2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートアケ版稼働時から21年お気に入りの筆者が「ポジティブ!」と「Destiny」で感じた思い

ライブ・リアルイベント
0コメント さとうかずや

バンダイナムコエンターテインメントは、8月27日と28日に「アイドルマスター」(アイマス)をテーマにしたライブイベント「dual twin live tour」東京公演を、Zepp Hanedaにて開催した。本稿では、27日に開催した「双海亜美・双海真美 twin live“ふたごぼしのつばさ”[キラキラフタリボシ]」公演の模様をお届けする。

2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像

「dual twin live tour」は、765プロダクション(765プロ)に所属する双海亜美・双海真美による「双海亜美・双海真美 twin live“ふたごぼしのつばさ”」と、三浦あずさ・秋月律子による「三浦あずさ・秋月律子 twin live“つみまつよるまち”」という、2つのツインライブをツアーとして行うもの。大阪公演、名古屋公演がすでに行われており、東京公演がツアーファイナルとなった。

リアルな会場ではステージ上で2人がパフォーマンスし、配信ではxRライブストリーミングと題して、配信ならではの演出とともに届けられる。なお、765プロのアイドルによるツインライブは、2024年3月の「菊地真・萩原雪歩 twin live“はんげつであえたら”」、2025年10月の「高槻やよい・水瀬伊織 twin live“いつまでもなかよし!”」に続くものとなっている。

大阪公演・名古屋公演で結末が変化する“ふたごぼし”の物語と、それぞれのソロステージ

東京公演の前に、先だって行われた大阪公演と名古屋公演について少し触れたい。これまでのツインライブと同様に、絵本のようなタッチで描かれたビジュアルとともに、ストーリーが届けられる。

亜美と真美の公演では、北極星の周りを飛ぶ白い片翼の星と黒い片翼の星の“ふたごぼし”の物語。ふたごぼしが地上の世界を知り行ってみようとするが、北極星は「地上を知った星は昔の星には戻れない」と告げる。そして、本当に望む姿をよく考えて選ぶように語ると、ふたごぼしの前にみっつの光が現れる……というもの。その結末は大阪、名古屋、東京それぞれの公演で異なるものとなっていた。

大阪公演では「[ワクワクフタリボシ]」と題し、亜美がソロ曲「オン・ステージ・プレーヤー!」や「トリプルAngel」を1人で披露したほか、同じく亜美のソロ曲「YOU往MY進!」では、倒れ込んだ亜美のエネルギーチャージを真美が要請するといった一幕も。ほかにも真美のソロ曲「放課後ジャンプ」では亜美も参加してのパフォーマンスや、コールが盛り上がる「紅白応援V」、ポップな「ビジョナリー」といった楽曲も披露された。

2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像

また、大阪公演の終演後には、双海亜美役ならびに双海真美役の下田麻美さんと、秋月律子役の若林直美さんが登壇しての「dual twin live tour ツアースタ→トMTG」と題したトークイベントも開催。こちらも大いに盛り上がっていた。

2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像

名古屋公演では「[ソワソワフタリボシ]」と題し、真美が「ユニーク・スター・プレーヤー!」、「セクシータイフーン」、「ジェミー」、亜美は「ポジティブシンカー!」や「微笑んだから、気づいたんだ。」といった、自身のソロ曲をそれぞれソロステージとして披露したほか、真美が「キミはメロディ」をソロで歌うシーンでは歓声が沸いたり、「Funny Logic」や「New Me, Continued」といった楽曲も2人で披露したりした。

2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像

地上の遊園地から宇宙へ!遊び心満載のパフォーマンスで魅せる

オープニングではこれまでの公演と同様、ふたごぼしの物語とともに、オーバーチュアとしてオープニング映像を上映。大人びた雰囲気の漂うBGMに降りしきる雨や白と黒の羽根が舞う様子を映しだしつつ、明るいBGMから星がきらめく夜空に宮殿をイメージするステージが映し出され、ライブがスタートする。

東京公演のオープニングナンバーは、「スタ→トスタ→」。“星と星”や、“スター”のように輝くアイドルである亜美と真美のことを示すようなタイトル、そしてポップな曲調によるノリのいい楽曲で、幕開けを飾るにふさわしい楽曲を2人がパフォーマンス。場内のコールも大きく響くなかで軽快に歌い進めていたその時、現地会場では照明のトラブルが発生したようで、2人の歌声だけが聞こえる状態に。それでも場内の声援を背に2人は最後まで歌いきる。

