Epic Gamesは、バトルロイヤルゲーム「フォートナイト バトルロイヤル」チャプター6シーズン1を12月1日より配信する。それに先立ち、メディア向けのイベント（ハンズオンプレビュー）を11月26日に開催した。
イベントには、Epic Games Japan代表の河崎高之氏をはじめ、Epic Gamesグローバルパートナーシップ VPのNate Nanzer氏、Epic Games Japan シニアプロデューサーのRob Gray氏らが登壇。初公開となったゲームプレイ映像やCM映像を交えながら、チャプター6シーズン1に関する説明が行われた。
こういったイベントを開催するのは、アメリカ以外では初とのことで、Epic Games Japanの横浜オフィス開設15周年もあわせて、記念すべき日を迎えられたことを喜ぶ河崎氏。続けて、チャプター6シーズン1は、アーティストやブランド、IPなど様々なものが揃う日本の文化をインスパイアしたシーズンとなることが明かされ、喜びとともに、プレイできる日を楽しみにしておいてほしいとコメントした。
「フォートナイト バトルロイヤル」では、以前のチャプター4シーズン2「MEGA」も日本にインスパイアされたものとなっていたが、一部の限定的なものとなっていた。しかし今回のチャプター6シーズン1は、マップだけでもかなり広範囲にわたっているとのこと。日本ならではの建築物が見られる場所も存在するようだ。
ゲームプレイに関しても、キービジュアルや映像でも見ることができた“忍者”のような動きができるよう新たな要素も追加。パルクールを駆使しつつ、壁を蹴っての“壁ジャンプ”的なことも可能になっている。また、地面につく際には“ロール”できるようになり、落下ダメージの軽減はもちろん、よりスピード感を持った動きができるようになっている。
Nate氏からは、今回のチャプター6シーズン1で行われるコラボについての情報が紹介された。チャプター6シーズン1のビジュアルでは、キャラクターたちの姿に加えて、ゴジラ、そしてベイマックスの姿が描かれており、この2つのコンテンツとコラボすることが明らかとなった。
ゴジラを倒す側になるのか、それともゴジラになりきってプレイできるのかなど、さまざまな妄想が膨らむが、詳細についてはプレイしてからのお楽しみにとのことだった。
チャプター6シーズン1に関する大枠の説明を受けた後には、実際にプレイすることに。なお、ここまでを含め以下の内容でも、実際のチャプター6シーズン1で登場するものとは異なる表現を使用している場面があるかもしれないが、そこはご了承いただきたい。
プレイ前に、Rob氏からマップ内で注目してほしいポイントをうかがっていたため、そこを降下ポイントとして選んでみた。1つ目に訪れたのが“将軍の辺境の地”。マップ上からでも「ここは何かあるだろう」という雰囲気を醸し出しており、実際に降りて進んでいくと、小さな道場のような場所へとたどり着いた。
そしてここで、甲冑を身にまとったNPCと遭遇。こちらから攻撃を仕掛けなければ何も起きずに、周辺を歩き回っているだけだったが、「倒したら何かいいものが手に入りそう」と思い、戦闘を仕掛けてみた。
降下してから間もないということで、武器などが揃っていなかったので少し苦戦は強いられたものの倒すことに成功。あわせて、“鬼の仮面”のようなものをドロップしていった。こちらを獲得すると、武器と同様にアイテム欄に表示され、装備すると火の玉を放てるという仕様になっていた。
これを使って他のプレイヤーに戦闘を仕掛けていきたいと思っていたのもつかの間、NPCとの戦闘に夢中になっており、迫っていたストームに気が付いていなかったのはここだけの話…。
続く2回目のプレイでは、他の注目ポイントであった“鬼の道場”に降下してみることに。こちらにも先ほどと同様に道場のような建物があったのだが、NPCの姿は少し違うものとなっていた。こちらも無事に倒すことができた…のだが、立て続けに巨大な鬼の顔と手のバケモノが出現し、襲われる展開に。
何とか応戦するものの、ダメージを与えられている手ごたえが全くなかった。防戦一方のまま解決策を見つけることもできず、そのまま試遊時間は終了。そのため壁蹴りといったテクニックはもちろん、刀を入手することすら叶わなかった。
あまりの悔しさに、刀の使用感や特徴をスタッフに尋ねたほどだ。その中で、“刀を持つ者同士が戦った時には、鍔迫り合いのようなものが発生する”という個人的に気になっていたポイントの答えを聞くことができ、満足するとともに自分でも体験してみたいと思ってしまった。
個人的な話となってしまうが、今回筆者にとって久しぶりのプレイとなった「フォートナイト バトルロイヤル」。上手くできるかという心配の必要は全くなく、自分のプレイしていた時にはなかった便利な機能なども増えていたため、当時よりも快適かつ楽しんでプレイすることができた。
そして今回のチャプター6シーズン1では、個人的に大好きな「ゴジラ」とのコラボもあるということで、俄然興味が湧いている。刀を使えなかったという悔しさを晴らすためにも、配信されたばかりのチャプター6シーズン1をプレイしてみようと思う。
それこそ筆者のように、コラボするコンテンツに興味がある人はもちろん、少し「フォートナイト バトルロイヤル」から離れていたという人も、この切り替わりのタイミングである今、というタイミングを機にプレイしてみてほしい。
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※画面は開発中のものです。
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