2025年7月26日・27日、LaLa arena TOKYO-BAYにて開催されたAve Mujica 5th LIVE「Nova Historia」。ここでは、27日のDAY2の模様をレポートする。
出演者(敬称略)
Ave Mujica
佐々木李子(ドロリス/三角初華役)
渡瀬結月(モーティス/若葉睦役)
岡田夢以(ティモリス/八幡海鈴役)
米澤茜(アモーリス/祐天寺にゃむ役)
高尾奏音(オブリビオニス/豊川祥子役)

オブリビオニス(高尾さん)によるグランドピアノでの演奏で幕を開けた今回のライブ。激しさを増していく演奏の中、間髪入れずに届けられたのは「Crucifix X」だ。
今回は最初から仮面を外してのライブということで、表情もより見えるようになったのが印象的。さらにオブリビオニスのグランドピアノでの演奏はその音色も映える。また、演奏力はもちろんのこと、十字を切る仕草などその表現力もユニットの魅力だ。
続く「Symbol II : Air」は、メタル×ジャズテイストな楽曲となっているが、グランドピアノの音色も含めて、作り上げられた世界観に惹き込まれる。さらにライブ初披露となる「DIVINE」は、ブシロードゲームズから発売された「PROGRESS ORDERS」のオープニングテーマ曲となっており、疾走感あふれるかっこいい楽曲になっていた。

ここまで一気に畳み掛けたところで、ややゆったりとしたテンポ感の楽曲「Ether」が届けられる。随所にテクニックが詰まったパフォーマンスとなっており、一曲を通して壮大なスケール感で届けられた。
オブリビオニスがキーボードに移動し、ドロリス(佐々木さん)の“ようこそ、Ave Mujicaの世界へ”といつもの口上から披露されたのはもちろん「Ave Mujica」。ドロリスが前方の台に乗ってのパフォーマンスもあるなど、大盛りあがりのパフォーマンスとなっていた。

ライブ映えする演奏が印象的な「Choir ‘S' Choir」では、オブリビオニスがキーボードから離れて芝居をする一幕や、“Choir(クワイア)”を会場のバンドリーマーとともに合唱する場面も。

さらに、静かな入りからスケールを増していく楽曲「素晴らしき世界 でも どこにもない場所」は、曲中の激しい演奏も相まって、ゴシックメタルの魅力が詰め込まれたパフォーマンスだった。

その後も、感情がしっかりと乗った歌唱に曲中のストーリーとのリンクを感じさせる「黒のバースデイ」、演奏の技巧とエモーショナルな歌唱のバランスが見事な、スケール感の大きさを感じさせる楽曲「Symbol IV : Earth」と、バリエーション豊かな楽曲が披露された。

続いて、オブリビオニスによる鮮烈なキーボードソロを経て披露されたのは「Symbol III : ▽」だ。オブリビオニスの柔らかいキーボードの音色に乗せた、ドロリスの情感にあふれた歌唱により、表情や間の使い方も含めて、ストーリー性のある質の高いバラードソングに仕上がっていた。

その余韻が残る中で披露されたのは「天球(そら)のMúsica」。楽曲としてのスケール感はもちろんのこと、転調しながら突き進んでいく演奏のバリエーションも秀逸で、最後は会場のバンドリーマーとの合唱で締めくくられた。
ドロリスがアコースティックギターに持ち替えて届けられた「Imprisoned XII」は、TVアニメ「BanG Dream! Ave Mujica」#10の挿入歌としてのリンクもあり、染み入るような演奏が印象的なミドルナンバーとなっていた。

ドロリスの独唱での情感たっぷりの歌唱から、一気に音色を増していった「Mas?uerade Rhapsody Re?uest」。センターにギターのドロリスとモーティス(渡瀬さん)、ティモリス(岡田さん)の3人が揃っての演奏はその絵力に圧倒された瞬間だった。さらに、メルヘンな入りから一気に不穏さを増してしてく「八芒星ダンス」では、楽曲の通り、まるでダンスするかのようにテンポ感のある演奏が楽しめた。

そしてここで新曲がサプライズでお披露目。疾走感がありつつ、どこかヒロイックなかっこよさも感じさせる、ライブ映えする楽曲になっていた。終盤のメロディアスなところから一気に畳み掛ける歌唱も凄まじかった。今後のリリースにも期待したい。

その後はベースと舌打ちの入りから始まる縦ノリ感のある楽曲「顔」を披露。ドロリスはギターを手放して、ハンドマイクでのパフォーマンスとなり、より一層煽り感を増していく。ライブならではの躍動感あふれる時間だった。

その曲終わりの高笑いから一気に「KiLLKiSS」のパフォーマンスへと移っていく。一体感のある演奏で疾走感たっぷりに届けるバンドとしてのメタルな魅力はありつつも、この楽曲はボーカルのキャッチーさも引き立つ、まさにAve Mujicaの代表曲としてふさわしい一曲だ。
そして、締めくくりの楽曲として届けられたのは「Symbol I : △」。メタルとしての質感のある楽曲を、ステージ上に火が巻き起こる演出とともに届けていく。会場のバンドリーマーも手を高く掲げる中、狂うかのような音の重なり合いで突き抜けていく、Ave Mujicaの音楽性が存分に感じられた締めくくりとなった。


アニメの放送後初となる単独ライブだったが、すべての楽曲をMC無しでノンストップに駆け抜けるその姿はバンドとしての完成されたスタイルであることを改めて感じさせた。そして最後に再びオブリビオニスが登場し、会場に一礼してマスカレードを締めくくる様は舞台のカーテンコールを見るかのような時間だった。

セットリスト
M1 Crucifix X
M2 Symbol II : Air
M3 DIVINE
M4 Ether
M5 Ave Mujica
M6 Choir ‘S' Choir
M7 素晴らしき世界 でも どこにもない場所
M8 黒のバースデイ
M9 Symbol IV : Earth
M10 Symbol III : ▽
M11 天球(そら)のMúsica
M12 Imprisoned XII
M13 Mas?uerade Rhapsody Re?uest
M14 八芒星ダンス
M15 ?????
M16 顔
M17 KiLLKiSS
M18 Symbol I : △
(C)BanG Dream! Project
Photo ハタサトシ、高田真希子
本コンテンツは、掲載するECサイトやメーカー等から収益を得ている場合があります。

