2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像

復旧まで少し間が空き、その間には亜美真美コールも巻き起こるなかで、ライブが再開。続いては「ドキッ♥ラブアトラクション」だ。遊園地でのデートの気持ちを描くような、王道アイドルソングとなっており、観覧車など遊園地をイメージさせる背景のなかでパフォーマンス。2人が心の中の天使と悪魔を表現したほか、間奏では「LOVE」の人文字や2人で大きなハートマークを作るなど、遊園地デートのドキドキや楽しさを届ける。

2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像

「ユニーク・スターズ・オン・ステージ!!」は、亜美のソロ曲「オン・ステージ・プレーヤー!」と、真美の「ユニーク・スター・プレーヤー!」を重ね合わせた、合体曲と言えるような楽曲。個々としても成立している楽曲を重ねてもひとつの楽曲として成り立っているという驚きもさることながら、2人が一緒にパフォーマンスするとそのギミックに感心するところもありつつ、2人が躍動しにぎやかで楽しさあふれるステージとなっていた。

2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像

普段は元気いっぱいでも、めいっぱい動き回るようなステージが続いたこともあってか、少し息切れした様子を見せつつも、2人がステージに姿を見せて挨拶。「ユニーク・スターズ・オン・ステージ!!」についての解説をするとともに、配信で見てくれているファンに向けて挨拶をし、配信はスクショOKということでスクショタイムに。ライブの宣材写真(キービジュアル)のまねとして2人が真顔気味に立っていると、真美が「これって棒立ちって言うんじゃないかな?」とツッコミをいれつつ、イケてるポーズや楽しい感じのポーズをして楽しませる。

2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像

物語に沿って、ふたごぼしが地上の冒険を始めるように、次のブロックへ。まずは「ジャングル☆パーティー」に。オリジナルは765プロ所属の大神環と、真美とのデュエットソング。曲のインパクトと、“ウンババー!”をはじめとする盛りだくさんのコールで人気のある楽曲をパフォーマンス。2人が元気で野性味あふれるボーカルとダンスを披露したうえ、さらに2人の後ろでは“圧”すら感じるぐらいに、ノリノリになって踊るゴリラや胸を叩くゴリラなど多数の野生動物が映しだされ、まさにそこはジャングルだったと感じさせるものに。

2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像

ジャングルの次は海、ということで披露したのは「Pon De Beach」。我那覇響のソロ曲カバーとなり、トロピカルな曲調や一体感のあるコールも交えて、夏の海のさわやかさとはしゃぐように楽しい気分になれるパフォーマンスを届ける。

2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像

特徴的なイントロで歓声が沸き、ここで歌われたのは「エージェント夜を往く」。もともとは菊地真の持ち歌なのだが、亜美と真美独特の歌い方や、“溶かしつくして”が“とかちつくちて”と聞こえることが話題となり、2人の名前が広く知られるきっかけとなった楽曲という一面も持つ。夜をイメージさせる疾走感とミステリアスあふれる曲調で、2人なりのカッコよさを醸し出しつつ歌い進めていき、“とかちつくちて”では場内からもコールが入るなど、大いに盛り上がっていた。

2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像

「そして僕らは旅に出る」では、デジタル感あふれるフューチャーベースのサウンドにのせて、旅や冒険に出る楽しさを表現するように歌う。背景には空を泳ぐクジラなども描かれ、2人の旅は壮大なものであることを伝えるようにも思えた。

2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像

MCパートとなり、音楽で世界中を旅した亜美が楽しそうに語りつつ点呼をとるとして、1階や2階のファンに向けて呼びかけると、大きな「はーい!」が場内にこだました。すると亜美はセクシーなポーズとともに、“せくちー”(セクシー)なお返事を求めたほか、真美は1番大きな声を出した人には“スペシャルなプレゼント”を贈るとして、ひときわ大きな声が響く。さらにスタッフにも点呼をするという、予想していないであろうことをする亜美と真美らしい光景も見られつつ、このあとに向けた声だしもバッチリとなったところで、次のブロックへ。

