CyberZとエイベックス・エンタテインメントとRAGEは、ライアットゲームズによるタクティカルFPS「VALORANT」の有観客イベント「RAGE VALORANT 2022 Autumn」を、2022年10月8日から9日にかけて東京ガーデンシアターで開催した。
「RAGE VALORANT 2022 Autumn」は、「RAGE」としては2年ぶり、「VALORANT」としては日本初となった「RAGE VALORANT 2022 Spring」に続く有観客大型イベントで、両日ともにチケットが発売直後に完売するほどの人気ぶりだ。
会場には2日間通じて1.3万人超が来場し、キャスターのOooDaさん、岸大河さん、yueさん、yukishiroさんと共に来場者が感染する中で、国内外のゲストプレイヤーたちによるエキシビションマッチが繰り広げられた。
ゲストプレイヤーとして登場したのは、DAY1が「VALORANT」界の人気ストリーマー15名、DAY2が「VALORANT Champions Tour」で活躍する日韓のトッププロプレイヤー20名。来場者を交えたミックスマッチや普段は見られないチーム構成での試合が実施。DAY2ではさらに、日本と韓国を代表するチームであるZETA DIVISIONとDRXによるトークセッションも行われるなど、大きな盛り上がりを見せたまま幕を閉じている。
本稿ではこのイベントの公式レポートを紹介する。
なお、本イベントではYouTubeやTwitchでの放送に加え、ABEMAでは「RAGE」初となるペイパービュー(以下、PPV)が実施。PPV視聴者は各チームのボイスチャットチャンネルや専用POV(選手が見ている景色を視聴者が疑似体験できる演出)が楽しめた。
このPPVは10月31日までチケットを購入することで、アーカイブ視聴可能となっている。
以下、発表情報をそのまま掲載しています
ABEMA PPV ONLINE LIVE 有料アーカイブ配信 URL
■10月8日公演
https://abema.tv/channels/payperview-6/slots/95Kb4PHPmJTxYX
■10月9日公演
https://abema.tv/channels/payperview-5/slots/B6tw7gmNoVZQzT
本イベントの様子はYouTubeとTwitchの無料の配信アーカイブでもご覧いただけます。
無料配信アーカイブ URL
■YouTube
DAY1:https://youtu.be/l4jk16IfLVo
DAY2:https://youtu.be/WgU5_yQOq_4
■Twitch
DAY1/DAY2:https://twitch.tv/esports_rage
DAY1【10/8】
来場者参加型ミックスマッチ
来場者参加型ミックスマッチは、ゲストプレイヤーが6チームに分かれ、残りのメンバーとして来場者が参加するというルールで3試合を実施。各試合は13ラウンド先取で勝利となります。
第1試合:チームノリアキvsチーム k4sen(マップ:アセント)
チームノリアキ:スタンミさん、ran30199さん、鈴木ノリアキさん、tubuann2yさん、oboさん
チーム k4sen:しゅーすけさん、k4senさん、sh1n0nさん、ボドカさん、tanakaさん
動画「絶対に笑ってはいけない男達」シリーズで多くのファンの笑いを取ってきたふたりが率いるチーム同士で、両者はこの日も試合開始前から笑いを誘っていましたが、試合に入ると真剣勝負に。当初は接戦模様ながら中盤からはチームノリアキがリードを広げていき、13-9で勝利しました。
第2試合:チーム MOTHER3vsチーム YamatoN(マップ:バインド)
チーム MOTHER3:daidaiさん、nAOさん、MOTHER3さん、minamochiさん、oHqRuさん
チーム YamatoN:恭⼀郎さん、おのでらさん、YamatoNさん、soraさん、RobiNさん
全チーム中、唯⼀4人の来場者を率いるMOTHER3さんに、同じREJECTの所属でCEOであるYamatoNさんが試合前のじゃんけんから「わかってるよね?」とプレッシャーを与える展開で始まった第2試合。しかし試合ではチームMOTHER3が13-8で勝利。試合後、YamatoNさんは「MOTHER3が即席でチームをまとめていろんなことしてきて流石だなと思いました」とチームメイトを持ち上げました。
第3試合:チーム SHAKAvsチーム SPYGEA(マップ:アイスボックス)
チーム SHAKA:Clutch_Fiさん、kazeさん、SHAKAさん、mallyさん、ta1yoさん
