イチオシのギャルゲーを大ボリュームで紹介する連載企画「ギャルゲー一本釣り!!」。第8回はシステムソフト・アルファーより2012年3月8日に発売するPS3用ソフト「萌え萌え大戦争☆げんだいばーん ++(ぷらすぷらす)」のプレイインプレッションをお届け!
三度の飯よりギャルゲーが大好きな私が己の煩悩の赴くまま今月のイチオシのゲームを紹介する月イチ連載「ギャルゲー一本釣り!!」。今回は、システムソフト・アルファーさんより2012年3月8日に発売する「萌え萌え大戦争☆げんだいばーん ++(ぷらすぷらす)」を第6回に引き続き紹介します。
本作は、システムソフト・アルファーさんが展開してきた「萌え萌え2次大戦(略)」の後継作にして、「萌え萌え」シリーズ最新作です。同社初のPS3用ソフトとして発売される本作は、現在でも活躍中の兵器を中心に、歴戦の兵器などが可愛い乙女「鋼の乙女」となって大勢登場するウォーシミュレーションアドベンチャーゲームとなっています。
前編では、ストーリーや新キャラクター、ゲームシステムなど本作のゲーム内容を一通りチェックしていきましたが、後編では、ゲームプレイの感触と、新たな物語の導入をチェックした本作のプレイインプレッションをお届けします!
親切なチュートリアルとともにプレイの流れをチェック!
今回、シリーズ初プレイとなる私は、“はじめての方はこちら”と書かれた「中東戦線編」をまずプレイしてみることにしました。
ゲームは、基本的にアドベンチャーパートとシミュレーションパート、それから新規に搭載されたコミュニケーションパートの3つで構成されています。「中東戦線編」では、戦場となっているイランにひとりの“鋼の乙女”が到着するところからストーリーが始まります。
早速戦闘…といきたいところですが、ここでチュートリアルを見るかの選択が出てきます。初心者丸出しの私は、もちろんチュートリアルをチェックすることにしました。
紹介してくれるのは、アメリカ空軍の“エースオブエース”ことグラーフ。操作方法や画面上の各項目について丁寧に紹介してくれるので、ここでシミュレーションパートをプレイする上でのポイントを確認できました。
チュートリアルが終わったところでいよいよシミュレーションパートがスタート!…といきたいところで、ミニゲームが出現。このミニゲームはただ遊ぶというだけではなく、クリアすることで戦況が有利になったりしますので、手を抜いちゃいけませんよ!
そして今度こそシミュレーションパートがスタート。ここでは、基本的にAP(アクションポイント)に気をつけながら敵に接近し攻撃するというかたちで進行します。むやみに接近すると囲まれてハチの巣にされたり、逆に敵をおびき寄せて集中砲火を浴びせることができるなど、状況に応じた判断で、大きく戦況が変わってきます。
意気揚々と全APを使って接近してしまい、初っ端から敵に囲まれてしまった私は、攻撃を受けまくるはめとなり、いきなりリオンのあられもない姿をさらすことに。
このままじゃ終われないと私も必殺技で応酬。カッコイイ演出とともに相手に大ダメージを与えることができ、なんとか勝利しました。
戦闘後はアドベンチャーパートとなり、ストーリーの続きが語られることとなります。
こんなかたちでアドベンチャーパートとシミュレーションパートは相互に展開していきます。「中東戦線編」では、このあとアメリカ・ソ連をはじめ、各国から鋼の乙女が派遣されることとなりますが、アメリカとソ連の鋼の乙女たちの関係は険悪なものに。指揮官となったスミスは、彼女たちとコミュニケーションをとってその関係をよいものにしようと奮闘します。
それでも関係は修復せず、模擬戦というかたちでアメリカVSソ連で対戦することになります。このとき、カスタマイズ要素を一通りチェックできます。
ここでは、相手が鋼の乙女ということも手伝って、かなり激しい攻防戦となりました。というよりは私があまりに雑な攻めになってしまい、思いっきり削り合ってしまったというほうが正しいのですが。でも、必殺技に合体技、さらには服の破れた女の子もたくさん見れたのでとりあえずはよしとします(笑)。
鋼の乙女同士が対峙した時には、会話イベントが発生したりします! | |
連携攻撃は発動するタイミングが難しいですが、強力な攻撃を繰り出せるので狙っていきたいです! | |
4機中3機が撃墜されるという体たらくで評価も悲惨なものに…。 |
戦闘後は、コミュニケーションパートで鋼の乙女たちを修理!このなんともいえないドキドキ感がたまりませんね。
そして、またアドベンチャーパートへ移り、物語は次の展開へ。このようなサイクルで、物語と戦略シミュレーションの両方が十分に堪能できるのです!
