弟子。そして、リュウガの一人娘・キリカの恋人であった。しかし、その強さ故に“力”そのものに魅せられてしまい師であるリュウガを殺めた末に独自の“殺人拳”を探究するようになってしまった。

《アルマータ》と《庭園》の壊滅という結社の目的が達成された後は、ハーウッド以外の使徒から何らかの依頼を受けたらしく、共和国内で独自に行動を起こしているという。

《黄金蝶》ルクレツィア・イスレ

年齢:30歳/武器:ダスクグレイヴ/CV:植田佳奈

「うふふ、その気にさせるのが上手やねぇ。
 ええよ――使えるもんなら使うてみ?」

結社《身喰らう蛇》の執行者No.IIIで、異名は《黄金蝶》。黒衣とヴェールを纏った蠱惑的な淑女で、雅な言葉遣いながら腹の内が読めない謎めいた気配を放つ。得物の《ダスクグレイヴ》は《盟主》から賜った特殊な武具らしく、空間そのものを切り裂き、抉り取るという超常的な能力を有する。

ハーウッドと共に暗殺組織《月光木馬團》から結社に移った経緯があるため、古巣の成れの果てである《庭園》やその関係者には彼女なりに憐憫とも敬意ともとれる複雑な感情を見せるが……。

ツァオ・リー

年齢:29歳/CV:平川大輔

「今宵、ツァオ・リーは“幻”と相成りました。
 お嬢様も――早く夢からお醒めになりますよう。」

東方系シンジケート《黒月》の中でも最大勢力を誇る《ルウ家》に長年仕えている若手幹部。東方三大拳法の一つ《月華流》の実力者にして《白蘭竜》の異名を持つ一方、あらゆる局面で狡猾に立ち回る切れ者としての一面も見せる。

基本的には実利を優先する合理主義者だが、人の縁にも重きを置いており、目的達成のためにはその縁を最大限利用することも。表向きは《黒月貿易公司》の社長として大陸西部の利権を掌握しており、煌都で起こった事件ではその地位を活用してルウ家の次代長老、ファンに助力。黒月における自身の足場を確固たるものとした。

ギエン・ルウ

年齢:78歳/CV:山本格

「最早、事は動き出したようだ――
 為すべきことを為すがいい、アーロン、アシェンも。」

東方系シンジケート《黒月》を束ねる長老の1人。裏社会で絶大な権威を誇っており、小柄な老人ながら相対する者を圧倒する威厳と風格を持つ。市井に紛れ、東方人街の行く末を見守る一方、組織や街のために周囲の人々を犠牲にするなど、冷酷な一面も併せ持つ。

長老として長きにわたり黒月を導いてきたが、煌都で発生した一連の事件を通して、自身の息子であるファン・ルウやツァオといった若手幹部達との間に綻びを生むこととなってしまった。

ガウラン

年齢:25歳/CV:神尾晋一郎

「元ライ家暗部が筆頭、ガウラン――
 お前たちを屠る者の名だ。」

東方三大拳法の一つ、《月華流》の第一人者として知られる東方出身の武闘家。並ぶ者のいないその実力から“月華最強”とも噂されている。

《黒月》の一角を成す長老家、《ライ家》に所属する筆頭拳士だったがマフィア組織《アルマータ》とライ家の繋がりが発覚したことで家が没落。その際、混乱の渦中にあった家の構成員たちを律するなど、野心家の多いライ家の中にあって“芯の通った人物”として黒月関係者からも高く評価されていた。

一方で《月華流》の武闘家であること、ライ家に仕えていたこと以外ガウランの素性を深く知る者は東方社会にも殆どいないようだが……?

