ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンは、PlayStation Vita用ソフト「Unit 13」を2012年3月8日に発売すると発表した。価格はPS Vitaカード版が4980円(税込)、ダウンロード版が3900円(税込)。
本作は、「SOCOM」シリーズや「MAG」を手掛けたアメリカのゲーム開発会社Zipper Interactiveが開発したサードパーソン・シューター(TPS)。プレイヤーは対テロリスト用に組織された特殊部隊「Unit 13」の隊員となり、テロリストたちの陰謀を食い止めるため、さまざまなミッションに挑んでいくこととなる。
携帯ゲーム機でのTPSではあるが、PS Vitaに搭載された左右二つのアナログスティックを利用することで、コンシューマゲーム機と同様の精密操作と自由な動きを実現。ゲームモードは、短時間でクリアできる豊富なルールのミッションが多数用意されており、協力プレイに特化したオンラインモードによって、いつでもどこでも本格的なTPSを楽しむことができる。
また、最大の特徴として、毎日新しいミッションがネットワークを通して配信される「デイリーチャレンジ」を採用。毎日指令が下されるので、無限の遊びごたえを堪能することが可能だ。さらに、独自のスコアリングシステムが実装され、ランキングが常に更新され続けるなど、携帯するゲームの遊びやすさが追及されている。
第1報の今回は、本作の世界観やゲームシステムなどを紹介していこう。
世界中からエリートを集めた精鋭部隊「ASAU」、別名「Unit 13」
「すべての国家は、テロ活動を行ういかなる団体や個人を許さず、それを鎮圧し、その行為を否定すべきである」という国連の意思に基づき、2001年の後半にNATOが極秘裏に特殊部隊を設立させた。
エリート兵6名で構成された特殊部隊の名は「ASAU」。別名を「Unit 13(ユニットサーティーン)」と呼ぶ。コードネームの「13」は、死を意味する13番目のタロットカードになぞらえている。Unit 13の最終目標は、隊員たちの能力や知能を最大限活かし、テロリストたちの陰謀を食い止めることである。Unit 13の隊員たちが守る規律はただ一つ。それは、ミッションを達成させることである。
現代を舞台としたリアルな軍事ミッション
ゲーム中に収録されたミッションは、テロ計画の阻止からテロリストの排除、仲間の救出など、その種類は多岐にわたる。30種類以上の豊富なミッションで、オフラインのソロプレイはもちろん、Wi-Fi接続による2人協力プレイも可能だ。
さらにPS Vitaの3G/Wi-Fiモデルであれば、ネットワークの常時接続を活かして毎日配信されるデイリーチャレンジや、ランキングをこまめにチェックすることもできる。
プレイヤーを魅了する多彩なステージ
本作では、東アフリカやアラビア半島、そしてアジアを舞台にした多彩なステージが用意されている。危険なミッションの合間にも、作りこまれたフィールドに注目してみよう。
充実のネットワーク機能で新しいつながりを
PS Vitaのネットワーク機能を使った遊び方には、主に以下の3つがある。
・Wi-Fiを使った協力プレイ。
・ミッションやゲーム内の最新情報を得る。
・ほかのユーザーとランキングで競い、トップを目指す。
このほかにも、「near(ニア)」を利用してほかのプレイヤーがアンロックした特殊ミッションを受け取るシステムも実装されるぞ。ミッションをクリアしたスコアはグローバルランキングに反映されるので、やり応えある数々のミッションを制覇しよう!