【TGS 2013】開発における鉄の掟は“ミクさんが可愛いこと”―「初音ミク Project mirai 2」&「初音ミク -Project DIVA- F 2nd」の制作秘話ステージ

発表会・イベント取材
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9月19日から22日まで千葉・幕張メッセにて開催されていた「東京ゲームショウ2013」。ビジネスデー2日目のステージでは、「初音ミク Project mirai 2」と「初音ミク -Project DIVA- F 2nd」の開発メンバーが裏話を語った。

本ステージは、2013年11月28日発売予定の3DS用ソフト「初音ミク Project mirai 2」と、2014年春発売予定のPS3/PS Vita用ソフト「初音ミク -Project DIVA- F 2nd」のコーナーに分けた二部構成で行われた。

「初音ミク Project mirai 2」

最初の「初音ミク Project mirai 2」コーナーでは、開発陣からデザイナーのあさぽん氏とさよぽん氏、プランナーの佐藤一樹氏が登場。まず「mirai」チーム内に鉄の掟はあるのかという話題になると、さよぽん氏が「ミクさんの可愛さを侵すものは何人たりとも許されません」とコメント。あさぽん氏も続けて「何かに迷ったら可愛いかどうかで判断します。ミクさんをどれだけ可愛くするかが一番大事です」と熱く語った。

あさぽん氏 さよぽん氏
佐藤一樹氏
佐藤一樹氏

プランナーで仕様を作る役目の佐藤氏も「まさにその通りです」と、二人の言葉を肯定。一度仕様を考えても「こっちの方が可愛いでしょ?」と仕様変更を余儀なくされることがあるようだが、ミクさんの可愛さを持ちだされると「しょうがねえなあ」となってしまうのだとか。

ミクさんを可愛くするための開発は大変なように思えるが、さよぽん氏は「ミクさんのことを考えて仕事をしたいので、ずっと開発が続いてほしい」、あさぽん氏は「いつもミクさんが近くにいるので、毎日楽しい」と、ミクさんに関われることが嬉しいと話していた。佐藤氏も、愛を受けて育つミクさんなので、自然といいものが集まってくるため「いつの間にかミクさんが大好きになっているので、楽しく仕事をしています」と述べた。

ステージ途中に“ミクダヨー”さんがおしぼりを持って登場。開発メンバーから歓迎を受けていた。

また、「初音ミク Project mirai 2」に収録される楽曲で一番好きなものと、その見所についてのトークも行われた。あさぽん氏は「PIANO FORTE SCANDAL」を挙げ、「めいちゃんの大きな瞳に映るのは月か星か、それとも愛しい誰かなのか」が注目ポイントだと説明。さらに、MEIKOといえば素晴らしいお胸も特徴であるため、「胸元も楽しんでほしい」と補足した。

続いてさよぽん氏は「骸骨楽団とリリア」をピックアップ。“まんまるかわいい”ねんどろいのミクさんが、キレキレなダンスを踊るところがたまらないという。ほかにも、前髪パッツンのヘアスタイルは「mirai」シリーズでは初となるため、「服だけチェンジを使って遊んでいただけると嬉しいです」と述べた。

佐藤氏が好きなのは「1925」。オシャレでリズミカルなところが好きなだというが、今作からボーカルチェンジで6曲全部入っていることもオススメとのこと。ちなみに、この楽曲の背景を作ったのはあさぽん氏とさよぽん氏の二人で、佐藤氏から話を振られると、あさぽん氏が「大正ロマンは鉄壁だと思います」と、自身の好みを含みつつ(?)アピールした。

「mirai」コーナーの最後には、限定版や予約特典、関連グッズの紹介が行われた。

「初音ミク -Project DIVA- F 2nd」

「初音ミク -Project DIVA- F 2nd」のコーナーでは、プロデューサーの林誠司氏が“ミクナノー”さんと一緒に登場。まずは、ここまでシリーズを積み重ねてきたことについて「プレッシャーは感じますが、やりがいがあります」とコメント。本作の開発にあたり、多くのクリエイターが参加したりコラボレーションが行われているが、それらをゲームとして形にすることの心境を語っていた。

林誠司氏 ミクナノーさん
「僕もミクさんへの愛は負けないつもりです」という林氏は、時折ミクナノーさんに額の汗を拭いてもらっていた。
トーク中に口元を拭かれて話が中断し、会場の笑いを誘う場面もあったが「癒されますね」と一言。さすがである。

苦労を重ねて完成したゲームがユーザーから評価されると、やはり嬉しいようだ。「手探り状態で始めましたが、作品を重ねるごとに僕らなりに作り方が分かってきた気がします」と、ユーザーに支えられていることを感じているという。

ちなみに今作は、“これまでのDIVAとの共鳴”がひとつのテーマになっているようで、PSPシリーズで積み重ねてきた100を超える楽曲数、150以上のモジュールから、ユーザーの声を受けつつセレクトし、現在の力でリメイクされている。もちろん、“これからのDIVA”という側面もあり、新しい楽曲やモジュールも追加されているため、そこも見どころだとアピールしていた。

なお、楽曲やモジュールだけでなく、リズムゲームでは新しい試みがいくつか行われている。グラフィック面でいうと、被写界深度の表現(ピントが合っているか、ボケているか)によって奥行き感を持たせている。さらにライブシーンでは、サイリウムの光やスモークなどを、これまで以上に美しく作り込んでいるとのこと。

ゲーム性の部分では、スクラッチの要素が「リンクスクラッチ」と「ダブルスクラッチ」の2種類に拡張されている。リンクスクラッチは、画面上に配置された☆マークが動くという、今までにないトリッキーなものになっており、全てのコンボをクールなどの高評価でつなぐと得点がアップする仕組みだ。

もう一方のダブルスクラッチは、二本の指で二箇所を同時にこすると反応する。今までのスクラッチは単調になってしまう部分があったとの反省により、操作面でも音楽を楽しめるよう、今回の仕様を盛り込んだという。

そのほか、前作にもあったゲームを難しくする「チャレンジアイテム」が、今作では同時に2つ使えるようになっていることも明かされた。使用するものによっては大きな効果があるようで、「ノーマルでもこれだけ難しくなるのかと感じていただければと思います」と、腕に自信がある人は挑戦してほしいと話していた。

※画面は開発中のものです。

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