Gamerでは「シャドウバース」特集を連載中。この特集では、「シャドウバースを始めてみたけどどうしたらいいかわからない」「Dランクからなかなか勝てなくなった」というビギナーの人を主な対象に、各クラスの解説やデッキの紹介、対戦の模様をお届けします。第7回は「ビショップ編」です。
「詠唱」を持つアミュレットが特徴の「ビショップ」
常に人々の救済を願う、大聖堂で司祭を務める女性のイリスが「ビショップ」のリーダーです。包容力豊かなイリスですが、ストーリーではどうやら様子がおかしいような……?
ビショップの特徴は、アミュレットカードの多さ。それもただのアミュレットではなく、「カウントダウン」を持つものが多数存在しています。カード名が「詠唱:~」となっているものがそれです。
カウントダウンとは、指定された数のターンが経過するとそのカードが破壊され、効果を発揮するというもの。シンプルに例えるならば、タイマーのようなものですね。破壊時に効果が発動するので、ラストワード(破壊時に効果を発動する)を合わせて持っているカードがほとんどです。
詠唱アミュレットは、発動時にフォロワーを召喚するものが大半。時間がかかるぶん、現れるフォロワーも強力です。また詠唱で召喚されるフォロワーに限らず、ビショップのカードは守護(相手フォロワーは守護を持つフォロワーしか攻撃できない)や回復能力を持つものが多く属しています。これらをフル活用しながら、粘り強く戦っていくのがビショップです。
ビショップデッキを作ろう
今回は、クラスの特徴である詠唱アミュレットを使ったカウントダウンビショップデッキと、実はクラス内で豊富に存在する除去カードを使ったコントロールビショップデッキを紹介します。
カウントダウンビショップデッキ
詠唱アミュレットを主軸に据えたデッキがカウントダウンビショップです。詠唱で呼び出されるフォロワーは、強力かつバランスの良いものばかり。これらを駆使して、中盤に主導権を握る戦いを目指します。
詠唱カードは置いてただカウントダウンを待っているだけでもフォロワーが召喚されるのですが、ビショップにはこのカウントダウンを早めるカードがあります。実はこれが、カウントダウンビショップの肝。強力なフォロワーを早く出すことができれば、一気にアドバンテージを得ることができるのです。
初手の引き直しでは、2ターン目までに設置できる詠唱アミュレットを引くことがポイント。バトルを通じて、いつ、どのアミュレットのカウントダウンがゼロになるか、先を見据えながらプレイしていくことが大事です。
作例ではレジェンドカード「スカルフェイン」を投入しました。これは自分のアミュレットすべてを破壊するファンファーレ(場に出た瞬間に発動する能力)を持っています。つまり、このカードが現れた瞬間に詠唱アミュレットの効果がすべて発動するということ。このデッキのキラーカードです。
とはいえ、レジェンドカードゆえに持っていなかったり、持っていても1枚だけだったりするかもしれません。そんな時は、アミュレットのカウントダウンを1進めるファンファーレを持つ「高位プリースト」の枚数を増やしましょう。それでも充分に戦うことができます。
コントロールビショップデッキ
“ビショップ”のイメージ通りの守護を持つフォロワーと、イメージに反して(?)多く存在する相手フォロワーを除去していくカードを駆使し、終盤に勝負をかけるのがこのコントロールビショップデッキです。
デッキを構築する上では「誰をフィニッシャーに据えるか」が重要なのですが、このデッキではニュートラルの力を借りて「サタン」ないしは「ルシフェル」を投入してみましょう。彼らが出てくるまで、守護を持つフォロワーや除去カードで場全体をコントロールしていきます。
このデッキでは、フィニッシャー以外はすべて、フィニッシャーが出るまでを耐え抜くために選ばれたカードと言っても過言ではありません。つまり、いかにしてフィニッシャーを手札に持ってくるかが重要。そのための「詠唱:聖なる願い」でもあります。
また、「鉄槌の僧侶」や「破邪の光」など、相手を破壊ではなく“消滅”させるカードがあるのもポイント。何度破壊しても復活する「デュエリスト・モルディカイ」も、彼らの手にかかれば復活させずに場から取り除くことが可能です。また、こちらは消滅ではなく破壊になりますが、困ったら「テミスの審判」で場をリセットしてしまいましょう。
カウントダウンビショップで対戦!
最後に、カウントダウンビショップデッキを使った対戦動画を紹介。中盤からカウントダウンを早め、敵に急襲する様子を収めています。
第1回:エルフ編
第2回:ロイヤル編
第3回:ウィッチ編
第4回:ドラゴン編
第5回:ネクロマンサー編
第6回:ヴァンパイア編