生贄や救済ではなく頼るのは運…!?―PS Vita「ソウル・サクリファイス デルタ」アヴァロンとサンクチュアリに次ぐ新勢力を紹介!

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ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアは、2014年3月に発売を予定しているPS Vita用ソフト「SOUL SACRIFICE DELTA(ソウル・サクリファイス デルタ)」に登場する第三勢力・グリムや、新たな魔物&魔法などの情報を公開した。

本作は、2012年3月に発売された「ソウル・サクリファイス」のグラフィックやモーション、AIなどを大幅にグレードアップさせ、システムも含め膨大なボリュームもさせたタイトル。前作のプレイヤーから寄せられた意見を基に改善が加えられているほか、新たな魔物や魔法、マップ、クエスト、システム、モードなどの追加も行われている。さらに、ゲームの核となる要素の“生贄”と“救済”に次ぐ第三の選択も登場し、“新創”された「ソウル・サクリファイス」となっている。

東京ゲームショウで試遊出展されていたため、実際にプレイして新しくなった部分を実感した人もいると思うが、前作からパワーアップした要素や新規に追加された内容などを紹介していこう。

「アヴァロン」と「サンクチュアリ」に次ぐ新勢力「グリム」

生贄を生業とする秘密結社アヴァロン、救済こそ正義と信じる信仰組織サンクチュアリに次ぐ第三の勢力として、第三の勢力グリムが参戦する。“生贄”と“救済”の選択を拒む彼らの出現が世界の結末にどのような変化をもたらすのか、今から気になるところだ。

童話をモチーフにした新たな魔物たち

猛る傀儡狼 赤ずきん

魔法使いたちが禁術として発動する最強の武器「エクスカリバー」を手に襲い掛かる。ワープによる素早い動きで魔法使いを翻弄し、さらに背中の鎖は投擲魔法を無力化、腹部の魔女からは魔法弾を繰り出すという難敵。戦士モード時は己の体を使った肉弾戦、魔女モード時は魔法攻撃を仕掛けてくる。

本作における設定

狼を模した漆黒の鎧と兜に身を包み、その風貌で威嚇することで戦いを制している騎士がいた。その狼騎士は孤児で、両親の顔すら覚えていなかったため、人を欺いて生きてきた。

ある時、彼は戦場で深手を負い、山の中に逃げ込んだ。小屋を見つけた狼騎士は、そこに住んでいた老婆を威嚇し、食べ物を要求した。老婆はやけに親切に狼騎士をもてなし、ついには自分自身を料理としてふるまってしまう。知らずに老婆を食べた狼は、置手紙を読んで驚愕する。

老婆の手紙によると、老婆には生き別れた息子がいて、狼騎士にその息子の面影を重ね、献身的にもてなしてしまったというのだ。そこに書かれていた息子の名前は、狼騎士の名前だった。自分の母親を食べてしまった狼騎士は自分の腹をかっさばき、母親を助けだそうとした。

すると、腹から覗いた老婆が「騙されたな」と呟いた。

この老婆は妖術使いであり、他人の体に寄生することで悠久の時を生きている。人はその妖術使いを永遠の「レッドフード」と呼ぶ。

嘆く巨眼姫 白雪姫

白雪姫の行動は小人任せで、小人がいなくなると座り込んでしまう。鏡に投擲攻撃を受けると、その力を跳ね返すので注意が必要だ。白雪姫を担ぐ小人は、放出されると自立して動く。

本作における設定

とある王国に生まれた王女は、宝石のような美しい目を持っていた。母親である王妃は娘の美貌に嫉妬しながらも、娘の目に映る自分の姿に陶酔していた。娘への嫉妬と、鏡としての娘を愛でる心とで葛藤する王妃の前に白い盃が現れた。王妃は盃に願い、娘の瞳を本物の鏡に変えてしまった。

成人した王女は自分の境遇に疑問を抱き始めた。そんな王女の前に、同じように白い盃が現れ、彼女に自分の姿を理解させた。娘はそれまで、母親を喜ばせようと、現実よりも若く美しい虚像の母親を瞳の鏡に映し出してきた。しかし今となっては母親への気持ちは途絶え、母親への復讐の心でいっぱいだった。

復讐心に感化されたリンゴの鏡は、小人たちに抱えられて自立して動き始めた。娘は、いつものように鏡を覗きにきた母に、老婆になったありのままの姿を見せた。鏡から目を背けようとする王妃を小人たちが取り囲み、真実の姿を突きつけると、王妃はショックのあまり心臓が止まり、死んでしまった。

復讐は果たされたが、娘は母親への愛を捨てきれず、鏡の瞳から水滴を溢れさせて泣き続けた。母親を失った喪失感を埋めるために、王女の鏡には母親の姿がずっと映り続けている。

童話をもとにした新たな魔物たち

赤ずきんや白雪姫のほかにも、三匹の子豚やヘンゼルとグレーテルなど、童話を独自解釈した強敵たちが多数参戦するぞ。どんな背景を持つ魔物なのか、そしてどんな攻撃をしてくるのか注目どころだ。

三匹の子豚 ヘンゼルとグレーテル

既存の魔物たちも大幅にパワーアップ

「ソウル・サクリファイス」の40体にもおよぶ魔物たちが、「デルタ」ではグラフィックやAIが進化して今作にも登場する。中には大幅な進化を遂げた魔物も…!?

