角川ゲームスが1月24日に発売するPS Vita用ソフト「デモンゲイズ」は、これまでに数々のダンジョンRPGを手掛けてきたエクスペリエンスが開発した、ファンタジー・ダンジョンRPGだ。ここでは、本作のプレイインプレッションを紹介する。
「デモンゲイズ」は、呪われた地・ミストリッドに存在するさまざまな迷宮を踏破していく、PS Vita初となるダンジョンRPGだ。
自由自在なキャラクターメイキングや広大なダンジョンの探索、少しずつ着実に強くなっていく成長要素など、ダンジョンRPGに欠かせない要素をきっちりと押さえつつ、任意のタイミングで武器を集められる「トレジャーハンティングサークル」、一度行った場所まで自動で移動してくれる「オートパイロット」など、プレイする際のストレスを排除したシステムも取り入れた意欲作となっている。
また、プレイヤーの拠点となる宿酒場「竜姫亭(りゅうきてい)」の住人たちと繰り広げるストーリーも魅力のひとつ。かわいらしいキャラクターデザインとは裏腹に、それぞれが謎を秘めており、急転直下の展開が待ち受けている。
今回、本作を一足早くプレイする機会が得られたので、そのプレイレポートをお届けしよう。
お金の管理には要注意。冒険の拠点となる宿酒場「竜姫亭」を紹介
物語の冒頭で運悪く(?)宿酒場「竜姫亭」の女主人・フランに借金をしてしまった主人公は、そのまま竜姫亭に住み、借金返済のためデモンの討伐をしていくことになる。
フランはお金に厳しい人で、プレイヤーがダンジョンから帰ってくると必ず家賃の請求をしてくる。また、仲間となるキャラクターを増やしたいときにも、彼女にお願いして部屋を借りなければいけない。
このように書くと厄介なだけの存在に思えるが、実は家賃を滞納しなければフランからご褒美がもらえることもあるので、支払いが滞らないようにしたい。さらに彼女には、人知れぬ使命を全うしようとしているストーリーが存在している。彼女の健気な生き様を知ったら、とてもじゃないが家賃の滞納などできなくなってしまうことだろう。
このフランをはじめ、竜姫亭の住人は個性的な面々が揃っている。多くの住人が武器屋・道具屋・葬儀屋(戦闘不能になったキャラクターを復活させる施設)などを営んでいるほか、クエストを依頼されることもある。もちろん、物語に深く関わる住人もいるので、今のうちにしっかり把握しておくといいだろう。
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| ランスローナ・ベオウルフ 引退した元ナンバー1賞金稼ぎ。 |
ピーネ(画像中央) 竜姫亭に住み込み働くネイ族の少女。 |
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| プロメス 竜姫亭で葬儀屋を営む謎の少女。 |
カッスル 竜姫亭で武器屋を営む青年。 |
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| ククレ スタイリストを名乗るミグミィ族の青年。 |
レゼルム・ランティール 竜姫亭で道具屋を営むエルフ族の青年。 |
最大5人まで作成できるキャラクターメイキング
ゲームの冒頭では、まず主人公のキャラクターメイキングをすることになる。本作のキャラクターメイキングは、「姿」「種族」「クラス」「ボイス」「名前」を自由に選択できる。種族・クラスは一度決めると変更できないが、それ以外は先に紹介したククレのもとへ行けば自由に変更可能。
ちなみに主人公は、種族はヒューマン の男性、職業はデモンゲイザーに設定されており変更はできない。その代わり、見た目を女性にすることは可能なので、プレイヤーの好みにカスタマイズしていこう。
本作でパーティを組めるのは、主人公を含めて最大5人となっている。2人目以降は、先ほど軽く触れたとおり、フランにお願いして部屋を借りなければ雇えない。部屋を借りる資金は人数が増えるごとに増加していき5人を揃えるには相当な額が必要になる。とはいえ、仲間の頭数が多ければ、それだけ心強いことは間違いない。序盤に貯まった資金は、積極的に仲間の補充にあてていくことをおすすめしたいところ。
仲間になったキャラクターは竜姫亭の2階に居住することになり、ここではステータスの確認のほか、部屋に飾るインテリアを変更することもできる。インテリアを飾ることで、その部屋に住むキャラクターの能力を上げることが可能。育成の際は、武器・防具だけではなく、家具にもこだわるといいだろう。
ちなみに家具は、迷宮内で入手できる以外に、道具屋で購入することも可能だ。中には序盤から気軽に手を出せる安価なものもあるので、一度チェックしてみよう。
また本作のキャラクターには、通常の武器・防具のほかに「神器」というアイテムを装備させることも可能。これは特定のクラス専用のスキルを、ほかのクラスのメンバーでも使用できるようになるというもの。これを利用することで、回復スキルが使えるファイター、高い攻撃力を誇るウィザードなど、さまざまなカスタマイズが可能になる。
準備が整ったら、いざ奥深いダンジョンの探索へ
