「東京おもちゃショー2023」は東京ビックサイトの西展示棟1~4ホールで2023年6月8日~6月11日の4日間開催され、6月8日と9日は商談見本市、10日と11日は一般公開日となっています。今回は、6月8日の商談見本市で各社ブースを一通り回ってみたため、ゲームに関するモノを探した上で、気になったモノを紹介していきます。
目次
- 1-01.セガトイズ
- 1-02.ジョイパレット
- 1-04.石川玩具
- 1-05.マルカ
- 1-07.エポック社
- 1-08.ブリオジャパン
- 1-09.マテル・インターナショナル
- 1-13.ローヤル
- 1-14.SOOTANG HOBBY
- 1-18.尾上萬
- 1-24.ハナヤマ
- 1-42.インフォレンズ
- 1-44.ショウワノート
- 1-46.シャイン
- 1-48.アーテック
- 2-01.バンダイ/BANDAI SPIRITS
- 2-06.カワダ
- 2-07.テンヨー
- 2-08.リーメント
- 2-26.ワンダーランド
- 2-29.京商
- 2-35.エンスカイ
- 4-01.タカラトミー
- 4-02.タカラトミーアーツ
- 4-18.ジーピー
- 4-21.ビバリー
- 4-22.ハズブロジャパン
- 4-24.リリック
- 4-28.ムラオカ
- まとめ
東京おもちゃショーは、例年4日開催だが、コロナ禍の2020年と2021年はリアル開催がなく、2022年には久々の開催になるも商談見本市の2日のみの開催。2023年は久しぶりの4日開催となった。
今回は初の試みとして、「コロコロ魂フェスティバル」が併催となっているが、「コロコロ魂フェスティバル」は一般公開日の10日と11日のみなので、西展示棟3ホール部分は閉じられていた。
また、主催者スペースとして設置されている、カプセルトイマーケットとアソボーフェスもやはり一般公開日のみの公開のため、開放されていなかった。
ということで、一般公開日じゃないと楽しめない要素を恨めしく思いながら、ここからは毎年恒例の「ゲームに関するモノをひたすら探す」企画を遂行し、見つけたゲーム関連の商品を紹介していく。
1-01.セガトイズ
ブースの入り口では、ポケモンが250種類収録されている「ポケモンスタディ 光るぜっ! ポケモンタイピングPC」でお出迎え。
「ポケモンスタディ 光るぜっ! ポケモンタイピングPC」のコーナーに置いてあったピカチュウとイーブイのぬいぐるみは、洗えるぬいぐるみ「WHO are YOU?」コーナーで別途紹介されていて、子供向けの絵本で展開されている「モンポケ」関連商品も多数みられた。
1-02.ジョイパレット
幼児向け玩具の、「Here We Go! スーパーマリオ ドライブだいすきハンドル」と「Let's-a-Go! マリオカート はじめてレーシング DX」が展示されていた。
1-04.石川玩具
「スーパーマリオ」関連の「フィギュアコレクション」やダーツセット、ピンズなどを展開。「ピクミン」関連の商品も見られた。
1-05.マルカ
「スーパーマリオ」、「スプラトゥーン3」関連の商品が見られた。
1-07.エポック社
「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」や「スーパーマリオ」、「マリオカート」関連の商品が多数みられた。
1-08.ブリオジャパン
「マインクラフト」関連のゲームやパズルが展示されていた。
1-09.マテル・インターナショナル
2021年には日本でもテレビゲームが発売されたミニカーの展開の中に、「マリオカート」関連の商品が見られた。また、「ポケットモンスター」と「マインクラフト」関連の商品もあった。
1-13.ローヤル
今年も「ポケットモンスター」の公式ベビーブランド「モンポケ」の商品が多数展開されていた。
1-14.SOOTANG HOBBY
「ラングリッサー」のデフォルメフィギュアが展示されていた。
1-18.尾上萬
