SCEJAとカプコンは12月15日、SSJ品川ビルにてPS3「戦国BASARA4×プレコミュ プレミアム体験会」を開催、午前に実施されたプレスの部の模様をお伝えしよう。
「戦国BASARA4」は、室町時代の終焉から始まる、全国各地の大名・武将たちが天下獲りの口火を切った、怒涛の戦国時代を描くスタイリッシュ英雄アクションシリーズの4作目。
今作のキーワードは“戦国創世”となっており、従来のシリーズの流れでなく、新たな武将・新たな設定で巻き起こるドラマティックな物語をプレイヤー自らの手で創っていく、新要素「戦国創世モード」が目玉となっている。
今回のプレコミュ主催のプレミアム体験会は、プレコミュに登録しているユーザーを対象に、完全応募招待制で製品版のPS3「戦国BASARA4」を存分に体験できるイベント。エグゼクティブプロデューサー「小林裕幸」氏とディレクター「山本真」氏が登壇し、新情報などを紹介してくれた。そして…波乱を呼んだゲーム大会「品川大合戦」の模様もお伝えしよう。
「戦国BASARA4」新情報
「山中鹿之介」実機プレイ
最初に登壇したエグゼクティブプロデューサー「小林裕幸」氏、ディレクター「山本真」氏より「戦国BASARA4」の最新情報が公開。「戦国創世」をテーマとして本作の基本の情報のおさらいの後、新PVが上映。続いて「戦国創世」モードを製品版で実機プレイを披露。武将は、主君・尼子(あまご)晴久を探すべく、鹿の「おやっさん」と共に捜索の旅へ出た武将見習いの少年「山中鹿之介」を選択。
「戦国創世」をスタートすると、まずは足利義輝によるナレーション&演出の後、武将ごとのデモシーンが始まり、第一戦目のステージを選択。ここで難易度の変更や楽曲の設定などが可能だ。ステージを選ぶと合戦準備やおなじみのバサラ屋、各種設定も調整できる。
さらに「山中鹿之介」の実機プレイも披露。戦友は前田慶次、目標の敵武将は島津義弘。素早い立ち回りと鹿のおやっさんとの連携攻撃は絶妙(鹿せんべいを使った技も!)。連結棍棒でのスピーディーでトリッキーな技もなかなか使いやすそうだ。
島津義弘が待つ薩摩のステージでは、敵兵士による盾状態の陣形合体が登場。高台の砲台をぶっ放して遠くの敵を一掃することもできるが、貯まるとオーバーヒートする「砲台ゲージ」には注意。
T.M.Revolution/SCANDAL名義でスプリットシングルのリリースが決定
「戦国BASARA4」のオープニングテーマをT.M.Revolutionが、エンディングテーマをSCANDALが担当することによって企画されたスプリットシングル「Count ZERO/Runners high~戦国BASARA4 EP~」が2月12日にリリースされることが決定した。体験会ではT.M.RevolutionおよびSCANDALのメンバーからビデオメッセージも寄せられた。
「戦国BASARA4」オリジナル・サウンドトラックCD
作中のBGMを60曲以上の大ボリュームで収録した「戦国BASARA4」オリジナル・サウンドトラックCDが、豪華CD2枚組、2014年1月29日に発売されることが決定。
「戦国BASARA4 バサラ祭り2014」ライブビューイング決定
2014年1月19日に開催を予定している「戦国BASARA4 バサラ祭2014 ~新春の宴~」について、全国14館でライブビューイングが決定。イベントには、石田三成役の声優・関智一さんの出演も決定している。
「大江戸温泉物語」に進軍!
東京・お台場の温泉テーマパーク「大江戸温泉物語」に再び「戦国BASARA」が進軍!今回は大江戸温泉物語が合戦場に?!コラボイベント開催記念として「戦国BASARA4」と大江戸温泉物語のコラボグッズも多数用意!