チーム SPYGEA:SurugaMonkeyさん、Labiさん、SPYGEAさん、TAKATOさん、関優太さん
この日、不参加となったストリーマーのJasperさんに代わって出場したClutch_Fiさんや「(ファンである)Jasperさんに勝利を捧げたい」という来場者もいたチーム SHAKA。彼らは途中まで大きくリードを広げられていましたが、相手がマッチポイントとなってからは脅威の追い上げを見せます。最終的には11-13でチーム SPYGEAが勝利となりましたが、実力伯仲の熱戦で来場者参加型ミックスマッチは幕を下ろしました。
STREAMER ALL STAR
STREAMER ALL STAR では、ゲストプレイヤーのトップストリーマー15名で構成された3つのチームが総当たり戦を行いました。各試合は13ラウンド先取で勝利となります。
チーム声量◎:Clutch_Fiさん、関優太さん、SPYGEAさん、スタンミさん、ボドカさん
チーム重役出勤:k4senさん、MOTHER3さん、SHAKAさん、鈴木ノリアキさん、YamatoNさん
チームリアルフィジカル:恭⼀郎さん、oboさん、RobiNさん、SurugaMonkeyさん、ta1yoさん
第1試合:チーム声量◎vsチーム重役出勤(マップ:フラクチャー)
試合前に10人で円陣を組み、関優太さんも「この10人で勝ちたいです」と語ったように和気藹々とした雰囲気で始まったSTREAMER ALL STAR。試合直前までチーム声量◎はボイスチャットで「おしっこしたくなってきたな」「垂れ流してもバレないよ」とやり取りするようなリラックスムードでしたが、試合が始まるとガチンコモードに。接戦の末、チーム重役出勤が13-9で勝利しました。
第2試合:チーム声量◎vsチームリアルフィジカル(マップ:スプリット)
第1試合で負けたチーム声量◎にとっては負けられない戦いでしたが、立ちはだかるのは恭⼀郎さん⽈く「(自分以外は)エース級のメンバー」揃いのチームリアルフィジカル。試合が進みリードを広げた彼らは徐々に笑い含みの会話を交わし始め12-5とマッチポイントに到達。しかしそこからチーム声量◎が急激に追い上げ、12-12に。チームリアルフィジカルは迎えた最終ラウンドを取って逆転を許さず勝利し、大いに喜びます。
第3試合:チームリアルフィジカルvsチーム重役出勤(マップ:パール)
試合前、MOTHER3さんは「ZETA DIVISIONのLaz選手からパールの最強の(エージェント)構成を聞いた」と強豪選手の力を借りたことを明かして自信の様子。しかしチーム重役出勤はLaz選手の教えとは違う構成で戦闘をスタート。1ラウンド⽬を取った際はボイスチャットで「Lazさん間違ってるんじゃないかな~」などと軽口を叩いていましたが、最終的には9-13でチームリアルフィジカルが勝利。試合後、チーム重役出勤からは「Lazさんにエージェントだけでなく戦い方を聞いておけばよかった」(MOTHER3さん)、「Lazさんのすごさがわかった」(YamatoNさん)とプロ選手へのリスペクト溢れる声が漏れました。
DAY1会場の様子
DAY2【10/9】
DRX×ZETA DIVISIONトークセッション
DAY2は「2022 VALORANT Champions Tour - MASTERS Stage 1」第3位のZETA DIVISIONと「2022 VALORANT Champions Tour Champions」第3位のDRXという、日本と韓国を代表する2チームによるトークセッションで始まりました。トークセッションに参加したのは以下の13名です。
ZETA DIVISION:Dep選手、crow選手、SugarZ3ro選手、Laz選手、TENNN選手、JUNiORコーチ、XQQコーチ
DRX:BuZz選手、Mako選手、Rb選手、stax選手、Zest選手、termiコーチ
この1年を振り返ると、「意義深い1年で、後悔のない試合ができた」(Mako選手)、「嬉しかったことも悔しかったことも多く、濃かったし成長できた1年」(SugarZ3ro選手)と充実した活動をしてきた両チーム。対戦したなかで印象に残ったチームやリージョンを問われると、DRXのZest選手は「2022 VALORANT Champions Tour - MASTERS Stage 1」でのZETA DIVISIONの躍進が印象的だったと語ります。⼀方、ZETA DIVISIONのTENNN選手はブラジルのLOUDやLeviatánの名を挙げ、元々強いフィジカルに加えて、連携面でも向上していたことを報告しました。