2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像

まずは「おとなのはじまり」へ。冒頭の場内が一体となった“GO!GO! LET'S Go! アダルト アハン”といったコールや、キスマークの映像が背景に流れるなか、亜美と真美が想像しているであろう、大人な女性や背伸びしているような楽曲を、随所にセクシーなポーズを決めつつ歌う。

2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像

かけ声とともに歌いだしたのは「キラメキラリ」。高槻やよいのソロ曲であり、ライブで盛り上がる定番ソングを2人がカバー。元気いっぱいに歌う2人を、無数に流れゆく星の背景映像や、2人のイメージカラーであるイエローに加え、この曲ではおなじみのオレンジに輝くコンサートライトと大きなコールで後押し。間奏のかけ声“ギターソロ、キャモーン”も、亜美と真美らしい言い方も含めて、2人の色とパワーが存分に発揮されたステージに。

2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像

「ポジティブ!」は、2人の始まりの曲とも言える活動初期からの代表的な持ち歌。これまでも幾多の場面で披露し続けてきたこともあってか、2人の息の合ったパフォーマンスも、場内のコールもバッチリ。元気なポップスを歌詞にあわせた振りをしつつ軽快に歌い、ポジティブになれる気持ちを届けていった。

2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像

MCパートとなり、予想していなかったであろう「キラメキラリ」も、観客の明るすぎるぐらいのコンサートライトに驚く2人。そして、ライブの楽しさから「ずっとこのままがいいなぁ……」と漏らす真美に対して、亜美は「きっとどんな大人になってもやっていける」と、安心させるように話す。

さらに翌日には、三浦あずさと秋月律子が出演する「“つみまつよるまち”」が開催されることに触れ、“似すぎている”と評判も高い、あずさと律子のモノマネを2人が披露すると大歓声。

地上を十分楽しんだということで、今度は宇宙へ。そんなMCから歌われたのは「BRAVE STAR」。ギターとドラム音が響くロックサウンドと赤く染まるステージで、さらに2人が拳を高く掲げ“wow oh~”とコールし、場内も返すような熱気も高まるなか、情熱を持ってもっと高く、そして新たな旅へと旅立つことを示すような楽曲を、時に2人が向き合いながら明るい未来を感じさせる歌声で歌う。

2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像

「星彩ステッパー」は、ポップでファンシーな曲調から、宇宙へと飛び出し星までの旅を彩るようなステージに。この曲が歌われたときの衣装「星先案内人」をほうふつとさせるステンドグラス風の映像や、夜の星空が浮かぶ風景を背景に、2人の優しい歌声とウキウキするようなメロディ、そして一歩一歩前に進んでいくメッセージを込めた楽曲は温かい気持ちにさせてくれるもの。

2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像

英語のナレーションと2人が敬礼しているようなポーズから歌われたのは「黎明スターライン」。往年のプログレサウンド、無線のようにも聞こえる英語の会話から、ロケットや宇宙船の発射や航行を想起させるような楽曲。さまざまな宇宙空間を示す映像を背景にパフォーマンス。左右に腕を振って一体感を高めるような光景もありつつ、パイロットとして航行を進めるかのように2人が歌い進め、ラストは宇宙のビッグバンをほうふつとさせるような映像とともに高くジャンプしてポーズを決めた。

2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像

そして、このライブツアーのために制作された「北極星をズラしちゃえ!」を披露。明るく楽しいアイドルソングに、ときには楽しそうに、ときにはいたずらっぽく、ラップやセリフのパートも盛り込まれている、亜美と真美らしさを存分に詰め込んだ楽曲。新曲ではあるが、すでに大阪公演や名古屋公演でも披露されているだけあってコールも決まっており、そのなかで見ている側がワクワクして心躍る気持ちにさせてくれるステージを届けていた。

2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像

歌でつづる宇宙旅行を楽しんだ2人。MCパートとして、亜美が客席に向けてコンサートライトを上にあげるようにお願いし、その光景を見た2人がきれいと感激し、さらに左右に振るようにお願いすると流れ星、回すようにお願いをすると銀河みたいと表現。場内みんなで宇宙を作りだし、宇宙旅行を楽しんでいる空間となっていた。

“愛”で乗り越え、“愛”に包まれたライブ

亜美が最後の曲と告げ、亜美と観客から寂しがる声があがるなか、真美は「思い出は、忘れない限り永遠だから」と話す。そして、亜美が「亜美と真美が双子に生まれたのは運命。兄ちゃん姉ちゃん(※亜美と真美が呼ぶファンのこと)と出会えたのも、きっと運命」と口にすると、観客のなかには察したところもあるのか、一部で声があがる。