オリジナル景品が手に入るアトラクションや武将ステッカーが付いてくるコラボフードも充実。「戦国BASARA4」と温泉やお祭りが一度に楽しめる、お得なイベントとなっているぞ!
「戦国BASARA4」ダウンロード版の配信決定
PlayStation Storeにて、「戦国BASARA4」ダウンロード版の発売が決定!また、2014年1月9日より予約が開始となる。
最後に製品版のオープニングムービーが公開!
そして開発陣によるプレゼンテーションの最後には、楽曲も挿入された製品版のオープニングムービーがすべて公開。宇宙を舞台とした多数の武将のキメ姿を、楽しみに待っていて欲しい!本当に鳥肌モノだぞ。
プレイインプレッション「島左近」
実際にプレコミュユーザーと同じように、約40分間製品版をプレイすることができたのでインプレッションを紹介。今回は新武将となる「島左近」を選択、戦友は石田三成。素早い立ち回りと双刀でとても使いやすい印象。回転してからの斬りつけ、片足での多段蹴りも地上・空中でも違い勝手が良く、スキも少ない。
またジャンプキックや連続蹴りなど、性能が良く広範囲を攻撃できる技もあるので、アクション初心者にもオススメできそうだ。L2ボタンで戦友に指示しながら、構えを切り替えながら、敵を蹂躙するのが気持ちいい。
本作の特徴の1つであるリアルタイムでのレベルアップでは、ステージ攻略中にも新たな技を入手し、すぐに使えるのも嬉しい。「戯画バサラ技」は自分と戦友のバサラゲージがMAXでないと使用できないので、L2でどんどん戦友に攻撃させたい。
Gamer編集部のせいで伊達軍敗退!?「品川大合戦」
続いて来場したメディアを伊達軍と石田軍に分け、代表者を3名選出して3回戦のタイムアタックを実施。制限時間5分以内に敵兵を斬り倒した数の合計で勝敗を決めるルール。武将の選択は自由だ。
第1回戦
伊達軍:伊達政宗 VS 石田軍:島左近
奥州筆頭「伊達政宗」と新武将「島左近」が対戦。伊達軍は、政宗の六爪流の突進攻撃&範囲攻撃で順調に敵兵を倒していくが、石田軍の島左近も素早い蹴りと双刀の手数の多さで引き離し、見事石田軍が1本を取る。
第2回戦
伊達軍:柴田勝家 VS 石田軍:島左近
逆刃薙の範囲攻撃が魅力の「柴田勝家」と人気の「島左近」が激突。薙を回転させながら広範囲の敵兵を一網打尽にできる勝家が調子良く数字を伸ばし、伊達軍が勝利。これで1本ずつとなる。
第3回戦
伊達軍:井伊直虎 VS 石田軍:柴田勝家
ここでなんとこっそり応募していたGamer編集部の細山田が抽選煮当たり、命運を賭けた第3回戦にチャレンジ。「戦国BASARA3」「戦国BASARA3宴」では雑賀孫市をお気に入りとしてずっと使ってきたのだが、やはり新武将も見せたいと思い「井伊直虎」を選択。
巨剣を振り回す重い攻撃が主流の直虎は、攻撃力は高いが技のスキが大きく、制限時間内に敵を多く倒すと言うミッションにやや不向きだったか、最初は調子が良かったが、相手の勝家はバサラ技や粋の至りを上手く使用し、あっという間に数字は抜かれ…最終集計で伊達軍「933斬」、石田軍「938斬」で、なんと5人の差で伊達軍は負けてしまった…。伊達軍を応援してくれたみなさんすみません、直虎すみません…小林さん、山本さん、すみません!もっと練習します!
展示コーナー
会場前室には「戦国BASARA」の関連書籍やコミック、音楽CDなどが展示。BETONESとのコラボレーション「メンズボクサーパンツ」やフード付タオルも実物が展示された。