「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」8thライブ東京公演レポート――超満員の会場で映画「完結編 第2章」の新曲などを披露エマ好きなライターが見た「ドリーム☆シューター」と「第2章」楽曲で感動した「Circle of Love」を語る

ライブ・リアルイベント
0コメント さとうかずや

2026年6月13日と14日、京王アリーナ TOKYOにて行われた「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 8th Live! TOKIMEKI Express」東京公演の模様をお届けする。

「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」8thライブ東京公演レポート――超満員の会場で映画「完結編 第2章」の新曲などを披露の画像

「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」(ニジガク)は、「ラブライブ!」シリーズのひとつとして2017年から活動を開始。東京・お台場にある虹ヶ咲学園を舞台にソロ活動をコンセプトとして、ゲームやTVアニメやライブイベントなど、オールメディアで展開されている。2024年からは、完全新作アニメーションとなる劇場上映シリーズ3部作の映画「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編」を順次上映しており、2025年11月には「完結編 第2章」を公開している。

この8thライブは、先だって6月6日と7日に大阪城ホールで開催された大阪公演と、今回の東京公演という2会場4公演で実施。「完結編 第2章」における新曲をはじめ、新曲制作プロジェクトとして2025年に展開していた「NIJIGAKU Monthly Songs♪」収録のメンバーソロ曲などを中心に披露する内容となっていた。

大阪公演も大いに盛り上がったうえ、東京公演においては、ステージの真裏となる完全見切れ席まで含めて現地チケットが両日完売。超満員といえる会場や、配信で見ていた“あなた”(※ニジガクのファン)を魅了する内容となっていた。

※なお本稿で掲載している写真は、集合写真を除き大阪公演のものとなります。

出演者(敬称略)

大西亜玖璃(上原歩夢役)
相良茉優(中須かすみ役)
前田佳織里(桜坂しずく役)
久保田未夢(朝香果林役)
村上奈津実(宮下 愛役)
鬼頭明里(近江彼方役)
林 鼓子(優木せつ菜役)
指出毬亜(エマ・ヴェルデ役)
田中ちえ美(天王寺璃奈役)
小泉萌香(三船栞子役)
内田 秀(ミア・テイラー役)
法元明菜(鐘 嵐珠役)

【応援出演】

矢野妃菜喜(高咲 侑役)

「完結編 第2章」新曲から「NIJIGAKU Monthly Songs♪」まで、多彩なソロとユニットで彩ったDay.1

この8thライブでは「ニジガクメンバーが整備する『トキメキエクスプレス』がまもなく開通! ときめきの超特急に乗って一緒に旅に出よう!」というコンセプトが設けられており、ステージには“トキメキエクスプレス”や工具があしらわれたロゴをはじめ、時刻表など駅をほうふつとさせるセットを展開。開演時にはポップな音楽が流れ、整備士をイメージさせる衣装をまとったメンバーたちが映し出される映像とともに、ライブがスタートした。

Day.1のオープニングナンバーは、TVアニメ2期オープニングテーマである「Colorful Dreams! Colorful Smiles!」。そのオープニング映像が流れるなかで、メンバーカラーがあしらわれた整備士風衣装をまとってキャスト12人が登場しパフォーマンス。耳なじみのある楽曲で序盤から大きく盛り上がっていた。

歌い終わると矢野さんも姿を見せ、13人が揃って挨拶。整備士風衣装についても3パターンがあることなどを紹介。ひとり色違いでつなぎ風衣装の矢野さんは、背中にメンバーの名前があしらわれたワッペンをたくさん付けていることにも触れられる。

そのほかにも、東京公演の会場となった京王アリーナ TOKYOでは、新曲制作プロジェクト「ニジガクフラワーミュージック」にフィーチャーした「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 FLOWER MUSIC LIVE『Boooooom Boooooom Bee!!』」を1月に開催したことにも触れ、そのときは来場者を“みつばち”としていたが、今回はトキメキエクスプレスで一緒に旅に出るあなたとして楽しんでほしいとメッセージを送り、MCでは恒例となっているコール&レスポンスを交えた個々の挨拶でも、にぎやかに盛り上がっていた。

幕間映像では、メンバーたちがトキメキエクスプレスを整備している様子を描く。開通するとお台場と関西(※「完結編 第2章」の舞台が関西エリア)を行き来できる夢の超特急となっており、完成間近になってメンバーたちが期待を膨らませる姿が映し出されていた。

ここからは、「完結編 第2章」の新曲であるメンバーソロ曲を披露するパートへ。作中でメンバーがまとっている衣装をモチーフにした新衣装をキャストがまとい、メンバーのダンスシーンが流れるなかで、シンクロするようなパフォーマンスを展開する。

作中では、同好会メンバーがイベント「スクールアイドルGPX(グランプリ)」に挑む姿が描かれており、ここでは先陣を切って栞子がエントリーする姿が映し出され、まずは小泉さんによる「いとしき夢よ いざないて」が披露された。大きなリボンと、着物とドレス風の2つの姿を合わせもつ左右非対称の衣装をまとって、小泉さんがパフォーマンス。和の世界をイメージさせるなかでも疾走感のあるダンスサウンドにのせて、雅な空気感を作り出していく。さらに丁寧な振り付けを見せつつ、芯のある歌声を響かせながら歌い、まっすぐ系スクールアイドル栞子のクールさと、そのなかに秘めた熱い気持ちを伝えるようなステージとなっていた。