真美は「まだまだ子どもかもしれないけど、みんなにも誰にも負けないくらいキラキラになるように、もっともっと頑張る」と続け、さらにこれから先いろいろなことがあっても、今日の思い出が輝かせてくれること、そして出会ってくれたことへの感謝とともに「これからもよろしくね」とメッセージを伝える。

こうして歌われたのは「Destiny」。“運命”を意味するタイトルであり、出会いの奇跡と運命、この先も進んでいくことを歌う楽曲だ。壮大な楽曲を明るく快活に歌う姿は見ていると、どこか涙腺を刺激するものに。ラストには笑顔で大きく手を振りながらポーズを決める2人。その姿に大きな歓声が送られていた。

2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像

2人が挨拶をして降壇。そしてアンコールの声があがるなかで、ふたごぼしの物語で3つめのストーリーが明かされる。旅を通じて互いの強さと優しさを分かち合った白い星と黒い星。ふたりは最初からひとつだったわけではなく、旅をして過ごした日々のなかで、ふたりはお互いの心を少しずつ自分の中に宿していたこと。それに気づいた白い星と黒い星は、旅のあとで自らの片翼を手放す。しかし、胸の1番奥から芽生えた新しい光の“愛”によって落ちることはなく、ふたりは一つの大きな新しい星「翼の星」となった……という内容のもの。

こうしてアンコールで歌われた楽曲は「THE 愛」。“ありがとう”と“愛”がふんだんに詰め込まれた楽曲であり、感謝の気持ちを伝えるように歌う2人。背景には天空へと登る階段のような道を進むなか、ジャングルや夕暮れ時の海、星空や宇宙といった、ふたごぼしが巡ってきた場所の風景も映し出され、公演で紡がれてきたストーリーも感じつつ、グッとくるものがあった。

2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像

亜美と真美が、2人にとってはツアー最終日ということで、楽しかったことを振り返ったり、ライブ会場に遊びに来てくれたり、配信やアーカイブで見てくれているファンへの感謝の気持ちを伝える。そしてファンには笑顔が似合うからと、亜美から「最後までいっぱい笑ってね。あ、たまには泣いてもいいからね」と茶目っ気のあるメッセージが送られる。

次が本当に最後の曲と告知して、真美が「愛があれば翼がなくたって飛べる」、亜美が「亜美と真美、ふたりが一緒ならどこまでだって飛んでいける」と口にし、流れてくるイントロに場内がざわつくなか、「翼」という曲を歌いだす。

穏やかな曲調にのせて、まずは真美が歌声を響かせ、そのあとは亜美も……となるはずが、どうも歌声が聞こえてこない。どうもマイクトラブルらしき事態が発生した模様ではあったが、ステージでは大空に白と黒の羽根が舞うなかで2人が歌い進める。そして観客は2人の姿を見守りつつ、次第に亜美のソロパートを歌ってサポートする光景も見られるようになっていった。

2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像

思わぬハプニングに見舞われたが、2人は元気よく観客に向かってお礼をし、亜美は連続での投げキッスをするファンサービスを見せる一幕も。そして2人がマイクを外した声で「ありがとうございましたー!」と伝えて降壇した。

2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像

亜美と真美のリハーサル中と思われる舞台裏映像を交えたスタッフロールが流れ、ライブは終了……かと思いきや、本公演のイベントプロデューサーからステージでのトラブルがあったことについて触れ、該当した2曲についてあらためて披露するとともに、最後まで亜美と真美を応援してほしいというお願いが伝えられ、場内は騒然とした雰囲気と歓声とが入り交じった状態に。

さらに舞台裏にいると思われる亜美と真美からも呼びかけが行われ、「亜美たちのパワーがすごすぎちゃったみたいで、マイクとか照明とか、いろいろトラブルが出ちゃったんだよね……。でも兄ちゃんと姉ちゃんの応援を聞いて、やっぱやるっきゃないよねってことで。最後の2曲、みんなの力で、最高の公演にしてくれますかー!」とメッセージが伝えられると、大歓声で応える場内。2人は「最後まで応援、よろよろー!」と感謝を伝える。そして自然とわき上がった“もう一回”のコールに包まれるなか、異例のダブルアンコールがスタート。