商品カタログの表紙に懐かしの「とっても!ラッキーマン」を採用している尾上萬ブースには、「ポケットモンスター」のパズルとシールがあった。
1-24.ハナヤマ
「ゼルダの伝説」のパズルが展開されていた。このパズルは、日本おもちゃ大賞2023ハイターゲット部門で優秀賞を受賞。
1-42.インフォレンズ
近年は「マインクラフト」と「APEX」の商品展開が目立っていたが、今回は「Poppy Playtime」と「Rainbow Friends」が存在感を出していた。また、「Fall Guys」も展示されていた。
1-44.ショウワノート
ノート、折り紙、ぽち袋などで、「ポケットモンスター」「スプラトゥーン3」「星のカービィ」「スーパーマリオ」「あつまれ!どうぶつの森」などの商品が展示されていた。
1-46.シャイン
ARCADE1UPの「バンダイナムコエンターテインメントレガシー」が展示されていた。
1-48.アーテック
スマホアプリと連動した玩具、「大物を狙え!オーシャンフィッシング」と「実況!でんりゅうドキドキゲーム」が展示されていた。
2-01.バンダイ/BANDAI SPIRITS
新製品の「たまごっちユニ」が大きめに展開され、初期の「たまごっち」も展示されていた。
今年は「妖怪ウォッチ」の展開がかなり控えめ。「デジタルモンスター」と「逃走中」の商品の中に、ウェアラブル液晶玩具「バイタルブレス BE」の商品が展示されていた。
食玩の「つりグミ」で「ポケットモンスター」、フラットガシャポンに「アイドルマスター ミリオンライブ!」のうちわ、エンタメ入浴剤のコーナーで「ポケットモンスター」と「ピクミン」の商品が展開されていた。
ブースの外では、ガシャポンのカプセルを回収するガシャドロイドがあり、「パックマン」に登場するブリンキーが右に左へと動き回っていた。
2-06.カワダ
例年通りnanoblockの商品群に「星のカービィ」と「ポケットモンスター」があり、パーラービーズの商品群でも「星のカービィ」が展開されていた。
2-07.テンヨー
「ポケットモンスター」と「キングダムハーツ」のジグソーパズル、「ドラゴンクエスト」のメタリックナノパズルが展開され、「スーパーマリオ」のマジックが実演されていた。
2-08.リーメント
例年通り、「ポケットモンスター」と「星のカービィ」の商品が展開され、撮影禁止の商品群の中にはテラリウムコレクションの「ピクミン」も展示されていた。
2-26.ワンダーランド
今年も「星のカービィ」のポンポンボールが展示されていた。
2-29.京商
今年も「マリオカート」関連の展開が多く見られた。
2-35.エンスカイ
ブース内が撮影禁止だったため、商品の写真は撮影できなかったが、例年通り、「ポケットモンスター」、「星のカービィ」、「スーパーマリオ」、「あつまれ どうぶつの森」、「マインクラフト」、「ドラゴンクエスト」といった商品がある一方、「ウマ娘」や「ソニック ザ・ムービー」、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」、「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」の商品も展示されていた。
4-01.タカラトミー
「ポケットモンスター」関連でモンコレ、スマホロトム、ポケピースなどが展開。
トミカコーナーには、ライトアップシアターコネクト内に大量に展示されているトミカの中に、マリオとカービィを発見できた。
リカちゃんコーナーでは、マリオのコスプレをする「スーパーマリオだいすきリカちゃん」が展示されていた。
新しい切り口の携帯ペット「とびだせ!きゅーびっつ」が大々的に展開されていた。
4-02.タカラトミーアーツ
例年通り、今年も「星のカービィ」と「ポケットモンスター」関連のぬいぐるみが多数展開。
筐体系の展示コーナーでは、壁にはとにかくプリティーシリーズのアピール。「ワッチャプリマジ!スタジオ」、「ドラゴンクエスト ダイの大冒険 クロスブレイド」、「ポケモンメザスタ」が展示されていた。
