PS3/Xbox 360「NINJA GAIDEN 3」「刀で敵を斬る手応え」を極限まで追求、リュウ・ハヤブサの忍として悩みや苦しみがコントローラに伝わる…!ゲーム紹介&序盤プレイインプレッション

プレイレビュー
0コメント 細山田 亮太

コーエーテクモゲームスが、2012年3月22日発売予定のPS3/Xbox 360「NINJA GAIDEN 3」。シリーズ最新作となる本作のゲーム紹介と序盤のプレイインプレッションをお届けする。

「NINJA GAIDEN 3」とは

本作は、2008年6月5日に発売されたXbox 360「NINJA GAIDEN 2」以来となる完全新作で、シリーズ最大の特徴である「刀で敵を斬る手応え」を極限まで追求し、「肌の触れ合うような敵との距離感」から「敵の苦痛に歪む表情や呻き声」までをも描いたアクションゲームとなる。「ジャパニーズ・ダークヒーロー」をコンセプトに主人公「リュウ・ハヤブサ」の生き様を「アクション」、「ストーリー」の両面から表現していく。

練りこまれたストーリーと、息をもつかせぬ連続のアクション

本作では、「リュウ・ハヤブサ」は、これまでのシリーズで描かれてきたような、いわゆる“心無い殺人マシン”としてではなく、「人殺しの業」や、「忍びの宿命」に悩み苦しむ人間らしい一面が描かれており、重厚なストーリーとハイテンションなアクションがプレイヤーの没入感を最大限まで引き出している。

ストーリー

雨の降るロンドンの街並み。謎の集団が突如、武装蜂起し、英国首相官邸一帯を制圧、政府高官を人質に取った彼らは、ひとつの要求を行った。

「リュウ・ハヤブサを呼べ」と。

防衛省の特務機関に属するイシガミ、ミヅキからその情報を聞いたリュウは、ともにロンドンへ向かった。容赦なく襲い掛かる武装兵たちを、その卓越した力で次々と退け、ついに首相官邸内で組織のリーダー格と見られる「仮面の導師」と対峙する。

壮絶な戦いの末、「仮面の導師」に致命傷を与えたかに見えたが、逆に右腕に「殺戮の凶手」と呼ばれる呪いをかけられてしまう。それは、これまでリュウに斬られた人々のうめきであり、闇に生きる者としての刻印。その呪いは、右腕から腐り始め、やがて全身に回り、死に至るという。呪いで思うように体が動かないリュウに対して、仮面の導師は、全世界に宣戦布告。

世界が終わるのが先か、リュウが死ぬのが先か。

リュウは、人を斬ることの重さと人を斬ることに対する報いを感じながらも、 自ら戦いにその身を投じていく。

誰でも楽しめるNINJAアクションへ

本作は、次に進むべき方向を指し示してくれるナビゲーション機能や、チュートリアルにも注力しており、プレイヤーをゲーム本編に集中できる環境を整えている。

またピンチになると、オートガード、オート回避が発動するプレイスタイル「HERO」をシリーズで初めて搭載。シリーズを初めてプレイする人も、途中でプレイをやめてしまったシリーズ経験者も、物語の最後まで完全サポートしてくれる。

人を斬り抜く感覚をリアルに表現

本作では、刀で人を斬るということを極限まで追求。斬られた敵は、そのまま動かなくなるわけではなく、瀕死の状態でもがき苦しむ。その状態をリアルに表現することで、「リュウ・ハヤブサ」が感じる悩みや苦しみを、プレイヤーの感情に直接訴えかけてくる。

最大8人まで楽しめる、マルチプレイヤーバトル

本作より「NINJA GAIDEN」シリーズで初めてオンラインを使用したマルチプレイヤーバトルが可能に。4対4のチーム戦が基本となる「Clan Battle」には、チームとしての勝敗のほかにプレイヤー個人に与えられる「密命」が存在するなど、さまざまなシチュエーションが用意されている。また、「NINJA TRIALS」は、世界のプレイヤーと協力して、Team NINJAが用意したさまざまなミッションに挑戦することができるのだ。

プレイインプレッションを紹介

今回、PS3版の最新ビルドにて、シングルモードの序盤をプレイさせてもらった。もちろん製品版ではないので、本インプレッションがすべてではないことも理解していただきたい。無論、テキストとスクリーンショットだけでは本ゲームの真髄はすべて伝わらないと思うので、ぜひ「NINJA GAIDEN 3に初めて触れた気持ち」として記事を読み、想像を膨らましながら発売を待ってもらえれば幸いである。

リュウ・ハヤブサ登場、まずはロンドンへ

ゲームをスタートすると、まずはなぜ「リュウ・ハヤブサ」が動き出すのか、といった物語の導入部分が始まる。グラフィックのクオリティーと、豪華声優陣の演じるキャラクター劇はさすがといったところか、序盤からグイグイこの世界に引きこまれてしまう。ストーリー上、航空自衛隊特殊防衛隊 一等空士「ミヅキ」からの通信が頻繁に入る。部屋を薄暗くして映画を楽しむようにプレイしてもグッド。

敵に喰い込む感触がダイレクトに伝わる刀アクションと「斬る」苦悩

本作では、刀で人を一気に骨ごと断つ「断骨」と、人を次々と一刀両断する「絶技」。これらのバトルアクションを通して、刀で人を骨ごと斬り抜く手応え、肌の触れ合うような人との距離感、返り血や苦痛に歪む人の表情と呻き声といった 「刀で人を斬る現実感」を突き詰めた「NINJA GAIDEN」独自のバイオレンスアクションを描き出している。