新たな魔法の登場で戦略性もアップ

今作ではハイテンション&ハイスピードな魔法バトルがパワーアップ!魔法使い同士の魔法を組み合わせることで第三の魔法を生み出す魔法連携といった新しい闘い方が可能となっているぞ。

古代の地層

自分の周りの地面を持ち上げる魔法。手の届かない部位を攻撃したり、魔物の攻撃を避けることもできる。

寄生花の種

魔物に寄生花の種を植え付けて、動きを遅くする。さらに、植え付けた種に回復系魔法を与えることで、体内で成長させ開花と共に大ダメージを与えることができる。

癒しの花弁

「鉄風車の翼片」に似ているが攻撃魔法ではなく、遠距離に居る仲間に当てて体力を回復させることができる。魔物に植え付けた「寄生花の種」を開花させることも可能。

多数ある魔法連携の一部を一挙紹介

地面に潜って回避する魔法と「巨雷神の腕」などの近距離魔法を使用することで
地上に飛び出すと共に強力な打撃攻撃が発動する。
属性を持たない「戦斧の破片」に、「綿毛」を取り込める。例えば「氷の綿毛」を取り込めば、氷属性の剣が生まれる。
「岩虫の甲殻」などの供物で巨大な岩石と化した仲間を「巨人族の腕」のタメパンチで殴って
敵に向かって突進させれば通常より大きなダメージを与えることも可能に。
「溶岩鍋の蓋」で仲間が発動した盾に「炎竜の牙」を当てることで盾が巨大になる。
「石魔人の心臓」などで召還したゴーレムは強力だが、その場を離れることはできなかった。
しかし今作では、「魔犬の喉笛」などでゴーレムを分裂させ、魔物に向かわせることが可能になる。

「第三の選択」が駆け引きを狂わせる。

今作でプレイヤーは、生贄派のアヴァロン、救済派のサンクチュアリ、そしてどちらも拒み運を天に任せる第三勢力のグリムから所属勢力を選択することになる。どの勢力に所属したかによって、得意な魔法や生贄魔法が異なるため、自身のプレイスタイルに合わせて選択しよう。

また、オンラインで集計した各組織に所属するプレイヤーのプレイデータをもとに組織間での勢力争いが行われ、その結果が組織に属するプレイヤーに影響を及ぼす仕組みも。自らが所属する組織の勢力拡大を目指そう!

なお、グリムの魔法使いを生贄にすることで、アヴァロン派の「グングニル」にあたる新禁術「ユグドラシル」を発動することができる。この生贄魔法は、下腹部から茨化した骨が突き破り、地面に向かって根のように伸びていく。そして養分を吸った後、全身の骨が枝のように外へ伸びていき、まるで大きな“樹”のように見えることから、ユグドラシルと呼ばれているという。花を咲かせた後は、魔物へ向って茨が射出される。

グリム教団とは

信者に与えられる教典によれば……
かつて「グリム」という名の予言者がいたという。

グリムの予言を信じる者達が集まり、グリムの言葉を教義の中心として組織された。グリムは過去の人物であるが、今もなお、信者達に絶大な影響を与えている。予言によれば、人間は、未来永劫にわたって苦しみを繰り返す。双子の創造主が、世界を「気まぐれ」で作ったからだという。

セルト神とロムルス神――
グリム教団は、この世界の二大神を真っ向から否定する。

どちらの神にも肩入れせず、中道を貫くことが、神々への「抵抗の証」と定められている。アヴァロン側は、グリムの唱える説をまったく根拠がないとし、否定している。世界に混乱を招く危険な思想集団と認定し、注意を呼び掛けている。

新マップやカスタマイズ要素など、見どころは多数

新マップと新創される既存マップ

グリム童話を新解釈して生まれたモンスターだけでなく、複数の新マップも追加されている。さらに前作に収録されていたマップも、例えば「バビロンの森」では戦闘中に地面が割れて下層フィールドに落ちたり、「オリンピア平原」では落石により行動可能範囲が制限されたり、「ヴァルハラ修道院」では凶暴化した魔物が壁をぶち破り屋外での戦闘になったりと、さまざまな追加要素が存在するぞ。マップ内のギミックによる戦況の変化が、より闘いを熱くする!

カスタマイズ要素グレードアップ

また、キャラクターエディット機能も大幅に充実。顔のパターンや衣装の追加だけでなく、衣装は上下別の組み合わせが可能となっている。戦果に応じて入手できる「アクセサリー」も追加されているので、やり込むことでエディットパーツが充実していき、オリジナリティ溢れる自分好みの魔法使いが生み出せるようになるぞ。

「ソウル・サクリファイス」からの引継ぎも可能

前作で手に入れたものは引継ぎ可能となっているが、その解放条件はそれぞれ異なる。来年の発売に向けて最強の魔法を使いを育てつつ、続報をお待ちいただきたい。

※画面は開発中のものです。

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