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スクリーンには作中にも登場する、スクールアイドルGPXにエントリーした「A.L.A.N」というスクールアイドルが映し出される。狐面を模した顔を大きく覆うボード、頭を覆うフードや黒いマントという出で立ちの謎の人物なのだが、このライブでリアルに登場。派手なレーザーやライティングの演出、そして電脳世界をイメージするようなサウンドが流れるなかで、「Cheer Mode」を披露した。エッジが効いたEDMサウンドにのせて、誰かの背中を押すようなメッセージ性の強い曲を届けていく。歌い終わるとマントを翻すように背を向け、颯爽とステージを去り、鮮烈な印象を残した。

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おだやかなイントロが流れ、内田さんが「Like a Treasure」を歌う。スクリーンに映し出されたミアと同じく、音楽家をイメージさせるフォーマルなステージ衣装をまとってパフォーマンス。ミア特有とも言える、多くが英語でつづられた歌詞の楽曲で、ポップなダンスミュージックにのせて、内田さんがミアの心情を繊細なボーカル表現で描いていく。「Like a Treasure」を直訳すると“宝物のように”であり、Sing系スクールアイドルミアが感じている仲間との絆や過ごす時間の大切さを歌で伝えるものとなっていた。

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ミアと璃奈が気持ちを伝え合う作中のシーンをほうふつとさせるような、内田さんと田中さんが向き合うシーンから、璃奈のソロ曲「Stay」の披露に。璃奈と同じくドレス風衣装をまとった田中さんのパフォーマンスでは、静かな立ち上がりから、あふれ出る気持ちを表すようなドラマティックに展開する曲調で、切なさも感じさせる楽曲が歌われる。心に直接響くような田中さんによる璃奈としての歌声も印象的で、キュート系スクールアイドル璃奈が秘めた感情がストレートに届けられた。

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作中では、せつ菜と愛がそれぞれのソロ曲を歌い繋ぐシーンがあり、それを再現するようなステージが展開される。

まずは、林さんによる「Burn!!」から。高い熱量とエネルギーが満ちあふれているような、情熱的かつ疾走感あふれるロックチューンを熱唱。この曲では愛のコールも入っているのだが、楽曲終盤では村上さんが姿を見せ、パフォーマンスをしつつコールを入れる一幕も。炎が吹き上がるステージのなかで、アップテンポなメロディにのせて体全体を大きく動かしながら林さんが歌い、本気系スクールアイドルせつ菜が抱く大好きな気持ちが熱く燃え盛ることを示すものとなっていた。

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そして、村上さんによる「Circle of Love」に。アップテンポで疾走感あふれるバンドサウンドにのせて、笑顔を見せながらパワフルに歌っていく。この曲ではせつ菜のコールが入っていることもあるが、楽曲冒頭は林さんがステージに残ってコールを入れる場面も。村上さんが躍動しながら歌う元気な姿や渾身のロングトーンなど、スマイル系スクールアイドル愛による笑顔にしたい気持ちを伝えるものとなっていた。

幕間映像は、トキメキエクスプレスの完成間近というタイミングで、最後のパーツが届かず、その見通しも立たないというハプニングに見舞われる。意気消沈するなかでも、待つ時間もみんなで一緒に楽しもうという雰囲気になる光景が描かれていた。

ここからは「NIJIGAKU Monthly Songs♪」のメンバーソロ曲で、表題曲とあわせて収録されているカップリング曲が歌われていく。このカップリング曲はメンバーの日常生活や休日の過ごし方を感じさせる楽曲たちで、新たな一面ものぞかせるものに。あわせて、グループ内ユニット曲のパフォーマンスも行われた。

その皮切りとなったのは、久保田さんによる「Wake Up!!」。ステージにはベッドが用意され、そこに腰掛けて登場した久保田さんが、“ぴんぽんぱんぽん”のフレーズや、「先輩」「起きてー!」のコールを受けて、目覚めを表現するようなしぐさを見せる。ポップな曲調にのせて朝の目覚めを描いた楽曲を軽快に歌い、どこかセクシー系スクールアイドル果林の人前では見せない素顔や日常が垣間見えるようなステージになった。

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相良さんによる「Hello! OK??」は、往年のポップソング風の曲調で、クラップを交えながら歌っていく。歌詞が海外の方を東京観光として案内するツアーガイドをイメージさせるような楽曲となっており、「かすみん観光」の旗が振られ、日本のビル群を想起させるような映像を背景に、言葉の壁を越えてつながることを伝えるように、身振り手振りを交えた振り付けをしながらパフォーマンス。小悪魔系スクールアイドルかすみのフレンドリーな魅力と“かわいいかすみん”のおもてなしによって世界とつながるような、ハッピーでピースフルな世界観を作り出した。

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トキメキエクスプレスをイメージさせるトロッコに乗って前田さんが姿を見せ、歌ったのは「My Untold Diary」。メインアリーナのなかを移動する前田さんが、会場内の風景を見渡すようなしぐさも見せつつ、振り付けを交えながら歌声を届けていく。楽曲のタイトルを直訳すると“私の秘められた日記”を意味するところもあり、演技派系スクールアイドルしずくが見た日常の光景を言葉にし、それをつづるような姿がイメージできるパフォーマンスを見せていた。

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指出さんによる「ドリーム☆シューター」は、疾走感あふれるバンドサウンドにのせて、常に動いているというぐらいのアクティブな振り付けやダンスを披露。時折“シューター”のごとく指で撃つようなしぐさも交えたり、間奏でのコールも受けつつ、真っ直ぐに前進していくことを示す楽曲を歌っていく。

ユニットでの楽曲披露は、まず「DiverDiva」(久保田さん、村上さん)による「Eternal Light」から。近未来を感じさせるユニット衣装をまとい、宇宙空間やサイバー空間を連想させるような重厚なEDM楽曲をダンサブルなパフォーマンスで魅了していく。

