D4エンタープライズは、レトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」にて、RPG「ラプラスの魔(X68000版)」を本日4月8日より配信した。
「ラプラスの魔」は、1987年にハミングバードソフトより発売された一人称視点の3DRPG。本作では、探偵、ジャーナリスト、科学者、霊能者、ディレッタントなど、個性豊かな仲間でパーティを編成し、「幽霊屋敷ウェザートップ館」に挑むこととなる。戦闘はターン制で物理攻撃と精神攻撃といった属性の概念などが備えられていることもあり、精神攻撃でしか倒せない相手なども登場するぞ。
なお、ゲーム序盤ではいきなり館に閉じ込められてしまい、最初はどうしたら館から脱出できるかを模索しなければいけなかったり、館の中には発狂してしまう罠が仕掛けられていたり、モンスターの写真を撮影して町で売ることでお金が得られたりと、ホラーモノならではの奇奇怪怪な要素が目白押しとなっているので、謎解きも含めた歯ごたえのある3DRPGをプレイしたいという人にオススメだ。
ちなみに本作は、米国の怪奇小説作家として著名を博すH.P.ラヴクラフトの「クトゥフ神話」をモチーフに、グループSNEの安田均氏が原作を担当。1994年には続編として「パラケルススの魔剣」などがリリースされているぞ。
ストーリー
舞台は1920年代、アメリカ東部の片田舎ニューカム。この小さな街にひっそりと建つ、かつてウェザートップ館と呼ばれた古い洋館がある。今は住む者もなく、いつしか幽霊屋敷と呼ばれるようになったこの屋敷で、次々と奇怪な事件が発生し始めていた。事件の謎を解明するため、アメリカ中からゴーストハンターが片田舎の街に続々と集結した。
「ラプラスの魔(X68000版)」概要
ジャンル:ロールプレイングゲーム
メーカー:ハミングバードソフト
発売日:4月8日
価格:500円(税抜)
配信サイト
http://www.amusement-center.com/project/egg/cgi/ecatalog-detail.cgi?contcode=7&product_id=1157