バンダイナムコゲームスより2012年5月17日に発売されたPSP用ソフト「俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブルが続くわけがない」。まだプレイをしていないという方に向けて、本作序盤のプレイレポートをお届け!
ゲームの魅力については前回お伝えしましたが、今回は各ヒロインの序盤のストーリーを実際にプレイしてみてのインプレッションをお届けします。まだゲームをプレイしていない、購入を悩んでいるという方はぜひ参考にしてください!
ゲームの最初に登場するのは、プレイヤーの運命をつかさどる妖精“きりりん”と“くろにゃん”。どう見てもどこかの某妹キャラと某邪気眼電波キャラにそっくりですが、そこは言わないお約束。まずは2人の質問に答えて、どのヒロインとのルートを楽しむか選択しましょう。
一度特定のルートがスタートすると、あとは一本道。ひとりのヒロインとのラブラブな時間を楽しんでください!というわけで、ここからは各ヒロインのルート序盤を見ていきますよ!
桐乃ルートでは、前作で義妹であることがわかった2人の関係が描かれます。ただの兄弟でも、もちろん恋人同士でもない桐乃と京介。ゲーム序盤では、そんな2人が海に行って意識しあっている様子、友達の加奈子が外側から見た2人の関係性を指摘するなど、変化していく2人の関係が見え隠れしますよ!
そして、最後の人生相談を桐乃が切り出すのですが…、ここから先はぜひ実際に遊んでみてください!
本作のヒロイン。京介の妹。茶髪にピアスなイマドキの中学生。ファッション誌の読書モデルを務め、県内でも指折りの学力を持ち、陸上部でもエースと非の打ち所がない完璧超人。実は、アニメ、ゲームなど、「オタク」的なものをこよなく愛している。兄の京介に対しては、常に高圧的で挑戦的な態度をとる。
黒猫ルートでは、恋人同士になった2人が、黒猫の妹の日向、珠希と一緒に海水浴に行くところから始まります。黒猫の水着姿を堪能した後は、今度は2人っきりのデートが楽しめます。そこでの不器用ながらも甘々な恋模様を体感しましょう!
しかしながら、少し黒猫の様子がおかしなことになります。いったい何があったのか、その後の展開をお見逃しなく!
SNSのコミュニティ「オタクっ娘あつまれー」のオフ会で桐乃と出会う。サークル活動や個人ブログを持つなど桐乃以上のオタク。つねにゴスロリファッションという出で立ちで、刺々しい発言や厨二病的な痛々しい言動が多い。
白猫verは桐乃に選んでもらった白のワンピース。闇猫verはとあるシナリオで見れるらしい。
黒猫の妹。日向がお姉ちゃんで、黒猫のオタク趣味も知っている。珠希は一番下の妹で、黒猫のことを「姉さま」と呼んで慕っている。好きなアニメは「星くず☆うぃっちメルル」。
ゲーム本編では意外なところで活躍!?するらしい。
沙織編では、沙織・バジーナとしてではなく、ありのままの「槇島沙織」として、京介と接する沙織の姿を最初から見ることができます。極度の恥ずかしがり屋でありながらも、京介に対して見せる少し茶目っ気のある態度に私、思わず心臓を鷲掴みにされました…。
2人の行方はもちろんですが、序盤ではまだ登場してこない姉・香織がどのようなかたちで2人に関わってくるか、そちらも気になるところですね!
SNSのオタク系コミュニティ「オタクっ娘あつまれー」の管理人。オフ会で浮いていた桐乃・黒猫をフォローするなど面倒見はよい。180cm近い長身で頭にはバンダナ、ぐるぐる眼鏡をかけ、チェックのシャツをズボンにインする「典型的なオタクファッション」で身を固める。
続編では、メガネを外したありのままの姿で、京介と付き合うことに。
沙織の姉でオタクサークル「小さな庭園」の主催者。自由奔放過ぎる人生を送っている人。ほぼ何でもできる「器用貧乏」ならぬ「器用富豪」。彼女がそこにいるだけで自然と人が集まってくる不思議なカリスマ性の持ち主。現職はプロゲーマー。
麻奈実編では、大学生になり、桐乃とあやせの影響で少し垢抜けた麻奈実と恋人同士になっています。しかしながら距離感はあまり変わらず、その自然さが逆に2人の関係を表していて良いと思います!
そんな状況を見かねた麻奈実の爺ちゃんがけしかけて、2人は京都へ行くことに。2人っきりの旅行で、互いの距離は縮まるのでしょうか!?
京介の幼馴染。成績は上の下。趣味は料理と縫い物。ちょっと天然が入っているが穏やかで人当たりの良い性格。桐乃とは対局なポジションにいる「平均的」な女の子。
続編では「大学生」になり、髪もロングヘアーにイメチェン。
あやせ編では、これまた恋人同士になったあやせとの甘々なエピソードが楽しめます。原作などでの少しツンデレ気味な部分が抜けて、素直な一面も見せるその姿は可愛いのひとこと!
しかしどこか恐怖を感じる(?)一幕も。慎重に行動を選ばないと、もしかして…?
加奈子編では、加奈子と恋人同士になっていますが、どこかそうは見えない2人ならではの雰囲気が印象的です。また、意外と(?)状況が見えている加奈子の場面場面での一言も胸に響きます。
さらに、このストーリーでは、加奈子の姉で黒猫が大好きな「マスケラ」の作者でもある漫画家の彼方も登場。妹との二人暮らしということで、恋人関係の2人とどんな形で関わるのか気になりますね!
桐乃のクラスメイト。ツインテールで小柄な体格。物怖じせず、思ったことは口に出す性格で、乱暴な言葉づかいも多い。意外な才能も?メルルのコスプレをするとメルルと瓜二つ!
7つのPNを使い分ける漫画家で、もっとも使用頻度が高いPNは「月見里(やまなし)がんま」。黒猫が好きなアニメ「マスケラ」の原作者でもある。マンションで妹と二人暮らし。
瀬菜編では、ゲーム研究会の後輩である瀬菜から、なぜか人生相談を受けることに。加えて京介の友人で、瀬菜の兄でもある浩平からも人生相談を受けることとなり、暴走する2人からのお願いに京介は振り回されることとなります。
序盤からとにかく瀬菜の腐女子っぷりが凄まじいのでそれだけでも十分に楽しめますが、ここから京介と瀬菜の関係がどう変化していくのかに注目です!
赤城浩平の妹。黒猫とは同級生で、ゲーム研究会の部員仲間。垢抜けた委員長といった容姿だが、ボーイズラブなどの作品をこよなく愛す腐女子。シスコンの兄を持つ妹同士の連帯感で桐乃と意気投合する。桐乃からは「せなちー」と呼ばれている。
そのほかにも、日向と珠希から黒猫についての“人生相談”を受けることになる「闇猫編」や、さらには禁断のルートも用意されていますので、そちらもお忘れなく!
そして、それだけではなく、本作ではおまけゲームとして「魔法少女まどか☆マギカ」とコラボレーションしたきせかえブロック崩しも登場!私もついつい興じてしまい、気がついたらゲーム本編より先に全制覇していました(笑)。着せ替え後の姿はぜひゲームで堪能してくださいね!