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内田さんによる「Joy is All Around」では、明るく陽気な気持ちになれる曲調から、全編英語の楽曲を、ストロータンブラー風の小道具を手にして、カフェで楽しんでいるかのように歌う。何気ない日常の楽しさや大切な仲間と話したり過ごしたりすることの喜びを描いた楽曲で、終始笑顔で軽快にパフォーマンスする姿が目を引いていた。

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和風のイントロが流れるなか、ステージの床に正座で座った状態の小泉さんがお辞儀をして、「余韻」を歌う。和風の曲調で落ち着いた雰囲気のなかで、丁寧な振り付けや衣装の長いそでをゆらゆらとゆらしながら、流れゆく今を思うような楽曲を小泉さんの豊かな表現力とともに伸びやかに響く歌声で届けていく。

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田中さんは軽快なイントロとともに登場し、「まみむめMotor Girl」を披露。手にはパステルカラーに彩られた車のハンドルの小道具、スクリーンにはレーシングゲーム風の映像や画面表示、そして曲調もレーシングゲームのBGMをイメージできそうな、アップテンポで疾走感あふれる楽曲。そんななかで田中さんがハンドルを回して運転するような振り付けを交えながらパフォーマンスし、ゲームを楽しんでいる璃奈がイメージできるようなステージに。

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大西さんが歌ったのは「secret」。「NIJIGAKU Monthly Songs♪」における歩夢の担当月である“3月”を想起させるような、春の訪れを感じる温かさと別れの季節の切なさを感じさせるようなミディアムチューン。ステージ上ではピンクと緑に彩られたライティングや電飾のなかで、大西さんは、相手を思うからこそ寂しい気持ちを胸の内に隠しておきたいという姿を伝えるように歌う。まごころ系スクールアイドル歩夢による、繊細な乙女心を表現するようなステージになっていた。

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ユニット「R3BIRTH」(小泉さん、内田さん、法元さん)がイントロとともに姿を見せ、歌ったのは「MONSTER GIRLS」。ユニットとしての始まりの曲であり、スクリーンに3Dモデルの3人が映し出されるなかで、ステージではきらびやかなユニット衣装をまとった3人がパフォーマンス。日本語、英語、中国語が織り交ぜられたR3BIRTHならではの楽曲となっており、クールさとパワフルさを兼ね備えたダンスナンバーを披露して魅了する。

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ニジガクの制服姿で登場した林さんが、「think of you」を披露。華麗なダンスパフォーマンスを見せながら伸びやかに歌声を響かせて歌うなかでも、どこかスクールアイドルのせつ菜ではなく、素の姿である中川菜々をイメージさせ、等身大の女の子が抱えている想いを歌で表現するステージになっていた。

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ユニット「QU4RTZ」(相良さん、鬼頭さん、指出さん、田中さん)は、パステルカラーのユニット衣装をまとい、2人ずつトロッコに乗り込んで「PASTEL」を歌う。ハーモニーを特徴としたユニットというなかで、会場のさまざまなところから聴く人の心を穏やかにするような、清涼感のある歌声を届けていく。

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法元さんによる「Seabird」では、後のMCで“故郷を懐かしく思う曲”と表現するような、ノスタルジーを感じさせるゆっくりとした曲。夕暮れ時の海辺の映像、そしてオレンジ色に染まるステージで、中国語のフレーズも織り交ぜられた楽曲を、法元さんが白いハンカチを手に、穏やかな表情を浮かべながら歌っていく。熱烈系スクールアイドル嵐珠が普段見せる強気の姿に秘めた少し切ない感情を表しつつ、それでいて自由に羽ばたく海鳥のように未来を見据える姿も伝えるものとなっていた。

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ユニット「A・ZU・NA」(大西さん、前田さん、林さん)が歌った「Cheer for you!!」では、カラフルなユニット衣装をまとい、曲中にある「A」「Z」「U」「NA」のコールを受けつつ、恋を応援する王道アイドルソングを軽快に歌って明るく楽しい雰囲気に包み込んでいく。

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村上さんが歌ったのは「まんまるお月さま」。スクリーンには、夕暮れから夜へと変化するビル群とともに、タイトル通りの満月。村上さんは駅をイメージしたセットの椅子に腰掛け、アコースティックギターの音色にのせて、ゆっくりと手を振りながら歌い始める。どこか家族に対する感謝と愛情が感じられる歌詞に、暖かい気持ちと切なさも感じられるミディアムバラードで、村上さんの語りかけるような歌い方も相まって、心に染みいり優しい気持ちになれるものとなっていた。

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「NIJIGAKU Monthly Songs♪」カップリング曲のパートとしては最後となったのは、鬼頭さんによる「INNER TRAVEL」。宇宙空間や浮遊感があるEDMに、彼方のアイコンモチーフとなっている羊のマークも浮かぶような幻想的な夜の星空をイメージさせる映像が流れるなかで、鬼頭さんが彼方として歌うときの安らぎを感じる歌声が夢の世界へといざなうようで、マイペース系スクールアイドル彼方による想像世界と独特な空間を作り出すステージとなっていた。

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幕間映像では、トキメキエクスプレス最後のパーツの到着見通しが立たないなかで、侑が思い出を振り返るように持ってきたアルバムが、「ニジガク指定ラブライブレード!」の形をしたレジェンド工具に変化。そしてその工具が光ったタイミングで、メンバーたちとともに会場一体となって光った工具(ブレード)を振ると、最後のパーツとなる虹色のねじができあがり、そのおかげでトキメキエクスプレスが完成。メンバーたちが乗り込んでいざ出発すると、空を飛んでしまうことに。璃奈の分析によってレジェンド工具で作られたパーツは思い出をエネルギーに変えられることから、時空も超えられることが判明。歩夢からは、これからもトキメキの旅を続けていこうというメッセージが送られる。

