【TGS 2013】「シュタインズ・ゲート」とのコラボも発表された、ガンホーの新作「ディバインゲート」のステージをレポート

ガンホー・オンライン・エンターテイメントは、東京ゲームショウ2013にてスマートフォン向けの新作パネルRPG「ディバインゲート」のステージイベントを開催した。ゲームの紹介やコラボ情報の公開などが行われた本イベントの模様をレポートしよう。

本イベントにはガンホ―・オンライン・エンターテイメント代表取締役社長CEOの森下一喜氏と本作のディレクターを務めるアクワイアの高野康太氏が登壇。両氏は「ディバンゲート」の遊び方やポイントなどゲーム内容の詳細を4つのキーワードを使って紹介した。


ガンホー・オンライン・エンターテイメントの森下一喜社長（写真左）と本作のディレクターの高野康太氏。

ひとつめのキーワードは「Open the Gate（扉を開けろ）」。このゲームはダンジョン内に敷き詰つめられているパネルをタップしてめくりながら進み、その奥にある扉を開くことが目的となる。パネルにはさまざまな宝箱やアイテムなどが隠されていて、敵が出現した場合にはバトルになるわけだ。

ふたつめのキーワードは「Speedy Battle」だ。バトル時にはランダムに配られたパネルを上段にある「場」に出して「スキル」と呼ばれる役を作ることで攻撃を行う。ただし、パネルを選択できる時間はわずか5秒しかないため、どれを出すか素早く決めなければならない。簡単に言うと「トランプのスピードのようなゲーム」（高野氏）で、瞬時の判断力が要求されるゆえに強力なスキルを決めたときは絶対の興奮を味わえるという。

3つめのキーワードは「Resonant Evolve（共振）」。スマートフォンゲームでは素材を集め合成することでキャラクターを進化させるというのが一般的だが、本作では素材を集めた上で進化クエストをクリアしなければならないそうだ。詳細は明らかにされなかったが、このクエストにチャレンジする際にフレンドとの協力がポイントになるのだろう。

最後のキーワードは「Stylish Characters」。高野氏によると200種類以上のスタイリッシュかつクールなキャラクターたちが用意されており、森下氏もすでにお気に入りのキャラクターがいるとのことだ。

ゲームの概要説明に続いて、森下氏によるデモプレイが行われた。ダンジョンを進むシーンでは森下氏がパネルのマークについて説明。それによると描かれている星マークは「期待値」を表していて赤の場合は敵が隠れている可能性が。青の場合はゴールドやアイテムが隠れている可能性があり、星の数が多いほどそれらが出現する確率が高くなるそうだ。さらに「！」や「？」などが描かれたパネルもあり、これらのマークを見ながら、どのパネルをめくるか選んでいくのだ。

パネルをめくっていくと敵が出現して戦闘シーンへ。戦闘時に発動する「スキル」だが、威力はそろえたパネルの種類や枚数によって異なっていて、例えば「闇」のパネルを2枚揃えると「アビス：サード」というスキルが発動。5枚揃えた場合にはより強力な「ナイトメア・パレード」というスキルで攻撃できる。

スキルを発動するキャラクターはそれぞれ炎、水、風、光、闇、無属性のいずれかの属性を持っていて、敵が闇属性の場合は光属性のキャラの攻撃が有効となる。さらに、パーティーの中に同じ属性の者が2人いた場合は、パネルを揃えたときにスキルがダブルで発動してより強力な攻撃になるなど、パーティーの編成も重要になるとのことだ。

ここで本作の広報担当であるというミスター☆ディバイン氏がステージに登場。同氏が公式Twitterから「ディバインゲート」の最新情報を発信することが紹介された。フォロワー10万人が目標とのことで、見事達成された際にはスペシャルなサービスを実施するそうだ。また、本作のゲーム内ボイスを担当している声優のゆかなさんのビデオレターも公開された。

「スカイ・ハイ」のテーマに乗って広報担当のミスター☆ディバイン氏が登場。

さらに、ゲームやアニメなどさまざまな媒体で人気を博している「STEINS;GATE（シュタインズ・ゲート）」とのコラボ情報が公開。おなじみのキャラクターたちが「ディバインゲート」に登場し、ゲーム内でさまざまな姿に進化していくことが発表された。ちなみに今回のイベントで紹介されたのは岡部倫太郎、まゆり、紅莉栖、フェイリス、鈴羽の5人のみだが、ほかにもさまざまなキャラクターが登場予定とのことだ。

気になるサービスの開始時期だが、9月30日にAndroid版が先行配信される予定。iOS版の公開は少し遅れるそうで、詳細な日程は後日改めて発表するとのこと、期待して待とう。