2026年10月31日に都立産業貿易センター浜松町館で開催されたインディーゲームイベント「東京ゲームダンジョン14」より、「ことのはレルナード」のプレイレポートをお届けする。

「ことのはレルナード」は百合ノベルゲーム「ことのはアムリラート」やその続編である「いつかのメモラージョ」に登場する異世界語学「ユリアーモ文字」を学ぶ異色の作品だ。これまでの作品は主人公が語学学習をして少女たちと意思疎通をするノベルアドベンチャーゲームだったが、本作はその異世界言語の学習のみに特化したゲームになっている。

学ぶことができるのはオリジナル言語の「ユリアーモ文字」であるが、このユリアーモ文字は実在の言語である「エスペラント」をベースとしており、このふたつに大きな差異は無い。そのため異世界の言語を習得していくなかで実社会でも役立つ知識を得られるというわけだ。なお、ホーム画面でユリアーモ文字からエスペラント語に切り替えることもでき、エスペラント語がアレンジされたユリアーモ文字だけでなく、そのままエスペラント語を学ぶこともできる。

そもそもエスペラント語について知らない人も多いと思うので説明すると、これはどの国の公用語でもなく、1887年にラザロ・ルドヴィゴ・ザメンホフによって考案された人工言語だ。どこの国でも使える「国際補助語」のなかでも、とくに世界的にも認知されている。一方で、教育機関の第二外国語で選ぶことができないため、学ぶハードルは高いのが特徴。そのため、このゲームをプレイして学べること自体が貴重というわけだ。

ホーム画面には「単語の練習」や「例文の練習」といった項目があり、ここでユリアーモ文字およびエスペラント語を学ぶことが可能。リスニングのほうが簡単でリーディングのほうが難度が高い。分からなかったらヒントボタンで答えの文字を一文字ずつ表示させることも可能だ。

リスニングやリーディングをプレイすることで経験値を入手でき、一定数まで溜めることでキャラクターの衣装やご褒美シナリオが解禁されていく仕組み。語学学習アプリに特化している本作であるものの、しっかりキャラクターの魅力も伝わるようなコンテンツも用意されている。

「ことのはレルナード」でシリーズに入ってから、「ことのはアムリラート」や「いつかのメモラージョ」をプレイするのもオススメだ。
※画面は開発中のものです。
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