最初に会場でトラブルがあった「スタ→トスタ→」がノートラブルで進むと、すでに一通りの公演曲数分が行われたにもかかわらず、コールでひときわ大きな声があがっていたのが印象的だった。さらに「翼」はちゃんと2人のボーカルが聞こえる状態となり、特に亜美が歌いだした声を聞いたときは、ほっとした雰囲気に。そして観客がコンサートライトを振りつつ、静かに2人の歌声に聴き入る光景が広がった。

歌い終わったあと、ステージを降りた2人からお礼の言葉とともに「気をつけて帰ってねー!」というメッセージの声が届けられ、場内は大きな拍手と歓声に包まれるなか、公演は幕引きとなった。

2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像

2人の元気いっぱいなところもあれば背伸びしたところもあり、トークではいたずら好きな一面をのぞかせたり、見たり聴いたりする人を楽しませるエンターテイナーっぷりが存分に発揮されていたステージだった。それでいて、泣かせるようなところがあったのも2人らしさを感じさせるところでもあった。

また本公演では全曲において亜美と真美のステージであったことで、2人はいつも一緒であると思えるものだったことも付記したい。そして想定外のハプニングも発生したが、何が起こるのかがわからないのもライブであり、亜美と真美、スタッフによるフォローもさることながら、観客が歌ったり歓声をあげたりする光景を見るに、場内にいる全ての人たちの愛が詰まった公演であり、みんなで作り上げたライブと思えた次第だ。

(余談)アケ版稼働から21年お気に入りの筆者が「ポジティブ!」と「Destiny」で感じた思い

また余談ではあるが、筆者個人としても印象的なところはある。まずこの公演でトラブルが発生したことについて。当然ながらこうしたハプニングが起きないに越したことはなく、むしろ起きないようにライブに関わる方々が多大な労力を払って準備していること、そして当たり前のように何も起きずに進行することがとても素晴らしく、すごいことであること、その上で準備を尽くしても、こうしたトラブルが発生することはあり、何が起こるのかがわからないのもライブであるということ。そしてひとつの出来事が大きくマイナスに振れることもあれば、プラス方向に振れて特別なものにするだけの重みもあると感じている。

そこでの感じ方は人それぞれではあるが、この状況をプラスな方向にするには、あの場にいた全ての人々の愛と想い、そして絆が必要不可欠と、これまで近しい事象を見てきた中で感じている。2曲の再演に対応したスタッフ、想定していない出来事であるにもかかわらず対応した“亜美と真美が”元気に観客へ呼びかけて熱気を高めたこと、何よりトラブルを察知しても歓声をあげて盛り上がったり一緒に歌ったりしたファンの全てによって、このライブを特別なものとして感じられるようになったと思っている。それとあわせて、ある意味想定外のハプニングまであるのも亜美と真美のライブだと感じたり、いつも以上の現実感が得られてしまう出来事だったというのも付記したい。

2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像

本公演はふたごぼしの物語を背景に、楽曲を通じてストーリーを感じさせるもの。それによって、より感じ方や解釈なども深まることでグッとくるところがあったり、本公演では最後に「翼」を歌ったりしたというところでも感動したところはある。その中でも、この公演で筆者が個人的に印象的だった曲は「ポジティブ!」であり、そのあとで歌われた「Destiny」が後押ししたと感じている。現実世界に視点を寄せた話になるが、その思いの根底には、アイマスシリーズの初代作であるアーケード版「アイドルマスター」稼働開始時期の21年前から、765PRO ALLSTARSにおける筆者お気に入りのアイドルが双海亜美、双海真美の2人というのが背景としてある。

「ポジティブ!」はアーケード版に実装されていた、アイマスシリーズとして最初期の楽曲のひとつ。亜美と真美の持ち歌となっており、2人にとっての始まりの曲と言えるもので、タイトルやフレーズにも出てくるような、学校生活をはじめ世の中にはいろいろなことがあるなかでも“悩んでも仕方がない”と思えるポジティブなポップスソングとなっている。

2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像

ステージでは2人が息の合ったパフォーマンスを見せつつ、目覚まし音から亜美を起こそうとする真美をはじめ、歌詞にあわせたリアクションをとりながら歌い進める。間奏では「私たちこそが、最強のふたごぼし!」といった、公演の物語にあわせた掛け合いセリフがありつつ、ステージの背景には虹がかかるといった光景も。そして場内一体となった「イェーイ!」で締めくくる。この公演はもとより、長年にわたってキャストライブを含めてさまざまな形で披露されてきた楽曲であるだけに、コールの一体感もバッチリだった。

