セガは本日12月7日、2014年2月22日に発売を予定しているPS4/PS3用ソフト「龍が如く 維新!」の体験会を、ビックカメラ新宿西口店にて開催した。
東京ゲームショウ 2013でのプレイアブル出展がなかったため、今回が初の体験会となった「龍が如く 維新!」。そのこともあってか、会場となったビックカメラ新宿西口店には朝早くから多くの人が駆けつけ、正午を回ったころには、ゲーム売り場を囲む形で長蛇の列ができるほどの盛況ぶりだった。
今回の体験版では、舞台となる幕末の街並みを散策することができる。剣術とリボルバー式の銃を操るケンカバトルはもちろん、釣りといったおなじみのミニゲームを楽しむ人の姿も目立った。客層はさまざまだが、特に女性客が多かった印象で、中には慣れた手つきで敵を倒していく人もいた。
ちなみに、当日プレイした人にはその場で書道家・中塚翠涛さんの書がデザインされた「龍が如く 特製タオル」(サイズ:横1m15cm、縦30cm)がプレゼントされる。また、会場となる店舗で予約をすると、特製の扇子も入手可能だ。
また会場では、「龍が如く」シリーズの総合監督を務める名越稔洋氏と、「龍が如く 維新!」のプロデューサー・横山昌義氏がサイン会も開催に。こちらには150名以上のファンが集まり、約1時間は列が途切のないほどの人気を集めていた。
本日のビックカメラ新宿西口店では18時まで体験会は開催されているほか、北海道・愛知・大阪・福岡でも順次開催されるので、興味のある人は足を運んでみてはいかがだろうか。
店頭体験会&サイン会実施店舗
東京都:12月7日(土)10:00~18:00
ビックカメラ新宿西口店 5Fゲーム売り場
東京都新宿区西新宿1-5-1ハルク内
開発陣サイン会
12:00~13:00
北海道:12月7日(土)11:00~17:00
ヨドバシカメラ マルチメディア札幌 3Fゲーム売り場
北海道札幌市北区北6条西5-1-22
愛知県:12月14日(土)13:00~17:00
ソフマップ名古屋駅ナカ店
愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4 JR名古屋駅構内
大阪府:12月14日(土)13:00~17:00
ジョーシンディスクピア日本橋店 ソニーコンセプトショップ内
大阪府大阪市浪速区日本橋5-9-5
開発陣サイン会
13:00~14:00
福岡県:12月14日(土)11:00~17:00
TSUTAYA天神駅前福岡ビル店
福岡県福岡市中央区天神1-11-17 福岡ビル3F
※当日は「PS3版」のみプレイ可能です。「PS4版」はプレイ出来ませんので予めご了承下さい。
※サイン会に参加希望の方は、事前にサイン色紙やサイン希望グッズなどをご持参の上ご参加下さい。
最後に名越氏、横山氏からコメントお話を伺うことができたので、その内容をお伝えしよう。
――まずは全国体験会が始まったことについて、率直な感想をお願いします。
名越氏:毎回同じですが、しっかりと面白い部分が伝わるかどうかという不安が大きいですね。
横山氏:昨年の「龍が如く5 夢、叶えし者」のときは東京ゲームショウで体験してもらったのですが、今回はこれが初めてのプレイアブル出展なので、変な話、ゲームショウよりも緊張しています。良いゲームを作った自信はあるので、皆さんの反応が楽しみです。
――150名のファンが来たサイン会については、なにか感想はありますか?
名越氏:たくさんの人に来てくれることは嬉しいですし、ありがたいと思っています。初めて来てくれた方もいたようで、それが何よりも嬉しかったですね。
横山氏:私が店頭でサイン会をするのは初めてで、知ってる方もいれば、初めて見る方もたくさんいて驚きました。私たちのサインが記念になるのならいくらでも書くので、体験会の思い出として残してもらえると嬉しいです。
――今日を皮切りに全国各地で体験会が開催されますが、これから遊ぶ人のために、体験版の見どころを教えて下さい。
名越氏:同じ時代劇ということで「龍が如く 見参!」と比較される方が多いですが、進化している部分はたくさんありますし、触るだけで充分違いが分かると思います。
横山氏:幕末の京都が舞台と言ってきましたが、それを実際に体験できるのは今回が初なので、まずは街並みを見てほしいですね。また、右手に剣、左手に銃を持って戦うバトルスタイルは現代版の「龍が如く」とは違う部分ですから、注目して遊んでもらいたいです。
――PS4で開発してみての感想があれば教えてください。
横山氏:PS3で開発した経験がある人ならば、口を揃えて「開発が簡単」と言うと思います。PS3の良かった部分は引き継がれつつ、さらに進化している印象です。PS4版も皆さんの前でお見せする機会があると思いますので、楽しみにしていてください。
名越氏:美しさ、滑らかさはPS3よりも確実に上がっています。もちろんPS3版も自信を持って作っていますが、横に並べると、その差は歴然としていますね。
――「龍が如く 見参!」を発表したときと今回で、反響の違いはありますか?
名越氏:「龍が如く 見参!」は初めてのスピンオフということで驚かれましたが、今回は「いずれこういうこともやるんじゃないの?」と予想していた方はいましたね。坂本龍馬を物語の中心に据えていて、どういう反応になるかは不安でしたが、今のところポジティブに受け止められているみたいです。結果論ですが、良い選択をできたと思います。
横山氏:開発チームとしては「龍が如く5 夢、叶えし者」ですべてのアイディアを出し尽くした作品でした。しかしその中でもやりたいことが湧いてきて、生まれたのが「龍が如く 維新!」です。作り手側としてはこれまでのナンバリングでできなかったことを詰め込んだ作品で、その意気込みがユーザーさんに伝わるように願っています。
――最後に、発売を心待ちにしているファンの方へメッセージをお願いします。
名越氏:これを皮切りに全国で体験会が始まります。また、大きな披露会も開催する予定です。発売までの残り3ヶ月の間にも、さまざまな情報を出していくので、楽しみに待っていただけたらと思います。
横山氏:現在のところ今週から来週にかけての体験会しか発表していませんが、今後も続けていく予定です。ゲームプレイの部分をぜひ見てもらいたいと思っていますので、ぜひ足を運んでいただけたらと思います。
――ありがとうございました。
(C)SEGA
※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。
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