スクウェア・エニックスが6月26日より配信を開始したスマホ版「ドラゴンクエストII 悪霊の神々」。そのiOS版をスマホ女子が実際にプレイした感想をお届け!
iPhoneやAndroidといったスマートフォンが普及し始め、ゲームは主にスマートフォンでプレイするようになりました。ここからは、そんなスマホ女子の観点からiOS/Android用アプリ「ドラゴンクエストII 悪霊の神々(以下ドラクエ2)」のプレイインプレッションをお伝えします。
「ドラクエ2」のプレイ経験
「ドラクエ2」といえば、最初にファミコンでリリースされ、その後にスーパーファミコン、ゲームボーイでリメイクされた作品です。私は今回のスマホ版で初めてプレイします。
アプリとしてリメイクされた「ドラクエ2」がスマホにどう最適化されたのか、プレイしてみた感想なども含めてお伝えしていきたいと思います。
さっそくアプリ起動
ファンファーレと共に冒険を始めましょう!「ドラクエ2」ではプレイ前に表示速度などの設定ができるようになっています。お好みの設定をしておきましょう。
ちんまりとしたドット絵キャラクターがかわいい!今まで通り、縦向き画面でスマホに最適化されています。このくらいシンプルなグラフィックだと次に何をするかが明確で迷わずプレイできますね。
ここがオススメ!「ドラクエ2」の魅力5つ
【魅力1】動作が軽い!サクサク動く
しばらくプレイしてみて感じたのが、とにかく動作が軽いということ。先にリリースされたスマホ版の「ドラクエ8」や「ドラクエ4」はグラフィックが美しい代わりにどうしてもロード中に待ち時間が発生してしまいました。
ですが、「ドラクエ2」は待ち時間がほとんど無く、ストレスなくプレイを進められます。
【魅力2】十字ボタンの大きさが選択可能に!縦向き画面で操作性◎
今回1番嬉しかったのが十字ボタンの大きさが選べるようになったこと。2Dのドラクエで最も懸念していたのがこの「十字ボタン」でした。「ドラクエ8」や「ドラクエ4」では移動ボタンは8方向に分割されていましたが、今回は4方向のみ。女子の中でも手の大きい私はどうしたら…とハラハラしていたのです。
ですが、本作はスティックの大きさを大・中・小の3パターン選べるようになっています!これは嬉しいですねー!
また、ボタンの位置も利き手に合わせて選べる優しいUIになっていますよ。
これでボタンを「押しそこねる」ということもなく、手の大きい私も片手での操作がラクラクです!一見すると「十字ボタンデカすぎ!」と感じるかもしれませんが、個人的にはプレイする上で気にはなりませんでした。
【魅力3】「たびのこころえ」があればドラクエ未経験者も安心!
ドラクエファンなら常識なのかもしれませんが、以前に初めて「ドラクエ8」をプレイした時、知らないルールがいくつかあって戸惑ったことがあったんですよね。例えば、「全滅すると生き返った時に所持金が半分になる」とか。
そういった基本的なルールも、大臣が作成した「たびのこころえ」で知ることができます。ドラクエをプレイするのが初めて!という人は軽く目を通しておくとスムーズにプレイすることができますよ。
【魅力4】序盤のハードルが低いので、無理なくレベルアップできる
誰もが通るRPGの最初のハードルは「レベル上げ」ではないでしょうか。ここで面倒になってゲームをやめてしまう人も多いはず。ですが、「ドラクエ2」の作りは比較的カンタンなので、序盤は意識的にレベル上げをせずともストーリーを進めることができます。
最初のハードルを低く設定してくれているので、ゲームにすんなりと入り込むことができ、RPG初心者にも優しい設計となっています。
【魅力5】有料でも500円のお手ごろ価格!
「面白そう!でもお高いんでしょう?」と思うなかれ。確かに、今までのドラクエのアプリは最低でも1,800円と少しお高めでしたが、本作はなんと500円というお手ごろ価格なのです!
ワンコインで十分楽しめる内容なっているので、ガッツリRPGをやり込みたい人も、電車の中の時間つぶしを探している人にも最適ですよ。アプリは「ドラゴンクエスト ポータルアプリ」内で購入可能です。
その他のプレイ感や感触
なんと買い物が1個ずつしかできない!
プレイしていて驚いたのが買い物が1個ずつしかできないことです。小心者なため、ついついクセで「やくそう」をまとめて買うことがある自分にとってこれは衝撃でした。
「どんなご用でしょう?」「やくそうですね」「その品物なら8ゴールドでいいですか?」「はいどうぞ!」「ほかにも何かご用は?」「かいにきた」…
…これを毎回かぁ…と思いましたが、そもそも「ドラクエ2」には手持ち以外の道具を入れておくための「ふくろ」もないので、買いだめするという概念がないのかもしれません。限られた条件の中でプレイを進めるのもRPGの醍醐味ですね!
なんと「冒険の書」は教会ではなく王様に記録してもらう!
「セーブしよう。教会はどこだ?」と教会に行ってみると、なんと教会には「おいのりをする」コマンドがありません。どういうこと!?と思っていたら、なんと「ドラクエ2」ではセーブしてくれるのは王様の役割だったのです。
初期の頃は教会ではなく王様がセーブしてくれていたんですね…。知らなかった。
なんと町や城の中でも中断セーブできる!
「ドラクエ8」や「ドラクエ4」ではダンジョン内やフィールド上でしか中断セーブができませんでしたが、「ドラクエ2」では町や城の中でもセーブすることが可能です。
これは、いちいち町を出たり王様を探さなくてもいいので地味にありがたいのです!これでいつでもどこでもゲームをやめたり再開することが可能です!
昔ファミコンで親しんだドラクエファンも、または全くのドラクエ未経験者も、レトロで懐かしい「ドラクエ2」をプレイしてみてはいかがでしょうか?
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