CygamesがiOS/Android/PC向けに配信中のアニメRPG「プリンセスコネクト!Re:Dive」。8.5周年のタイミングで実施したティア役・高田憂希さんへのインタビューをお届けする。

2026年8月15日に8.5周年を迎えた「プリンセスコネクト!Re:Dive(以下、プリコネR)」。2023年2月15日に開幕したメインストーリー第3部もいよいよ完結へと向かう中、Gamerでは第3部のキーキャラクターの一人である、ティア役の高田憂希さんにインタビューを実施した。
インタビューは8月8日の「プリンセスコネクト!Re:Dive 8.5周年直前生放送!」配信前に行われ、第3部開始時には謎の多かったティアについて深堀りしていったほか、生放送内で発表となったティアのプレイアブル化に伴って追加されたキャラクターストーリーなど、第3部の完結のタイミングだからこそのエピソードを聞いた。

※一部第3部のネタバレやティアのキャラクターストーリーの具体的な内容などへの言及がございますので、ご注意ください。
ティアを演じる上で意識した“中立で平等”のニュアンス
――ティアは第2部の終わりから第3部の始まりにかけて登場となりましたが、参加することになった際に作品へはどのような印象を持たれていましたか?
高田さん:「プリコネR」はもちろん作品タイトルも存じ上げておりましたし、ペコリーヌちゃんの“オイッス~☆”も代名詞として、私の生活圏内の中にも入っていた人気作品という印象だったのですが、改めてティアちゃんとしてご縁をいただいたおかげで、この作品のストーリーやキャラクターの魅力を、ティアちゃんを通して感じることができました。重厚なストーリーとともに、コミカルなギャグが織り交ざっているのがすごく魅力的な作品で、これだけ長く愛される理由を感じられたように思います。
――ティア役を務めることになった当時の心境などあればお聞かせください。
高田さん:実はティアちゃんが“認識の修正”であることは当初から知っていました。というのも、最初にいただいた収録資料の中にそういったワードが書いてあったんです。
でも、知ってはいてもどのくらいの世界観の規模は分からなかったですし、実際に(第3部で描かれる)世界や場所も変わっていって、壮大なストーリーになっていくところの根幹の部分にティアちゃんがいるというところはあっても、そこを深く考えることはしませんでした。それよりも、敵なのか味方なのか分からないという、アメスさんの対になる立ち位置というところにフォーカスを当てて、最初の頃は収録していた印象です。
不思議な存在でありつつも、物語の根幹の部分に触れさせてもらえるようで、すごく面白いキャラクターを任せていただき、演じるのもとても楽しかったです。

――“認識の修正”といきなり聞いてもパッとはイメージしづらいですよね(笑)。
高田さん:本当にそうなんですよね(笑)。私も徐々に噛み砕いていった感じではあるのですが、彼女がいないと、みんなの意識が完全に戻ってしまい、今いる世界(レジェンドオブアストルム)が消えてしまうというすごく大事な部分を担っているにも関わらず、のらりくらりとした性格なので。彼女が何を思って、何を考えて、騎士さん(※主人公=プレイヤーの呼称)たちに言ってくれてるんだろうというのを掴ませないのが面白いと思ったのと同時に、ストレスにならないのかなというのを若干、収録しながら心配にはなったので、どこまで思わせぶりな雰囲気で演じていくかというのは、最初の収録ですごく話し合いました。
――それこそ第2部までのバックボーンがないと分からない部分もあるとは思うのですが、そのあたりもスタッフの方にフォローいただいたかたちでしょうか?
高田さん:もういろいろと教えていただきながらの収録でした。だからこそ、ティアちゃん自体が(「プリコネR」にとって)新しい存在ですし、アメスさんともまた違う部分を言っていただいていたので、そこがやはり難しくもありました。
――特に終盤では直接本編に関わってくるところもありましたが、全体を通じて演じる際に意識されている点はありますか?
高田さん:距離感をすごく意識していたように思います。セリフだけを見ると、ものすごく近しく感じる時もあれば、ものすごく遠く感じる時もあるのですが、彼女のセリフにもある“中立で平等”であるところはもう崩さないようにしました。物語の大事な部分では例えば強く立てて伝えていくことも必要だったりするんですけど、彼女の場合はその度合いというかがものすごく難しかったです。
騎士さんに寄り添いすぎても、それは彼女の存在として矛盾になってしまうということはすごく繊細な部分だなと思いながら、一種の悪友のようなポジションで、ストーリーが進んでいけばいくほど彼女に芽生えている気持ちというのはあるんじゃないかなと。その騎士さんに対しての思いだったり、騎士さんやほかのみなさんの思いというのを感じる中で、彼女なりのサポートをしているなという変化を感じるのがすごく面白かったですし、どこまで出すかは悩みました。