「連携を深めるためにチームで⼼かけていることは?」という質問では、BuZz選手が「⼀緒にゲームをしている同僚だけど、友達みたいな雰囲気を作ろうとしている」と回答。続いてJUNiORコーチも「仲よくなること。⼀緒に⾷事をしたり観光をしたり……」と切り出したところ、自チームの選手からは疑いの⽬を向けられ、XQQコーチは「観光に来ないですよね?」と鋭くツッコんで笑いを取ります。
ほかにも世界で⼀番強いプレイヤーやコーチの役割など興味深い話が続いた40分ほどのトークののち、DRXのCEOであるCan Yangさんがステージに登場して新しいプロジェクトがあるとコメントします。そして女性限定の公式大会「VCT Game Changers」にDRXが日本リージョンで参戦することを明かし、参加女性プレイヤーであるDoriを紹介。台本にもない突然の発表に、会場からは驚きの声があがりました。
VCT ALL STAR
VCT ALL STARでは、ゲストプレイヤーとなるトッププレイヤー20名で構成された4つのチームが総当たり戦を行いました。各試合は13ラウンド先取で勝利となります。
縁の下の主人公:crow選手、Meiy選手、SugarZ3ro選手、xnfri選手、Zest選手
-140:Fisker選手、Laz選手、Misaya選手、Reita選手、stax選手
おでん小僧と世界の男達:Art選手、BuZz選手、Dep選手、MaKo選手、takej選手
鬼に棒:Meteor選手、neth選手、Rb選手、rion選手、TENNN選手
第1試合:縁の下の主人公vs-140(マップ:パール)
縁の下の主人公のcrow選手が「LazとReitaがいるので勝ちます」と旧知の相手選手を煽ると、-140のReita選手は「crowをかわいがってやろうかな」と返し、VCT ALL STARは第1試合の試合前から白熱します。試合が始まるとディフェンダー側の縁の下の主人公は10-2で攻守交代を迎え、そのリードを活かして13-5で勝利しました。
第2試合:おでん小僧と世界の男達vs鬼に棒(マップ:ブリーズ)
第2試合は、おでん小僧と世界の男達と鬼に棒というふたりの韓国人プレイヤーを擁するチーム同士の戦い、序盤は互角の戦いに。しかし中盤から鬼に棒が立て続けにラウンドを取っていき6-13で勝利。負けこそしたもののDep選手は「いつも大会で戦って「マジ強えーな」と思っていた人が味方にいるのが新鮮で楽しかった」と珍しいメンバーでの戦いに手応えを感じた様子でした。
第3試合:縁の下の主人公vsおでん小僧と世界の男達(マップ:スプリット)
試合前に両チームのメンバーからイジられたZest選手が「相手には「VALORANT」を知らない人がふたりいる」と相手チームの韓国人を挑発して始まった第3試合。しかし試合はおでん小僧と世界の男達が13-3の大差で勝利。BuZz選手は「今日「VALORANT」というゲームを初めてやったけど、相手のZest選手のおかげで勝てました」、MaKo選手は「Zest選手、本当にお疲れさまでした」とやり返し会場の笑いを誘いました。
第 4 試合:-140vs鬼に棒(マップ:バインド)
すでに1敗しているだけにこの試合にかける強い意気込みを試合前のコメントで感じさせていた-140。彼らはstax選手の見事なプレイで最初のラウンドを取って会場を沸かせますが、そこからは徐々に鬼に棒のペースに。最終的には鬼に棒が3-13で勝利します。試合後、-140のMisaya選手、Reita選手は揃って「Meteor選手、Rb選手が強い」と相手チームの韓国人プレイヤーを称えました。
第5試合:縁の下の主人公vs鬼に棒(マップ:フラクチャー)
3連勝がかかる鬼に棒とそれを阻止したい縁の下の主人公の試合、さらに互いに相手チームの縁深い選手を挑発するコメントも飛び交い、第5試合はバチバチとした雰囲気でスタートしました。試合は鬼に棒が即席チームとは思えないほどの連携も見せながら5-13で勝利。試合後、Rb選手は「楽しくハイテンションでプレイできてチームメイトと通じ合えた気がする」と振り返りました。
第6試合:おでん小僧と世界の男達vs-140(マップ:ヘイヴン)
2連敗と全敗直前まで追い詰められている-140。彼らにとっての“ラスボス”おでん小僧と世界の男達は、Dep選手を始め各選手が活躍して序盤から6ラウンド連取します。試合の流れは変わらず、そのままおでん小僧と世界の男達が4-13が勝利。前回の「RAGE VALORANT 2022 Spring」から続いて5連敗となったLaz選手は沈痛な面持ちで「しばらく引きこもろうかなと思います」と語りつつ最後には「楽しかったです」と笑顔を見せました。
DAY2会場の様子
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