ステージには、白を基調としてメンバーカラーがあしらわれたドレス風衣装をまとって12人が登場し、歌ったのは「永遠の一瞬」。この曲は、ニジガク誕生のきっかけであり、かつてサービスを行っていた「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS」(スクスタ)におけるストーリー41章挿入歌。夜のお台場でメンバーたちが歌う姿が流れるなかで、ステージ上でも手をつないだり、ゆっくり手を振ったりしながら、この瞬間の輝きと仲間との絆や感謝を描いた楽曲を歌っていく。

これに続いたのが、同じく「スクスタ」ストーリー53章挿入歌「KAGAYAKI Don't forget!」。アップテンポで紡がれるこれまでの歩みへの感謝と、未来への希望を力強く示す楽曲で、メンバーたちの絆や思い出は忘れないというメッセージを伝えていく。そして、「Eternalize Love!!」に。ゲーム「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 トキメキの未来地図」の主題歌で、前向きなエネルギーに満ちたメロディに乗せてあなたとの永遠を誓うことをイメージさせる曲となっており、曲中ではステージを自由に動いてさまざまな場所から歌声を届けつつ、明るくエモーショナルなステージを見せていた。

ライブ本編はここで一区切りとなり、スクリーンには“アンコール行き”のトキメキエクスプレスが登場し、場内が“輝くレジェンド工具”を振ったり声をあげることでトキメキエクスプレスが進行。アンコールの声によって、終点のアンコールに到着する。

アンコールパートとしてまず歌われたのは、「OUR P13CES!!!」。参加型企画から生まれた楽曲であり、歌詞にはメンバーの名前がちりばめられている曲。再び整備士風の衣装をまとったキャスト12人がトロッコに乗り込み、客席に向かって手を振ったりキャスト同士で近づいたりしつつ、場内一体となったクラップで盛り上がりながら歌う。トロッコに乗ったまま、TVアニメ2期エンディングテーマの「夢が僕らの太陽さ」を歌う。温かい気持ちになれる空気感のなか、楽曲の終盤ではステージに戻ってきたキャストたちを迎えるように、矢野さんがたくさんの花に彩られたかごを手に登場。矢野さんを中心にして13人がポーズを決める。

クライマックスに向けたいい雰囲気になりつつも、ここでは終わらないと言わんばかりに披露されたのは「Boooooom Boooooom Bee!!」。前述した「FLOWER MUSIC LIVE」でのテーマソングであり、先鋭的なエレクトロポップで、さまざまあるニジガクのハイテンションソングのなかでも屈指の盛り上げソングと感じられる楽曲。ミツバチをテーマに、繰り返されるキャッチーな“ぶんぶん~”のフレーズや、ミツバチが飛んでいるような振り付けを見せながらパフォーマンス。特に12人が編隊を組んで飛んでいるかのような光景は壮観なもの。矢野さんもトロッコに乗って、ブレードを手にしながらステージにいるキャストを応援するように振る舞っていた。

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この8thライブの終盤では、「NIJIGAKU Monthly Songs♪」の表題曲も、4公演に分かれて3曲ずつショートバージョンで披露。東京公演Day.1では、まず鬼頭さんが「What a Beautiful Day!」で、バスケットを手にピクニック気分になれる曲を軽快に歌えば、久保田さんは「Dress Code」で果林の持つアダルティな魅力を放っていく。そして小泉さんによる「酸欠」は心からの叫びを示すかのような歌い方で、ショートバージョンながらもインパクトを残すものに。

ステージにはポップなイントロとともに大西さん、村上さん、林さん、法元さんという2年生メンバーが姿を見せ、「PokaPoka 日和」を歌う。ランチタイムを楽しむ等身大のスクールライフを描いているような楽曲となっており、キュートな振り付けでかわいらしさに満ちた空気感を作り出していた。

ライブも終わりに近づいていたところで、矢野さんも含めて13人がステージにそろい、それぞれに挨拶。主に披露した楽曲の振り返りをそれぞれに語りつつ、そろって盛り上がりや歓声がすごかったこと、本当に熱いステージであったこと、最終日であるDay.2も駆け抜けていくことを伝えていた。

Day.1のラストナンバーは、「完結編 第2章」の主題歌である「約束になれ僕らの歌」。作中の映像にもあるような電車をイメージさせる振り付けもあれば、手を繋いで思い思いに挨拶するように歌い、紙吹雪も舞うなかで幸福感に包まれるような空間となっていた。改めて挨拶をして降壇するなか、小泉さんがひとり残り、小泉さん自身とも栞子の言葉とも受け取れるような、同好会とあなたに会えたことが幸せというメッセージを最後に残してDay.1を締めくくり、舞台をDay.2へと移した。

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夢を諦めない決意を示し、ダブルアンコールの「TOKIMEKI Runners」大合唱で締めくくったDay.2

Day.2は、Day.1のセットリストをほぼ踏襲する内容。メンバー紹介となる映像を経てライブがスタート。Day.2もオープニングナンバーは「Colorful Dreams! Colorful Smiles!」で、整備士風衣装をまとったキャスト12人によるパフォーマンスで、一気にテンションをあげていく。

矢野さんも含めた13人が揃って挨拶するなかでは、やはり8thライブとしての千秋楽とあって、恒例のコール&レスポンスも、キャスト陣の挨拶も気合いと熱が入ったものばかりで、客席からのコールもひときわ大きいものに。

