ガストは、2014年3月6日に発売を予定しているPS3用ソフト「アルノサージュ ~生まれいずる星へ祈る詩~」において、物語のカギを握る3つの勢力や、登場キャラクターに関する情報を公開した。
目次
「アルトネリコ」シリーズへと繋がる歴史
ひとつの惑星から続く、ひとつの永い歴史。美しさを失った惑星から航宇宙船で飛び立った人々は、遙か長い眠りから目覚め、新たな歴史を刻み始める。
「アルノサージュ」で記された新しい歴史は、「シェルノサージュ ~失われた星へ捧ぐ詩~」の記録をより鮮明にし、やがて「アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女」をはじめとする「アルトネリコ」3部作の歴史の礎となる。
「アルトネリコ」との繋がり
バンダイナムコゲームスとの共同開発により、累計出荷本数40万本(Best版を含む)を超えるヒットを記録した「アルトネリコ」シリーズ3部作。その1作目として、2006年にPS2で発売されたのが「アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女」だ。
舞台となるのは、古代文明の遺産と言われる1本の塔「アル・トネリコ」と、ひとつの小さな浮遊大陸しか存在しない世界、「ソル・シエール」。そこには、詩魔法という魔法を操る「レーヴァテイル」が存在している。
世界は、あるひとりのレーヴァテイルの復活により、危機的状況を迎える。そんなレーヴァテイルたちのオリジン(起源)である少女・シュレリアの存在が、すべての始まりだった。
「アルノサージュ」では、シャールの襲撃事件をきっかけにとして、異変が起きた世界を救うための手掛かりを求め、世紀の大移動を経てたどり着いた先に、1本の塔の管理者が立っていた。
そして、主人公たちと出会った塔の管理者、シュレリアをとりまく物語は「アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女」へと繋がっていくのだ。
シュレリア CV:酒井香奈子
「こう見えても私、ちゃんとした管理者なんですから。あんまり失礼なことは言わないでくださいね!」
ソル・シエールを支えるアルトネリコタワーの管理者として生み出されたレーヴァテイル(人工生命体)の少女。ひとつの惑星を支える塔の管理を一手に担うという計り知れない能力を持つ彼女は、その見た目も神秘的で儚い。
しかし、内実はかなりおっちょこちょいであり、どこか抜けており、すぐに迷子になったり転んだりし、極めつけにはときに誰もが予想し得ない無茶苦茶な行動を起こすトラブルメーカーである。
うさこという、変わった鳴き声の動物が大好き。
「シェルノサージュ」との繋がり
「シェルノサージュ ~失われた星へ捧ぐ詩~」は、サージュ・コンチェルトの第1弾として、2012年に発売されたPS Vita用ソフト。現在、累計出荷本数は7万本を越える。
本作の舞台は、太陽の膨張により飲み込まれようとしている惑星。この地では、「天文」と「地文」というふたつの組織が争っていた。そんななか、この世界を治める皇帝の世代交代が行われることになり、天文と地文はそれぞれ皇帝候補を擁立した。
その渦中、街角にたたずむひとりの少女・イオン。天文の皇帝候補だったはずのイオンは、すべての記憶を失っていた。彼女はいったい、何者なのか……?
「シェルノサージュ」では、小さな部屋とそのごく近くの場所が記憶を失くしていたイオンの世界のすべてだった。失った記憶を修復し、かつて自分が皇帝候補であった事実と世界の広さを知ったイオン。彼女はやがて、小さな世界の外を目指す。
外の世界に広がる光景。それは、シャールが人間をさらうという信じがたい世界だった。自分が記憶を失くした真相。世界の真実。それらを求めて、イオンは協力者・アーシェスとともに歩き出す。
「アルノサージュ」の物語のカギを握る3つの勢力
本作の物語は、シャールをめぐるおもな3つの勢力の動きによって展開。突如として発生した、シャールの襲撃事件により、世界が大きく動き出す。
天統姫が治め、デルタとキャスティが住むフェリオン。ジルが大司教を務めるジェノミライ教団。そして、単独で行動するアーシェスとイオン。それぞれがシャールに異なる想いを抱き、それぞれが自ら想い描く世界を構築するために動いていく。
この世界では何が起きているのか。そして、世界はどうなるのか。世界の真実を探求する冒険が今作では描かれているのだ。
フェリオン・PLASMA
人間を襲うシャールを敵とみなす勢力。天統姫やPLASMAはもちろん、デルタとキャスティもこの勢力に属す。
ジェノミライ教団
シャールを信じれば救われると説き、多くの信者を集めている集団。信者には、大司教のジルにより試練が与えられることがあるが、そのたびに少なくない人数の人々が姿を消すという。
アーシェス&イオン
人間とシャールは共存できるはず、と信じて行動を起こす。
シャラノイア
多くのシャールが存在する街、シャラノイア。この地の統率者は、カノンだと言われているが……?
