アルバイトに精を出していた柾木は、雪の母である十和田真白からアルバイトの提案をされる。条件の良さに引き受けたアルバイトは、ベビーシッターだった。しかも、母親役として雪をパートナーにしなければならないことに、柾木は頭を痛める。

柾木と一緒に赤ん坊の恋(れん)の世話ができることに張り切る雪に対して、柾木は機械的に恋の面倒を見る。冷たい態度を取る柾木と、愛情を注ごうとして失敗する雪との間ですれ違いが起こり、対立してゆく。