新キャラクターも登場してSOLENとの戦いは最終局面へ!新シナリオ「第三次大戦編」の序盤をプレイ!
さて、ここまでは基本的な流れを紹介してきましたが、PS3版で新収録の新シナリオ「第三次大戦編」も気になるところですよね。早速、ほんの少しですがプレイさせていただいたので、その内容をちょびっとだけお届けします!
物語は、PSP版追加エピソードの第四部「ベトナム戦線編」の続きからスタートします。タイムスリップしてベトナムに来ていたグラーフたちは、対峙していたイリューシンらSOLEN軍を撃破し、ベトナム戦線を勝利に導きます。
しかし、ここで突如発生した光の渦により、グラーフたち4人は自分たちの“今”へと戻ることとなります。
グラーフたちが降り立ったのは、沖縄。SOLEN軍を倒し、戦争は沈静化すると思われたのですが、沖縄はなぜか火の海に…。そして、そこに現れたのは先ほど倒したはずのイリューシン、マリーヤ、ソフィアの3人。明らかに疲弊している状況下での戦闘を強いられることに。
なんとかその場を切り抜けることに成功したものの、すぐさまSOLEN軍からは増援が到着し、大ピンチを迎えます。そして、猛攻を防ぎきれずに堕ちていくグラーフに対し、碧がとった行動とは…?
その後、なんとか状況を打開し、ハワイの基地へと戻ったグラーフたちをねぎらったスミスは、新たな仲間を紹介すると言い、出てきたのは、心神、カレン、アメリアの3人の鋼の乙女たち。
大和撫子という言葉がそのまま当てはまるような奥ゆかしさのある心神は、本当の名前を名乗る前にしんちゃんと愛称がついても強く反論できず流されるままになってしまう、まさに日本の乙女な感じです。
カレンは、悪態はつくものの、イーディスから気さくに話しかけられると頬を染めたりと、いわゆるツンデレっぽい感じで、いい感じでイジられそうな乙女です。
そして、アメリアは、反対にすごく素直で、歴戦の乙女たちに会えて興奮しきりなのですが、その興奮が最高潮に達すると暴走してしまう、なんとも危なっかしい乙女です。
そのまま暴走状態になってしまったアメリアをとめたのは、グラーフたちがベトナムでともに戦ったパトリシアとブランシュ。なぜふたりがここにいるのでしょうか…?この続きはぜひプレイして確かめてみてください。
後編はいかがだったでしょうか。実際にプレイをしてみると、やりごたえのあるシミュレーションゲームがベースにあり、その上でアドベンチャーゲームのストーリーが加わって融合した、1本で2度美味しいゲームに仕上がっていると感じました。もちろん、女の子のリアクションも豊富で見ているだけでも楽しいです(個人的には碧グッジョブと言いたい…!)。
本作は実際に触ってみてこそ魅力のわかるゲームかと思いますので、興味を持ったらまずはプレイしてみるのがいいのではないでしょうか。
ということで、今回はここまで。次回も私イチオシのギャルゲーを紹介していきますのでお楽しみに!
(C)2012 SystemSoft Alpha Corporation
※画面は開発中のものです。
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