ガンホー・オンライン・エンターテイメントは、9月19日から開催されている「東京ゲームショウ2013」にてPS4「リリィ・ベルガモ」ステージを開催、ゲストを迎えてゲーム紹介やトークショーを披露した。
ガンホー・オンライン・エンターテイメントとグラスホッパー・マニファクチュアの強力タッグを組み、始動が発表されたばかりの“ド”アクションタイトル「リリィ・ベルガモ」は、須田剛一氏×コザキユースケ氏の独創性豊かな融合を果たしたPlayStation4対応の新作アクションタイトル。
9月19日から開催されている「東京ゲームショウ2013」ガンホー・オンライン・エンターテイメントステージで開催されたスペシャルイベントには、「リリィとベルガモ」の漫才でおなじみ(?)の、ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社 代表取締役社長 CEO「森下一喜」氏と株式会社グラスホッパー・マニファクチュア CEO「須田剛一」氏、そして株式会社グラスホッパー・マニファクチュア サウンドデザイナー「山岡晃」氏が登壇。ちなみに漫才時のポップな出囃子は山岡氏の手によるもの。
さらにスペシャルゲストとしてロックバンド「RISE」のベーシスト「KenKen」氏も登壇、プライベートでもゲームが大好きで執筆活動もしており、グラスホッパー作品も素晴らしいと話していた。トークショーでは森下氏、須田氏、山岡氏、KenKen氏の4人でバンドをやろう!と盛り上がっていた。来年のTGSではもしかしたら本当にライブが見れるかも!?
最新のPVを初めて見たというKenKen氏はすぐに本作がアクションだと気付き、和と洋が織り交ざった独特の世界観を持っていることが気になったようだ。開発の経緯は、森下氏と須田氏が新橋のもつ焼き屋で飲みはじめ、4軒くらいはしごした際に、お互いの作りたいゲームの話になったとのことで、森下氏いわく「ガンホー第3会議室もあるんです」とのこと。
また本作のジャンルの「“ド”アクション」について、須田氏からハックアンドスラッシュタイプのアクションゲームであり、成長システム、やりこみ要素もかなり組み込んでおり、プレイヤーの成長のさせ方によってはかなり違ったキャラクターになるらしい。プラットフォームは次世代ゲーム機「PlayStation4」と発表されている。
サウンドについては山岡氏は、森下氏と須田氏がかなり音楽にはこだわるらしく、最新PVに使用している楽曲も3曲ほど作ったと明かした。冒頭の漫才の出囃子も山岡氏が急遽作ったもの。会場では違う楽曲バージョンのPVを見ることもできる。
そして、PVにも登場している本作の女性キャラクターの名前が「五百蔵多恵(いおろいたえ)」と判明、コザキユースケが手がけるデザインも公開され、包帯が特徴的な彼女の衣装をまとったコスプレイヤー「野田彩加」さんも登場、特に強い眼差しと和洋折衷の不思議な衣装も五百蔵多恵の魅力の一つとなるようだ。
今回のスペシャルステージでは、現在開発中ということであまりゲームについての新情報は明かされなかったが、和気あいあいとしたトークショーのように普段も楽しく開発をしていると話した森下氏や須田氏からは、スマートフォン連動やオンライン要素についても最後にチラッと明かされた。ぜひ今後の続報に注目したい。