DeNAとウォルト・ディズニー・ジャパンが事業提携記者発表会を開催―ディズニー、マーベルのキャラクターを用いた3アプリを「Mobage」にてグローバルに配信

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ディー・エヌ・エーとウォルト・ディズニー・ジャパンは、本日3月30日、パークハイアット東京にて事業提携記者発表会を実施し、国内および海外のソーシャルゲーム事業に関する提携に合意したことを明らかにした。

ディズニーパーティ公式サイト
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発表会では、ディー・エヌ・エー(以下、DeNA)から代表取締役社長 守安功氏、取締役 ソーシャルゲーム事業本部 事業本部長 小林賢治氏、ウォルト・ディズニー・ジャパン(以下、ディズニー・ジャパン)から代表取締役社長 ポール・キャンドランド氏、ディズニー・インタラクティブ・メディアグループ ゼネラルマネージャー/バイス・プレジデント ジャスティン・スカルポーネ氏が登壇し、提携の経緯や今後の展開について紹介した。

守安功氏
守安功氏

まず最初に守安氏が登壇し、今回の提携の経緯を紹介。DeNAとディズニーといえば、すでにMobageでは昨年4月11日より「ディズニーマイランド」のサービスしているが、以降も「両者の強みを最大限に発揮するために何ができるか」ということを考え続け、今回の提携発表に至ったという。

多様なキャラクターコンテンツとテーマパーク・ストア・ネット媒体など世界中で強いメディアを持つディズニーと、日本国内で3500万人のユーザーを獲得しているソーシャルゲームプラットフォーム「Mobage」を持ち、「怪盗ロワイヤル」などデベロッパーとしての成功実績も持つDeNA、それぞれの強みを生かしつつ、世界で新たな市場を切り開いていきたいと意気込みを語った。

そして、今回の提携発表に合わせ、新たに3タイトルを開発し、日本、欧米、韓国、中国の全Mobageプラットフォームに配信することも明らかになった。

まず、ディズニーブランドのタイトルとして、「ディズニーパーティ」「ディズニーファンタジークエスト」を発表。この2タイトルについては、女性をターゲットにしているという。

また、現在タイトルは未定だが、マーベルのキャラクターが登場するカードバトル型ゲームを制作しているとのこと。こちらは、2012年夏の配信を予定しているとのことだ。

そして、今回の業務提携に関する狙いについては、国内ソーシャルゲーム市場の拡大や、現在男性ユーザーが多いMobageにおける女性の新たなユーザー獲得、さらにはeコマース、野球(横浜DeNAベイスターズ)など、DeNAがソーシャルゲーム以外に行なっている事業を通しても新しい価値を提供したいと述べた。

さらに、海外のソーシャルゲーム、特にモバイル向けタイトルの市場がまだ立ち上がっていないことにも触れ、DeNAが国内において「怪盗ロワイヤル」などヒットコンテンツの提供で市場を拡大したように、海外においてもディズニーのタイトルを提供することで活性化を図っていきたいとした。

ポール・キャンドランド氏
ポール・キャンドランド氏

続いて、キャンドランド氏からは、今までのディズニーの歴史、そして今回の提携に期待することが語られた。1928年の一本の映画からスタートしたディズニーは、そこからグローバルメディアカンパニーとして成長していった。最近では、デジタルコンテンツ展開に力を入れており、日本のモバイルコンテンツ市場においても12年以上の実績を持っている。

そして、近年のスマートフォンの普及によりもっとリッチなコンテンツを提供できるようになったことを踏まえ、ディズニーでは、今後、自社IPを使ったゲームコンテンツの提供を重要だと捉えており、グローバルに、多くの人に楽しんでもらいたいと述べていた。

ジャスティン・スカルポーネ氏
ジャスティン・スカルポーネ氏

次に、スカルポーネ氏が、ディズニーの考えるソーシャルゲーム戦略について紹介。同社は、今後、ゲーム会社としてのディズニーを定着させたいと考えており、現在のメインターゲットである大人の女性だけでなく、ソーシャルゲームに馴染みにある人まで、ユーザー層を拡大していきたいという。そして今回は、ディズニーIPだけでなく同社の持つマーベルIPを提供することでソーシャルゲームユーザーにもアピールしていく狙いのようだ。

また、日本でソーシャルゲームを開発しつつ、多言語化して世界へ発信していくという試みに対する期待を述べるとともに、数多くの事業を展開しているディズニーの特徴を活かし、公開予定の映画と連動した取り組みなど、ソーシャルゲームと他事業との連係を図っていきたいとした。

小林賢治氏
小林賢治氏

その後登壇した小林氏からは、今回発表された3タイトルのうち、「ディズニーパーティ」「ディズニーファンタジークエスト」に関するゲーム内容が紹介された。

「ディズニーパーティ」は、プレイヤー自身がカスタマイズした会場でパーティを開催して、遊びに来たディズニーキャラクターとのコミュニケーションを楽しむゲーム。育成要素がメインとなるが、キャラクターの動きやパーティ会場のカスタマイズ性、ほかのユーザーとの高いソーシャル性など、さまざまな要素が盛り込まれているようだ。

そして、グリーティングでは、カスタマイズした自分のアバターと一緒にいっしょに記念撮影ができるのも特徴だ。

ディズニーパーティ

配信日:2012年3月28日(水)
URL:http://mbga.jp/_dp.top
利用方法:「Mobage」への会員登録後、利用可能
料金体系:アイテム課金制

「ディズニーファンタジークエスト」は、ディズニーのタイトルとしては初めてとなるカードコレクションゲームだ。ディズニー作品に登場するキャラクターがカードとなって登場し、ディズニーならではの空気感によるストーリー、友達との協力によるデッキ構築などの内容が盛り込まれている。

ディズニーファンタジークエスト

配信日:2012年4月2日(月)予定
利用方法:「Mobage」への会員登録後、利用可能
料金体系:アイテム課金制

マーベルタイトルについては、まだ詳細は明かされなかったが、配信中の「ディズニーパーティ」、4月2日配信の「ディズニーファンタジークエスト」については現在ローカライズ作業中ということで、2012年の夏期に海外でのリリースを検討しているとのことだ。

最後に行われた質疑応答では、ディズニーがパートナーとしてDeNAを選んだ理由についても触れられた。スカルポーネ氏によると、ディズニーはグローバル市場における実績、知識を有しているDeNAと協業し、ノウハウを吸収することでゲームフランチャイズの育成を目指しており、また、ディズニーに馴染みのないユーザーに訴求する意味でも、ベストのパートナーであると語っていた。

※画面は開発中のものです。

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