アシェン・ルウ

年齢:18歳/CV:ファイルーズあい

「ツァオ……待って……!
 それでも私は…………私は――!」

黒月を代表する長老家の一角・ルウ家の令嬢。現長老のギエン・ルウは祖父にあたる。

気位は高くも寛大でお人好しなお嬢様だが、ルウ家の娘だけあって相応の凄みと覚悟、そしてしたたかさを垣間見せる場面も多い。アーロンとは幼馴染の関係にあり、兄妹のように親しみつつも彼のどこか破滅的な“危うさ”をいつも気にかけていた。

なお、ルウ家の中にはアーロンを娘婿に迎えるという意見もあったようだが、アシェンの想いは長年ルウ家に仕え、彼女の成長を傍らで見守ってきたツァオへと向けられているようだ。

洸弾のイクス

年齢:14歳/武器:銀の魔銃/CV:堀江瞬

「ハッハー、遊んでよお兄さんたち!
 キレイな蜂の巣にしてやるからさァ!!」

ヴァンたちがとある場所で遭遇することになる謎の少年で、《洸弾》の異名を持つ。ヨルダとは双子の兄妹のようだ。挑発的かつ刹那的な性格の持ち主で、軽妙な口調で語られる言葉の端々に狂気を垣間見せる。

銀色の長大な魔銃を得物としており、異能によって魔弾の軌道を自在に変化させるトリッキーな戦闘を得意とする。

結社《身喰らう蛇》の使徒、エルロイ・ハーウッドの意向により共和国各地で暗躍しているようだが、ハーウッドとの関係や彼自身の出自など、その多くが謎に包まれている。

影喰(かげはみ)のヨルダ

年齢:14歳/武器:影の手/CV:古賀葵

「“依頼”には興味ないけど――
 イクスが乗り気なら、やるだけ。」

解決事務所のメンバーがとある場所で遭遇することになる謎の少女で、《影喰(かげはみ)》の異名を持つ。イクスとは双子の兄妹らしい。ダウナー気味な性格で、普段は口数も少なく余計は事を避けたがる振る舞いを見せるが、状況次第では兄とはまた違った形で狂人としての一面を覗かせる。

身体能力は決して高くないが、異能により“影”で出来た巨大な手を呼び出し、自在に操る事で並の猟兵を圧倒するほどの戦闘力を発揮する。

イクス同様、共和国各地で暗躍しているようだが、彼女自身の目的については明らかになっていない。

ガーデンマスター

年齢:??歳/武器:特殊大剣/CV:田丸篤志

「この欺瞞に満ちた国を、いや世界(ゼムリア)を、
 新たなる時代へと導くことをここに誓おう!」

マフィア《アルマータ》にも協力していた凶悪な暗殺組織《庭園(ガーデン)》──その残党を纏め、暗躍する白装束の謎めいた男。どこか尊大で自らの行いに陶酔しているかのような振る舞いも垣間見せるが、二振りの特殊な大剣による実力は圧倒的。

スウィンとナーディアが《庭園》を脱した後に組織内で台頭した人物らしく、二人もその存在については知らされていなかった。

首都イーディスで発生した猟奇殺人事件の犯人と思われる《グレンデル=ゾルガ》とホロウコアAI《アルテラ》とも何らかの関わりがあるようなのだが……。

トワ・ハーシェル

年齢:23歳/CV:野中藍

「おはよっ、アニエスちゃん!
 こんな時間から登校なんて、感心だねっ。」

エレボニア帝国の《トールズ士官学院》から臨時講師としてアラミス高等学校に赴任してきた女性教師。教師として働く一方、非政府組織(NGO)にも所属しており、各地の貧困や環境問題等にも真摯に向き合っている。

子供と見間違うような容姿だが、極めて聡明かつ責任感が強く、学生時代から現在に至るまで数々のオペレーションや交渉をこなしてきた実績を持つ。

帝国の内戦をはじめとする大陸西部の異変では学友たちと共に多くの“裏”と向き合ってきた側面もあるため、今回の共和国への来訪も何らかの目的があるものと思われるが……。

シェリド・アスヴァール

年齢:28歳/武器:宝石術&笛/CV:武内駿輔

「私と君の仲だろう?
 このくらいは貸し借り無しといこう。」

ゼムリア大陸中東部に位置する伝統国家、《エルザイム公国》サルマン公王の嫡男である公太子。公王家の風格に相応しい気品を持つ一方、性格は気さくで大らか、悪く言えば軽薄な部分もあり、身分の違う者とも積極的な交流を好む。