シャールは敵か、仲間か―異なる主人公で紡がれる物語
本作は、人間を護るためにシャールと戦うデルタ&キャスティ、人間とシャールは共存できると信じて戦うアーシェス&イオンのふたつのパーティを切り替えつつ進行。このザッピングシナリオにより、それぞれの勢力や世界の動き、キャラクターたちの交錯する想いなどを一層深く感じられるのだ。
デルタとキャスティは、シャールに襲われる人々を助けるため、戦うことを決意する。 | |
アーシェスとイオンは、自らが置かれた状況が把握できないまま、世界のうねりに巻き込まれていく。 | |
異なる想いを抱いたデルタ&キャスティ、そしてアーシェス&イオン。二組が出会った先に待ち受ける運命とは? |
詩魔法を繰り出すまでの流れをチェック!
バトル勝利のカギを握るのは、圧倒的威力を誇る詩魔法。主人公は、詩魔法を放つ少女を護る盾となり、自らも多彩なスキルを使って敵に立ち向かう。
圧倒的勢いで展開する迫力満点の大バトル!
世界観
ネィアフランセ
ネイが切り盛りする小料理屋。“味がないのが味”と街ではコアなファンを集めている。
シェスティネ
シェスティネの内部には、シャラノワールの森と呼ばれる深く美しい樹海がある。森の中心には「ダイアンサスの木」と呼ばれる大樹があり、そこには神々が住むと言われている。
アルトネリコタワー
ソル・シエールにそびえ立つ、蒼穹を貫かんばかりの巨塔。この塔を中心に人々は街や施設を作り、塔に寄り添うように生活している。
キャラクター紹介
ネイ CV:内田真礼
「みんな! この疾風のおネイさんが来たからにはもう安心よ!」
デルタやキャスティ、サーリの友人で、本名はネィアフラスク。人間達の寄り添う街「フェリオン」に住んでいる神出鬼没の女性。
人々がシャールに襲われていると、どこからともなくやってきて助太刀をするといった慈善活動を行っており、自称「疾風のおネイさん」として街ではそこそこ有名らしい。言いたいことをスパッと言い放つ竹を割ったような性格も、彼女の人気の一因となっているようだ。
「シェルノサージュ」との連動要素
「アルノサージュ」と「シェルノサージュ」は、どちらも7次元を越えた先にある世界であり、本作をプレイすることで「シェルノサージュ」を外側から見ることができる。
同一の世界にあるふたつのゲームが、リアルタイムで繋がっている。そんな実感がわく仕掛けが本作には用意されているぞ。
マイクロクエーサー
「シェルノサージュ」のマイクロクエーサーと連動した要素を持ったエクステンドボスが「アルノサージュ」に登場。この敵を倒すと、「アルノサージュ」側で特典が得られる。
プラグイン
「アルノサージュ」では、キャラクターたちの強化パーツ(プラグイン)を作成できる。このプラグインの中には、「シェルノサージュ」をプレイしている人のみが入手できるものがあり、これがあると最初から強いプラグインを所持した状態で本作をプレイ可能だ。
GPフュージョン
ポイントを「アルノサージュ」の経験値、お金、ダイブポイントに変換。ポイントの取得方法などは後日発表するとのことだ。
詩姫のひとり、霜月はるかさんからのコメントが到着!
「アルノサージュ」の世界に流れる音楽は、世界の繋がりと同様に「アルトネリコ」シリーズや「シェルノサージュ」の流れを色濃く汲んでいる。
本作の歌楽曲を担当するのは、両作品で歌楽曲を担当し、多くのユーザーに感動と興奮を与えた、志方あきこさん、霜月はるかさん、みとせのりこさん。そして期待の新風、南條愛乃さんとORIGAさんの総勢5名の詩姫たち。実力派の詩姫たちが奏でる歌楽曲の数々は、「アルノサージュ」で一層の輝きを放つ。
その中から今回は、ネイの詩姫として参加する霜月さんのコメントが到着したので紹介しよう。
霜月はるかさんコメント
土屋さんの”詩”を基軸にした新企画「アルノサージュ」に、詩担当として関わらせて頂き、とても光栄です!ストーリー上でも重要な場面で謳われる詩ですので、土屋さんの熱い想いを受け止めて、制作する側も全力で臨ませて頂きました。今作の楽曲では、楽曲としても詩の表現としても、自分らしい部分だけでなく、今までにない新しい側面も出せたのではないかなと感じています。是非、ネイと共に末永く、愛して頂けますように!
霜月はるかさんプロフィール
TVアニメ「H2O」ED「カザハネ」や、家庭用ゲーム「アルトネリコ」「アトリエ」シリーズ楽曲、「ラジアントヒストリア」ED等、数々のTVアニメ・ゲーム主題歌をはじめ、ユニット“canoue”、“kukui”での活動や“Sound Horizon”サポートボーカルなど、ボーカリストとして幅広く活躍する一方、ファンタジックな世界や物語を音楽で描く活動をライフワークとするシンガーソングライター。
音を中心としたコンテンツの企画・プロデュース、他アーティストへの楽曲提供、ラジオパーソナリティなど、何事もチャレンジ!の精神で広がるその活動の幅は、とどまる事を知らない。
公式サイト
http://shimotsukin.com/
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