セガが2024年10月25日に発売予定のPS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch/PC(Steam、Epic Games Store)用ソフト「ソニック × シャドウ ジェネレーションズ」。Gamescom2024、東京ゲームショウ2024に出展される試遊版のプレイレポートをお届けする。
「ソニック × シャドウ ジェネレーションズ」は、新要素を追加し、より美麗に遊びやすくパワーアップさせた「ソニック ジェネレーションズ」と、ソニックの手強いライバルのひとりであるシャドウがステージを縦横無尽に駆け抜け、過激でクールなアクションが楽しめる完全新作「シャドウ ジェネレーションズ」の2つのタイトルを収録したシリーズ最新作だ。
試遊版では「ソニック ジェネレーションズ」からケミカルプラント Act1/2、「シャドウ ジェネレーションズ」からキングダムバレー Act1とメタルオーバーロード戦をプレイできた。今回は「シャドウ ジェネレーションズ」PS5版のプレイの模様をお届けしていく(操作方法はPS5版に準拠する)。
本作の概要や「ソニック ジェネレーションズ」グリーンヒル Act1/2、「シャドウ ジェネレーションズ」アーク Act1とバイオリザード戦の模様は、別記事でも紹介しているので、あわせてチェックしてほしい。
キングダムバレーは、2006年発売の「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」に収録されていたステージ。前回のアークと同様、過去作で遊んだことがあるステージでも一味も二味も違ったプレイを楽しめるのが「シャドウ ジェネレーションズ」の特徴だ。
本ステージは鷲を使って移動したり、“風の道”と呼ばれるレールを渡り歩いたりと、迫力満点のステージとなっている。そこだけ言うと「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」と似た体験なのではと思うかもしれないが、「シャドウ ジェネレーションズ」ではカオスコントロールやドゥームパワーを駆使してステージを進んでいくことが特徴となる。
今回の試遊の中では“カオスダッシュ”と呼ばれる新たな要素を確認できた。カオスダッシュは、カオスコントロール中にステージ内にある緑の球体に振れることで発動でき、特別な移動が可能となる。
これにより普通では行けないようなルートに進むこともできる。スピード感のあるゲームにおいて見逃さないようにというのは酷かもしれないが、ステージ内で見つけた際はぜひ試してみてほしい。
また新たなドゥームパワーとして、“ドゥームブラスト”と“ドゥームサーフ”も登場。ドゥームブラストは敵を連続攻撃した後に蹴り上げて、吹き飛ばすと同時に飛ばした位置までワープすることができる。一撃で倒せない敵に近づき、×ボタンを押して□ボタン長押しで蹴り上げて、その後、吹き飛ばす方向を左スティックで調整してボタンを押すと発動する。敵を倒すのはもちろんだが、吹き飛ばしを利用して新たなルートを開拓することもできそうだ。
もう一つのドゥームサーフは、発動できるタイミングが限られているものの、水上移動が可能になる。水上に入ると自動で発動し、L1/R1ボタンで左右にスピン。少し移動するうえに、水に浮かぶものを破壊できる。
久しぶりのプレイということもあり、慣れるまでに少し時間がかかったものの無事にキングダムバレーをクリアすることができた。ここでシャドウの操作についていくつかアドバイスしておきたい点があるので紹介する。
まず一つがホーミングアタック。ソニックであれば×→×(もしくは×→□)で発動可能だが、シャドウの場合は×→□のみとなる。×→×では2段ジャンプになるのだが、ホーミングアタックでなければ進めないような場所も多いので、この違いはよく覚えておいてほしい。
筆者はソニックのホーミングアタックは基本×→×で行っていたため、初プレイ時はもちろん、久しぶりとなった今回もシャドウプレイ時に「ホーミングアタックが出ないぞ!?」と戸惑ってしまったほどだ。ただ、安心してほしいのはホーミングアタック入力が×→×になる“レガシー操作”が用意されていること。“オプション”から変更ができる。
続くメタルオーバーロード戦は、ドゥームサーフ状態で挑むこととなる。水上にあるものや相手の放つミサイルをスピンで敵にはじいていくことでダメージを与えていく。キングダムバレーとメタルオーバーロード戦自体、ゲームからしばらく進んだ後のステージとボスになるため、本来であれば操作方法など体に染みついた状態で挑むことになる。
筆者としては初めて見るような能力をいきなり使いこなしていく必要があり、ボス戦である以上、苦戦するものかと思われた。とはいえソニックシリーズをプレイしたことがある人はもちろん、アクションゲームを遊んだことがあれば「こうすればダメージを与えられるのでは?」と気付ける仕様となっていたので、安心してほしい。
無事にメタルオーバーロードを倒したところで、今回の試遊範囲は終了。今回の内容はもちろん、前回の範囲、そして「ソニック ジェネレーションズ」も含めた試遊版は、TGS2024に出展されるので、気になる人はぜひセガ/アトラスブースに足を運んでみてほしい。
(C)SEGA
※画面は開発中のものです。
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