2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像

ゲームやアニメなどアイマスシリーズとしてさまざまなメディアに展開され、それぞれに亜美と真美の姿が描かれており、それぞれに魅力があると感じているのだが、やはり筆者のアイマスにおける原体験がアーケード版だけあって、どうしてもそちらの思い出が深いというのが正直なところである。

アーケード版では亜美と真美が入れ替わりながら“双海亜美”として活動しているという世界観となっていたため、ステージで歌い踊るのはひとりだけだったので、2人で歌う姿が見たいと思っていた時期もあったこととか、バンザイのように両手を挙げてくるっと1回転してポーズを決めるという特徴的な動きで元気あふれるところを表現していたのも覚えていることとか、亜美と真美と言えば100人いたら100人がかわいいと言ってくれると確信はしているものの、ゲームとしては大器晩成型でなかなか能力が伸びにくくファン人数(※ゲーム中のスコア)も増えにくく、またゲーム中のオーディションにおいて、稼働初期の頃の「ポジティブ!」はジャストアピールをしにくい仕様だったのでなおのこと選ばれにくかったこととか、いわゆる年少キャラということもあって、数という意味での人気がまだまだと感じることもあったこととか、そういうこともあって魅力を広めたいと思って自主的な活動もしていたこともあったこととか、そのころは仕事探しをしていた時期でもあったので、朝7時から開いているゲームセンターでプレイをして、一時的ではあっても亜美のソロプロデュースでのランキングで1位になるほど入れ込んでいた時代があった……など、ほかにも語りきれない思い出はさまざまある。

気がつけば、2人が歌い踊るステージというのも珍しくはなくなり、またはじめは1人の人間が分裂したかのような双子の亜美と真美だったが、シリーズとして展開していくなかで年齢をひとつ重ね、髪型に明確な変化も現れただけではなく、このツアーでも披露されたCDシリーズ「MASTER ARTIST 2 -FIRST SEASON-」における「YOU往MY進!」と「ジェミー」が象徴するように、心境的な変化も見えるようになったことも、2人の成長が感じられ、感慨深くあったことも覚えている。さらにキャストライブにおいても、赤羽会館で行われた正式稼働後の大型イベントから見続けるなかで、双海亜美、双海真美役の下田麻美さんがひとりでふたり分と思えるぐらいのパワフルかつエンターテイナーとしてのステージを長年にわたって続けつつ、2022年開催の「THE IDOLM@STER 765PRO ALLSTARS LIVE SUNRICH COLORFUL」では、まるで亜美と真美が現実に立ったかのように、ダンサーとともに2人で「スタ→トスタ→」を披露して驚いたのも、筆者の記憶として新しい。ほかにも、現実世界で亜美と真美がステージに立ったと感じられた、2018年開催のホログラフィックライブイベント「THE IDOLM@STER MR ST@GE!! MUSIC♪GROOVE☆2nd SEASON」双海亜美・真美主演公演も、2人の掛け合いがリアルに展開されたうえ、ステージで躍動しているところは、本当に夢のような時間だった…などといったことも思い出される。

歌は思い出とともにあるもので、自分にとって亜美と真美といえば「ポジティブ!」の存在が大きく、思い出されるのはアーケード版のタッチパネルの向こうにいる2人。20年以上を経過して、当時の振り付けを残しつつもアレンジされたところもあり、何より彼女たちがより元気でかわいい姿と素敵な衣装、そしてリアルな大勢の観客の前で歌っている光景は、ある意味設定上ではあっても現実としては想像もつかないものであったがゆえに、深く感激したところがある。

