正月をまたぎ4日間にわたってお届けする「冬休みゲーム特集2011」では、Gamer編集部スタッフがそれぞれ独断と偏見で選んだ3タイトルを紹介!スタッフ毎に特徴的なラインナップとなっているので、ぜひゲーム選びの参考にしてほしい。
筆者はシリーズものや大作タイトルばかりチョイスしたが、じっくり一人で楽しめるものからみんなでワイワイ遊ぶのに最適なタイトルもあるので、冬のボーナスの使い道に迷っている方やお年玉を何に使おうか迷っている方は、気になるタイトルをチェックしていただきたい。
PS3/PS Vita「真かまいたちの夜 11人目の訪問者(サスペクト)」
「真かまいたちの夜 11人目の訪問者」は、青いシルエットのみで表現された登場人物や、プレイヤーの選択次第でさまざまな展開を見せる奥深い物語が特徴のサウンドノベル「かまいたちの夜」シリーズ最新作。今作では初代「かまいたちの夜」をモチーフに、シリーズの原点である“選択肢を分岐点に多種多様な物語が楽しめる”マルチシナリオ、マルチエンディング型に立ち戻り、キャラクターとストーリーが一新されている。
今作では、作家志望の坂巻快人を主人公に、初代「かまいたちの夜」の舞台となったペンションで発生する事件を描いた「ミステリー編」をメインシナリオに据え、「ビンゴ編」や「妖怪編」といったサイドシナリオも登場。史上最多となる7人の作家陣による、バラエティ豊かなシナリオが楽しめるぞ。
また、シリーズ初となるキャラクターボイスや、主人公が頭の中で情報を整理してストーリーを進める「推理システム」、PS3とPS Vitaのハードの垣根を超えてネットワーク推理対戦が楽しめるオンラインマルチプレイモードといった新要素も搭載。原点に立ち返り、サウンドノベル本来の面白さを追求しつつも、新たなシステムを積極的に取り入れた意欲作でもある。
PS3/Xbox 360「ファイナルファンタジーXIII-2」
「ファイナルファンタジーXIII-2」は、2009年12月に発売された「ファイナルファンタジーXIII」のエンディング後の世界を描いたRPG。新キャラクターのノエル・クライスや、今作でパーティーキャラクターとして戦闘にも参加するセラ・ファロンたちによる、時空を渡る物語が展開していく。戦闘システムは、各キャラクターにロールと呼ばれる職業のようなものを割り当て、戦闘中に随時ロールを切り替えていく前作の「オプティマ」を継承した「パラダイムシフト」を採用し、より戦略性の増したバトルを楽しめるようになっている。
フィールド探索もパワーアップし、モーグリの力を借りることでフィールドに隠されたアイテムなどを発見できる新要素「モーグリハント」を導入。モーグリとの絆が深まれば「モーグリ投げ」も可能となり、遠方にあるトレジャーボックスを取ってきてもらうこともできるなど、寄り道して楽しむ要素も増えているぞ。
前作にもやりこみ要素は用意されていたが、どちらかといえばクエストの制覇やトロフィー収集といった、ゲーマー向けの色が強かった雰囲気だ。しかし今作では、カジノやチョコボレースなど、お遊び要素が大幅に追加されている。「ファイナルファンタジー」シリーズではついついやりこんでしまうお遊び要素を取り入れた作品も多いので、ゲーム本編だけでなく、隅々までプレイして存分に楽しんでほしい。
3DS「モンスターハンター3(トライ)G」
シリーズ初のニンテンドー3DSで発売を迎えた「モンスターハンター3(トライ)G」では、2009年に発売されたWii用ソフト「モンスターハンター3(トライ)」の流れを汲み、水中狩猟が復活! 武器は大剣、太刀、片手剣、双剣、ハンマー、狩猟笛、ランス、ガンランス、スラッシュアックス、ライトボウガン、ヘビィボウガン、弓の12種類が登場する。
今作のシングルプレイでハンターの拠点となる「モガの村」では、隣接する「モガの森」で狩猟したモンスターを報告することで、その結果に応じた資源ポイントや報酬アイテム、特産品などをもらうことができる。貯めた資源ポイントを使うことで、各地の漁場に狩猟船を派遣してアイテムを集めてもらったり、農場でアイテムを栽培するといった、村人と一緒に狩猟生活を楽しむことも。モガの森には時間を気にしなくても出入りすることができるので、あえて目的を持たずにフラフラとフィールドを探索することもできるぞ。
また、爆発性の粘菌を身にまとう新モンスター“砕竜 ブラキディオス”をはじめ、これまでのタイトルには存在しなかった新たな亜種モンスターたちも登場する。ほかにも、従来の操作で遊べるのはもちろん、3DS本体の下画面に様々なパネルを好きに配置してワンタッチでアイテム使用やショートカットができるなど、遊びやすいようインターフェースが3DSに合わせて刷新されているのも重要なポイント。年末年始は、ハンターたちで集まってレッツハンティング!
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