カプセルトイコーナーには、ガチャヒストリーや歴代ガチャマシンの展示。ガチャフィグの中には「ポケットモンスター」や「星のカービィ」が展示されていた。催事菓子コーナーには、「スーパーマリオ」のお菓子入りバケツ。
そして、ブースの出口部分には注目の商品が展示されていたが、その内容については記事の最後に紹介する。
4-18.ジーピー
パズルゲーム「ウボンゴ」の商品展開の中に「ポケットモンスター」を扱った「ウボンゴ ポケモン」が展示されていた。
4-21.ビバリー
例年通り、クリスタルパズルやジグソーパズルの中に「ポケットモンスター」関連商品が見られた。また、「ウォーリーをさがせ!」のパズルの展開に合わせて、ブースの外の壁でも「ウォーリーをさがせ!」を楽しめた。
4-22.ハズブロジャパン
銃型の玩具「ナーフ」の商品群の中に「マインクラフト」と「フォートナイト」の展示があり、「モノポリー」のバリエーションの一つに「モノポリー あつまれ どうぶつの森」があった。また、「マジック・ザ・ギャザリング」の展開も見られた。
4-24.リリック
「スプラトゥーン3」のしゃぼん玉が出るバブルシューターが展示されていた。
4-28.ムラオカ
「マリオカート」のリモートコントロールカーが展示されていた。
最後に、今回の東京おもちゃショー2023を見て個人的に一番注目した商品を紹介する。
タカラトミーアーツブースの出口付近には懐かしいテーブル筐体がプレイアブル出展されていました。
「スペースインベーダー」といえば、1978年にアーケードで展開されたゲームで、5年周期でいろいろと記念イベントや記念商品が発表されることがあり、今回はついにリアルなテーブル筐体を……というわけではなく、約1/6サイズの貯金箱「遊べる貯金箱 スペースインベーダー テーブル筐体型」が展示されていました。
実はテーブル筐体型の「スペースインベーダー」の貯金箱は以前にも発売されたことがあるのですが、その時には、解像度の問題があったからか、携帯電子ゲームで展開されていたスペースインベーダー的な別のゲームだっただけに、ついにここまで来たか、と実感できました。操作感覚的には、必ずしも快適と言えるわけではないのですが、インテリアとしての再限度は今回の展示物でも十分。
価格は12,500円(税別)とかなり高額で、現時点ではタカラトミーアーツ公式オンラインショップe組と楽天市場内の通販サイトのみの販売で、店頭での販売予定はないとのこと。ちなみに左のステッカーは楽天市場のショップ、右のラバーコースターはe組の先行購入特典。
まとめ
久しぶりの4日開催となった東京おもちゃショーは、以前と比べるとブースの作りが変わったように思いました。以前はとにかくたくさんの商品を展開していたブースが多かったのに対して、今回はかなりスペースに余裕があり、コロナ禍を経て会社ごとのイベントへの取り組みの変化が見られました。フォトスポット的な展示物も見られ、商談会である程度シークレット要素のあるイベントながらも、SNSを意識している会社があるのが面白く、普通にブースを回っているだけで、会社ごとの意識の差を感じることができました。
以前に比べると、テレビゲームやアプリのキャラクターを扱った商品は減ったように思うのですが、それでも任天堂関連のキャラクターやマインクラフトなど、定番の商品は今年も健在で……たぶん、昨年も同じような感想を抱いていたように思います。
足を棒にしてイベント会場内を駆けずり回ったため、適度にゲーム関連の商品をチェックできているとは思いますが、他にも面白い展示物、商品があるはずなので、ぜひこの記事を参考に、東京おもちゃショーへ足を運んでみてください。
東京おもちゃショー公式サイト
https://toys.or.jp/toyshow/
※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。
コメントを投稿する
この記事に関する意見や疑問などコメントを投稿してください。コメントポリシー