講談社ゲームクリエイターズラボは、PC(Steam)用ソフト「違う星のぼくら」を2025年初頭に配信する。
「違う星のぼくら」は、ところにょり氏が手掛けた2人専用ゲーム「違う冬のぼくら」の後継作となる2人プレイ専用のパズルアドベンチャーだ。プレイヤー同士は会話をしながら協力してパズルを解き、旅を進めていくことになる。
後継作ではあるものの、「違う冬のぼくら」とは別の舞台で、新たなストーリーが繰り広げられるとのことだ。また、ゲーム内には前作とは異なるアクションやギミックが実装される予定だという。配信に向けて鋭意開発中とのことなので、今後の続報にも期待しよう。
本作の発表を記念して、Steam/Nintendo Switch版「違う冬のぼくら」の50%オフセールが8月19日12時まで実施されるので、気になっていた人はこの機会にプレイしてみてはいかがだろうか。
以下、発表情報をもとに掲載しています
協力プレイを通じて醸し出される、対立の緊張感
本作は2人のプレイヤーが会話によってコミュニケーションをとりながら、異なる端末で遊ぶことを前提にしています。
プレイヤー達はそれぞれ自分の画面上に見えている情報を伝え合い、協力して謎を解きステージを進めていく……のですが、「違う星のぼくら」では新たに「押す」というアクションが追加。一緒に遊んでいる相手を突き飛ばすことができます。
時には相手を邪魔したり、崖の上から突き落としたり——。もしかすると本作は、お互いに協力することだけがすべてではないかもしれません。力を合わせて冒険を進めるだけでなく、これまでの協力ゲームになかった対立や緊張感をお楽しみいただけます。
ストーリー
地球が破滅し、わずかに生き残った者たちが石器時代からやり直し、新たな文明を築いた世界。やがて宇宙にまで進出できるようになった彼らは、遠い惑星を探査し活用する計画を立てるが、惑星と地球との距離は遠く、到着までに数百年を要するため、探査計画の人員として死刑囚を活用することを選択した。
とある惑星へと向かう途中、探査船が故障し緊急脱出を図った2人のクルー。見知らぬ赤い惑星に不時着した彼らには、何としても地球に戻らなければならない理由があった。
2人は無事生還することができるのだろうか?
「ひとりぼっち惑星」「違う冬のぼくら」を手掛けた、ところにょり氏による新作
ところにょり(tokoronyori)
Xアカウント:https://x.com/tokoronyori
インディゲーム開発者。独特な世界観とアートセンスを持ち、オリジナリティ溢れる不思議な作品を次々と生み出している。
スマートフォン向け放置ゲーム「ひとりぼっち惑星」は2016年、SNS上で大きな話題を呼んだ。講談社ゲームクリエイターズラボの第1期メンバーとして、2023年に2人プレイ専用パズルアドベンチャー「違う冬のぼくら」をリリース。累計売上本数は60万本を突破し、日本や世界の多くのストリーマーやVTuberにも配信されるなど人気を集めた。
ゲームシステムに「特殊な設定」を組み込むことで、「ゲームでしか出来ない体験」を作り出すことを得意としている。
クリエイターメッセージ
本作は「違う冬のぼくら」の企画段階で考えていたアイデアが元になっています。当時、アイデアを「違う冬のぼくら」とは全く逆方向へと伸ばしていくこともできましたが、諸々の兼ね合いで「違う冬のぼくら」になる道を選択しました。
その選択は間違えていなかったと自負していますが、同時にあのとき逆方向に走っていたらどんな景色が待っていたのだろうという心残りが大きくなり、我慢できずに逆走した結果「違う星のぼくら」になりました。最高の景色が広がっていました。
商品情報
タイトル:違う星のぼくら
プラットフォーム:Steam(予定)
対応予定言語:日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語(スペイン)
ジャンル:2人プレイ専用パズルアドベンチャー
発売予定日:2025年初頭
希望小売価格:未定
プレイ人数:2人
開発:ところにょり
パブリッシャー:株式会社講談社
「違う星のぼくら」Steam
https://store.steampowered.com/app/3126150
「違う冬のぼくら」Steam
https://store.steampowered.com/app/1801110
「違う冬のぼくら」My Nintendo Store
https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000068759.html
(C) tokoronyori / Kodansha Ltd.
※画面は開発中のものです。
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