バンダイナムコゲームスは、同社が発売した「NARUTO-ナルト-」ゲームシリーズ全世界累計出荷数1000万本突破を記念したイベントを、2月19日バンダイナムコ未来研究所ファンシアターにて開催した。
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本イベントでは、「NARUTO-ナルト-」のアニメテーマソングアーティストのFLOWが「NARUTO-ナルト-」10周年の軌跡を振り返る歴代テーマ曲の生ライブを披露したほか、声優を務める竹内順子さんと「NARUTO-ナルト-」ゲームシリーズプロデューサーによるトークショー、新作となるPS3/Xbox 360「NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストームジェネレーション」の紹介、ゲームトーナメントも実施。また、イベント終了後には、発売中の作品や新作タイトルの試遊会も開催した。
「NARUTO-ナルト- ワールドツアー日本大会」
主催
株式会社バンダイナムコゲームス
会場
バンダイナムコ未来研究所 ファンシアター
登壇者
竹内順子さん
FLOW
株式会社サイバーコネクトツー 代表取締役社長 松山洋氏
株式会社バンダイナムコゲームス プロデューサー 佐々木夕介氏
もちろんゲストは竹内順子さんだってばよ!!
バンダイナムコゲームスが今まで発売してきた「NARUTO-ナルト-」ゲームシリーズの映像を一挙に集めたPVの上映が終わると、株式会社バンダイナムコゲームス 「NARUTO-ナルト-」ゲームシリーズプロデューサー 佐々木夕介氏が登壇、シリーズタイトルが全世界累計出荷数が1000万本を突破できたのは、原作者である岸本斉史先生、10年に渡りTVアニメーションを制作したスタジオぴえろのスタッフや監督の「伊達 勇登」氏、そしてもちろん支えてくれたファンのおかげだと感謝の言葉を述べた。ちなみに佐々木氏は、ワンダースワン「NARUTO -ナルト- 木ノ葉忍法帖」を手がけた人物でもある。
そして続いて登壇したのは、主人公「うずまきナルト」の声を務める竹内順子さん。今までゲーム製作時の収録の思い出として、基本的に一人で声をあてるアフレコでは同じセリフでもしっかり毎回録り直すのが大変だったと話し、台本も分厚くて重いらしい。また、文化放送のラジオで竹内さんが「歌いたい!」と提案したときは、奈良シカマル役の森久保祥太郎さんに曲を作ってもらい、リスナーから歌詞を募集し、佐々木氏に歌を出して!と懇願してやっと夢が叶ったらしい。今後も佐々木氏とタッグを組んで面白いことをしていきたいとのことだ。
また、原作の岸本斉史先生から書き下ろしのお祝いイラストとともに、メッセージが会場に届き、竹内さんがナルトの声で読みあげてくれた。さらに週刊少年ジャンプ編集部「NARUTO-ナルト-」担当の「大西 恒平」氏、TVアニメーション「NARUTO-ナルト-」監督の「伊達 勇登」氏、ナルティメットシリーズの開発を手がける株式会社サイバーコネクトツー 開発部の「西川 裕貴」氏、「千光士 豊」氏、「矢野 貴浩」氏、「石橋 洋平」氏、そして開発チーム一同と、「NARUTO-ナルト-」に関わっている大勢の人から動画メッセージが届いていた。
FLOWが「NARUTO」の軌跡を振り返る歴代テーマ曲を熱唱!
2012年7月で活動10周年を迎える5人組ロックバンド「FLOW」が、会場を熱狂させる生ライブを披露。FLOWは、「NARUTO-ナルト-」TVアニメーションオープニングテーマを過去4回担当しており、現在はアメリカを中心に海外での公演も精力的に実施している。今回の生ライブでは、歴代オープニングに起用された楽曲4曲と、2012年2月22日に発売される新曲「ロッククライマーズ」を含め、全5曲を熱唱し、ラストの「GO!!!」では、会場が一体となり、ファンシアター全体が揺れるほど大いに盛り上がっていた。
セットリスト
「Re:member」
「SUMMER FREAK」
「ロッククライマーズ」
「Sign」
「GO!!!」
最新作PS3/Xbox 360「NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストームジェネレーション」
最新作「NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストームジェネレーション」は、前作「ナルティメットストーム2」から大量のキャラクターが追加されたほか、世界のユーザーと純粋な強さを競える「ランクバトル」や、自分がホストとなって大会を開催できる「トーナメント」などが追加され、オンライン対戦が充実している。さらに、各キャラクターの視点で進行するストーリーモードの搭載や、新たなバトルシステム、キャラクターの新モーション追加なども行われ、よりパワーアップした忍術バトルを楽しむことができるぞ。
FLOWの生ライブを楽しんで、興奮が抜け切らない株式会社サイバーコネクトツー 代表取締役社長 松山洋氏は、開発スタッフとの打ち上げの際に最後は必ずカラオケで「FLOW祭り」になると話し、特典のサウンドトラックも楽しみして欲しいと語った。また、ナルティメットシリーズは、アメリカやヨーロッパで人気を博しており、コスプレイヤーもかなり現地にいるとのことだ。4月15日には松山氏がナルトのコスプレでパリマラソンを走るとのことなので、現地に行く人や住んでいる人は「歌って踊れる開発会社CC2の代表、松山氏」をぜひ応援してもらいたい!
また、本作にはスタジオぴえろによる新作アニメーションを65分以上収録し、忍たちの知られざる真実が明らかになっている。キャラクターもアニメ最新から少年篇の懐かしい人物まで、参戦キャラクターは70名以上を収録。オンラインに特化したナルティメットストームシリーズということで、キャラクターの性能バランスをすべて見直し、変わり身ゲージやキャンセルチャクラダッシュなど新たに導入したバトルシステムも必見。ちなみにサイバーコネクトツーの意見・要望フォームには全世界から数多くの指摘が寄せられ、それをもとに前作よりかなりの調整が加えられているとのことだ。
代表4名が対決した決勝大会
ゲーム紹介のあとは、ついに「NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストームジェネレーション」決勝大会が実施。予選は午前中から実施され、小中学生から大人まで、白熱した戦いが繰り広げられたようだ。ステージ上では予選で勝ち残った4名が優勝を賭けて争った。
準決勝「波風ミナト 対 ナルト(仙人)」
ミナトはサポートキャラに子供時代の「はたけカカシ」「うちはオビト」、一方ナルトのサポートキャラは「ペイン」「薬師カブト」を使用。一気に勝ちに行くナルトの猛攻撃に序盤から押されまくるミナト。お互いにサポートキャラを上手く繰り出すが、変わり身のゲージを見ながらうまく立ち回ったナルトがほぼ一方的に攻め立てて、勝利した。
準決勝「土影・オオノキ 対 うちはイタチ」
土影はサポートキャラに「ナルト(仙人)」「ペイン」、イタチはサポートキャラに「干柿鬼鮫」を使用。今回初登場となる土影を見事に操作し、岩を利用した技を次々と繰り出すが、イタチの奥義で形勢は一気に逆転、的確な動きをした土影は残念ながら破れてしまった。
決勝「ナルト(仙人) 対 うちはイタチ」
決勝戦では、ナルトはサポートキャラに「ペイン」「薬師カブト」、イタチはサポートキャラに「干柿鬼鮫」を使用。お互い熟練した操作で、ダメージをほとんど受けないまま立ち回る。そしてナルトが連携奥義から風遁・螺旋手裏剣を繰り出し、計算された魅せる勝利を飾っていた。