ガンホー・オンライン・エンターテイメントは2013年12月10日、東京ドームシティ ラクーアガーデンステージにて、12月12日発売予定の3DS用ソフト「『パズドラZ』発売記念イルミネーション点灯式」を開催した。
イベントの始めには、クリスマスというには少しだけ早いが“ドラゴンサンタ”の姿で、ガンホー・オンライン・エンターテイメント代表取締役社長の森下一喜氏と、「パズドラ」シリーズ総合プロデューサーの山本大介氏が登場。開始の挨拶として、森下氏は「スマートフォン版を始めた段階からコンシューマでも発売しようと決めていましたが、構想から2年以上経ち、ようやくこの日を迎えられました」と、喜びの気持ちと共に来場者へ感謝を述べた。
ちなみに、12月10日の朝は雨が降っており、本イベントは屋外での実施だったため、荒天の場合は中止の可能性があった。森下氏もイベントができるのか不安だったようだが、「僕は晴れ男なので」というだけあり、夜には快晴に恵まれていた。
トークが一息つくと、「パズドラZ」のTVCMが上映された。アニメーションや主題歌にこだわって作られており、クオリティの高さからアニメ化されるのではとの期待が寄せられているようだが、これについては「今のところその予定はありません(笑)」とのこと。
続いてはゲストとして、本作の主題歌「さかさま世界」を歌う、“しょこたん”こと中川翔子さんがサンタ姿で登場。出だしから「私は雨女なんです」と、“晴れ男”だという森下氏のトークを拾う。コンサートの日にはよく雨が降ったり、降水確率20%にもかかわらずドシャ降りになったことがあるなど、過去のエピソードを披露。
例に漏れず(?)、イベント当日の朝には雨が降っていたが、「きっと宇宙が興奮しているから。でも皆さんのハートの熱気で水蒸気になって晴れたんです」と、軽快なトークで会場を盛り上げた。
この後は、サンタ姿で登場したことに合わせ、子供たちの願いを叶える特別企画のコーナーに。来場者から2人が選ばれ、1人目は中川さんと一緒に遊びたいとのことで、まだ「パズドラ」を未プレイだという子供に遊び方をレクチャーしつつ、プレイのお手本を見せていた。
2人目の願いは、好きな子にどう告白すればいいか教えてほしいというもの。これには「恋バナキター!」と盛り上がりつつ、中川さんが告白の練習相手になり、いざ告白のシーンとなると会場は大盛り上がり。そうして2人の願いを叶えたところで、「さかさま世界」をステージ上で披露するという、来場者全員へのプレゼントも贈られた。
短いながらも熱いライブを終えると、森下氏と山本氏が再び登場。口をそろえて「生歌はいいですね」とコメント。さらに山本氏は「ゲーム本編は2本ですが、CDは10枚注文しました(笑)」と、ゲームが完成したことだけではなく、それに主題歌が付いて世に出ることを喜んだ姿を見せていた。
なお、主題歌CDは12月11日に発売となり、初回封入特典には「パズドラZ」とのコラボとして、中川さんとパズフレになれる「すけっとコード」と、ルビードラゴンが登場するダンジョンが入手できる「ドロップコード」が付いてくる。
また、「パズドラZ」発売日の12月12日からは、セブン-イレブンとTSUTAYAにてWi-Fiを繋げると、それぞれ専用のダンジョンが入手できるコラボも実施となる。コラボダンジョンの受け取り方や詳細、そのほかのコラボ情報については、公式サイトをチェックしてほしい。
イベントが終了に差し掛かると、「ガンホーが自信を持って送り出せる作品なので、年末年始に遊んでいただけると嬉しいです(山本氏)」「『パズドラZ』はゲーム体験が詰まっていて、小さなお子さんから長くゲームを遊んできた人まで、感動できる作品になっていると思います(森下氏)」と、それぞれが作品をアピール。最後には声を合わせて「『パズドラZ』絶対遊んでね~!」と来場者に手を振りつつ、場を締めくくった。