ウォーゲーミングジャパンは、2014年9月18日に千葉・幕張で開催されている東京ゲームショウ2014でPC「World of Warships」のスペシャルトークを開催した。
PC用オンライン海戦ストラテージゲーム「World of Warships」の、日本初お目見えとなった今回の東京ゲームショウ2014。来年に予定されいるリリースに先駆けて、ゲーム内に登場する戦艦のCGやそれらの制作秘話が関係者から語られた。
まず最初に登壇したディレクターのイヴァン・モローズ氏から、「World of Warships」の紹介が行われた。
本作は第2次世界大戦の海戦を表現した作品で、日本やアメリカの艦船が多数登場する。駆逐艦や巡洋艦、戦艦、空母といった4種類の艦船が登場し、10段階のレベルが用意されている。日本の戦艦としては、大和や扶桑、金剛などが登場。これらをゲーム上で再現するため、青写真などを参考に史実的に忠実に作っているのだそうだ。
続いて登壇したのは、開発メンバーのひとりであるタチアナ・サギィロワ氏とミリタリーアドバイザーを務める宮永忠将氏。両氏からは、ゲーム中に登場する大和型戦艦のCG開発秘話をベースに、本作がどのようなクオリティで作られているかが語られた。
世界最大の戦艦である大和をCG上で再現するにあたり、このように(元が)大きなモデルをどのように作っていくかが課題となったそうだ。そこで、開発チームが選択した方法は、まず大きく船体を作り始めるところからスタートしたとのこと。船体が出来たところで、タチアナ氏がクオリティをチェック。ゴーサインが出た後に、艦橋構造物や主砲などを作ってふたたびチェックをするといった手順を積み重ねていき、大和の3Dモデルが出来上がっていったとのこと。
ちなみにタチアナ氏は、大学で工作機械エンジニアリングとしての学位を取得。その後キャリアを積んだ後にウォーゲーミングに入社した。同社では、単に船として形が整っていればいいということではなく、艦船やエンジニアの目線から見ても戦艦や軍艦が正確なものになっているかを重視して、スタッフを配置しているのだそうだ。
戦艦大和には艦橋構造物の周りに、高角砲が多数設置されている。この高角砲と砲座周辺だけでも、1,296ポリゴンでCGが作られている。大和全体では、なんと12万8,800ものポリゴンを使用しモデリングされているそうだ。
日本の艦船をCGで作っていく上で問題になるのが、戦争に負けたことで船や船の資料が破棄されており、わからない部分がかなりあったというところだ。このような不明点や問題点、矛盾などが発生するごとにタチアナ氏と造船エンジニア、3DCGのエンジニアが集まり、どうすれば正しい船になるか打ち合わせした上で造り込んでいったそうだ。
イベントの最後に登壇したのは、アジアプロデューサーのアレクサンドル・ルブラン氏。彼からは、「World of Warships」の今後の展開が語られた。
現在αテストが行われている「World of Warships」だが、全世界で5,000人がテストに参加。アジアでは800人が参加。さらにその中の500人は日本人とのこと。リリース時にアメリカと日本の艦船が含まれているため、その人数が集まったのだという。ちなみに、リリース後のアップデートでは、イギリス、ロシア、ドイツの艦船が追加される予定だ。
本作は全世界でリリースされる予定で、英語や日本語のほか、中国語、タイ語、ベトナム語にもローカライズされる。
今後の展開としては、コラボの展開も予定されているので来年の発表を楽しみにして欲しいと語っていた。
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※画面は開発中のものです。
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