2026年6月28日に東京・渋谷の“404 Not Found”にて、イシイジロウ氏が総監督を務める新作「シブヤスクランブルストーリーズ」の開発参加型クラウドファンディング発表会がおこなわれた。ここではその模様をお届けしていこう。

「シブヤスクランブルストーリーズ」は、総監督・イシイジロウ氏と脚本家・北島行徳氏による、渋谷を舞台とした実写アドベンチャーゲームの新たな可能性を切り拓くプロジェクト。

メインキャストを務めるのは、窪塚洋介氏、天野浩成氏、北上史欧氏、中村悠斗氏、松田優氏の5名。制作陣には、シナリオ協力として「街~運命の交差点~」の麻野一哉氏、音楽に作曲家の坂本英城氏、アートディレクションに「ラブプラス」で知られる箕星太郎氏、撮影・演出に「428 ~封鎖された渋谷で~」を手がけた飯野歩氏が名を連ねている。また、パートナー企業として、GameCreator Finding(東急不動産・Skeleton CrewStudio)の支援を受けつつ制作が進行中だ。
今回の発表会は第1部と第2部に分かれ、第1部ではCAMPFIREの代表取締役である中島真氏、同社のサポート開発ユニットを率いる執行役員の藤原裕樹氏が登壇し、うぶごえからのクラウドファンディング未入金に揺れる当プロジェクトの全面バックアップが宣言されるとともに、7月1日から第二期クラウドファンディングの開始が伝えられた。

また、開発面では、主人公5人のシナリオが脱稿。ゲストとして御堂筋美登里役の北上史欧氏、安堂亜蓮役の中村悠斗氏、馬場蛮役の松田優氏が登壇。脚本の北島行徳氏と新キャラクターについて語られた。

CAMPFIREで2段階構成のクラウドファンディングを実施
第1部では、まず、うぶごえにて実施された第1回クラウドファンディングについて。支援金の約半分となる約2,700万円がプロジェクトに入金されないというトラブルが発生し、現在も未入金であることがイシイ氏から説明された。支援金は消費税やプロモーション、クラファンのリワードに使われているなか、商標登録も取れたことが伝えられた。

そんななかでCAMPFIREから連絡を受けたと報告。“こういうことが当たり前に起こる業界ではない”ことの説明を受けたそうだ。イシイ氏はクラファンについて、今回の騒動のあと、単独でやることも考えていたそうだが、それはクラファン業界の否定にも繋がると考えたとのこと。エンタメ業界にはクラファンを必要としているクリエイターがたくさんいて、そういう人たちに今回の件で「クラファン業界は怖いところ」というイメージを付けないためにもCAMPFIREと共に歩むことを決めたとのことだ。

本作の共同プロデューサーである村上雅彦氏、CAMPFIREの中島真氏、藤原裕樹氏らが登壇したあとは徹底した支援金管理について説明。安心・安全な取り組みを解説した。また、今回のクラウドファンディングは第1部と第2部の2つの期間に分けた2段階構成であることも説明された。第1部の支援金の入金・安全性が完全に確認できたあと、次の第2部に進むプロセスを導入する。第1部は7月1日~7月31日、第2部は9月1日~9月30日の期間に実施予定だ。

目標金額は1,000万円で、“ネームドキャラクターとしての出演”や“エキストラとしての参加”“TIPSの執筆”などがリワードとなる。撮影参加ができるリワードに関しては、可能な場所であれば参加者が撮影報告をして作品の拡散もできるようにしたいとも述べられた。

5人の主人公のシナリオが脱稿!
本作の脚本を手掛ける北島行徳氏が登壇。本作に登場する5人の主人公の脚本が脱稿したことを明かし、御堂筋美登里役の北上史欧氏、安堂亜蓮役の中村悠斗氏、馬場蛮役の松田優氏とともに、本作の内容についても紹介された。

ストーリーは20年前の4月28日に起きた事件を解決した“伝説の5人”が、現代の4月28日でふたたび事件に挑む内容になるとのこと。

中村氏が演じる安堂亜蓮は弁護士のキャラクター。セリフが膨大な法廷シーンもあるという。また、女の子と一緒に逃げるという「428 ~封鎖された渋谷で~」の遠藤亜智を彷彿とさせる展開も存在するという。

松田氏が演じる馬場蛮は、ハードボイルドな雰囲気のストーリーで展開。ある理由により御堂筋を殺そうと思っているそうだ。また、ケガをしている状況で登場することも明かされた。

北上氏の演じる御堂筋美登里は周囲で事件がよく起こるようなキャラクターで、ちょっとしたラブコメ要素もあるそうだ。

イベントの最後にはイシイ氏からこのプロジェクトについて“トラブル以上に、沢山の奇跡が起きている”と語られた。ゲーム制作にはトラブルが付きもので、今回はプロジェクトの形の関係で多くの人の目に見えてしまっているが、それ以上に京都で村上氏と出会えたこと、役者を辞めていた北上氏が復帰してくれたこと、東京にいなかった中村氏がこのプロジェクトのために引っ越してくれたこと、撮影のピンチのときに松田氏が駆けつけてくれたこと、そして北島氏が最高傑作と思えるようなシナリオを書いてくれたこと……いろいろな奇跡がつながっていることを伝え、このプロジェクトを引き続き応援して欲しいと語った。


クラウドファンディングの第1部は7月1日~7月31日、第2部は9月1日~9月30日の期間に実施予定だ。
プロジェクトページ:CAMPFIRE
https://camp-fire.jp/projects/955763/view
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