幕間映像を経て、「完結編 第2章」の新曲披露パートに。先陣を切った小泉さんによる「いとしき夢よ いざないて」では、笑顔でパフォーマンスし自信あふれる栞子の姿を表現していたのを皮切りに、謎のスクールアイドルA.L.A.Nがこの日も姿を見せ、「Cheer Mode」を披露し、何も言わずに去っていく。内田さんによる「Like a Treasure」、田中さんによる「Stay」でそれぞれの歌声を響かせ、ミアと璃奈の関係性や思いを伝え合うようなステージに。そして林さんによる「Burn!!」、村上さんによる「Circle of Love」と続き、Day.1以上と感じられる熱い気持ちを持って、せつ菜と愛が抱く大好きな気持ちを伝えていった。

幕間映像を経て、「NIJIGAKU Monthly Songs♪」カップリング曲とユニット曲が歌われるパートは、Day.1と同様、久保田さんによる「Wake Up!!」から始まり、相良さんによる「Hello! OK??」、前田さんによる「My Untold Diary」、指出さんによる「ドリーム☆シューター」、DiverDivaによる「Eternal Light」、内田さんによる「Joy is All Around」、小泉さんによる「余韻」、田中さんによる「まみむめMotor Girl」、大西さんによる「secret」、R3BIRTHによる「MONSTER GIRLS」、林さんによる「think of you」、QU4RTZによる「PASTEL」、法元さんによる「Seabird」、A・ZU・NAによる「Cheer for you!!」、村上さんによる「まんまるお月さま」、鬼頭さんによる「INNER TRAVEL」と、実に16曲連続フルバージョンで披露。どこか、披露された順番は朝起きてからの午前、午後、夕方、そして夜をイメージさせるような流れを感じさせるもので、曲によってはDay.1以上により熱く、より楽しく、そしてよりエモーショナルさを実感するようなステージが続いた。

幕間映像でトキメキエクスプレスが完成し、トキメキの旅を続けるシーンが描かれたところで、思い出を振り返るようにニジガクの起点になっていたゲーム関連楽曲である「永遠の一瞬」、「KAGAYAKI Don't forget!」、「Eternalize Love!!」と、“永遠”を感じさせる楽曲を続けて歌っていく。

アンコール行きのトキメキエクスプレスが発車し、拍手と歓声によってアンコールに到着し、アンコールパートではキャスト陣がトロッコに乗って「OUR P13CES!!!」が歌われたのち、Day.2ではOVA「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 NEXT SKY」エンドロールテーマである「Wawawa☆What's up!」が披露され、キャストも客席もタオルを手にして回したりしながら軽快に歌っていく。曲の終盤では矢野さんがブレードを手にしてステージに姿を見せ、13人でそれぞれ個性的なダブルピースを決める。そして「Boooooom Boooooom Bee!!」によって、クライマックスに向けてさらにテンションをあげていく。

「NIJIGAKU Monthly Songs♪」の表題曲披露は、大西さんによる「The Sweetest Time(ハート)」で、手でのハートマークや指ハート、そして頬と手を使ってのハートマークを随所に作る振り付けで、キュート感満載なパフォーマンスを見せれば、田中さんによる「SUMMER WARNING」ではデジタルサウンドにのせて璃奈が過ごす夏を表現する。そして4公演に渡って歌い繋いできたラストは、林さんによる「YES! to Tomorrow」。曲中では、タイトル名が書かれたフラッグをはためかせながら歌い、見る人聴く人たちの頑張る明日を応援していた。

ステージには久保田さん、鬼頭さん、指出さん、内田さんという3年生メンバーが、ボーリングで玉を転がすような振り付けをしつつ、歌ったのは「COLO COLO ラブリーTime」。ポップなラブソングで、ハートマークもたくさん作りながらかわいらしく歌っていた。

矢野さんを含めて13人がステージにそろうなかで、新情報が公開。なかでも虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会ユニットシングルの発売が決定したのをはじめ、この冬に公開予定となっている映画「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編 最終章」について、キービジュアルが公開。特に「第1章」「第2章」ではライブシーンのなかった朝香果林と中須かすみのダンス衣装が初公開とあって、歓声が沸き上がっていた。

「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」8thライブ東京公演レポート――超満員の会場で映画「完結編 第2章」の新曲などを披露の画像
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終わりの挨拶をそれぞれにしていくなか、千秋楽というところでの感謝やもっとニジガクを広めていきたいという気持ちもさることながら、「完結編 最終章」の公開が近づいていることもあり、そのことに触れる方も。総じてキャスト側でも最終章というところでの寂しい気持ちもありつつ、ニジガクが大切な場所であり、まだまだ続けていくという強い気持ちがあること、それこそ永遠にしていきたいという思いがあることを伺わせた。

そんななかで鬼頭さんは、寂しさを感じるのは一瞬一瞬はそのときにしか訪れないものであること、これまでやってきたことの一瞬一瞬の積み重ねで今があるからこそであり、これからもその一瞬一瞬を大切にしていきたいと語る。また久保田さんは、ニジガクが“自由な校風と専攻の多様さで人気”であることや、「完結編 第2章」が公開したあとに「Boooooom Boooooom Bee!!」のようなはじけた楽曲やコンセプトライブをしたことに触れ、ニジガクが自由であること、そしてやりたいことがまだまだたくさんあるので応援してほしいと、明るい雰囲気に変える一幕も。

大西さんは、8thライブの4日間が幸せ過ぎて、多くを望まないという気持ちになるぐらい楽しかったことを振り返りつつ、以前も“夢”を口にしていたことに触れ「私たちにはまだまだ夢があるんです。それはあなたも私たちに叶えてほしいということがわかっているので、絶対に諦めません」と決意を口にしたうえで、「虹ヶ咲は“あなたと一緒に叶える物語”。一緒に歩んでいくものなので、これからも一緒に歩み続けてほしい」と思いを伝えると、大きな歓声と拍手に包まれていた。

