「甲虫王者ムシキング」20周年記念 POP UP SHOPをネブ博士に解説してもらいながらレポート!グラントシロカブトとの出会いや“あのポーズ”の誕生秘話も

発表会・イベント取材
0コメント あみだ

「甲虫王者ムシキング」20周年記念 POP UP SHOP in OIOIがマルイシティ横浜にて開催中。本稿では「ムシキング」節目の年を飾る本イベントの様子をお届けしていく。

今回のポップアップショップは、「甲虫王者ムシキング」20周年を記念したものとなっており、グッズ販売のほかにもサイン入り筐体の展示や、約1200枚にも及ぶカードの展示が行われている。

店内に入ると、まず印象的だったのは店内放送されているムシキングのゲーム音。森の妖精・ポポの「すごいぞ! 究極必殺技だ!」というセリフを約10年ぶりに聞き、一気に様々な思い出が呼び起こされた。

そのほかにも超必殺技のSEや、ムシたちの鳴き声が聞こえてテンションが上がるので、会場ではぜひ耳も済ませてみてほしい。

今回のポップアップショップで初めて販売されるグッズがたくさん登場しており、筐体のアクリルスタンドやムシたちのアクリルキーホルダーなど、ムシキング流行当時にはなかった現代風なグッズが多数登場。

技カードやムシカードを扱ったグッズも多く、かつての相棒や好きだった技を久々に目にし、「持ってたなぁ~これ」と懐かしい気持ちにさせられる。

中には“ムシキングゼリー”なるグッズもあり、こちらは飼育用の昆虫ゼリーではなく人間用だそう。きちんと「昆虫に与えないで下さい」と注釈があるのもクスリと笑えるポイントだ。

Tシャツやパーカー、スマホケースなどのグッズもあり、そこまで主張が激しくないので普段使いもできそうなデザインだ。ワンポイントで身に着ければ、ムシキング好きがアピールできるかも?

久々に見る筐体や初公開の開発資料に感動!ネブ博士が案内してくれた展示コーナー

グッズコーナーを抜けると、展示コーナーが現れる。当時発売されていた玩具や、関係者のサインがびっしり書かれた筐体などが展示されており、ムシバトラー必見のコーナーとなっている。

今回、取材にあたり、我々を案内してくれたのは……。

大会の実況などでムシバトラーにはおなじみ、開発者でもあるムシキング研究所の所長“ネブ博士”だ。実に2010年以来の白衣姿ということだが、サイズに問題はなかったそう。記事の最後には、ネブ博士へのインタビューもあるので、ぜひ最後まで目を通していってほしい。

まず博士が案内してくれたのは、プロレス団体・ノアに、実際に在籍していた覆面選手、ムシキング・テリーとそのライバル、ムシキング・ジョーカーのマスク。このマスクは被ることで、自分の隠れた力が発揮できるそうだ。

続いて、ゲームボーイアドバンスやニンテンドーDS向けに発売された家庭用ゲーム「甲虫王者ムシキング ~グレイテストチャンピオンへの道~」や、その特典であった「Dr.NEBUマスターズカード」の展示へ。

この「Dr.NEBUマスターズカード」をはじめとしたマスターズカードは、実際にアーケード筐体に読み込ませることで、ネブ博士が応援してくれるというもの。登場時の演出にも変化があり、ファンにはたまらないグッズであった。

展示されているカードのシリアルナンバーは“1”。持っている人は自分のナンバーと比べてみよう!
筆者私物のムシキング・ジョニーマスターズカードと並べて撮ってみた。

次に、大会のチャンピオンベルトなどの展示へ。かつて銀座にあった「ムシキングミュージアム」で行われていた大会の、優勝者のみが腰に巻くことを許された貴重なベルト(下の写真の左側)などについて紹介してもらった。

右側の写真に写っているベルトは、大会優勝者に与えられるグレイテストプレイヤーカードを3つ集めるともらえる栄誉、“グレイテストチャンピオン”のみを集めた大会が全国で開催されており、そこで優勝した選手が巻けるという貴重なベルトだそう。

当時、銀座の大会ではそれぞれのベルトがそろうことがあり、二本同時に巻くことができるのは最大級の名誉だったそうだ。

ネブ博士の一押しポイントは、ベルトの少し上に展示されているムシキングピンバッジ。これは、大会を頻繁に開催してくれた店舗のスタッフへ配られていたというバッジだそう。ムシキングミュージアムの周年で配布していたアイテムたちもネブ博士の思い出の品々だと語ってくれた。訪れた際には、これらのグッズに注目していこう。

