バンダイナムコゲームスが2012年4月26日に発売したPSP用ソフト「青の祓魔師 幻刻の迷宮(ラビリンス)」は、ジャンプSQにてマンガが連載中、アニメや舞台などさまざまに展開する「青の祓魔師」を題材としたアドベンチャーゲームだ。ここでは、本作のプレイレポートをお届けする。
目次
燐と雪男、2人の視点を変えて展開するザッピングシステム
本作では、同じ時間軸の中で、燐と雪男、それぞれの視点で物語が楽しめる。互いの行動は影響しあい、相手の物語の進行に大きな影響を及ぼす。
物語は7日間の期間で進行し、物語が進まなくなったときは、時間をさかのぼったり、視点を変えることで思わぬ場面からストーリーに変化が起こる。何度もやり直しをしつつ、グッドエンディングを目指していこう。
また、本作のシナリオ中には戦闘が発生する場面も。戦闘はコマンド選択によって状況が変化、また、後述する「絆イベント」で仲間との絆を深めることで通常より大きな大ダメージを与えられる合体技のコマンドが出現するぞ。
ゲームオリジナルで展開するストーリー
本作では、オリジナルのストーリーが展開し、おなじみのキャラクターはもちろん、ゲームでしか登場しないキャラクターも登場する。「ラビリンスガーデン」という謎の空間の中で、目が離せない物語が展開していく。
ストーリー
一週間の特別訓練合宿を言い渡され、祓魔塾メンバーは「ラビリンスガーデン」へ行くことになる。そこは中世期の聖騎士が作った、自然の摂理を保ちつつも、祓魔能力に応じ、現象を具現化できる不思議な場所だった。
修行に張り切る燐たちだが、その一方で、ある計略が進行していることを塾生たちははまだ知らない…。
キャラクター
「ラビリンスガーデン」では、過去の祓魔師(エクソシスト)が実際に体験した事件が実際に体感できる。ゲーム序盤は燐と雪男、それぞれの視点から祓魔塾の面々とのやり取りを楽しみつつ、「ラビリンスガーデン」の奥に隠された謎に挑んでいこう。
絆イベントでキャラクターとの絆を深めると…?
本作では、ただストーリーにそってゲームを進めるだけでなく、一週間の合宿の中で仲間と絆を深めていく。絆の深さは5段階の「絆ランク」で表され、特定のキャラクターとの絆ランクをどれだけ上げられたかによって、7日目最後の絆イベントエンディングが変化する。
一日の終わりにキャラクターを選択すると、選んだキャラクターとの会話が発生し、途中で選択肢がでるので、どちらの返事を選択するかで「絆イベント」の内容が変化し、その結果は「絆ランク」上昇時の「文字盤の炎」の燃え具合でチェックできる。
そして、7日目を迎え、ゲームがエンディングを迎えると、最後にもっとも絆ランクの高いキャラクターとの特別エンディングが発生する。エンディングは燐、雪男それぞれに用意されているため、10以上のバリエーション豊かなエンディングを見ることができるのだ。
2つの視点がストーリーの深みを生み出す
本作の面白いところは、燐だけ、雪男だけでは判明しない謎が多分に用意されており、それらを少しずつ補完しながら最後に控えるゲームの大きな謎に迫っていけるという点だ。
そして、それはほかのキャラクターの描写にも影響し、燐との会話ではわからないキャラクターの心情が雪男との会話ではわかったり、また逆もしかりという形で物語全体に深みを与えてくれている。
まもなく劇場版の公開を控える「青の祓魔師」ではあるが、この作品はマンガともアニメとも違った、ゲームならではの作品世界を体感できる内容となっているので、これからぜひ遊んでみてはいかがだろうか。
ゲームソフトを1名様にプレゼント!
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賞品
PSP用ソフト「青の祓魔師 幻刻の迷宮(ラビリンス)」 1名様
提供
株式会社バンダイナムコゲームス
当選数
1名
応募期間
2012年5月30日~6月12日