バンダイナムコエンターテインメントは、「アイドルマスター」のライブイベント「菊地 真 ・ 萩原 雪歩 twin live “ はんげつであえたら ”」を、ベイシア文化ホール(群馬県民会館)にて3月16日・17日に開催した。ここでは、最終公演となる「~純藍~」の模様をレポートする。
本公演は、「アイドルマスター(以下、アイマス)」より、765プロのアイドルである菊地真と萩原雪歩の2人だけで届けるツインライブとなっている。こうしたコンセプチュアルなライブ自体が珍しく、公演が行われるまでイメージしづらい部分はあったものの、実際のステージとしては「アイマス」シリーズが取り組むMRライブの新たなアプローチが垣間見えるものとなっていた。
なお、本記事はASOBI STAGEでのオンライン配信を視聴してのレポートとなっている。演出についても配信上の内容に言及している点は予めお伝えしておく。

半月の日にだけ出会うことができる、影の王と光の王の出会いと別離が絵本のように丁寧な語りで届けられると、幻想的な演出のOvertureによって本公演は幕を開けた。
最初に届けられた楽曲は「First Stage」。黒と白の対照的な衣装に身を包んだ2人が、MRライブならではの月をバックにしたステージでパフォーマンスを披露。同じ振り付けでも力強い真、柔らかさのある雪歩といったように、動きのちょっとした違いも印象的だ。


さらに、「アマテラス」「キミはメロディ」の2曲も届けていく。どちらもポップな楽曲で華やかなステージとなっていたが、冒頭の物語の展開も踏まえるといろいろと想像も膨らむセットリストとなっている。




ここで2人から会場のプロデューサー(※「アイドルマスター」シリーズのファンの呼称)に向けて挨拶。今回の公演のテーマである「~純藍~」について言及するとともに、ほかの公演とは展開が変わっていること、セットリストに関しては物語に合わせたものになっていることにも触れていく。
プロデューサーからの声援を受けたところで披露されたのは、おなじみの冒頭の叫びから始まる雪歩の「ALRIGHT*」。元気あふれるパフォーマンスにプロデューサーも精一杯のコールで応える。続く「待ち受けプリンス」はメロディーと歌詞のキャッチーさが魅力で、ライブ映えする一曲となっていた。




続いて、真がソロで披露したのはまさかの「キミ*チャンネル」。これまでのカッコいいパフォーマンスとは一転、可愛さが存分に詰め込まれたステージで、会場のプロデューサーに向けてキュートにアピールしていく。さらに、「i」のパフォーマンスでは、シャボン玉が流れていくステージで、真っ直ぐなメッセージを歌声に乗せて届けていった。さらに、シックなメロディの入りからスタンドマイクで披露したのは「9:02pm」。演出の効果も相まって、前の楽曲からは一気に落差のある大人な雰囲気を醸し出していた。






その後はそれぞれが披露したソロ曲の感想に触れつつ、群馬県の風習にちなんで、会場を菊地団と萩原団に分けてのコール&レスポンスを楽しむ。続くパートでは、仲間同士の団結のメッセージを存分に盛り込んだ「The world is all one !!」、歌詞に合わせてオレンジ色に照らし出されたり、青空が広がる演出が印象的な「おもいでのはじまり」が届けられる。さらに、真が伸びやかな歌声とともに「チアリングレター」を披露。自分に送るメッセージを丁寧に歌い上げた。






ここで再びMCパートとなり、真が披露した「チアリングレター」にちなみ、雪歩が用意してきたという真への手紙を読み上げる。緊張しながらも想いのこもったメッセージを届ける雪歩、そのメッセージに感極まる真の様子が印象的だった。
ライブもいよいよクライマックスへと向かう中、次に披露されたのは「edeN」。カッコいいパフォーマンスを届けると、その余韻覚めやらぬままに本公演のために作られた「Halftone」を力強く歌い上げていく。さらに、雪歩のソロ曲「Kosmos,Cosmos」は最初こそ雪歩のみの歌唱だったが、2番からは真も加わり、2人でのパフォーマンスとして優しくも力強いステージが届けられた。






そしてライブの締めくくりとして披露されたのは「VOY@GER」。この選曲には驚いたプロデューサーも多いことだろう。ステージ演出にもサイバー感が盛り込まれ、キレキレのダンスやラップ、上空に映し出される5色のブランドカラーと、情報量の詰まったステージとなっていた。


アンコール後は、冒頭で描かれた物語の続きとして、長い時間を経て再び再会を果たすというハッピーエンドが描かれる。そして、ステージに再び登場した2人から今回の試みに関する感想が語られると、最後に披露されたのは「まっすぐ」。終わりの瞬間まで今回の物語、そしてライブのコンセプトを存分に詰め込んだセットリストで、大盛り上がりのままライブは締めくくられた。


その後のエンドロールではリハーサルの風景を描く場面がありつつ、関わったスタッフのクレジットを見れるのもありがたいところ。今回の試みへの感謝を込めつつ、また新たなチャレンジが届けられる機会を楽しみにしておきたい。
なお、本記事では触れていないほかの2公演「~友藍~」「~悲藍~」についても、異なるセットリストで届けられている。アーカイブ配信も行われるので、興味のある人はそちらも併せてチェックしておこう。
「~純藍~」セットリスト
M01. First Stage/菊地 真・萩原 雪歩
M02. アマテラス/菊地 真・萩原 雪歩
M03. キミはメロディ/菊地 真・萩原 雪歩
M04. ALRIGHT*/萩原 雪歩
M05. 待ち受けプリンス/菊地 真・萩原 雪歩
M06. キミ*チャンネル/菊地 真
M07. i/菊地 真・萩原 雪歩
M08. 9:02pm/菊地 真・萩原 雪歩
M09. The world is all one !!/菊地 真・萩原 雪歩
M10. おもいでのはじまり/菊地 真・萩原 雪歩
M11. チアリングレター/菊地 真
M12. edeN/菊地 真・萩原 雪歩
M13. Halftone/菊地 真・萩原 雪歩
M14. Kosmos,Cosmos/萩原 雪歩・菊地 真
M15. VOY@GER/菊地 真・萩原 雪歩
M16. まっすぐ/菊地 真・萩原 雪歩
「菊地 真 ・ 萩原 雪歩 twin live “ はんげつであえたら ”」公式サイト
https://idolmaster-official.jp/live_event/twinlive_halfmoon/
(C)窪岡俊之 THE IDOLM@STER(TM)& (C)Bandai Namco Entertainment Inc.
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