――それこそ終盤で囚われて助けてもらうという流れでは感情の揺れ動きもあったかと思いますが、そういった場面ではそれまでの積み重ねを意識されたりしたのでしょうか?
高田さん:ストーリーが進んでいくと、それまではずっと騎士さんとティアちゃんというふたりでの関係だったものが、ネフィ=ネラさんが介入してきたり、アメスさんとのやり取りだったりと、彼女の中でも触れていく人たちが広がっていき、そのたびに彼女の中の世界が広がって、というのをすごく大事に台本に書いてくださったので、そこを感じながらも“平等で中立”というセリフがどこまでそのまま言っているのかというのは自分の中で考えながら言っていました。

――キーになる場面ではそのセリフが出てきますよね。
高田さん:だからこそ、第3部の終わりにティアちゃんからついに“中立で平等”ではあるが……というところを聞けたというのは、やっと言ったかという気持ちにもなれましたし、そう言えるぐらいに信じ合える仲間に出会えたんだなというところで、すごく嬉しかったです。

人同士が繋がることの難しさと乗り越えていく姿を描く第3部
――第3部のストーリーだけで相当なボリュームで、それをずっと追いかけながらの収録だったと思うのですが、ストーリー全体の印象はいかがでしょうか?
高田さん:第3部の魅力のひとつとして、ひとつの世界に行ったらまた次の世界に行き、どんどん世界が広がっていくのと同時に、いろんな種族の人やいろんな考えを持ってる人たちと出会っていくというところがあると思います。
そこで相容れなかったり、ぶつかってしまうことがあるんですけど、その中でも、相手のことを受け入れることだったり、認めてあげることということが大事なんだというのをストーリーを通して感じました。
すごく壮大なストーリーや世界観で、魅力的なキャラクターやストーリーがどんどん増えていく中で、人との繋がりという「プリコネR」が大事にしてきているテーマは変わらないまま、すごく身近に感じられるというのはすごいなと思います。
――第3部ではVR世界と現実世界の双方から物語が描かれていきました。
高田さん:仮想現実という世界ならではのファンタジーとしての楽しさがある中で、現実世界になった時のリアルな部分として、人同士が繋がることの難しさを感じる部分がすごくありました。コミュニケーションひとつとっても、どういう取り方をするのかによって相手の言葉も変わりますし、私自身も結構選んでしまうタイプだったりするので、それでも信じて繋がる「プリコネR」の仲間たちの姿を見て、仲間がいることの素晴らしさを感じてとてもいいなと思いました。

――第3部のエピソードの中で特に印象的なものはありますか?
高田さん:本当にいろんなお話が描かれる中で、私はヴァイオレット姫のことがすごく好きです。ライラエルさん、ネフィ=ネラさんというプリンセスとしての意思を持っている人たちの中で、王家の装備によってプリンセスになってはいるけど、その力をうまく扱えずに自分はそういう器じゃないと思いながら、その立ち位置にいるということのしんどさみたいなものがすごくリアルに感じました。
周りから守ってもらいながら生きてきた中で、12章では(ヴァイオレット姫は)自分で力を使えるようになり、殻を破るようになりました。そこには騎士さんの支えや仲間たちの想いが届いたというものもあるかもしれませんが、みんなと一緒に一歩ずつ歩むことで強くなっていく姿が刺さり、信じることを諦めずにやり通せることがカッコいいなと思いました。

――ティアは第3部でキャラクターたちの現実を模した夢を見せるポジションでしたが、ヴァイオレット以外でもし印象的だったキャラクターがいればお聞かせください。
高田さん:ティアちゃんとして最初に関わったキャラクターというのもあるかもしれませんが、リリちゃんのキャラクターストーリーはすごく彼女らしくて好きでした。“繋がりの巫女”という魔物すら一緒に仲良くなれるその力は、まさに彼女の真っ直ぐな性格ととても合っているなと思いました。
あと、(リリ(ヴァルキュリア)のキャラクターストーリーでの)騎士さんを英雄として見すぎていたというセリフは、相手を見すぎてその人の本質を勝手に決めつけてしまうことがある中、騎士さんと一緒に戦いながら学んでいくシーンが本当に真摯で真っ直ぐな、彼女らしいエピソードでとても素敵でした。
最後の白無垢のシーンも可愛らしいのですが、そのシーンはリリちゃんがティアちゃんに「兄様にこういう姿を見せたい」と言ってきたことが印象的で。リリちゃんってこういうことを言うんだというギャップとともに、騎士さんとイチャイチャしたいみたいな想いが出ていることもすごく可愛らしかったです。

