声優の岩澤俊樹さんによる連載コラム「岩澤俊樹のゲーム1フレ勝負!」。第51回は、CygamesよりPS5/PS4/PC向けに発売中の「グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-」の新DLCキャラクター「ガレヲン」を先行プレイしてきました。

皆様こんにちは!岩澤俊樹です。すっかり暖かくなってきて早くも夏の足音が聞こえてきそうな今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
この記事が公開される頃には日本最大級の格闘ゲームイベント「EVO Japan 2025」も終わっている頃でしょう。今年も大盛り上がりでしたね!(未来予知)
今回はわたくし岩澤も実況解説で出演させていただき、光栄の極み。ほんの少しでもその盛り上がりのお手伝いが出来ていたら嬉しいです! イベントの詳しいレポートなどは次回お届けするつもりなので、そちらもお楽しみに!
さて今回は、そんな大盛り上がりだった「EVO Japan 2025」の種目でもあった&参戦トレーラーが公開された「グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-」の新DLCキャラクター「ガレヲン」を先行プレイさせて頂いたので、その感想をお届けしていきますよ!
「グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-」とは?

まず「グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-」の概要を簡単にご説明いたしますと、本コラムの第26回でご紹介した、2020年発売「グランブルーファンタジーヴァーサス」のパワーアップバージョン。システム周りを一新し、新キャラクターも多数登場しています。
前述しましたが「EVO Japan 2025」の種目になったり、アークシステムワークスが主催する世界大会「ARC WORLD TOUR」が開催される等、今なお盛り上がりを見せるタイトルなのです!
経緯
コラムが公開された後も「グランブルーファンタジー ヴァーサス」をしばらくやり込んでいたのですが、同時期に始めた「グランブルーファンタジー」にハマったり、他格闘ゲームタイトルをプレイし始めたため、しばらく「ヴァーサス」からは離れてしまっていました。
しかし2025年1月に行われた「GBVS Cygames Cup 2025」の「GUILTY GEAR -STRIVE-」部門に参加させて頂いた際に、熱い試合を目の当たりにし、再び「ヴァーサス」にも興味が湧いてきていました。
コラムを書いていたあの頃(5年前という事実に驚愕)は純粋に格闘ゲームとして楽しんでいましたが、今はキャラクターに思い入れもありますし、世界観や設定なども理解してきています。
そんなベストなタイミングでこのお話を頂き、二つ返事でやらせていただく運びとなったわけでございます! というわけで前置きはこのあたりにして、本編へ参りましょう!
至高のビジュアル
新キャラクターを触るときに格ゲーマーがまず最初にやることと言えば...そう。ビジュアルとモーションの確認。
「グランブルーファンタジー」のキャラクター達が「ヴァーサス」ではどのように表現&再現されるのか? シリーズファンが1番気になるところだと思うんですよ。ソースは自分。
こちらが「グランブルーファンタジー」のガレヲン。


そしてこちらが「グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-」のガレヲン。


これは...素晴らしいですね...!(歓喜)
「ヴァーサス」に参戦すると「新規イラストが見られる&3Dモデリングで動くキャラクター見られる」というのがそのキャラのファンにとっては嬉しいポイント。そのビジュアルから大人気ガレヲンですが、これは更に人気出ちゃいそうです。
キャラクター性能&アビリティ
それでは皆さんお待ちかね。アビリティ&奥義を確認していきましょう(※試遊版のため、製品版とは内容が異なる場合があります)。
「大地への回帰(だいちへのかいき)」

地上の相手を捕らえる投げ技。L、M、H版ごとに投げた後の相手がふきとぶ量と、有利時間が上昇。連続技としてはつながりませんが、通常技のキャンセルから狙うなど、相手の隙を狙って使用するのが効果的です。
後述する「落石」が設置されている場所で投げが成功すると、岩石が落下して追加ダメージが発生し、状況によって追撃を行うことが可能。U版は発生が早いため、相手の隙をつきやすいほか、連続技に組み込むことができます。
「落石(らくせき)」


設置型アビリティ。相手の足元に仕掛けた後、「激震」「大地への回帰」と連動して岩石が落下します。設置中に再度発動すると効果範囲が拡大し、岩石自体も大きくなります(4段階まで強化が可能で、L、M、H版で発生する段階が変化します)。
U版は即座に岩石が落下するため、遠距離からのけん制や差し返しに効果的です。
「破嵐岩(はらんがん)」