□ボタン(X)で速い攻撃、△ボタン(Y)で重い攻撃を繰り出すことができ、ボタンの組み合わせによって技が変化する。ボタンを簡単に連打するだけでも十分アクションを楽しめる。刀が敵に触れた感触や、斬リ抜いた時の「骨に引っかかる感じ」が思ったよりダイレクトにコントローラに伝わってくるのも魅力。重い攻撃では押しっぱなしでタメ斬りすることも可能。また空中にいる敵を叩きつけたり、ジャンプからの攻撃など、簡単に色々なコンボをつなげることができる。

また、本作で大事な要素となるのが、L1ボタン(LT 左トリガー)での防御。アナログスティックと組み合わせれば回避も可能なので、敵に囲まれてダメージを食らいまくっている時にはまず防御をして体勢を立て直したい。さらに、序盤のイベント後に入手できる「弓」は、L2(LB)ボタンで構えると敵を自動でターゲットしてくれる。もちろんFPSスタイルで視点を自由に変えることも可能だ。R2ボタン(RT 右トリガー)で矢を発射できる。高い場所からランチャーなどで攻撃してくる敵を狙い撃ってこちらへのダメージを最小限に抑えたい。

そして、一番気になったのがバイオレンス表現について。本作では斬った敵が苦しそうにもがきながら助けを求めたり、断末魔を残しながら息絶える敵、斬った箇所から血が噴き出すなど、ボイスも含めて若干ショッキングな表現も見られ、苦手な人もいると思われる。だが、ただ単純に「斬る・殺す」だけではなく、リュウ・ハヤブサが殺人鬼ではない「忍」として悩みながら進んでいく姿もしっかりと表現された上で、リアルな戦場が描かれているところもぜひ注目してもらいたい。

壁走りやクナイなど、おなじみのNINJAアクションも健在

本作の大きな魅力の1つである「NINJAアクション」も多数のバリエーションが用意され、一見進めないような場所もNINJAアクションを駆使すれば進入することができる。任意でチュートリアルの表示をオン・オフ設定することが可能なので、アクションゲーム初心者でも迷わず進むことができるのは嬉しい。

NINJAアクションには、高所からダイブし、滑空しながら人の砲撃をかわし、ハヤブサのように地上の人を強襲したり、クナイを使って壁をよじ登り、登っている間に上からの攻撃を回避したり、クナイを投げて攻撃することも可能。他にも、下方のわずかな隙間を一気に潜り抜けるスライディングは、攻撃をかわしたり、人の体勢を崩したりすることもできるのだ。

多数の敵を一網打尽にできる必殺の忍法も、忍法ゲージが満タンになれば使うことができる。忍法ゲージが満タンの状態で、△+○(Y+B)ボタンを押すと炎の龍が暴れまわって敵を殲滅する。忍法は使用すると体力が回復するので使いどころも良く考えて。また、敵を倒し続けていき、腕が赤く光ったタイミングで△ボタン(Y)を長押しすれば複数の敵を攻撃するド派手な技を繰り出せる。

アクションが苦手だけどストーリーが気になる!という人はぜひプレイスタイル「HERO」

アクションゲームというと、やはり苦手な人も多いだろう。「中盤まで頑張ったのにあのボスが何回戦っても倒せない」「世界観が好きで話の先が気になるけどむずかしくて進めない」といったプレイヤーはぜひプレイスタイル「HERO」に切り替えてプレイしてみよう。

プレイスタイル「HERO」ではキャラクターの体力が一定量以下(赤く点滅し、サウンドに心臓音)になると、オートで防御と回避を行ってくれるスグレモノ。ほとんどの攻撃を受け付けなくなるので、ひたすら攻撃に集中することができ、今まで倒せなかった敵もほぼ勝てるようになるのだ!巨大ボスだって怖くない。

プレイスタイル「HERO」は、アクションゲームに良く搭載されている「イージーモード」とは異なり、登場する敵の数や強さ、リュウ・ハヤブサの強さなどに変化はない。また、体力が回復すればプレイスタイル「HERO」は解除され、通常のダメージを受けてしまうので、緊張感を持ちながらも、倒される可能性が低くなっていると思えば問題ない。ゲーム中ではチェックポイント通過前ならいつでもオン・オフ可能なので、どうしても勝てないと思ったらあきらめる前にぜひ試してもらいたい。

右腕にかけられた「殺戮の凶手」とは?

今回のテストプレイは、ストーリーの鍵を握る「仮面の導師」と対決(ものすごく強かった)、右腕に「殺戮の凶手」の呪いをかけられ…常にリュウを影で支える「あやね」に刀を渡され…といった場面で終わることとなったが、本当にストーリーが気になってプレイを止めるのがもったいないというのが、正直な気持ちだ。

次から次へとめまぐるしく展開する本作は、息つくヒマもないので、緊張感なくゆっくりゲームを楽しみたい人には向かないかもしれない。だが、プレイスタイル「HERO」の搭載も含め、アクションゲーム初心者はもちろん、忍者が大好きなだけどゲームは苦手…という人もまずは触ってみて「肉を斬る感触」を自らの手で味わってみてはいかがだろうか?

※画面は開発中のものです。

本コンテンツは、掲載するECサイトやメーカー等から収益を得ている場合があります。

コメントを投稿する

この記事に関する意見や疑問などコメントを投稿してください。コメントポリシー

関連タグ

NINJA GAIDEN 3 関連ニュース

関連ニュースをもっと見る

注目ゲーム記事

ニュースをもっと見る

ゲームニュースランキング