ティアのキャラクターストーリーは“エピソードゼロ”
――8.5周年直前生放送でティアがプリフェスで登場することが発表されましたが、ついにティアがプレイアブルで登場することへの心境はいかがですか?
高田さん:(イラストを見て)収録の際は台本だけでイラストはなかったので、どんな感じなんだろうと楽しみにしていたのですが、ちょっといたずらっ子な表情がティアちゃんらしいなと思います。
ティアちゃんは公式サイトでも紹介されていないですし、メインストーリーを見ていないとなかなか出会えるタイミングがない子だと思うので、ついに実装ということで嬉しいです。

これまでもメインストーリーやキャラクターストーリーでたくさんの収録をさせていただいていますが、ティアちゃん自身のことを話す機会がほとんど無くて。彼女が何を考えているのか、騎士さんと出会ったきっかけや騎士さんに対しての想いなどはまだ表には出ていない部分だと思います。もう今までにないぐらいの物量の収録もさせていただいて、ティアちゃんのストーリーの中でもエピソードゼロ的な内容になっています。
――今回描かれるようなティアのバックボーンは元々把握されていたのか、それとも今回の収録で本当の意味で知ったのか、どちらのほうが近い感覚なのでしょうか?
高田さん:そういう意味では後者のほうがどちらかというと強いと思います。メインストーリーは彼女自身のことというよりも、物語の流れを主軸に収録していて、彼女自身の気持ちやその時どう思っていたのか、というところまで触れる機会がなかったので、今回のキャラクターストーリーで本当に孤独だったんだなということが伝わるとともに、やっと自分と意思疎通できる人と出会えたことへの喜びというのを感じました。
――まさに今回のキャラクターストーリーは、メインストーリーを読んでいる方こそよりグッと来るところがありそうですね。
高田さん:出会う前はこうだったんだというのもそうですし、今までは夢を見せる側だったティアちゃんが騎士さんとこれまでやったことのないことを一緒にやって、自分の夢を叶えていくというストーリーが「本当に良かったね…!」という気持ちになりました。

――第3部の完結とともに第4部の開幕が明かされるなど「プリコネR」はこの先も物語が続いていくということで、ティアの今後の活躍について期待などはありますか?

高田さん:ティアちゃんの活躍としては、今後どんな風に騎士さんと一緒に戦っていくのかというのは気になります。特にティアちゃんは実際に戦闘に参加するといったシーンはなかったので、今後もしかしたらそういう姿が見れたりするのかなと楽しみにしています。
あとは、ティアちゃんがどんな人と今後仲良くなっていくんだろうというのもすごく気になる部分です。アメスさんとの関係みたいに、悪口を言い合えるマブダチのような心を通わせられる人たちに出会えるといいですし、これまで騎士さんを通していろんな人と触れ合ってきたティアちゃんが第4部でどういう交流をしていくのかも見てみたいです。

――最後にファンの皆様にメッセージをお願いします。
高田さん:ティアちゃん役としてこうやってみなさんに「プリコネR」のお話をすること自体がなかなかない機会なので、まずは読んでくださっているみなさんにありがとうございますという気持ちでいっぱいです。今までずっと一緒に冒険してきたからこそ、第3部が幕を閉じてエンディングを迎えられることへの安堵感と寂しさを同時に感じています。
ティアちゃん、結構騎士さんの側にいた方だと思うんですよ(笑)。のらりくらりな対応でみなさんを惑わせたかもしれませんが、ティアちゃんは最初こそ“中立で平等”という言葉のままだったと思いますし、大事にしていたことだと思うのですが、そんな彼女にこの人の味方をしたいという希望のような気持ちを持たせてくれたのは騎士さんで、本当にいろんな感情を彼女に与えてくれてありがとうと思っています。
一緒に旅をしてくれた騎士さんに心から感謝したいですし、たくさんの女の子たちがいますが、「たまには顔出しなさいよ、あんた」みたいな気持ちで、ぜひティアちゃんのことも忘れずにいてもらえたら嬉しいです。
今後もティアちゃんの活躍だけでなく、第3部が完結しても新しい謎がきっと生まれているはずなので、それが第4部でどんな風に描かれていくのかというのを一緒に楽しんでもらえたら嬉しいなと思います。
高田憂希さんのサイン入り色紙をGamer読者にプレゼント!

賞品
「プリンセスコネクト!Re:Dive」ティア役・高田憂希さんサイン色紙
当選者数
3名様(抽選)
応募期間
2026年8月31日(月)18:00~2026年9月14日(月)23:59
応募方法
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