空中の相手を捕らえる対空投げアビリティです。L、M版で高度と高さが変化。コンボにも組み込むことも出来ます。
H版は空振りでも飛び上がった後に岩石を投げるため、遠距離攻撃としても活用できます。U版は範囲が狭いものの、無敵付きの打撃の後に対空投げを行うため、地上の相手への反撃手段としても有効です。
「土の理(つちのことわり)」

前方に攻撃を繰り出す使いやすいアビリティ。
L版:連続技および牽制に適しています。
M版:発生は遅いですが、ガードされた際に有利フレームがあり、そこから打撃or投げの二択を仕掛けることが出来ます。
H版:L版同様に連続技向きで、画面端付近では追撃可。
U版:地上ヒット時は膝崩れダウンとなり距離によっては追撃が可能。また、空中ヒット時は位置を問わず壁バウンドするため、どこでも追撃出来ます。
「泥濘の抱擁(でいねいのほうよう)」


空中から降下し、立ち状態の相手と空中の相手を投げるアビリティです。相手の飛び道具に合わせたり、一部のコンボに使用することができます。
U版にはスロー効果があり、けん制などの反撃手段としても有効です。低空で出して起き攻めに使ったり、相手の通常技対空のタイミングをずらす奇襲にも使えそうな印象。
特殊技「激震(げきしん)」
ダメージは発生しませんが、下段判定でヒット時に相手を浮かせることができる特殊技です。タメてから発動すると、画面全体に下段の攻撃判定が広がります。
「落石」を設置している場合、同時に岩石が落下して追加ダメージを与えられるほか、ヒット後に追撃が可能となります。
奥義「大地の鼓動(だいちのこどう)」(投げ)


無敵を持つ投げ技。連続技中であれば空中の相手も投げることができます。発動後はジャンプで回避される可能性がありますが、投げ間合いが広いため相手の行動に割り込む際に有効です。演出が良い。
奥義「大地の鼓動(だいちのこどう)」(飛び道具)
前方に光球を放ち、ヒットまたはガードさせると連続ヒットする竜巻に変化します。投げ版と異なり、光球発生後に無敵が付与されるため、連続技での使用や起き攻めにおすすめです。
上記のように「大地の鼓動」は投げバージョンと飛び道具バージョンを使い分けられます。
解放奥義「スワッター」


基本性能は大地の鼓動と同様ですが、投げ間合いが通常奥義よりも広くなっています。 演出は必見です!
と、一通りご紹介してきましたが...もうお分かりですね?
ガレヲン、「投げキャラ」です!! 岩や石を飛ばす、というところまでは予想していましたが、投げキャラになるとは意外でした。確かに投げキャラは投げキャラなんですが斬新な部分が多く、個人的にはかなり面白そうなキャラクターだなと思いました。
投げキャラと言えば、大柄な体格、機動力は低めな代わりに持ち前のパワーを活かして、一気に試合を決める。といったイメージですが、ガレヲンは、ともに平均的。そのかわり相手次第で戦い方を変えられる柔軟さを持っています。
「土の理(つちのことわり)」を使い分けて、けん制やコンボで確実にダメージを取っていくことも出来るし、M版の有利時間を使って投げキャラらしい投げと打撃の2択を迫っていくことも可能。
そして一番の特徴である「落石」を絡めたテクニカルな立ち回りやコンボも出来るという何ともやり込みがいのありそうなキャラクターという印象でした! 早くトレーニングモードで心行くまで研究したいです!
いかがでしたでしょうか? 約2時間ほど試遊させて頂いたのですが、あっという間でした...。
モーションや演出などかなり拘りを感じましたし、性能もかなり面白そうだったので、普段格闘ゲームをプレイしない方も含め、全騎空士に触ってほしいですね!


これを期に「格ゲー声優」ことわたくし岩澤も「グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-」に満を持して参戦!するかもしれない!? というわけでオンラインでマッチングした際は皆様対戦よろしくお願いいたします!
(C) Cygames, Inc. Developed by ARC SYSTEM WORKS
※画面は開発中のものです。
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