最後に、開発の時に世界観を共有するために作られたという絵本などの開発資料を紹介。絵本では、「森の妖精ポポがある日訪れた外来種の脅威に立ち向かっていく」という基本コンセプトがこの段階からあったことがうかがえる。

なんと、この絵本を含む開発資料は今回初公開の要チェックアイテムだ。よく見ると切り貼りして作られた跡などもあり、開発チームの手作り感のようなものが楽しめる。

当時は10人くらいの少数チームで開発していたそうで、ネブ博士もゲームデザインから3Dモデルのデザインなど様々な仕事を平行してやっていたという。加えて大会の実況などもやっていたのだから、当時の忙しさはかなりのものだったことだろう。

このほかにも、冒頭でお話しした通り、展示としてこれまでの数々のムシカードが展示されている。アダーコレクションやキラカードなどが展示されているので、自前のデッキがある人は、照らし合わせてみるのも面白いだろう。筆者も、プレイヤー時に辛酸をなめさせられたサタンオオカブトや、相棒だったアトラスオオカブトと久々に再会できた。

ネブ博士へインタビュー!開発エピソードや相棒・グラントシロカブトとの出会いなどを聞いてみた

続いては、ネブ博士へのプチインタビューの模様をお届けする。

――まずはムシキング20周年ということで、今の気持ちをお聞かせください。

当時はこういった親子で遊べるゲームが無く、初めて「ムシキング」という製品が世に出て、今ではキッズカードというジャンルになっているわけですが、その走りとして、皆様に愛してもらえて本当にありがたいなと思っています。

開発している中で、子供向けの商品を作っているという感覚はなく、親子で本気で楽しめるエンタメを作ろうという気持ちでした。それが受け入れられて、親子そろってイベントに来てもらえるようなことが実現できて、本当に嬉しいです。

――ネブ博士といえばやっぱり“グラントシロカブト”ですよね。相棒との思い出などはありますか?

めちゃめちゃありますね! シロカブトは一番最初からラインナップされているカブトムシで、強さもそこまでではありませんが、最初に出会ったきっかけは、昆虫ショップで本物の虫を買ってきてそれを3Dに起こす作業をしていた時ですね。グラントシロカブトがお店にいて、見た瞬間に即決で「これください!」と買ってきた子が「ムシキング」に入っているシロカブトのモデルになっている子なんです。

結構虫って成長段階で個体差がありますが、僕のシロカブトは小さめで可愛らしく、手のひらに乗せた時の「かわいい!」という感想から始まり、それを3Dに起こして技を付けて……という過程で愛着が湧いていきました。

「ムシキング」の中では弱いムシなのですが、ヘルクレスオオカブトみたいな大きなムシたちの中でも、愛着を持ってカスタムしてあげれば匹敵するようなバトルができるぞ! という意味合いもあって僕のお気に入りですし、皆が手にしやすいカードだと思っています。

――ネブ博士おなじみのポーズはどのように生まれたのでしょうか?

ネブ博士といえばこのポーズ。数年ぶりにやってもらったポーズだが、ばっちりきまっている。

コロコロコミックに広告を載せる時に、白黒の広告ページを買ってゲームの攻略法を掲載していました。その中で、博士としてエッヘン! というイメージのポーズをとったときに生まれたものです。

当時は今の衣装ではなくただの白衣だったのですが、ほかの写真に比べてキャッチ―だったので、今でもずーっと使っているポーズですね。

――当時ムシキングを遊んでいた人たちへメッセージをお願いします。

ムシキングは伝えたい要素がいっぱい詰まっているんです。自然を大切にしようというテーマや、戦う時の、「最後まであきらめないで! どこからでも逆転できるぞ!」というスピリットを伝えられていると思っています。それが少しでも皆様を形成するベースの部分に入っていてくれたらという思いもありますし、皆“ムシキング精神”で頑張ろうぜ。という思いもあります。その気持ちを忘れず、今も活躍してくれると嬉しいです!

あの時のムシバトラーたちにはたまらない、濃密な時間を過ごそう

今回のポップアップショップはグッズ販売のみならず、やはりさまざまな展示が魅力だろう。開催期間については、マルイシティ横浜店は本日4月29日から5月14日まで。そのほかの会場については、下記の特設サイトをチェックしておこう。

思い出を刺激されること間違いなしの展示の数々を見に、ぜひ、本ポップアップショップまで足を運んでみてほしい。

特設サイト
https://www.0101.co.jp/405/info/index.html?contents_id=0586

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