こうして歌われたのは「約束になれ僕らの歌」。手を繋いだり抱き合ったりとしながら、この8thライブが楽しかったことが伝わるような、そしてその余韻に浸れるような光景が広がっていた。本公演のラストナンバーが歌われ、挨拶をしながら降壇するなか、田中さんと内田さんの2人が残り、ミアと璃奈の気持ちが伝わるようなシーンが展開され、大団円となった。

……かに見えたのだが、場内が明るくならず、これを察したのか場内から、さらなるアンコールを求める声があがる。そうしてステージが明るくなると、矢野さんの姿があり、「ニジガクのみんなと、歌いたい人?」と呼びかけると大歓声。そして林さんが姿を見せ「全員で歌っちゃいましょう!」と声をあげると、キャスト陣も再登場し、歌ったのはニジガク始まりの曲である「TOKIMEKI Runners」。

まさかのダブルアンコールかつ、このシチュエーションと楽曲は、作中にあった“IGPX大カラオケ大会”を想起させるもので、このときの熱気と歓声は東京公演1番と思えるもの。そして、これまで幾多の場面で歌い続けてきた原点ともいえる楽曲を、客席のあなたとともに大合唱。興奮に包まれたまま歌いきり、改めて挨拶。今度は相良さんと久保田さんがステージに残り、「ときめきはいつまでも」「行こう!虹の未来(さき)へ」と、最終章のキャッチコピーを口にしてステージから降り、8thライブを締めくくった。

「完結編 第2章」の新曲披露では、キャストそれぞれの表現力の豊かさやパフォーマンス力の高さもさることながら、作中におけるライブシーンで歌い踊るメンバーとシンクロして、そのときのストーリーも含めて思い返せるもの。またソロ曲で中心となっていた「NIJIGAKU Monthly Songs♪」のカップリング曲は、メンバーの新たな一面を垣間見えるものであり、満足度の高いステージと思えるもの。何より、一定規模のある京王アリーナ TOKYOを超満員と呼べる状態にし、キャストもあなたも熱量がより増していっていると感じさせるもの。最終章が控えているなかでも、まだまだこれからとすら思えるぐらいに、今後が期待でき、“夢”を叶えていく未来を期待できると思えた次第だ。

お気に入りメンバーはエマなライターが見た「ドリーム☆シューター」と、「第2章」楽曲で感動した「Circle of Love」(余談)

また余談ではあるが、筆者個人としても印象に残ったところがいくつかあった。

東京公演の会場である京王アリーナ TOKYOは、旧名の武蔵野の森総合スポーツプラザ時代からたびたびニジガクのライブイベントが行われてきた場所である。なかでも、最初のナンバリングライブで、念願でもあったTVアニメ化が発表された「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 First Live “with You”」の開催会場であるだけに、最終章に関わる発表があったり「TOKIMEKI Runners」が歌われる光景に感慨深さがあった。

その「TOKIMEKI Runners」は、これまでのナンバリングライブで欠かさず歌われてきたなかで、この8thライブでは東京公演Day.1まで歌われなかったが、Day.2の最後の最後、第2章を想起させる最も盛り上がる形で披露されて本当に興奮したこと。そして、Day.2の終盤の挨拶で、大西さんが夢を諦めないことを語っていたことは前述の通りだが、かつて3rdライブ(「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 3rd Live! School Idol Festival ~夢の始まり~」)で、口に出して言えば願いが叶うとして、勇気をもって叶えたいことを言っていたことが思い返せたところもあった。

そして筆者のお気に入りのメンバーがエマ・ヴェルデということを踏まえて印象的だったところもある。トキメキエクスプレスが完成した際に「とってもエモエモだよー」と言ったところは、ニジガクにおけるエマの名言である「とってもエモエモで嬉しみが深くて草だよー」を想起させて尊い感じがしたほか、ステージにおいては、指出さんがエマとしての挨拶時に、おなじみのコール&レスポンスでマイナスイオンを放出させて癒やしの空間を作っていたかと思えば、「Boooooom Boooooom Bee!!」の落ちサビで村上さんとともに高々と指を指して歌声を響かせつつ、腰を落としてのやんちゃな感じに見える決めポーズや、ラストにおいて村上さんと中央で背中合わせになってクールな表情で決めていたのかっこよさもあれば、「COLO COLO ラブリーTime」では終始かわいいに全振りしたようなエマをほうふつとさせるパフォーマンスをしていたところもあったこととか、Day.1冒頭の久保田さんによる果林としての挨拶で、近年では誰が真っ先に久保田さんに駆け寄るかが注目されていたなかで、久保田さんが「エマに抱きつきに行って」と、これまでと違うパターンを指示し、突然抱きつかれる立場になった指出さんの驚き慌てる反応が目を引いていたこととか、Day.1とDay.2ともにトーク中では、指出さんがエマの応援うちわを手にし終始パタパタとさせていたなかで、そのうちわにはエマの顔が描かれていることもあってか、指出さんが話す姿に“エマ・ヴェルデ実写版”と感じるところもあったこととか、エマの「NIJIGAKU Monthly Songs♪」表題曲である「Starry Night Serenade」は大阪公演Day.2で披露されており、筆者も個人的に配信で見ていていろいろと書きたいことはありつつも、あくまで東京公演のレポートであるためここでは控えて、また披露される機会があればと思うのだが、いわゆる“おやすみソング”となっており、この曲を聴くたびにエマの子守歌を集めた「【ぐっすりおねんね企画】あなたにエマのおやすみソング集」の次があるといい……と思っているところがまずある。

