バンダイナムコゲームスは、9月22日、千葉・幕張メッセにて開催中の「東京ゲームショウ2013」において、「スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE」スペシャルステージを開催した。
ステージには、「スーパーロボット大戦OG」シリーズに出演するマサキ・アンドー役 緑川光さん、ライディース・F・ブランシュタイン役 置鮎龍太郎さん、そして「スーパーロボット大戦」シリーズのチーフプロデューサーを務めるB.B.スタジオ 寺田貴信氏が登場。
「スーパーロボット大戦OG」初の対戦アクションゲームとなる「スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE」をはじめ、「スーパーロボット大戦」シリーズに関わるさまざまな情報を紹介した。
まずは、「スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE」の最新PVを公開。このPVは、これまで公開されていた第1弾PVの内容に、ヴァルシオーネ、ビルトファルケンなど5体の新機体を新たに紹介したものとなっている。
緑川さんはPVでサイバスターがコスモノヴァを放っている場面について、自身がもともと魔法陣を好きなこともあり、初めて自分が放った状態を見たことで「超キュンときた」とのこと。
また、置鮎さんがPVについて「ラッセルが地味に活躍しているのが面白かった」と話すと、寺田氏から当初は黒いゲシュペンストを出すつもりだったもののもろもろの事情で量産型ゲシュペンストMk-IIが登場することになったと話すとともに、その反響の大きさに驚いたと話していた。
ここからは、開発スタッフによる実機プレイを寺田氏が解説する形でゲーム内容を紹介。本作では、攻撃を加えたり、ダメージを受けたりすることで気力ゲージが上がり、それを溜めることによって必殺技を使うことができるようになるという。
各機体にはコストが存在し、撃破されることでそのコスト分だけ戦力ゲージが減少。相手の戦力ゲージを先に0にしたほうが勝利という流れとなっている。
今回は、緑川さん演じるマサキが搭乗するサイバスター、置鮎さん演じるライディースが搭乗するR-2パワードでの実演プレイをそれぞれ披露。サイバスターは近接型、R-2パワードは遠距離型の機体となっているようで、その性能の一端を垣間見ることができた。
なお、今回の戦闘は2on2となっていたが、実際には3on3の戦闘になっているそうで、自機のほかに2体の僚機が出撃することとなる。僚機にはORDERと呼ばれる、何種類かの命令を出すこともでき、状況に応じてORDERが重要になる局面もありそうだ。
また本作では、「スーパーロボット大戦」シリーズに登場するリュウセイが遊んでいた「バーニングPT」を題材にした1人用のミッションモードを用意。
ミッションごとに、自機を数体の中から選ぶことができ、見事ミッションをクリアすることで、自機の強化に活用できる改造ポイントと強化パーツが手に入る。
また、メインミッションをクリアすることで次のメインミッションやサブミッションが増えていく。ミッション数は相当数用意されており、達成条件も多彩な内容となっているそうだ。
さらに、期間限定版にプロダクトコードが同梱される、「スーパーロボット大戦OG ダークプリズン」についてもPVを交えて公開。こちらのPVでも、これまでに公開されていた情報に加えて、新たにセレーナ・レシタール、アルバーダの登場が明らかになった。
今作でゲシュテルペン改に搭乗するセレーナは「第3次スーパーロボット大戦α」に登場した4人の主人公のひとりで、アルバーダも名前のみ同作に登場しており、本作ではシュウの仲間として登場するという。
シュウが主役の物語が展開する本作について緑川さんは、シュウ役の子安武人さんが思い入れを持っていることもあり、喜んでいるのではないかと話していた。
なお、寺田氏によると、今作では味方が10機体に満たず、また母艦がいないことで回復手段や補給手段の確保も難しいなどいつも以上に戦略が求められるそうだが、その代わりとしてグランゾンが強力なユニットになっており、現在もバランス調整を行っているという。
そのほか、現在第5章まで配信中のPSP用ソフト「スーパーロボット大戦Operation Extend」を置鮎さんが、発売中のPS3/PS Vita用ソフト「スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE」を緑川さんがそれぞれ紹介。
最後に、出演者からのメッセージをもってステージは終了となった。