文化・芸術方面への造詣が深く、《サルバッド映画祭》に関わっていたことからヴァンたちと知り合い、縁を持つこととなった。

なお、自身の在り方や国際社会での立ち振る舞いについては、尊敬する帝国の第一皇子、オリヴァルトを規範としているらしい。

ジータ・アスヴァール

年齢:17歳/CV:和氣あず未

「《裏解決屋》のお仕事――
 まるで映画や小説みたいで興味深いです!」

《エルザイム公国》の公女にして年の離れたシェリド公太子の妹。聡明で真面目なしっかり者であり、シェリドからも「自分よりできた妹」と評されているが、彼女もまた兄には尊敬の念を抱いている。

その一方、年相応に架空の物語に熱を上げるなどやや浮世離れした一面をのぞかせる事も。フランクな性格の兄とは気が合うらしく、導力映画(オーバルシネマ)など共通の趣味も多いらしい。

ナージェ・ベルカ

年齢:25歳/武器:ガンシャムシール/CV:原由実

「あの方には公国も大恩があります故、
 この程度のことは当然でしょう。」

シェリド公太子の護衛兼秘書を務める黒服のクールな女性。中東の伝統的な湾曲剣に導力ユニットを追加した“ガンシャムシール”を自在に使いこなす、公国トップクラスの宮廷剣術の使い手としても知られる。

寡黙で粛々と任務をこなす忠臣としてシェリドから絶大な信頼を受ける一方、国外で軽薄な振る舞いをする彼を諫める場面もしばしば。

基本的にはシェリド公太子付きの護衛だが、その信頼から彼の妹・ジータ公女の護衛や補佐として行動を共にすることもあるという。

ロイ・グラムハート

年齢:46歳/CV:小山力也

「共和国をペテンにかけた見世物芝居(グランギニョル)――
 どう落着するか見届けさせてもらおうか。」

ダンディ且つワイルドなルックスと、頼もしい語り口で国民から絶大な人気を得ているカルバード共和国現大統領。即断即決を是とし、国内の対立問題を“競争”に置き換えて煽るという政治手法に異を唱える識者もいるが、その危うさすら折り込み済みという底知れない人物。

アニエスの実父にあたり、彼女が探し求めている原型導力器《ゲネシス》についても何かを知った上で、娘の行動を放任しているようだが、その意図は不明。

尚、裏では結社《身喰らう蛇ウロボロス》と“相互不干渉”の協定を結んだ上で大手メーカー、学術機関と共に“ある計画”を極秘裏に進めているようだが……。

カエラ・マクミラン

年齢:22歳/CV:風間万裕子

「貴女の方から連絡なんて珍しいと思ったら……
 大切な物を守るために、かしら?」

キンケイド分析官の後輩にあたる、CID(中央情報省)所属の女性エージェント。階級は少尉。実直な性格で任務を忠実にこなすことから、共和国各地でCIDの活動を行っている。

亡き父が前大統領ロックスミスと懇意にしていたことや、彼女自身、前政権時代から政府機関に所属していたこともあり、現在の共和国の在り方を必ずしも“良し”とは思っていない節が伺える。

また、現大統領グラムハートの下で体制が大きく変わりつつあるCIDに対しても、一定の疑念を抱いているようだが……。

コーディ・マクミラン

年齢:21歳/CV:中島雅也

「……滅多な真似はしない事だ。
黙認されているにすぎない立場を弁えておけよ?」

カエラの弟であり、姉同様にCIDに所属している年若きエージェント。階級は准尉。帝国との紛争で軍人だった父を失った事がきっかけで今の道を選ぶこととなり、新米ながら特殊部隊《ハーキュリーズ》の隊員として帝国潜入ミッションに従事した経験も。

ロックスミスに深い敬愛の念を抱いており、政界引退後は護衛・補佐役として彼に付き従っていた。ロックスミスの政治理念とは異なるグラムハート政権に対しては姉以上に強い不信感を抱いているらしい。

※画面は開発中のものです。

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