ワーナー・ホーム・ビデオ/デジタル・ディストリビューションは、「東京ゲームショウ2013」開催中の9月20日に、PS3/Xbox 360/Wii U「バットマン:アーカム・ビギンズ」タイトルセッションを実施した。
「バットマン:アーカム・ビギンズ」は、DCコミックスのスーパーヒーロー、バットマンが主人公の2011年に世界最高評価を獲得したアクションゲーム「バットマン:アーカム・シティ」に続く、「バットマン:アーカム」シリーズの序章にあたる最新作。その「バットマン:アーカム・シティ」のクオリティはそのままに、新規要素の追加、ストーリーの充実などさらにパワーアップしている。
9月19日から開催されている「東京ゲームショウ2013」に合わせ、メディア向けに本作のタイトルセッションが実施され、開発を手がけるWarner Bros Games Montreal Creative Director「Eric Holmes」氏にゲーム紹介や実機デモンストレーションを披露してもらったので紹介しよう。また、本セッションにはゲームが大好きだというタレントの小森未彩さんも参加してくれたぞ。
「バットマン:アーカム・ビギンズ」とは?
本作は、すでに発売となっている「バットマン:アーカム・シティ」に続いて発売され、「バットマン:アーカム」シリーズの序章にあたる本作。日本国内での発売日は2013年12月5日を予定している。
舞台は前々作「バットマン アーカム・アサイラム」と前作「バットマン:アーカム・シティ」からは数年前のゴッサム・シティ。まだ若く、荒削りなバットマンが「ダークナイト」としてその名を響かせる前のストーリーが描かれる。これまでバットマンは組織犯罪や、ストリートクライムを対処してきたが、クリスマスイブにギャングのボス「ブラックマスク」に5,000万ドルの賞金をかけられ、全世界の暗殺者たちから命を狙われることになる。街は暗殺者やヴィラン(悪役)たちであふれ、戦いながらも自分のしていることがこの街に役に立っているのか…バットマンは悩みながらも進んでいく。
実機プレイ「バットマンのアクションと捜査モード」
今回のデモンストレーションの前半ではサウスゴッサムを探索。「バットマン アーカム・アサイラム」では刑務所となっている場所だが、本作では荘厳で雪が降りしきる街になっており、オープンワールドで表現される景色はぜひ高いビルの上から堪能したい。
バットマンはどんな高いところからでもグライド飛行が可能で、建物のさまざまな場所に自由に降り立つことができ、そのスピードも早い。また、グライド飛行から地上の敵に向かって「グライドキック」を放って気絶させ、また建物に飛び移って他の敵を攻撃する、といった爽快で自由度の高いアクションを簡単に楽しめるのが魅力だ。
もちろんワイヤーを使って高いビルや遠くの施設に瞬時に移動も可能。シリーズをはじめて遊ぶ人でもボタンひとつで簡単にいきたい場所にスムーズに移動できる。街中を縦横無尽に飛び回るだけでも爽快で楽しいのだ。
また、地上ではシリーズおなじみの「フリーフローコンバットシステム」で打撃やカウンター、マントを使っていなしたりと複数の敵と同時に戦うことも多いのでうまく立ち回りたい。だがもちろん銃火器を使用する敵には注意。強化アーマーを装備している敵には正面からの攻撃は効かないので、背後からの打撃やカウンターを使ってまずはアーマーをはがす。その後はダメージが通じるようになるのでボコボコにしてやるのだ。
ゲーム中ではいろいろなタイミングや場所でミッションが発生する「ダイナミックエンカウンターシステム」を搭載、もちろんミッションを遂行するかどうかはプレイヤーの自由だ。捜査ビジョンを切り替えると敵がどんな装備を持っていて、どんな兵種かを見破ることも可能。
サイドミッションでは、設置された爆弾を発見し、破壊するといった探索要素の強いものも存在し、デモでは「アナーキー」が隠した複数の爆弾を探しに捜査ビジョンを使って進んでいく。ビジョン発動中ではビル内部なども透視でき、ケーブルの接続ルートなども見ることができる。
続いてはケースファイルミッション。バットマンの目の前でヘリコプターが不自然な墜落を遂げる。進化を遂げた「捜査モード」で「バットコンピューター」を起動し、過去に起こった事件を現在発生しているかのように擬似的に再現することができる。再現しながらその場所を捜索し、証拠を集めることで「なぜヘリコプターが墜落したのか」を推理していく。
実機プレイ「橋内部での最新ガジェットを使用した攻撃」
次のデモンストレーションでは「パイオニアブリッジ」内部で複数の敵に対して、立体的に移動しながらステルスアクションで敵を殲滅していく。ここでのバットマンの衣装はかなり戦ってきたように傷だらけになっている。
ここで装備している新ガジェット「ショックグローブ」はその名の通り、打撃攻撃に電撃が付与され、殴った敵を痺れさすことができる。特にガードの堅い敵を相手にする際に効果的だ。
新ガジェット「リモートクロー」では人物や道具など2つのオブジェクトをターゲティングし、ワイヤーを撃ち付け、敵同士をぶつけたり、重いオブジェクトを敵とつないで気絶させたりと多彩なアクションが楽しめる。もちろん自分の移動にも使用可能。壁を壊したり、電気をチャージすることも可能。
ちなみに本作でのバットマンは年齢も若いため、衣装もやや無骨で荒々しいデザインで、性格も若干ワイルドとのことだ。デモの最後には空を飛び回る新ヴィラン「ファイアフライ」が登場。一体彼と、どうやって戦うのか展開が楽しみである。
BATMAN: ARKHAM ORIGINS software (C) 2013 Warner Bros. Entertainment Inc
BATMAN and all characters, their distinctive likenesses, and related elements are trademarks of DC Comics (C) 2013. All Rights Reserved.
WB GAMES LOGO, WB SHIELD: TM & (C) Warner Bros. Entertainment Inc.
※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。
コメントを投稿する
この記事に関する意見や疑問などコメントを投稿してください。コメントポリシー