ここからは、本作のメインであるダンジョンの探索について紹介していこう。ダンジョン内での目的は大きく分けて2種類あり、ひとつは財宝を探し出し、資金を集めることで、もうひとつは、各ダンジョン内に1体ずつ存在するデモンを狩ることだ。デモンを狩ることは本作最大の目的となるので、まずはデモンを探すことを念頭に置こう。
なお、ダンジョン内のモンスターは、ランダムエンカウントとシンボルエンカウントの両方で登場する。シンボルが見えないからと油断していると痛い目に遭うので注意が必要だ。
本作の目的であり、プレイヤーに立ちはだかるデモンだが、彼らと戦うためにはいくつかの工程を踏む必要がある。まずは、ダンジョン内に点在する「トレジャーハンティングサークル」を探すところから始めよう。
トレジャーハンティングサークルとは、ダンジョン内にある異界と繋がる魔法陣のことで、サークルに「ジェム」というアイテムを配置するとモンスターが出現し、戦闘が開始される。この戦闘に勝利すると、サークルが制圧され、デモンに一歩近づける。最終的にすべてのサークルを解放すれば、ダンジョン内のどこかにデモンサークルが出現する。
ちなみに、サークルの解放に必要なジェムにはさまざまな種類があり、使ったジェムに応じてモンスターのドロップアイテムが変化する。ジェムには武器・防具が手に入るものや、出現するモンスターが強くなるものなどさまざま。手に入れたい装備品がある場合は、該当するジェムを積極的に使っていこう。
最後に現れたデモンを倒せば、晴れてダンジョンをクリアしたことになる。そして、倒したデモンは仲間として戦闘中に召喚できるようになる。仲間となるデモンは攻撃に特化しているものなど、それぞれが多彩な特徴を持っているので挑戦するダンジョンやパーティメンバーの構成によって使い分けるといいだろう。
ただし、デモンは「デモンゲージ」という数値が切れてしまうと暴走し、味方を襲うようになってしまう。デモンゲージはデモンを召喚しているとみるみる消費されていくので、残量には充分注意したい。なお、デモンゲージはパーティメンバーが行動することで回復する仕組みになっている。
またデモンには、戦闘を手伝ってくれるほかに、隠し扉を見つけてくれたり、ダメージ床を無効化したりといった効果もある。一度クリアしたダンジョンでも、使役するデモンによって新たな発見があるかもしれないので、時折攻略済みのダンジョンにも足を運ぶといいだろう。
探索には欠かせない便利なシステムの数々
本作には、ダンジョンの探索をより楽しめる、便利なシステムが複数搭載されている。まず、一度行った場所まで自動で移動してくれる「オートパイロット」。マップ内の行きたいポイントを選択するだけで、主人公たちが迷うことなく向かってくれるのだ。
序盤の簡単なエリアを訪れたときや、入口まで引き返すときなど、あらゆる場面で有効。道に迷いやすいダンジョンRPG初心者から、より効率的なプレイを目指す上級者まで、ありとあらゆるプレイヤーに活用してもらいたいシステムだ。
また、ダンジョン内にメモを残し、ネットワークを介してほかのプレイヤーと共有できる「ゲイザーメモ」も、本作ならではの機能のひとつ。ゲイザーメモは「魔法のチョーク」というアイテムを使用し、「場所」「時間」「システム」などに分けられた単語を選んで書いていこう。
単語にはゲーム内の固有名詞や接続詞、さらに座標も書くことができるので、細かく正確な情報を送ることが可能。残念ながら筆者は発売前のプレイということで、活用する機会はなかったが、発売後であればアイテムや隠し扉の位置などの情報を、ほかのプレイヤーと共有できるはず。筆者もまだすべてのダンジョンをクリアしたわけではないので、ぜひ使ってみたいところだ。
ダンジョンRPGの間口を広げる作品に
筆者は中盤と思われるところまでプレイしたが、比較的難易度は低めで、ダンジョンRPGをプレイしたことがない人でも気軽に楽しめる作品になっていると感じた。ただし、本作には「ぬるい」「あったかい」「あつい」「まるこげ」という4種類の難易度が用意されており、本稿はデフォルトの難易度「あったかい」でプレイをしての内容となっている。難易度を変更すれば、ダンジョンRPGの達人から初心者まで自分の好みに合ったプレイが楽しめるはずだ。
また、今回のプレイレポートで紹介したとおり、個性あふれるキャラクターや便利なシステムの数々も、本作の敷居を下げることに一役買っている。
これまでにエクスペリエンスが開発してきた作品のファンはもちろん、ダンジョンRPGに触れたことのない人にも充分楽しめる内容になっている。もちろん、フランをはじめとする竜姫亭の住人の一喜一憂する表情にグッときた人にも、ぜひ手にとってもらいたい作品だ。
ソフトを3名にプレゼント!
今回、角川ゲームスより本作のゲームソフトをご提供いただいたので、3名様にプレゼント! 下記応募フォームより、奮ってご応募ください。
賞品
PS Vita用ソフト「デモンゲイズ」
提供
株式会社角川ゲームス
当選数
3名
応募期間
2013年1月24日~2013年2月6日
(C)2013 KADOKAWA GAMES ⁄ Experience Inc.
※画面は開発中のものです。
本コンテンツは、掲載するECサイトやメーカー等から収益を得ている場合があります。



































