そんな8thライブにおける見せ場となったのは、「ドリーム☆シューター」のステージ。前述のように「NIJIGAKU Monthly Songs♪」のカップリング曲はメンバーの休日を描いているところがあり、この曲はアップテンポで爽快さも感じられる曲調にのせて、エマが休日もスクールアイドルとしての練習に励んでいることがイメージできる楽曲。特徴的な手の指を銃のようにして撃つポーズや、指で星をかたどるような決めポーズも交えつつ、常に動きがあり、かわいらしさもかっこよさも感じられる振り付けを交えながら歌うパフォーマンスを見せていた。

「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」8thライブ東京公演レポート――超満員の会場で映画「完結編 第2章」の新曲などを披露の画像

Day.1のMCで指出さんがこの曲について振り返った際、“限界を超えてこそ練習”と語っていたのだが、パッと見でも手足の振りや跳ねるような動きも多く、明るい曲調での印象からはうってかわってのハードさを感じさせるもの。それでいても笑顔を絶やさず、そして歌声もぶらさずに歌い続けている姿に感動できるところがあり、ひたすら練習している光景と、人前では笑顔で歌い踊るエマの光景の2つがあわせてイメージできるところで、グッとくるところがあった。また、このときの衣装が「いつだってfor you!」のメイド服風衣装になっており、人のお世話をすることが好きなエマの献身的なところも表すもの。

もともとエマはスクールアイドルに憧れて単身日本に来るぐらい、スクールアイドルに対する思いも人一倍でもあり、癒やし系スクールアイドルエマが抱く、見る人たちを笑顔にするために頑張る気持ちを、指出さんが体現したものと思えた次第だ。

もうひとつ「完結編 第2章」の楽曲披露の場として印象的だったのは、村上さんが歌った愛のソロ曲「Circle of Love」。作中ではメンバーたちがとあるハプニングに見舞われながらも、せつ菜と愛の思いと行動によって2人のソロ曲が歌われるシーンがあり、前述のようにせつ菜の「Burn!!」を受けて、愛が歌った曲。疾走感あるバンドサウンドにのせて、大好きや愛している気持ちを広げ伝えていく楽曲となっており、愛がハイキックを見せるシーンもある。

Day.1のMCで村上さんがこの曲について振り返った際、歌詞や振り付けにせつ菜らしさを感じるなかで、特にリスペクトしていると感じたところにハイキックを挙げる。もともと愛がスクールアイドルになったのは、せつ菜のステージを見て衝撃を受けたことがきっかけであり、愛にとってせつ菜はあこがれの存在。そしてそのステージであるTVアニメ1期第3話でせつ菜が歌った「DIVE!」のシーンには、特徴的なハイキックが描かれている。そんな愛の気持ちや思いを背負って村上さんがハイキックの練習をしたことにも触れていたが、愛とともにハイキックを披露すると大きな歓声が沸き、感動するシーンのひとつになっていた。

「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」8thライブ東京公演レポート――超満員の会場で映画「完結編 第2章」の新曲などを披露の画像

何よりこの曲は、愛とせつ菜がお互いとスクールアイドルに対する思いによって実現したステージで歌われた、「第2章」のクライマックスでの楽曲でもあり、そのシーンを見ているからこそ、Day.2の挨拶で村上さんが、“大好き”が詰まった空間で渾身の「何かを愛せるのって、最高だ!」の叫びや、「Circle of Love」のラストで村上さんが愛と同じように両腕を高々と掲げて歌いきり、夜の神戸ポートタワーに花火が打ち上がっている光景も、大きな歓声がわき上がっていたのもすごく感動した場面だったことは触れておきたい。

なお、東京公演のアーカイブ配信を期間限定で実施。アーカイブ期間はDay.1が6月20日23時59分、Day.2が6月21日23時59分(販売はそれぞれアーカイブ期間終了日の20時まで)を予定している。詳細はライブ特設サイトまで。

「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 8th Live! TOKIMEKI Express」特設サイト
https://www.lovelive-anime.jp/nijigasaki/live/live_detail.php?p=8thlive

Day.1 セットリスト(大阪公演・東京公演)

