グリーは9月18日、千葉・幕張メッセで開催中の東京ゲームショウ2014にて、「ガンダムスピリッツ 開発トークセッション」を開催した。
「ガンダムスピリッツ」はアニメ「機動戦士ガンダム」シリーズを題材にした戦略シミュレーションRPG。対人バトルや各ガンダム作品の名シーンをモチーフした任務をこなしながら、プレイヤーはモビルスーツを強化して、最強の部隊を作っていく。
今回はバンダイナムコゲームス第2事業本部第1ディビジョン第1プロダクションゼネラルマネージャーの後藤能孝氏、バンダイナムコオンライン事業本部第2事業本部ゼネラルマネージャーの近藤貴浩氏、グリー事業開発部プロデューサーの屋島新平氏が登壇し、本作の魅力や開発秘話などを語った。
本作だけの描きおろしデザイン
まずは、本作の魅力の1つとして描きおろしたデザインがあげられた。今回はSDガンダムといいながらもリアルなガンダムのポージングなどが採用され、プラモデルのパッケージのようになっている。
軽に遊べる本格的シミュレーション
本作は、ゲーム画面を簡略化することで気軽に遊ぶことのできる本格的シミュレーションRPGとなっている。PvPではマップが入るたびに可変するバリアブルマップシステムを採用しており、マップにあわせて部隊を編成することが勝敗を左右するという。
ランキングバトルが熱い!
本作ではランキング要素が用意されており、PvPで勝利した際などに獲得できるポイントがランキングに影響する。ランキングには大佐や少将などの階級があり、最高ランクは大将となっている。ランキングのポイントは累積になっているため、全プレイヤーが大将にまで上り詰めるのは難しいとのこと。
原作を再現した任務
本作では、多種多様な「ガンダム」シリーズの名シーンを再現した任務を遊ぶことが出来る。モビルスーツにも水中用と地上用などのタイプがあるので、名シーンなどでに登場する地形などにあわせて部隊を編成するのが攻略のポイントとなる。また、原作を忠実に再現して遊ぶことも可能だ。
ゲーム画面の工夫
従来のゲームなら画面を下までスライドさせないといけないケースが多いが、本作ではスライドさせないでも押せるようなファーストビュー画面を実現するなどの工夫がほどこされているそうだ。
続いて開発陣がテーマごとに話していくトークセッションが行われた。
まず、開発者のこだわりをテーマに話が展開。何百機体もモビルスーツが動いていたり、キャラクターが出てくるという気軽に遊べる要素を残しつつ、さまざまな部分で限界まで調整しているのが一番のこだわりだという。
ユーザーに楽しんでもらいたいポイントとして、運の要素が強いイメージのカードゲームではあるが、本作ではマップを移動したり、攻撃をするのもプレイヤーの任意になるのでシミュレーションの面白さがあるのだとか。また、今まで原作を見たことがない「ガンダム」シリーズでも本作をプレイしてもらって、面白さを知ってもらいたいと話していた。
続いて開発秘話として、本来なら企画書を書いてゲームにしていくが、本作ではボードゲームのようなものを作成し、計算式などを取り入れてゲーム内のバランスを取っていたというエピソードが語られた。
最後に「ガンダムスピリッツ」の未来のビジョンについて、すでに今後のバージョンアップに関するロードマップがある程度作成されていることが明かされた。その取り組みのひとつとして、まずは戦艦を強化してモビルスーツ全体に攻撃や回復ができるようになる戦艦システムの実装を予定しているという。また、新たにキャラクターも実装し、原作に沿ったモビルスーツと組み合わせることで強力なスキルも発動できるようにしたいと述べていた。
(C)創通・サンライズ
※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。
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