「ポケットモンスター」のゲームフリークとワンダープラネットによる新作スマホ向けRPG「パンドランド」をレビュー。カジュアルゲームなのに奥深さも味わえる、その魅力を紹介する。

目次
  1. ジオラマ感覚でチームを組みディグる!カジュアルなRPG
  2. 爽快で奥深い!「発見」の楽しさが詰まった作品
  3. ビジュアルにも手抜かりなし!スマホを持っているならオススメの一本

「パンドランド」は、「ポケットモンスター」を手掛けたゲームフリークと、「クラッシュフィーバー」などで知られるワンダープラネットとが共同開発したスマートフォン向けのカジュアル海洋冒険譚RPG。まだ誰も見たことのないお宝発見を目指し広大な世界を冒険する…という内容を、カジュアルにまとめた一作だ。ただ、ゲームフリークとワンダープラネットが手を組んだだけのことはあって、単なるカジュアルゲームにはなっていない。短時間で気軽にプレイできるのに奥の深さもあって、プレイの満足感が高いのだ。その理由はどこにあるのか?この記事で詳しく紹介したい。

30秒で遊べるカジュアルさなのに「お宝発見」のワクワク感をしっかり味わえる!「パンドランド」レビューの画像

ジオラマ感覚でチームを組みディグる!カジュアルなRPG

ゲームの大まかな流れは、ワールドマップ上で指定したポイントを探索する…というもの。探索ポイントがダンジョンになっており、ダンジョンをクリアすることで様々なアイテムをゲット。この探索ポイントへの挑戦のことを、本作では「ディグる」と表現している。つまり本作は、様々な探索ポイントを次々ディグり、アイテムをゲットしていく…というゲームだ。

30秒で遊べるカジュアルさなのに「お宝発見」のワクワク感をしっかり味わえる!「パンドランド」レビューの画像

ディグる際、プレイヤーは探索チームを編成する。探索チームにはキャラクター以外にアイテムも編成可能。アイテムというと武器や防具といった装備類をイメージしてしまうところだが、本作の場合椅子やサンゴ礁、ヤシの木などといった装飾類がメイン。集めたキャラやアイテムで小規模なジオラマを作ると、それが探索チームになる…というイメージだ。なおアイテムは見た目のカスタマイズに留まらず、しっかりチームの能力を底上げしてくれる。

30秒で遊べるカジュアルさなのに「お宝発見」のワクワク感をしっかり味わえる!「パンドランド」レビューの画像

ダンジョン内でプレイヤーは、タップによって探索チームの移動先を指示する。襲ってきた敵への攻撃は自動で行ってくれるが、スキルの発動については手動。スキルを使いたいキャラクターをタップ後、スキルを発動させるポイントをタップやスワイプで指定するかたちだ。

30秒で遊べるカジュアルさなのに「お宝発見」のワクワク感をしっかり味わえる!「パンドランド」レビューの画像

かなり細かく操作できるため、最初にプレイしたときには「カジュアルゲームというより、結構本格的なアクションゲームでは…?」と感じてしまったが、ある程度ゲームを進めると「オート」機能がアンロックされる。スキルも自動的に使用してくれるため、眺めているだけでOK。ただ「オート」実行中であってもプレイヤー操作が可能なので、キャラの位置を微調整したり、プレイヤーの任意のタイミングでスキルを発動させたり…といったことも可能だ。

30秒で遊べるカジュアルさなのに「お宝発見」のワクワク感をしっかり味わえる!「パンドランド」レビューの画像

本作のダンジョンは早いものであれば30秒以内でクリアできてしまう。非常にスピーディー。なので、「オート」機能と組み合わせればプレイ感はかなりカジュアルなものとなる。探索ポイントを選び、30秒ほど放置してどんな報酬が手に入ったかを見る…というプレイスタイルも充分可能だ。

30秒で遊べるカジュアルさなのに「お宝発見」のワクワク感をしっかり味わえる!「パンドランド」レビューの画像

ここまでの話を踏まえると、一般的な放置系RPGとそこまで大きく変わらないように思えるかもしれない。しかし、プレイしていると「カジュアル」という言葉に収まらない、奥深い魅力を持っていることに気づく。