2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像

「ポジティブ!」は大阪公演でも披露されており、筆者も実際に会場へ足を運び現地で見て感動したのだが、東京公演ではより感動したうえ、このような背景や感情がある中で、“運命”について話してからの「Destiny」は、明らかに涙腺を刺激するものだった。ゲーム「アイドルマスター ワンフォーオール」の楽曲であり、前述したように出会いの奇跡と運命、そしてこの先も進んでいくことを示す内容のもの。シンプルに楽曲としても目を潤ませたくなる楽曲であるなか、誰もがアイドルとの出会いの運命を思い返すなかで、筆者の場合はアーケード版正式稼働前のロケテストで、ふと目に入った亜美と真美のしぐさを見て気になったところが始まりであり、そのときに見ていなければ……正式稼働前にお気に入りと感じていなければ……と思うところはある。さらに言えば、こうしてこの公演に足を運び、こうして記事を書くこともなかったかもしれない。アイマスシリーズの展開とともに、亜美と真美がお気に入りだからこそ見られた景色や光景もたくさんあるのは事実であり、この曲を2人が歌っているところを見ていると、いろんなことが思い返され、あの場では涙が止まらなかったのを覚えている。

2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像

これぐらい思い出を思い返したり、深く感激したりできるのは、ステージに立っていた亜美と真美が、本当に亜美と真美として立っていると思わせてくれるだけの説得力を持つ2人であり、それを手がけたクリエイターやスタッフの尽力とともに、そして平日夜にも関わらずグッズなどを身につけて足を運んだり、ファン……“プロデューサー”(アイマスシリーズのファン)の熱心な声援が、2人をキラキラ輝く本物のアイドルにしてくれたからと、心からそう感じられる光景だった。

また、余談に余談を重ねた上で、極めて私的なことで恐縮ではあるが、そもそもアイマスシリーズが20年以上も続くと思っていなかったアーケード版正式稼働後の数年、まだ個人ホームページやブログが全盛だった時代に、亜美と真美が支持されにくいというところで魅力を広めたいと自主的かつ個人的に2人を紹介するファンサイトをやっていたり、双海亜美でのスコアを出すべく熱心にプレイしていたときの自分から見れば、20年以上見続けると2人のワンマンライブがツアーでリアルに開催されるという出来事そのものが信じられない奇跡であること、たくさんのプロデューサーが最後に「亜美真美最高!」とコールをする光景は夢みたいと思えた次第だ。

2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像
2人一緒ならどこまでも飛べる!「アイマス」ライブイベント「双海亜美・双海真美 twin live」東京公演レポートの画像

「双海亜美・双海真美 twin live “ふたごぼしのつばさ”」ならびに、三浦あずさ・秋月律子による「三浦あずさ・秋月律子 twin live “つみまつよるまち”」の大阪公演、名古屋公演、東京公演の全6公演について、アーカイブ配信を期間限定で実施。販売期間は6公演共通で、9月27日22時まで(アーカイブ期間は9月27日23時59分まで)を予定。詳細は「dual twin live tour」公式サイトまで。

「dual twin live tour」公式サイト
https://idolmaster-official.jp/live_events/765pro_tour_dualtwinlive

「双海亜美・双海真美 twin live“ふたごぼしのつばさ”[キラキラフタリボシ]」セットリスト

M01.スタ→トスタ→
M02.ドキッ♥ラブアトラクション
M03.ユニーク・スターズ・オン・ステージ!!
M04.ジャングル☆パーティー
M05.Pon De Beach
M06.エージェント夜を往く
M07.そして僕らは旅に出る
M08.おとなのはじまり
M09.キラメキラリ
M10.ポジティブ!
M11.BRAVE STAR
M12.星彩ステッパー
M13.黎明スターライン
M14.北極星をズラしちゃえ!
M15.Destiny
M16.THE 愛
M17.翼
(※歌唱者は全て双海亜美、双海真美。ダブルアンコールは含まず)

本業はお堅い会社の会社員。かつてはテクノロジー&ビジネス情報メディアの硬派(自称)なIT系編集記者であったにもかかわらず、ゲームエンタメ担当としてこれまで特定のキャラにスポットをあてたゲーム記事や、キャラコンテンツのライブイベント記事を書き続け、特に「アイドルマスター」と「ラブライブ!」シリーズは、10年以上にわたってあわせて100本以上を執筆。諸般の事情により、副業ゲームエンタメライターとして寄稿も行うことに。 アイマス歴は、アーケード版ロケテスト1回目からのプレーヤー。 X(旧Twitter):https://x.com/310kazuya

本コンテンツは、掲載するECサイトやメーカー等から収益を得ている場合があります。

コメントを投稿する

この記事に関する意見や疑問などコメントを投稿してください。コメントポリシー

注目ゲーム記事

ニュースをもっと見る

ゲームニュースランキング