スクウェア・エニックスが4月17日より配信を開始したスマホ版「ドラゴンクエストIV 導かれし者たち」。そのiOS版をスマホ女子が実際にプレイした感想をお届け!
目次
iPhoneやAndroidといったスマートフォンが普及し始め、ゲームは主にスマートフォンでプレイするようになりました。ここでは、そんなスマホ女子の観点からiOS/Android用アプリ「ドラゴンクエストIV 導かれし者たち(以下ドラクエ4)」のプレイインプレッションをお伝えします。
「ドラクエ4」のプレイ経験
「ドラクエ4」といえば、まず最初にファミコンでリリースされ、その後にプレイステーション、ニンテンドーDSでリメイクされた作品です。そして私はどれもやったことがありません!
ですが、以前にプレイレポートで紹介したスマホ版「ドラクエ8」をプレイした時、その操作性やゲームの奥深さにとても感動しました。今回はスマホ版「ドラクエ8」に続き「ドラクエ4」をプレイしてみた感想なども含めてお伝えしていきたいと思います。
さっそくアプリ起動
アプリを起動するとお馴染みのファンファーレと共にオープニングが。スマホ版「ドラクエ8」と同様に美しいグラフィック!ワクワクしてきますね!
さっそく冒険の書を作りましょう。名前が5文字以上のユーザーを悩ませることで有名な4文字制限は健在です!でも私は2文字なので楽なんですけどね。「あや」と。
なんと!今作はプレイヤーの性別が選べるようです!男の子が主人公のシリーズしか遊んだことがなかったので、女の名前で呼ばれる度に違和感だったんですよね。
というわけで「おんな」で!
スマホに最適化された縦向き画面や利き手が選べるUI
えっ…主人公が…。
ビックリしました。起動した瞬間に主人公が倒れていましたが、どうやら剣の稽古だったんですね。
1人になると好きに動くことができます。今回はチュートリアルは一切ありません。潔いですね!といっても難しい作業はないですし、この「1人で色々さわってみる」感じがRPG好きの心をくすぐりますね。
画面はスマホに最適化され、縦向きで固定です。また、今回は一番下のバーを押すとキャラクターはそのままで、周りの風景が回転するという斬新な設計になっています。
移動スティックは8方向。位置も左、中央、右と3パターン選べ、利き手が選べる優しいUIとなっています。
希望を言えば、個人的にスマホ版「ドラクエ8」のUIがベストだったので、移動スティックの位置をもう少し上に、そしてもう少しサイズが大きいと嬉しいと思いました。
ほんの数ミリの世界なのに、本当にゲームのUIの世界は奥深いです。とはいえこの移動スティックや大きさの差も物語を進めていくうちにいつしか慣れてしまいます。これもRPGの醍醐味でしょうかね。
絵本の中のような色鮮やかなグラフィク
町や城など、周りの風景は絵本のようにカラフルであたたかみのある世界観となっています。
町の中でマップを開くとその町で売っているものリストを確認することができますよ。お店にわざわざ足を運ばなくてもいいのは便利ですね。
また、フィールドでは周辺マップ、広域マップの切り替えが可能です。
気になる戦闘は?
戦闘はどうなっているのでしょうか。
プレイヤーの情報は画面上部に表示されます。まず「たたかう」「にげる」の2択となり、「たたかう」を選ぶと更に「こうげき」「じゅもん」「どうぐ」「ぼうぎょ」の4択になります。
4章までは「さくせん」コマンドはなく、戦闘はとてもシンプルな作りとなっているのですね。5章からは「さくせん」が使えるようです。
モンスターは攻撃時にこちらに向かってきたりと様々なアニメーションをします。
RPGだけじゃない!3章ではなんとビジネス要素も!
今作は全5章から成り立っていて、それぞれの章ごとに主役が違うというオムニバス形式となっています。
そしてなんと、第3章で登場するのは小太りのおじさん「トルネコ」。なかなか珍しいタイプの主役です。
しかも、第3章では敵と戦ったりダンジョンをクリアするRPG要素だけでなく、商品を売って利益を生み出すビジネス要素も絡んできます。こういった色々な楽しみを盛り込んであるところにゲームの奥深さを感じますね。
「オートセーブ」や「中断セーブ機能」で安心プレイ!
「ドラクエ4」には3種類のセーブ方法があります。
まずは普通のセーブ。こちらは教会にて行います。
もうひとつが「オートセーブ」。こちらは自動で随時行われるセーブで、急にアプリが落ちてしまった時などに大幅な手戻りを防いでくれます。
最後に「中断セーブ」ですが、こちらは任意で行います。戦闘中と、町の中やダンジョンをのぞき、どこでもできるのが魅力ですね。もはやスマホアプリには欠かせない存在となっています。
私はかなりゲームを進めるまで中断セーブの存在に気づきませんでした…。どこにあるのかなーと思っていたら、「設定」の中の「さくせん」欄にありました!
これで通勤途中でダンジョンをクリアできなかった時も安心です。序盤は「リレミト」なんて覚えてませんからね!安心して続きからプレイできますよ。
ユニバーサルアプリだから、iPadにも対応!
本ゲームはユニバーサルアプリとなっているため、iPadにも対応しています。iPadで見るとまた迫力があるグラフィックが楽しめますよ!
その他のプレイ感や感触
相変わらずドラクエシリーズは細かい遊び心が満載です!樽や壺、本棚やタンスの中はもちろん、立て札や鏡など、色々なものを調べられます。特に、鏡をのぞき込んだ時のキャラクターのリアクションがバリエーション豊富なのが面白かったです。
おなじみ井戸の中も忘れずに!キラリと光るものがあったらチェックしましょう!
しばらくスマホ版「ドラクエ8」を遊んでいたので忘れていましたが、2D時代のドラクエはパーティーがゾロゾロと主人公の後ろにくっついて移動しますよね。それがとても懐かしく、今だからこそ斬新にも感じられました。また、ダンジョン内で仲間が自分と一緒に歩いてくれるとなんだか安心します。
個人的にイチオシの仲間「ホイミン」
ホイミスライムの「ホイミン」に胸を撃ち抜かれました(モンスターのほうではありません)。可愛すぎます!決して強くはありませんが、序盤でプレイヤーに「ホイミ」をかけて助けてくれる頼もしい仲間です。
第1章のダンジョン内のどこかで出会えるので、出会ったらぜひ仲間にしてみてくださいね!ホイミンが後ろについてきてくれると色々な意味で癒やし効果が絶大ですよ。
いかがでしょうか。昔懐かしい「ドラクエ4」を最先端のスマホでぜひプレイしてみてください!私も頑張ってクリアを目指したいと思います!