30秒で遊べるカジュアルさなのに「お宝発見」のワクワク感をしっかり味わえる!「パンドランド」レビューの画像

爽快で奥深い!「発見」の楽しさが詰まった作品

まず本作をプレイして感じたのが、爽快感だ。敵を倒した時やアイテムを手に入れた時のビジュアルエフェクトや効果音が非常に気持ちイイ。本作の丁寧に作り込まれたエフェクトは、カジュアルゲームジャンルの中で頭一つ抜けていると感じた。

30秒で遊べるカジュアルさなのに「お宝発見」のワクワク感をしっかり味わえる!「パンドランド」レビューの画像

そして何より、本作に奥深さをもたらしているのが「発見」の楽しさ。まず本作では、ワールドマップ上のどこでも自由にディグることが可能だ。特に目印のない場所をディグった場合、育成用のアイテム以外に「地図」をゲットできる。「地図」をゲットすると、ワールドマップ上に探索ポイントが追加。この探索ポイントは「地図」に応じた報酬が出やすくなっている。お金が手に入りやすいだとか、キャラが手に入りやすいだとかいったかたちで「地図」による違いがあるのだ。この要素は、本作のコンセプトである「お宝発見」を強く感じさせてくれる。

30秒で遊べるカジュアルさなのに「お宝発見」のワクワク感をしっかり味わえる!「パンドランド」レビューの画像

また、「地図」によっては探索エリアが拡大する。ゲームスタート直後のワールドマップはほとんどのエリアが雲に覆われていて探索できない。この雲は探索可能なエリアのチェックポイント的なダンジョンをクリアしたり、新たな「地図」を手に入れることで晴れていく。雲が晴れて新たなエリアが出現すると、当然そこには新たなイベントが待ち受けているわけで、非常にワクワクする。これもまた、「発見」の楽しさだ。

30秒で遊べるカジュアルさなのに「お宝発見」のワクワク感をしっかり味わえる!「パンドランド」レビューの画像

探索を行い、報酬アイテムをゲットして次の探索を行う…。こんな風に大まかなサイクルとしてみると、一般的なスマホRPGのサイクルと大きな違いはない。しかし本作は、「地図」によって新たな探索ポイントを開拓していく…という要素を組み込むことで、「発見」の楽しさ、ワクワク感を強烈に演出している。ゲームシステム的には確かに短時間でカジュアルにプレイできるのだが、ワクワク感があるから世界の広がりを感じられ、奥深く思えるのだ。

30秒で遊べるカジュアルさなのに「お宝発見」のワクワク感をしっかり味わえる!「パンドランド」レビューの画像

ビジュアルにも手抜かりなし!スマホを持っているならオススメの一本

最後に、ビジュアルについても触れておきたい。四角形をベースにしたキュートなキャラクターデザインから本作のビジュアルは、典型的なカジュアルゲームのビジュアルに見える。いわゆる「美麗」だとか、「ハイクオリティ」だとかいった印象は少ないハズだ。確かにそれは間違いない。ただ、ゲームをプレイすると、カジュアルでありながらもクオリティの高さを感じる。

30秒で遊べるカジュアルさなのに「お宝発見」のワクワク感をしっかり味わえる!「パンドランド」レビューの画像

というのも、本作のビジュアルは被写界深度を使って立体感を演出するなど、端々に3DCGの技法を組み込むことで情報量を増やしているのだ。情報量が増えることで臨場感の高いビジュアルとなり、結果的にクオリティが高いと感じられる。ビジュアル面での満足感についても、本作はカジュアルゲームジャンルの中で頭一つ抜けた存在と言っていいだろう。

30秒で遊べるカジュアルさなのに「お宝発見」のワクワク感をしっかり味わえる!「パンドランド」レビューの画像

30秒あればサクっとプレイできるレベルのカジュアルさなのに、「お宝発見」のワクワク感をしっかり味わえる。通勤通学時の一駅分の時間があれば気分転換できてしまうので、スマホを持っているならプレイすべき一作といっても過言ではないのではないだろうか。スマートフォンというハードウェアの特性をこの上なく活かした作品作りは、さすがゲームフリーク×ワンダープラネットとうならされた。

30秒で遊べるカジュアルさなのに「お宝発見」のワクワク感をしっかり味わえる!「パンドランド」レビューの画像

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

コメントを投稿する

この記事に関する意見や疑問などコメントを投稿してください。コメントポリシー