M.01 Colorful Dreams! Colorful Smiles!/虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
M.02 いとしき夢よ いざないて/三船栞子(CV.小泉萌香)
M.03 Cheer Mode/A.L.A.N
M.04 Like a Treasure/ミア・テイラー(CV.内田 秀)
M.05 Stay/天王寺璃奈(CV.田中ちえ美)
M.06 Burn!!/優木せつ菜(CV.林鼓子)
M.07 Circle of Love/宮下 愛(CV.村上奈津実)
M.08 Wake Up!!/朝香果林(CV.久保田未夢)
M.09 Hello! OK?? /中須かすみ(CV.相良茉優)
M.10 My Untold Diary/桜坂しずく(CV.前田佳織里)
M.11 ドリーム☆シューター/エマ・ヴェルデ(CV.指出毬亜)
M.12 Eternal Light/DiverDiva 【朝香果林(CV.久保田未夢)、宮下 愛(CV.村上奈津実)】
M.13 Joy is All Around/ミア・テイラー(CV.内田 秀)
M.14 余韻/三船栞子(CV.小泉萌香)
M.15 まみむめMotor Girl/天王寺璃奈(CV.田中ちえ美)
M.16 secret/上原歩夢(CV.大西亜玖璃)
M.17 MONSTER GIRLS/R3BIRTH 【三船栞子(CV.小泉萌香)、ミア・テイラー(CV.内田 秀)、鐘 嵐珠(CV.法元明菜)】
M.18 think of you/優木せつ菜(CV.林鼓子)
M.19 PASTEL/QU4RTZ 【中須かすみ(CV.相良茉優)、近江彼方(CV.鬼頭明里)、エマ・ヴェルデ(CV.指出毬亜)、天王寺璃奈(CV.田中ちえ美)】
M.20 Seabird/鐘 嵐珠(CV.法元明菜)
M.21 Cheer for you!!/A・ZU・NA 【上原歩夢(CV.大西亜玖璃)、桜坂しずく(CV.前田佳織里)、優木せつ菜(CV.林鼓子)】
M.22 まんまるお月さま/宮下 愛(CV.村上奈津実)
M.23 INNER TRAVEL/近江彼方(CV.鬼頭明里)
M.24 永遠の一瞬/虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
M.25 KAGAYAKI Don't forget!/虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
M.26 Eternalize Love!!/虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
M.27 OUR P13CES!!!/虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
M.28 夢が僕らの太陽さ/虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
M.29 Boooooom Boooooom Bee!!/虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
M.30 にじいろ☆ルミエール/中須かすみ(CV.相良茉優) 【大阪公演】/What a Beautiful Day!/近江彼方(CV.鬼頭明里) 【東京公演】
M.31 Ride the wave!/宮下 愛(CV.村上奈津実) 【大阪公演】/Dress Code /朝香果林(CV.久保田未夢) 【東京公演】
M.32 Bravo!/鐘 嵐珠(CV.法元明菜) 【大阪公演】/酸欠/三船栞子(CV.小泉萌香) 【東京公演】
M.33 COLO COLO ラブリーTime/虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会【大阪公演】/PokaPoka 日和/虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会【東京公演】
M.34 約束になれ僕らの歌/虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

Day.2セットリスト(大阪公演・東京公演)

M.01 Colorful Dreams! Colorful Smiles!/虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
M.02 いとしき夢よ いざないて/三船栞子(CV.小泉萌香)
M.03 Cheer Mode/A.L.A.N
M.04 Like a Treasure/ミア・テイラー(CV.内田 秀)
M.05 Stay/天王寺璃奈(CV.田中ちえ美)
M.06 Burn!!/優木せつ菜(CV.林鼓子)
M.07 Circle of Love/宮下 愛(CV.村上奈津実)
M.08 Wake Up!!/朝香果林(CV.久保田未夢)
M.09 Hello! OK?? /中須かすみ(CV.相良茉優)
M.10 My Untold Diary/桜坂しずく(CV.前田佳織里)
M.11 ドリーム☆シューター/エマ・ヴェルデ(CV.指出毬亜)
M.12 Eternal Light/DiverDiva 【朝香果林(CV.久保田未夢)、宮下 愛(CV.村上奈津実)】
M.13 Joy is All Around/ミア・テイラー(CV.内田 秀)
M.14 余韻/三船栞子(CV.小泉萌香)
M.15 まみむめMotor Girl /天王寺璃奈(CV.田中ちえ美)
M.16 secret/上原歩夢(CV.大西亜玖璃)
M.17 MONSTER GIRLS/R3BIRTH 【三船栞子(CV.小泉萌香)、ミア・テイラー(CV.内田 秀)、鐘 嵐珠(CV.法元明菜)】
M.18 think of you/優木せつ菜(CV.林鼓子)
M.19 PASTEL/QU4RTZ 【中須かすみ(CV.相良茉優)、近江彼方(CV.鬼頭明里)、エマ・ヴェルデ(CV.指出毬亜)、天王寺璃奈(CV.田中ちえ美)】
M.20 Seabird/鐘 嵐珠(CV.法元明菜)
M.21 Cheer for you!!/A・ZU・NA 【上原歩夢(CV.大西亜玖璃)、桜坂しずく(CV.前田佳織里)、優木せつ菜(CV.林鼓子)】
M.22 まんまるお月さま/宮下 愛(CV.村上奈津実)
M.23 INNER TRAVEL/近江彼方(CV.鬼頭明里)
M.24 永遠の一瞬/虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
M.25 KAGAYAKI Don't forget!/虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
M.26 Eternalize Love!!/虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
M.27 OUR P13CES!!!/虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
M.28 Wawawa☆What's up!/虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
M.29 Boooooom Boooooom Bee!!/虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
M.30 ピチチャプティントンタントン/桜坂しずく(CV.前田佳織里) 【大阪公演】/The Sweetest Time(ハート)/上原歩夢(CV.大西亜玖璃) 【東京公演】
M.31 Starry Night Serenade /エマ・ヴェルデ(CV.指出毬亜) 【大阪公演】/SUMMER WARNING/天王寺璃奈(CV.田中ちえ美) 【東京公演】
M.32 White Delight/ミア・テイラー(CV.内田 秀) 【大阪公演】/YES! to Tomorrow/優木せつ菜(CV.林鼓子) 【東京公演】
M.33 PokaPoka 日和/虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 【大阪公演】/COLO COLO ラブリーTime/虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 【東京公演】
M.34 約束になれ僕らの歌/虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
M.35 TOKIMEKI Runners/虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会【東京公演】

本業はお堅い会社の会社員。かつてはテクノロジー&ビジネス情報メディアの硬派(自称)なIT系編集記者であったにもかかわらず、ゲームエンタメ担当としてこれまで特定のキャラにスポットをあてたゲーム記事や、キャラコンテンツのライブイベント記事を書き続け、特に「アイドルマスター」と「ラブライブ!」シリーズは、10年以上にわたってあわせて100本以上を執筆。諸般の事情により、副業ゲームエンタメライターとして寄稿も行うことに。 アイマス歴は、アーケード版ロケテスト1回目からのプレーヤー。 X(旧Twitter):https://x.com/310kazuya

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